幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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滅びは確実に・・・ですが自覚はなしです

俺と一葉の二人は順調に修行をしていた。それと蠱毒に関しての情報も入ってそれを含めて一葉、幽、双葉の四人で話し合っていた。

 

 

どうやら神になるための儀式みたいで内容までは分からなかったが名前からして危ないのは理解できるので俺は急いで対処でもしないと取り返しがつかない状態になると考え、急いで烏の目で元の世界を見て何か不安な動きがないかと確かめることにした。

 

 

そうして探してみても今のところは怪しい動きは見られなくてどうしたものかと思いながら見ていたら一葉が

 

 

「主様、くよくよ考えてもどうしようもないのじゃ、こうなれば大将らしく待ち受けておくのが良いのじゃ」

 

 

「公方様、それでは敵に先手を許すことになります、それでは相手が何をしてくるかわからない状態でそれを許すのは危険かと思います」

 

 

「お姉さま、私もそう思います。それと将希様、実は蠱毒に関することで昔に尋ねてきたとある神官から聞いたことを思い出しました」

 

 

それは本当かと俺は思いながら双葉ちゃんに内容を聞いてみるとそれは想像以上にやばい儀式であった。

 

 

蠱毒、それはツボの中にいろんな虫などを入れて最後の一匹まで戦わせて生き残った虫を神様として崇めることと昔、双葉ちゃんに尋ねてきた神官がそう説明をしたのである。

 

 

もちろんこれを聞いてみんなの顔色は悪くなっていた。そして俺は最悪のシナリオを考えていた。それはあの子たちはこの日ノ本自体を大きなツボにして蠱毒をしようとしているのではないかと思ったのである。

 

 

紅鬼は俺の育て方が悪かったのか、昔の俺に似てしまっている。そうなると昔の俺ならば必ず楽しそうな表情をして実行する。昔の俺はそんなやつだ、だからわかるあの子も必ずそうする、俺はそれを阻止をしなければならない。

 

 

あの子のためにも日ノ本のためにももしこれが発動したら日ノ本の生き物たちは理性を無くして殺し合いをするだろう。犬も猫などの動物も人ももちろん神々もそうなってしまうだろう。

 

 

最後の生き残りになるまで理性は戻らない、そして終えた後も生き残った者はどれだけの絶望を味わってしまうのか想像もしたくはない。仮にそれで神になったとしても悪神になるのがオチだ、俺は絶対にそうさせてたまるかと思いで俺はすぐに結界を探そうと思いで動き始めた。

 

 

一葉たちも結界らしきものを見つけたらすぐにでも連絡してくれるようにお願いをした。時間は確実に無くなってきている、俺は元の世界に戻りすぐにでも結界を探し始めたがどこをいくら探しても見つかることはなかった。

 

 

可笑しい、こんな大規模な結界をするのであれば表に出て来ても可笑しくないのにと思いながら探し回っていた。だが、いくら目を注意をして探しても見つからないでいた。

 

 

どうしてだと思いで頭を使って冷静に考えてみた・・・もしかしてあの子たちは日ノ本だけではない世界をすべてをそうさせるつもりかと思いで世界を渡ってみたがそれでも見つかることはなかった。

 

 

ここまで探しても見つからないとは俺の思い過ごしかと思いで日ノ本に戻ってくるのだった。どうか、俺の悪い予感が当たることがないように願うばかりだ。

 

 

 

 

そのころ別の世界でとある男があるものを見て驚いていた。

 

 

「これは見事なまでな巨大な結界と言うべきものだろうか、これほどの巨大な結界をどう使うつもりなのか。これはあの幽霊爺さんに伝えたほうが良いかな。でもないと後で被害が出てなぜ知らせなかったと言われたらたまったもんじゃないからな」

 

 

 

男は結界と結界が繋がっているのが分かったのかどこかに繋がっているのかを調べてみるとそこは違う世界の場所でありそこを見て男は驚きを隠せないで言うのであった。

 

 

 

「うん、ここは幻想郷じゃないか、それにこちらは艦娘たちがいる横須賀基地、また別世界の王子軍の王都にこちらは成都、建業、許昌が重なり大きな結界になってる。これが何かを守ってくれる結界ならば嬉しいのだけど・・」

 

 

私ではそれを見分けることができないのである、これが結界のやつなのは理解はできるがただそれだけで詳しいことは知らないでいた。でもこれが悪い結界だとしたら一体、どんな被害をもたらすのかと思うと恐怖でしょうがなかった。

 

 

私はあの強すぎる幽霊爺さんのところに向かってこの結界の正体を教えてもらうと動き出したのであった。でもあの爺さんに会いに行くためにはまたきさらぎ駅に行かないといけないじゃんとめんどくさいと思いながらも向かって歩くのだった。

 

 

 

