幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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将希と剣丞ですが・・・自覚はなしです

俺と剣丞は友である雅也の命がけの行動を無駄にしないために最後の決戦に備えていた。これですべてが終わると思いで準備していると剣丞が俺に対してとある質問をしてきたのである。

 

 

その内容は俺は女性にもなれる人でその時は島津天美と名乗っていますかと聞かれてきた。俺はとうとう話す時が来たか、気持ち悪いと言われるかもしれないけど正直に言うかと思いで口を開けて話した。

 

 

 

「そうだ、女性の姿の時は島津天美と名乗っていた・・・失望したか、剣丞君」

 

 

そう言いながらどんな言葉が返ってくるのかと待っていると返してきた言葉は意外なものであった。

 

 

「いいえ、むしろ今となってみればやはりと言うべきかな。良く考えたら将希と天美と見た目は全然違うけど中身は一緒でしたからね」

 

 

それを聞いた俺はうーん、俺は演技が下手なのかなと思っていたら剣丞君からあるお願いをされたのである。戦う前までで良いから天美の姿になってくれませんかと言われたので俺は剣丞君の願いを聞いて姿を変えたのである。

 

 

それを見た剣丞君は私に向かって抱きしめてきたのである。そして泣きながら私に対して感謝の言葉と謝罪の言葉を言うのだった。

 

 

「天美さん・・・本当に自分のことを想ってくれてありがとうございます。あなたから本当の愛を受けて自分は天美さんに対してしてきたことは謝って許されない事なのは知っております。ですが、言わせてください。天美さん・・・ごめんなさい」

 

 

 

そう言い抱きしめてきた剣丞君を私はそっと抱きしめてからただありがとうと言いいつものように優しく抱きしめていた。もうこの子は悪逆みたいなことはしないと思う。きっと本来の優しい性格が出て来て誰もが好かれる子になると思いながら見ていた。

 

 

今の剣丞君は本当に女たらしになりそう、実際に今の剣丞君を見て正直に言って可愛いと思いで女心が出てくるこの体では正直に言ってうん、惚れてしまいそう。

 

 

それに今は本当に純粋で可愛すぎて困るよと顔を赤くして見つめていた。その後は少しゆっくりとして二人の時間を過ごしていた。

 

 

 

それを終えたらまた二人で戦いの準備をしていた。雅也のおかげでこちらが有利になったがそれで油断して負けたらあの世で雅也に何といわれるか。わかったものではない、それに未来のためにの負けるわけにはいかなかった。

 

 

 

そして剣丞君も罪を償いたいと思いと私と一緒に戦いたいと思いで動いているのが理解していた。それにしてもこんなに人がいない状況は昔の出来事も思い出すな、あの時もこのような状況で義理の父と母が優しくしてくれていたことを思い出していた。

 

 

何だが本当に剣丞君と私は他人ではないみたいと思いクスっと笑っていた。それを見た剣丞君はどうしたのですかと聞いてきたので私は昔の自分を思い出してねと言いながら昔の話を始めていた。

 

 

剣丞君も真面目に聞いてくれてとても良い時間を過ごしていた、そして同時にこの性格で女性と接したら確実にたらされるなと思っていた。実際に最初から剣丞君の性格がこのままであったら男を捨てて女性として生きる道を選んだかもしれないほど魅力を感じていた。

 

 

だから余計に私では久遠と釣り合うのかと疑問を抱き始めていた・・がもうそれは考えなくても良いか。すべてが終わった時は久遠たちは何も覚えていないのだから、それは今、目の前にいる剣丞君も例外ではない。

 

 

世界を救うには方法は一つしかない、それは世界の再編成である。これは一部の神しかできない事であるがその神がそうやった場合、その神に関することはすべて記憶から消えてしまうのである。

 

 

それはほかの世界にいる者たちも例外ではない、そして死んでいる者たちも影響を受けて・・・私はすべての人に忘れ去られるだろう。けれど世界を救い、みんなを生き返らせるにはこれしかない。

 

 

 

今の剣丞君を見て私は安心していた、ここまで優しくなれているのであればもう心配することはない。久遠たちもみんな優しいからその優しさで剣丞君もきっとすぐに心開くだろう、そして久遠たちも剣丞君の魅力できっとうまくいくだろう。

 

 

 

そうなった場合、私の居場所は無くなるだろう。でもそれで良いかもしれない、私は八咫烏、渡り神とも呼ばれている柱であり世界を渡るのはいつも通りである。けれどほかの世界と違いここでまた生を受けて仲がいい者たちも多くできた・・寂しくないと言えば噓になるけど、神である以上必ず久遠たちが先に別れが来る。

 

 

 

それが早まってしまっただけだ、それ以上でもないしそれ以下でもない・・・けどやはり悲しいかな。頑張っても誰も覚えてくれないのはと泣きそうになりながらも剣丞君を心配させないために表情には出さないでいた。

 

 

そうしながら準備も終えて食事の準備をしていると剣丞君に私は質問をするのであった。

 

 

「剣丞君、もし私のことを忘れて久遠たちと仲良くなれる自信があるかしら、久遠は本当に良い女性だからきっと剣丞君と私は合うと思うだけどな、剣丞君はどう考えているの」

 

