幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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暗躍する剣丞ですが・・・自覚はなしです

自分は久遠たちとあの将希が一葉たちから離れた時に話がしたいと伝えて話をすることができたのだった。

 

 

もちろん話はまずは幕府から将希を正式に討伐するための大義名分を貰うために一葉たちにまずは笑顔で話しを始めていた。

 

 

「急に読んで申し訳ない、実はお願いがあるのだ。自分たちと一緒にいる荒木将希と言う人物がどうやら人ではないように感じられる。もしこれが鬼だったら久遠たちがとんでもないことになってしまうから殺しておきたい。でも証拠が掴めてもいきなり殺すと自分まで怪しまれるからどうか幕府から大義名分を出してほしい」

 

 

自分はそう言いながら頭を下げていた、本来ならば頭を下げたくはないがこれは大義名分が手に入るまでの我慢だと思いながら頭を下げていると一葉は自分に対してこう言い放った。

 

 

「安心するのじゃ、少なくても余たちは将希が人ではないことは知っているのじゃ。しかし、人や余たち、久遠たちにも危害を加えることはない余はそう確信しているのじゃ。それよりもお主のほうが余から見ても危ないと思えるのじゃ」

 

 

まさか、自分のほうが危ないってそんなことはありませんよと伝えた。別にこの戦国では不思議な話でもないことだし何より将希が人ではないのか。これは今後に生かせるぞと思っていたら一葉が

 

 

「そして正直に言おうぞ・・・お主の目は松永よりもひどい目をしている。余は最初は分からなかったが妹である双葉から今までないぐらいの怖い人と言われたので余も良くお主をいたのじゃが・・・余程の悪党じゃの、お主は」

 

 

この女、自分が将軍だからと言って生意気なことを言いやがってそちらがその気ならばこちらにも考えがある。そう行動に出すことを決めた俺は一つの巻物を出した。

 

 

一葉はその巻物は何なのじゃと聞いてきたので自分はこれは天照大御神からの授かりものでもし反するものがいるときに使えと言われてあると言い自分はまさかと思っている一葉に信用されるように

 

 

「では信用していないようだから信用をしてもらうために君の妹が高熱で倒れる。そのように今、命令したからすぐに熱を出して倒れるはずだ」

 

 

一葉は冗談でもそのようなことを言うとは死にたいのかと刀を出そうとして時に幽が慌てて一葉のところに来て真剣な表情で

 

 

「大変です、公方様。双葉様が・・双葉様が急に高熱を出て倒れました」

 

 

それを聞いた一葉はこちらの方を見たが自分はまずは妹の心配をしたらどうかなと伝えて一葉はこちらを睨めつけながらその場を立ち去った。

 

 

その代わりに幽が残り自分を見ていた、もちろんだがこの幽と言う女もこちらのことが信用していないらしくずっと警戒をしていた。だから自分は話を始めた。

 

 

「そう言えば幽さんは将希さんのことをどう思いますか」

 

 

「そうですな、とてもいい男であり出来ることならば一葉様か双葉様に嫁いでもらえば幕府も安定なのですが現実は甘くないと少し残念でありますな。それと某から言いたいことはここまでの悪党が良く堂々としていられるなと思っているぐらいですかな。まあ、何か強い後ろ盾があると見ましたが」

 

 

自分のことを悪く思っているのには少し怒りが出たがしかし、後ろ盾の存在があることに気がついたことは評価をしてもいいかもな。配下になればかなり有能な奴だと思いながら見ていると一葉が走って戻ってきて自分に対して

 

 

「剣丞よ、早く双葉を治さないと余はお主を斬るぞ。いいか、これは余からの命令だ」

 

 

「そんな強気で良いのかな、いくら将軍様でも今の自分に逆らったら妹さんはもちろんあなたも例外ではありませんよ。別に死にたいというのでしたら一向にかまいませんけど」

 

 

それを聞いた一葉は何もできずに剣丞を睨んでいた、するとここで幽が一葉の表情を見て何かわけがあるのかと感じ取り一葉から話を聞くのだった。それを聞き終えた幽は剣丞に対して何を求めているのですかと聞いてみると

 

 

「だから自分は将希を殺すための大義名分を欲しいとお願いをしているのです。でも一度逆らうような行動をしたからな・・・そうだ、一葉さんには自分のことをこれからも聞いてくれるというのでしたら双葉ちゃんの熱を治してあげますよ」

 

 

 

それを聞いた一葉は怒りのあまりで剣丞を殺そうとしたがここで剣丞が巻物の中身を見せたそこに書かれたある文章を見て一葉の行動は止まったそこには先ほど双葉が高熱を出すという文章の横に新しい文章が書かれてあった。それは剣丞が死んだら双葉も死ぬと文章が書かれていたのである。