またここでは遠江国で詩乃が傷ついている少女を保護していた。そうして少女は元気そうになりながら詩乃と話していた。そうして少女は己の名前を話して詩乃も名前を教えていた。

 

 

詩乃はどこから来たのですかと聞いてみると相模の国から来たと聞くとそうですか、ならば結構歩いたと思いますのでしばらくはこの遠江国で休みませんかと言うと蒼鬼はならば言葉に甘えさせていただきますと言いながら詩乃の後について歩き出した。

 

 

 

そうして詩乃の案内で城の中に入ることに成功した蒼鬼は紅鬼に計画は成功したと電波を飛ばして喜んでいた。もうすぐで計画に移動ができるのが嬉しくてたまらなかった。

 

 

もう少しでと思いで笑みを浮かべていると詩乃がどうしたのですか嬉しそうにしてと聞かれたので

 

 

「その、優しいお姉さんに出会えて良かったなと思って嬉しくなっていました。またいろんな話を聞かせてもらっても良いですか」

 

 

詩乃の笑みを浮かべながら良いですよと言った。しかし、内心ではそんなことを考えていなかった。ただ、騙そうとしていた。どうしようかと思いで見ていたら詩乃がでは夜も遅いので今日ばゆっくりと寝ましょうかと言ってきたのでそうですね問い返して案内された部屋に入って休んでいた。

 

 

 

蒼鬼はさてとどうしますかと思いながら今後のことを考えてた。実は蒼鬼も洗脳魔法が使えるのでいざと言う時は出来るのである。無論、使わないことに越したことはないけど、でも自分のほうが断然に有利だと思っているときに扉を叩いてくる音が聞こえたので演技状態にして声を出してみると詩乃が来ていたので蒼鬼は怪しまれないように部屋の中に入れた。

 

 

 

「どうしたのですか、詩乃さん。こんな夜遅くで少し驚きましたよ。何か私に伝え忘れでもありましたか」

 

 

まさか、計画がバレたとか怪しいとみられたのかと思いで密かに構えていると詩乃が

 

 

「いいえ、蒼鬼ちゃんが余りにも寂しそうな表情をしていましたので少し今日は一緒に寝ましょう」

 

 

そう言い蒼鬼に抱き着いて一緒の布団に入って寝ようとしていた。蒼鬼も意外な行動ですぐに切り離そうとしたが、でもこんなにしてくれるのは母親以来であり少しは甘えても良いかなと思いで甘えるようにそのままでいた。

 

 

しばらくすると詩乃も疲れていたのか寝てしまった、蒼鬼はこれは好機到来だ、寝ている時が洗脳しやすいので蒼鬼はそれを発動をしようとした時に脳内にこれまで詩乃が自分にしてくれたことを思い出していた。

 

 

その優しさは母親以外では初めてであった、そして母親同様に温かい温もりを出してくれる人物でだった。蒼鬼は洗脳の絶好な機会を自ら見過ごした、それは疲れているから確実に成功するとは限らないから、それに実際はまだ怪しまれている可能性もあるからと言って洗脳をしなかったことを己に言い訳をするように言い聞かせていた。

 

 

仕方がない仕方がない仕方がないと何度も己に言い聞かせていた、力を回復させたら信用されたら必ずやると思いで何度も唱えていた。

 

 

だが、蒼鬼自身も分からないでいた、人に優しくされたら人を殺せないことを信用される人を裏切れないことを・・・なぜならば八咫烏の子供だから。八咫烏も人から愛されてからはそれまでとは人が百八十度変わるように性格が変わり今のような人格になっていた。

 

 

息子である蒼鬼も例外ではない、詩乃に可愛い子だと愛されている。もしここで詩乃が普通の対応をしていたら迷いもなく洗脳をして行動に移せただろうでも愛情を注ぐ行動をした結果、蒼鬼に迷いを生ませたのである。

 

 

蒼鬼はもし姉である紅鬼がいたらすぐに相談をするところであるが今は姉はいない、だから自分で判断をしなければならない。そんな重い決断を下せる状況ではなくなった。

 

 

でも本当のことをもし話したら詩乃に嫌われる、そう愛情を貰った人に嫌われる。それは蒼鬼にとって一番怖いことであった。でも姉の計画のためにはとまさに板挟み状態になりながら泣きそうになりながらもどうすればいいのですかと誰も聞こえないようにそう言うのだった。

 

 

 

だれでも良い答えを出してほしいと思いながら蒼鬼も眠りにつくのであった。どうか、誰も良いからと思いながら。

 

 

 

将希が知らないところで起きようとしている天災に紅鬼が知らないところで結界のことがバレてしまっていることに、蒼鬼は知らない、愛情を受けて詩乃に対して裏切るような行動がとれなくなってしまっていることをそれがどんな結末を向けてしまうのか、それはまだ誰も知る由はなかったのである。

 

 

 

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