幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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美濃平定戦ですが・・・自覚はなしです

俺は新しく捕まえた式神の興奮を一旦、すっきりさせて今後のことを話し合っていた。するとやはりみんなそろそろ美濃の平定する戦いが起きると感じていたらしく歩いて度は準備をしていたらしい。

 

 

それはうれしいな、これならばすぐにでも戦いに向かえるからなと思いながら聞いていた。その後に雛と虎繁が帰ってきたが俺は話をかけようとしてもすぐに逃げるようにいなくなってしまってため息が出てしまうほどであった。

 

 

 

どうして俺はここまで仲良くできないのであろうか、そして出来たとしても最後は俺から離れてしまう・・・いや、これで良いかもしれないな。こんな俺よりもきっと剣丞という人物に付き従っている方が二人にとっても幸せなのかもしれない。ならば俺は何も言わずにただ二人を見守ることにしよう。

 

 

そう考えながら俺は次の戦いに向けて準備をしていた。そしてついに久遠が美濃の稲葉山城を攻めると聞いたので俺はすぐに兵士三千、粉雪、昌恒、雛、虎繁と共に出陣し久遠の本隊と合流した。

 

 

すでにみんな士気が高そうで俺が居なくても勝てるじゃないかと思っているとここで剣丞が俺に向かって急いできたので何か起きたのかと思い聞いてみるとここでは話せないことがあるから裏に来てくれないかと言われたので剣丞の後をついて行くとそこには人影はいなく剣丞はそれを確認したのちに話した。

 

 

「将希さん、実はこの尾張で変な噂が流れているです。その噂は将希さんが謀反を起こすのではないかという噂が流れております。もちろん自分はそんなことはあり得ない、将希さんほどの人がそうすることはないと考えていますが・・久遠を始め、家臣のほとんどがそう信じ始めています」

 

 

マジか、俺が居ない間にそんな噂が流れ始めていたのか。そしてその噂をみんなが信じ始めているという危ない状況になりつつあるのか。本当に教えてくれた剣丞君には感謝をしないとな、これで知らないまま過ごしていたらいつ謀反人扱いをされるか知らないからな。

 

 

「ですからここは武功を立てて織田家に忠誠を見せないと危ないと思います。だからどうか頑張ってください」

 

 

本当にうれしい言葉だ、少し気が短いところはあるけどそれ以外はやはり良い人だ。久遠を任せられるかもしれないな、それにしても頑張らないと怪しまれるとはなかなか厳しいけどやるしかないかと思い俺は剣丞に感謝を言ってからその場を立ち去ったのである。

 

 

その後、剣丞は将希の姿が見えなくなったのを確認するとすぐに久遠たちが最後の確認として集まっていた場所に向かいみんなに対して話をした。

 

 

「みんな、遅くなって申し訳ない。実は先ほど将希と話をしていたんだけど本当に謀反を企んでいるかを知るためにある工作をしてきた」

 

 

久遠たちはそれを聞いてその工作とはと聞いてきたので剣丞は静かにまじめな顔で話をした。

 

 

「それはわざと将希に謀反の疑いをかけられていると伝えてこの戦いで武功でも立てないと余計に怪しまれると言ってきたんだ。理由として兵の消耗を控えているとか、斎藤家と繋がりがあるではないかとか言ってきた。これで普段通りならば謀反などのうわさは嘘になると思うけどもしこれでいつも以上の成果をあげてきたらかなり怪しくなると考えたほうが良い」

 

 

 

麦穂と壬月がなるほどそれならば確かにわかるかもしれないと納得をしていた。犬子や和奏も流石と剣丞をほめていた。剣丞たちも流石とかしらの能力の高さは驚いていた。

 

 

しかし、剣丞にとってみれば今はそんなことよりもこれからのことを考えていた。これで確実に将希の居場所がなくなってくる。それに雛と虎繁の間は今だに修復がされていないらしいからこの機会に二人をこちら側の者にしてしまえばもっと状況が良くなると思い剣丞は戦いながらも暗躍を始めるのだった。

 

 

 

そのころそんなことを知らない将希は兵士たちに向かって鼓動をしていたのである。

 

 

 

「みんな、この一戦は久遠が天下に向かうための重要な一戦となる。美濃を平定したら一気に勢力は大きくなり天下の夢は一気に向かうことができる。だから力を貸してほしい久遠の天下のために・・・争いがない平和の時代を作るために力を貸してほしい」

 

 

それを聞いて三河の者たちは士気が大きく上がり先陣切って攻城を始めていた。その先頭に立っているのはその部隊の大将である、将希自身であった。

 

 

敵方はもちろんチャンスだと思い攻撃をしていたがそれ以上に将希の勢いに押されてあっという間に城の中に入り込まれて三河勢がなだれ込んだ。普通にこれを見れば本陣の者たちも喜ぶところであるがこれを聞いた久遠はそうかと言って強く刀を握っていた。

 

 