 

 

これにより一葉の行動は止まり持っていた刀を落としたのであった。更に剣丞は笑顔になりながら次のような文章を書いた。それはこのままでは双葉は明日の夕暮れには亡くなると書き足した。

 

 

一葉はどうすればいいのじゃと嘆いたので自分は素直に従ってくれたら助けると言っているではないかと言い放った。しばらくは悩んでいたが最後は自分に泣きながら頭を下げてお願いをしてきた。

 

 

もちろん自分の言うことに従うことを約束したのでまずは証拠を見せてほしいとお願いをして大義名分書を書かせた。一葉は泣きながら自分にそれを渡してくるのだった。

 

 

自分はならばこちらも行動をするかと思い巻物にあることを書いた、それは一葉が剣丞に逆らう行動をしなければ双葉は永久に病に侵されないと書いて見せた。

 

 

そして自分が立ち去る前に一葉に対してこれからよろしくねと言いその場から立ち去った。今宵はこれで十分、これからはあの一葉という女をどうしていくかと思いながら部屋に戻るのだった。

 

 

 

剣丞が部屋に戻った後に一葉は己の無力さを知って泣いていた。幽は何とか元気になってもらおうとして声をかけたが

 

 

「幽、余はもう・・余は恩人を仇で返した悪党ぞ。もう来るではない、これからは双葉のことだけを頼む。もう余に極力くるのではない・・・わかったら下がるがいい」

 

 

幽も今は何を言っても無駄だと思いその場を立ち去った。そして一葉は持っていた刀を投げて泣いていた。これで余はもう八咫烏、将希のそばにいることは許されないと思いただ泣いていた。

 

 

 

 

さて、暇だから久しぶりに二条城の内部でも歩きますか。俺はそう考えて歩いているとどこからか一葉が泣いている声が聞こえてきたのでその場に向かってみると刀を投げていたので何が起きたのかと思い心配そうにしながら声をかけた。

 

 

「どうした、一葉。何か起きたのかこの将希が相談に乗るから教えてくれ」

 

 

俺はそう言ったが一葉は何も答えてくれなかった、なぜ何も相談をしてくれないのか。頼りはないかもしれないけどこれでも神様だから少しでも力になってあげたいと思いで聞いても返ってきたのは一葉による怒鳴り声であり俺はそうかと思いでその場を去った。

 

 

今は本当に機嫌が悪いみたいで少し落ち着いたらその時に相談を乗ってあげようと思いで歩くのだった。

 

 

 

残った一葉は恩人である、将希を怒鳴りつけたことで更に機嫌が悪くなっていた。もう余には悪党の道しか残されていないのかとそして神たちは八咫烏の死を望んでいるのかと誰にも助けを求めることができずにただ泣いていた。

 

 

 

そしてその後にも俺は一葉に相談を乗ってあげようとしたがすべて断られて最後は怒鳴らりつけられていた。そんなに頼りがないのかなと少し落ち込んでいたがここは幽を仲介をすれば行けるかと考えていたがそれもダメであり本当に時間を置くしかないのかと思い一葉と少し距離をとることになった。

 

 

ここで剣丞君が泣いていることが多い一葉と一緒にいる時間が多くなりそれで剣丞君に話を聞くとどうやら剣丞君も泣いている一葉が心配で声をかけているらしい。幽や俺が追い出される中でも剣丞君だけは追い出されることがないらしい。

 

 

やはり剣丞君は凄い人だなと感じられた、こんな状況でも一葉と話ができるなんて・・それを聞くと己の無力さが見えて少し嫌になったがこれで一葉が元気になってくれたら嬉しい限りだ。

 

 

そのために久遠といる時間が少なくなっているから出来ることならば俺が久遠を任せてくれると助かると言われたので俺は久遠の場所について付き合っていた。

 

 

以前に比べてかなり関係は改善されて話をするぐらいはできていた、そのために久遠の我儘に付き合いをされていたがこんな我儘を付き合ったのはいつ以来になるだろうかと考えていた。

 

 

そしてこれも剣丞君が来てから動き出したと俺はそう思っている。本当に剣丞君にはお世話になっているよな。もし、剣丞君が何か困っている時があれば助けになれると良いよな。

 

 

だとすれば俺は久遠といる時間と睡眠する時間を除いてすべて修行をする時間にして強くなりいつでも一葉や久遠そして剣丞君の手伝いをできるようにしておこうと思い俺はまたも辛い修行を始めるのだった。

 

 

こうして辛い修行は己を裏切らないと信念でそう始めるのだった。でもそろそろまた長い修行時間が欲しいよなと思う俺であった。そして時代は確実に大きく動こうとしていた。

 

 

それが吉となるか不吉となるかこの時は誰も知る由はなかった。

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