幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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剣丞の暗躍ですが・・・自覚はなしです

剣丞は将希と仲が悪くなった和奏と犬子に接近して仲良くなり更に将希との間を切り裂くことに成功したがそれだけでは満足せずに今度は麦穂と壬月にとても重要な話がありますと言って三人でほかにはバレな用に内密で話を始めていた。

 

 

「壬月さん、麦穂さん、来ていただきありがとうございます。実はまだ表では話せない内容の話を耳にしましたので二人に知っていただきたいと思いまして呼びました」

 

 

「剣丞さんがそんな風に言うほど重要なことなのでしょう、表情を見ればわかりますがその内容は何でしょうか。あんまりいい内容の話ではないのは理解をしましたが」

 

 

「話す前に二人に伝えたいことがあります。これはあくまで噂程度のことなのでまだ真実のことと決まった話ではないと理解してくれると助かります」

 

 

「それは理解したから小僧、早くその内容を伝えろ。夜もかなり遅いのだ、明日に影響を与えたくはないからな」

 

 

そうして剣丞は一息をついてから二人に話したのであった、その内容は荒木将希が謀反を企んでいるということを伝えると二人は衝撃な顔をしてそんなことはないと言ってきたがここで剣丞が

 

 

「自分もそう思いたいですが、実は将希のことを怪しいと少し思いまして調べていたら少し前から幕府と朝廷に大量の献上金を出していることが分かったですよ。もちろん二人はそんなことを知らないですよね」

 

 

それを聞いた二人はそれは初耳だと言って証拠はあるのかと言ってきたので剣丞は京の都と堺で莫大な資金を稼いでいる証拠を見つけ出して二人にそれを見せたのである。もちろん久遠たちには一切報告していない、もしお願いしても久遠ならばきっと俺の話を聞かないだろうと思い実は隠れて将希が工作をしていた。

 

 

もちろん将希は織田家の有利になるために動いているわけだが剣丞はこれは使えると思い二人にこのことを伝えるのだった、これを謀反材料にするのはとても容易であったから

 

 

「ここまでの幕府と朝廷に献上金をだし将希とは深い仲になっていると考えられます。もし仮に将希が謀反を起こしたら幕府と朝廷は織田家と将希、どちらの味方になるでしょうか。もしここで幕府と朝廷が将希を認めたらすなわち織田家は逆賊となります。そうなれば周辺国から一気に攻められて織田家は危機になります」

 

 

その話を聞いて二人はまさかと思いで考え事をしていたがでもこれだけのお金を隠れて使うのはとても何か裏があるようにも感じられて将希を疑い始めていた。更に剣丞は将希にもっと疑ってもらうために言葉を出した。

 

 

「それに将希さんはとても良い人ですけど、それでも人間です。久遠にあれだけの態度をさせられて内心では怒っていると思います。今までは幼馴染として縁がありなんとか耐えていたかもしれませんがこんな時に自分は現れてしまってその縁も自分が久遠と仲良くする姿を見て無くしてしまったかもしれません。だから・・・悪いのは自分だと思いますけどそれで久遠やみんなの不幸になるところを黙ってみていられなくて」

 

 

そう言いながら剣丞は泣いていた、もちろんこれは嘘なきであるが二人は剣丞の演技のうまさに見事に泣いていると騙されてしまった。もちろん剣丞の言葉をそのまま信じたい気持ちはあるがそれでもここまで久遠のことを必死に支えてきた将希が裏切るとは信じられなかったがそれでもかつて見たいに素直にすべてを信じられなくはなっていた。

 

 

「それに久遠には少し話したけどこことは少し違う世界から来たのだけどそこでも久遠や将希みたいな人物はいた。そして将希みたいな人は織田家の重臣と言える者であったが最後は久遠を裏切って敵対をしたから自分は余計に心配なのです。この世界でも将希が裏切ってしまうのではないかと怖いのです」

 

 

そう必死な言葉もあり壬月や麦穂の二人はそうかならば今後は少し警戒しておくとすると言ってこの場は解散になったが剣丞は十分な成果だ。これで将希の行動が怪しむようになる。それでさらに将希の謀反の疑いをする行動をすれば二人はきっと信じ込むだろうな。

 

 

そうなると残りは久遠の妻に当たる結菜とそして将希の下で働いている家臣たちのみだ。結菜は本当に警戒心が強く自分のことをいまだに信じていないからここは時間がかかりそうだ。

 

 

しかし、幸運なことについこの前、将希と雛に虎繁が口喧嘩をしたという話を聞いた。これは大いに使える、ここにくぎを打ち込み将希との関係を悪化させていけば面白いことになる。将希の家臣団は半数近くはこちら側に寝返るだろう、そうなればいくら将希が強くても数の暴力で殺せる。

 

 

問題は残りの家臣たちだが主に注意するべきは山県昌景、武田信廉、更にはまだ足軽大将ではあるが後の時代で片手斬り千人と伝えられている猛将、土屋昌恒がいる。

 

 