 

 

「全然、自分と久遠と釣り合うとは思っていませんよ。それに相手は天美さんじゃないですか。自分如きでは一生勝てないですよ」

 

 

「そんなことを言わないで剣丞君は私よりもすごい才能があるのだから、もし・・万が一のことが起きた場合は久遠たちをお願いね、剣丞君」

 

 

笑顔にしながら私はお願いをした、万が一と言っているけど絶対にそうなるだろうだからこの願いも忘れるかもしれないけどそれでも頼めずにはいられなかった。もしかしたら魂のどこかで覚えてくれているかもしれないから。

 

 

 

そして剣丞君は分かりました、本当に万が一の時は面倒を見ると約束をいたします。ですが自分は絶対に天美さんを死なせる気はありませんからと言ってくれた。その言葉は嬉しさを感じたがその思いを無駄にさせてしまうことを考えると嫌になっていたがもうこうするしかないからと己に言い聞かせてその場を過ごした。

 

 

 

もう戦いに勝っても居場所はないが・・・未来を繋げて見せると思いでその日は休み、決戦に備えるのであった。

 

 

 

そのころここは生と死の境目で多くの魂たちがさまよっていた。それは多くの魂たちが漂っていたがすべて生気を失って生きている屍みたいにしていた。それを見ていたとある人物が大声を出してみんなに言っていた。

 

 

「おい、お前らいい加減に動け。ここで生きている屍みたいになっていても何も始まらないぞ。どうした言われるままで良いのか、私みたいなウーパールーパーみたいな顔をしているこの島袋雅也に馬鹿にされてもまだそうしているのか」

 

 

そう言いながら周りの者たちに必死に生きたいという意思を呼び起こそうとしている雅也がいたのである。けれども誰も生きている屍みたいになって動いていなかった。

 

 

ここで雅也は昔、見ていたアニメを思い出していたもしかするとこうすれば呼び起こせるのではないかと思いそうするべくまずは久遠の前に接近していた。けれども久遠は何事もなくただ見ているだけであった。

 

 

ここで雅也は目の前で久遠の好物である金平糖を出した。

 

 

「ほーら、早くしないと金平糖を食べちゃうぞ」

 

 

そうして目の前でおいしそうに金平糖を食べ始めていた、無論これは久遠の服に隠し持っていた菓子であり、それを見た久遠は次の瞬間、

 

 

「わ・・・我の金平糖を食べるなーーー」

 

 

そう言いながら雅也を殴り倒して金平糖を回収して食べながら殴りつけていた。もう怒りで我を忘れるぐらいにしていたが少し気が収まって久遠は周りを見てみるとその光景に唖然としていた。

 

 

急に見たこともない場所に飛ばされて周りには知り合いが生きているがまるで屍みたいになっている光景を見て血の気を引いていた。それを見ていた雅也は

 

 

「あのー、そろそろ許してくれませんか。ものすごく痛かったのですけど今度、何か甘いものをあげますから」

 

 

久遠ははっと思い少し距離を取って男を見つめているとどこかで出会った顔だなと思いだしてすぐに将希の友人だと思い出してすぐにここがどこかを訪ねるのであった。

 

 

「確か、雅也と言ったな。ここはどこか答えよ」

 

 

 

「大丈夫ですよ、久遠さん。言われなくても答えるつもりでしたから、ここは生と死の間の世界と言うべきでしょうか。詳しいことは後に説明しますから今はみんなを起こすことに集中させてください」

 

 

久遠もそうかと思いまずは周りの者たちを起こすことから始めていた。雅也は感情が高くなれば生気を取り戻せるのではないかと考えて久遠に言うとならばと言い久遠は結菜の場所に向かい何をするのかと思うと胸を揉み始めたのであった。

 

 

いやいや、流石にそれをやりますかと思っていたが結菜が赤くなり恥ずかしそうにしながら胸を揉んでいた久遠を投げ飛ばしたのであった。久遠は怪我をしながらも良し、雅也の言う通りだなと確信を得てポーズを決めていたが雅也は大丈夫ですかと聞いてみると大丈夫だ、むしろ正式にイタズラとかできるから楽しんでいると言ってどんどんとイタズラを始めていた。

 

 

ここで次は雛を先ほどとは違く今度は私に雛のスカートの中にのぞき込めと言われたがそうしたらここでも殺されそうになるのですがと思いながらも俺は周りの状況を見てみると時間がないと思い覚悟のうえで覗き込んだ。

 

 

すると恥ずかしさのあまりに真っ赤になりながら持っている小刀で俺を刺しに来たが何とか避けたが雛は今にも攻撃をしそうな顔でしてきたがここで久遠が説明をして理解をしたのか久遠と雛はニヤリと次から次へとイタズラを開始させていた。

 

 

あのー確実に楽しんでいますよね、こんな状況で楽しめるなんてあなたたちはどんな神経をしているのですかと思いで見ていたが雅也は迫りくる何かを見つけたのか久遠と雛たちに急いでくださいとお願いをするのだった。

 

 

あれに捕まったらもう助からない、確実に死を迎える・・と不安そうな顔をして迫りくる何かを見つめているのであった。

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