ほかにもこの余りにもすごい戦果を聞いて将希のことをさらに疑うようになっていた。もう将希を信じようとはだれも思わなくなっていた。そんなことも知らずにただ将希は久遠のために後の時代の人たちのためにと戦いをしていた。

 

 

その勢いから剣丞隊が裏門を開けるころにはすでに将希は本丸まで攻めていたのであった。そして僅か一日で稲葉山城は陥落してしまったのである。難攻不落と呼ばれた城が僅か一日で落ちたと誰も知らない人から見ればすごい戦果であり褒めるところであるが・・・

 

 

「剣丞、将希をここで殺すべきか」

 

 

「いや、まだ将希が完全に謀反をしたという証拠がない以上はまだ殺さないほうが良い。これほどの功績をあげた人を殺せばだれも織田家に来ることは無くなるかもしれないからな」

 

 

「しかし、これでは将希の力が強くなるではないか、剣丞は良い提案はあるか」

 

 

それを聞いた剣丞はもちろんあるよと言ってそれを久遠に伝えて久遠がなるほどと笑うのだった。これならば世間から文句は言われない。そんな方法があった。

 

 

 

そして戦いの報告を始めた、ほとんどの者がある程度は功績をあげたが桁違いに功績をあげたのは将希が率いる三河勢であり久遠からこんな言葉を言い渡されたのである。

 

 

「この度の戦いは将希が率いる三河勢によるものである。そのために雛よ、お主は将希の下から離れて伊勢長島十一万石を与える、寄騎として秋山虎繁をつける。更に将希が持っている旧尾張兵をすべて雛に差し上げる。将希はこれまで通りに三河一か国を任せる。異論はあるまいな」

 

 

それを聞いて俺はうーん、こちらに対しては褒美がないのは辛いけど雛たちが伊勢のほうに行くとしたらそれまで治めていた人がいなくなるからそれはそれで領地を与えることができるから問題はないか。動員できる兵士が少なくなったことぐらいか。

 

 

でもようやく雛も一人前みたいになってきたのだ、ここで文句を言うのは間違っているかなと思い異論はせずに決まるのだった。その後に剣丞がこちらに向かってきて久遠たちの状況を話してくれた。

 

 

「将希、良かった。あそこで反対をされたらどうしようと思っていたところだよ。心配をしてひやひやしていたよ」

 

 

俺はどうしてそんなことを言えるのかと気になり来てみると実はあの言葉は俺が謀反を疑っているのでわざとあのようなことをしていたらしい。もし謀反を考えているのならば持っている戦力を減らしたくはないはずだから断るか反対するだろと考えていたらしい。

 

 

それでこの噂が白か黒かと確かめるために出したのがあの褒美だったらしい。それを聞いてマジでよかった。あの褒美に対して反対しなくて助かった、確かに良く考えてみれば俺の戦力を分散させるための行動にも感じられた。でも謀反など考えていないし雛も成長して一人前になってきたし不満は何もないかな。

 

 

結果的に無欲のおかげで命が助かったというわけか、本当に良かったよ。でも雛たちと和解する暇が無くなるのは少し痛いかなと考えていると剣丞が自分が何とかしてみますから安心してくださいと言ってきたので俺は素直に剣丞の言葉を信じるのであった。

 

 

俺はとりあえず謀反の疑いは晴れたことだし三河に帰って戦後処理をしてからまた少しゆっくりしますかと思いながら三河の国に帰るのだった。

 

 

 

しかし、剣丞は将希が帰った後に家臣たちと密会をしていた。それは将希が謀反を考えている可能性が高いということでその対策を話し合っていた。全員が剣丞の言葉を信じ将希を裏切り者としてもうすでに見ていた。

 

 

犬子と和奏はすぐにでも討伐するべきと言っていた、壬月、麦穂の二人はまだ完全な証拠がない以上は動くのは危ないと止めていた。そう、将希が幕府や朝廷と関係を持っている以上は下手な行動は危険だと麦穂と壬月は考えていた。

 

 

 

けれど一刻も早く何とかしたいのは一緒であった、するとここで剣丞がある提案をするのだった。それは久遠が近いうちに堺と京の都に向かうというのでそれに将希を同行させてどこまでの関係かを調べると言うのだ。

 

 

これを聞いた剣丞以外の人物は賛成してそれでいくことにした、その結果から動いても遅くはない。それに肝心な将希が本国三河から離れては謀反などしないからなと安心でありなおかつ確実に関係が分かる方法であった。

 

 

剣丞は会議も終えて帰る途中には余りにもうまくいきすぎて面白くて笑い声が隠し切れずに出していたがそれを聞いていたのは誰もいなかった。そうまるで天は剣丞に味方をするように行動して将希を追いつめる行動をするようだった。

 

 

もう織田家に将希を信じるのは真っ先に剣丞を警戒した結菜のみとなっていた。しかし、その結菜にも確実に剣丞の手が伸びようとしていた。

 

 

 

 

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