幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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平和な日常ですが・・・自覚はなしです

宴会も終えて翌日になっても光の中から現れた少年は目を覚まさないらしく久遠は気になっていたが俺はとりあえず今後の方針を固めるためにも評定を開いてくれないかと言うとものすごい睨まれた。

 

 

いやいや、そんなに怒るところじゃないでしょう。今川義元は死んだので勢力を東に広げるのか。または美濃の国に攻め入れるのかと決めてほしいだけなのにどうしてここまで怒るのか、俺のことが嫌いなのは分かったけどせめて話を聞くことはしてほしいと思っていると

 

 

「こら、久遠。また将希さんとけんかをしているの、いい加減に仲良くしたらどうかしら。別に将希さんは悪い男ではないと思うのだけど」

 

 

 

「結菜・・・こればかりは我でも聞けない、この男は存在自体が気に入らない。どうしてこの男と一緒にいられようか」

 

 

 

久遠はそう言うと屋敷から出て城のほうに向かったのだった。それを確認した結菜はこちらに頭を下げて誤ってきたのだが俺は別に気にしないでくださいと言ったがそれでも結菜は責任が強く久遠の代わりに謝ってきた。

 

 

「久遠が毎度毎度無礼な態度を許してください、本当にあの子はあなただけに対してはあんなに冷たい態度をとっているのよ。あなたの悪いうわさなんて何一つ聞かないどころか善人なはずなのに」

 

 

 

「結菜、俺はお前が思っているほど良い人でもないし久遠があんな風になってしまったのは俺の責任でもあるし結菜は気にしないでくれ。それに困っているお前の表情よりも元気な姿を見ている方がこちらも良いから。ついでにこれ、久遠に渡しておいてくれ。もちろん俺が送った者だと言わないでくれよ」

 

 

そう言って俺は結菜に金平糖を差し上げた、これは久遠の大好物でなかなか手に入らないものだがいつも探して見つけては買ってきてあげている。一応、久遠の夫という立場なのでせめて何か久遠に何かできないかと思いであげている。

 

 

お金は商いで儲けて大金を貯金していますのでそこら辺は大丈夫です。本当に結菜にも苦労かけるなと思いながら金平糖を渡すのだった。今度は結菜の分も何か買ってきてあげようと思うのだった。

 

 

 

ここで外から一人の少女が来たのだった、その少女は久遠が気に入っている者であだ名が猿と呼ばれている少女で俺はその少女に声をかけるのだった。

 

 

「ひよ子ちゃん、おはよう。生憎なことに久遠はもう城に向かっているよ」

 

 

 

「はい、おはようございます。将希様・・・えーー久遠様はもう城に向かわれたのですか。なら私も向かわないと」

 

 

「そうだ、ひよ子ちゃん。せっかくだから一緒に城まで向かうか、俺も向かう予定だったし一人で向かうよりも話し相手がいたほうが良いしな」

 

 

 

そう言って俺はひよ子と一緒に城のほうに歩き出した。その途中でいろんな話をしていた。先ほどの戦いや今までのことなどを話しながら歩いていた。

 

 

 

特にひよ子は俺が昔に与えた恩義を忘れずにいると話してくれた。俺は別にそんなつもりでやったわけではないのに凶作の時にほかの国からお米を買い領地の農民たちにあげたことに疫病が広がったときに薬を作り農民たちにもあげたことだけだ。

 

 

 

その家族の中にひよ子やその家族がいてそれでひよ子はその時の恩義は忘れていませんからと話してくれた。俺はそれで困っている人がいれば助けてあげてくれ、それが俺に対する恩返しだとひよ子にそう伝えた。

 

 

 

ひよ子は本当に将希様は良い人ですと言って感動をしていたが俺はそんなに良い人ではないのになと思いながら聞いているのだった。そうして城についてひよ子は外で待機して俺は城内に入り評定の間に向かっていた。

 

 

 

中に入るとそこには家臣たちのみんながすでに入っていた。ここで雛の友達と言える佐々和奏成政が俺に対して

 

 

「あれ、将希様が珍しく遅いな。どこに行っていたのですか」

 

 

「そうだね、久遠の家に行っていたけど相変わらず久遠は先に出てしまって結菜に謝ってから来た」

 

 

「またですか、もう何回目になるのですか。僕でも流石に諦めますよ」

 

 

「犬子も、もうあきらめたほうが良いと思うワン」

 

 

和奏ちゃんの後に続いて話してきたのは前田犬子利家でもう獣人みたいな感じの少女でありなぜか尻尾もあるのだからびっくりだよね。

 

 

 

「はあ、将希さんは今日もダメでしたか。姫様も本当に困ったものですね、私たちもどうにかしたいのですけど」

 

 

 

「かなり難しいだろうな、あそこまで頑固に嫌がる姫様も珍しいからな」

 

 

 

そう言って話してきたのは丹羽麦穂長秀と柴田壬月勝家の二人で二人とも織田家の重臣でありとても信用さえている二人で二人とも仲は良いという感じだ。かなり強くて弱点はないように思われるけど意外な弱点を持っている二人でもある。

 

 

 

そんなことを思っているととうとう久遠が評定の間に姿を現したのでみんな頭を下げて迎えていた。もちろん俺も例外なく頭を下げて迎えていた。そうして座り評定が開かれた。

 

 

 

「まず、将希。この度の戦いはとても評価がするところがあるが無断に兵を動かすことない様に。そして今川義元を討ち取った功績を評価して今の居城にしている末森城を返し新たに三河で手に入れた二つの城を任せたいと思っているが異論はあるか」

 

 

 

異論はないけどすごいなそこまで俺が嫌いか。城が二つに増えて石高も増えているから褒美に見えるがこの土地はつい昨日奪い取った土地であり更に三河は寺とか神社の力が強いのでなかなか治めにくい場所でもある。

 

 

もしこれで失敗すれば俺を処罰するのだろうな、でも物は考え物だ。これで勢力をいつでも拡大しやすくなったと言うべきだろうな。それに寺はともかく神社は何とかできると思うから・・・一応、八咫烏だし。

 

 

それでほかのみんなはついに美濃攻めを始めると言い出しまずは墨俣に城を築くということで選ばれたのは佐久間信盛さんで決まり評定は無事に終えて久遠は評定の間を後にするのだった。

 

 

成功すればいいのだけどでも歴史通りならば成功しないよな、でもひよ子ちゃんがそんな大胆なことをする可能性は少ないとみている。でもほかに成功できそうな人はいるかなと考えているといや、あの子ならばと考えた。

 

 

あの男の子が天命など背負ってこの世界に来たのかもしれないな。そうなると彼は被害者かもしれない、俺としては戦いに巻き込みたくはないけどでも戦いをしなければ守れないものもあると信じている。

 

 

どうか、あの少年が目を覚ましてまともな人であることを信じているしかないな。いや、これで性格があんまり良くなかったら・・・俺の弟分として引き取って改心でもさせて見せますか。

 

 

さて、あの少年は織田家にとって吉と出るか、凶と出るかそれは俺にもわからないことであった。

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