自分は彼らのことをよく知らない上に足軽大将である、土屋昌恒に関しては驚くほどの忠誠心が強い男だと呼ばれている。だからこの男は無理だとして残りの二人は何とか懐柔すれば将希などいつでも殺せるようになる。

 

 

本当に今から考えても楽しみだよ、死ぬ時の彼の表情はどんな風になっているのかを考えるだけでも笑みが出そうだよと思いながら月夜の下でそう考えながら歩いているのだった。

 

 

 

 

 

そして将希はと言うと今回の戦闘に関して反省点をあげてそれを無くすことと修行をしてこれからのことを考えていた。本当にあの二人には少し厳しめすぎたかなでも二人のためだししょうがないか。

 

 

でも今度会ったら何か奢ってあげるかと考えながら修行をしていた。もう修行をしていると気持ちが整理しやすくて日常的になっていた。昔から悩むときや困ったときにはいつもこうしているなと思いながら修行をしていた。

 

 

そして剣丞ことに関しても考えていた、あの人物は少し性格には問題はあるが才能に関しては文句はない人物であり性格さえ改善すれば久遠を心配なく任せられるのになと思っていた。

 

 

でも無理して怒ったりすれば彼が好きな女性たちから反発をしてくるだろうし困ったなよな。でも彼が好きな女性は多いと聞くこれで剣丞が俺を殺そうとしてきたらやばいかもな・・・待てよ、もしかして剣丞は俺を殺そうとしていない。

 

 

良く考えたら織田家、武田家、今川家、の三国同盟で足利家はもちろんだけど俺自身も危ない位置にいないか。だって久遠から任せられているこの三河に織田家、武田家、今川家、すべてが隣接しているのでもし何かの間違いで俺が疑われたときには織田家、武田家、今川家の三ヶ国を同時に相手をしなければならいないのか・・・うん、普通に今の状態では無理だね。

 

 

これは当分の間は大人しく従っておかないと下手に謀反の疑いをかけられたら殺されるかもしれないからな。でも織田家に俺の謀反を企んでいると言われても信じる人はいるのかな。

 

 

昔から俺を見ている人たちばかりだからまずはいないだろう。でも剣丞君辺りは信じるかもしれないけどでも俺は織田家を滅ぼそうとも窮地に追い込もうとも糸どたりとも考えていない、危ない時に助けてくれた久遠の父に対する恩義を忘れていない。

 

 

それに俺は久遠を天下人にすると約束をしているのだ。織田家を裏切る理由がない、たとえ天下をくれても織田家を裏切るつもりはない。俺にとっては織田家は恩人の家でありそして久遠は数少ない幼馴染である。

 

 

たとえ織田家以外の日ノ本がすべて敵になろうとも俺以外の織田家家臣が裏切ろうとも最後の一兵になろうとも俺は最後まで織田家の下にいるつもりだ。

 

 

それだけの思いがあるのだ、だから謀反など疑われる行動はしていないつもりだ。でもこんなに忠誠心が高くても離間の計などで殺されるもしくは追放されることなど過去にもあるからな。

 

 

そこだけは注意しておかないといけないと感じながら修行を終えてその日は休みそして久遠の家に向かい三河に帰るので挨拶をしようとしたが久遠は俺が来るだろうと思ったのかすでにいなく代わりに結菜に伝言をお願いすることにした。

 

 

「結菜さん、毎度ながら本当に申し訳ないが俺から久遠によろしくと伝えてください。これはいつもの金平糖です、それと今回は結菜さんにもお土産を持ってきました。これは六方焼というお菓子です。俺の手作りですがよろしければどうぞ」

 

 

 

「本当にありがたく受け取るわ、それにしても久遠たらいつになったら将希と和解をするのかしら・・・本当に困った子ね。それと将希に言いたいことがあるの」

 

 

俺は何だろうと思いで結菜に耳を傾けてみると結菜から言われた言葉は意外なものであった。それは新田剣丞という男には気を付けるようにと言われたのである。

 

 

確かに剣丞君の才能は凄いけど俺にそこまで悪影響を与えるような人でもなさそうに見えるけど伝えると結菜はため息をつきながらこう返してきた。

 

 

「あなたもそう見えるのね、でも彼は一見温厚誠実にみえて内心は何を考えている人物かはわからないわ。少なからず良いことはなさそうね、理由としてあげるならばあの目・・・時々現れるあの目は私の母親と同じ目をしていたわ」

 

 

結菜の母親、あの美濃の蝮と同じ目をしていたというのあの剣丞が確かに敵対でもされたらやばいかもしれないけど今はそんな中ではないし大丈夫だと思うけどでも結菜の人を見る目は鋭いのであの剣丞にもそんな一面があるかもしれないと心に留めて結菜に別れを告げて三河の国に帰ることにした。

 

 

さて、三河の国に帰ったら近いうちに美濃の国を攻略する戦いが起きる、それに備える必要がある。次の戦で活躍をして三河と家臣たちの名声でもあげておきますか。

 

 

それと雛と虎繁はどうやって仲直りでもすればいいのか、三河に残っている粉雪と薫、もしくは昌恒辺りでも相談しようかなと思いで俺は足を速めて三河に帰るのだった。

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