幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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生と死の境目・・・ですが自覚はないです

まずいまずいまずいまずい、早くしないとまずいと感じた雅也は意識がない者たちは後にしてまずはこの場から離れてくださいと言って意識を取り戻した者たちはまだ回復していない者たちを担いで逃げ出した。

 

 

そうして逃げ出しながら久遠はどうして急に離れてくれと言ったのだと聞いてみた、久遠も明らかに雅也の様子が真剣な表情になっているから何か理由があると思っていた。すると雅也は走りながら久遠たちに説明をした。

 

 

「非常に簡単に説明をすると迫ってきているあれは死だ、今だにさまよっている魂たちをあの世に連れて行こうとしている何かが、捕まったら最後だと思え、だから心から生きたいと思うものは走れー、今は走ることだけを考えよー」

 

 

 

そう言いながら雅也も必死に走っていた、久遠たちもそれを聞いて何となくそうであろうなと思いながら走るのだったがどうして雅也は知っているのかと聞くと

 

 

 

「こう見えてすでに二回ほど生と死の境目を来ているだよ、一回目は交通事故で二回目は病気で来たことがあるだよ。だからわかるというか霊感があるおかげというかとりあえず今は逃げろーー」

 

 

久遠たちも確かに今は聞いている暇ではないと感じて走りを止めずにしていると大きな扉が見えてきた、雅也はあそこで一斉に扉を閉めるぞ、そうすれば時間稼ぎにはなるはずだと言ってみんなもそれに賛同して扉をみんなが通り過ぎた瞬間に一斉に扉を閉めた。

 

 

迫ってきていた何かが扉はしまったことにより扉を叩いていたがこちらに来れないようであった。雅也はこれでひとまずは安心だと言い一息をついていた。

 

 

そしてここで意識がないものをすべて呼び起こしてから歩きながら説明をしていたのであった。

 

 

「とりあえず次に向かうのが黄昏の森でそれを抜けると何度もある分かれ道があるが・・・まずは万が一に私が何かしらの理由でいないときのために久遠にこれを渡しておく。これが正しい元の世界の帰り方だ、この通りにすれば元の世界に帰れて生き返れると思う」

 

 

 

それを聞いた久遠を始め、みんなは喜んでいた。それはそうだろうなこんな不気味な世界に居たくはないよなと思いながら見ていた。けれど完全に生き返れるかは向こうの世界次第であるが・・・友ならばきっと何とかしてくれていると信じていた。

 

 

私はだから迷わずに元の世界に帰るための道を歩んでいると次第にみんなは元気を失っていた。一葉はどうしてどんどん元気がなくなっているのじゃと聞いてきたのでそれは元の世界に近づいている証拠ですと答えた。

 

 

それを聞いてみんなが分からない顔をしていたから軽く説明をした。私にみんなに納得できる言葉を話せるかと心配になりながら話をした。

 

 

「まあ、皆さんは死んでこの場所にいるのだと思います。そうなると外の世界で何かされていても大けがをしていると思いますからその影響が出ていると思います」

 

 

それを聞いてなるほどと納得をしてくれた、だから久遠たちを始め次第に遅くなっていた。やばいなこの速さだとまた追手が見えてくると心配そうに後方を見ていると遠くから嫌なものが動き出したのを感じた。

 

 

中にはもう辛くて諦めそうなものも出てきたが雅也が必死になって声をかけていた。

 

 

「君は帰りたくないのか、元の世界にここにいるみんなでまた楽しい暮らしに戻りたくないのか。辛いけど、それはみんなもそうだ。君だけではない、でも今だけは頑張って、この瞬間だけ頑張って、お願いだから」

 

 

 

そう説得をさせられてまた歩き出したが雅也はいけない、先ほどの扉が壊されたと言ってみんなにもっと頑張るようにお願いをして先を急がせていたが迫る来る何かと久遠たちの速さを考えてみてもあの分かれ道で追いつかれると感じた。

 

 

私はならば覚悟を決めないといけないと考えながらついに黄昏の森の中に入った、ここは迷路ではないが不気味な森が続いており恐怖を感じさせる場所であった。ここで久遠たちに話をした。

 

 

 

「すまない、久遠にみんな。ここで私は残って迫りくる何かを防ぐことにするよ。この速さで歩いてもこの先の分かれ道で追いつかれてしまうからここで私は足止めをする。その間に逃げろ、そして久遠・・・友に出会ったら伝えてくれ、お前に出会えて楽しかったと」

 

 

 

「雅也・・・お前、もしかしてここで一人で殿をするつもりなのか。何か答えよ」

 

 

 

「・・・さあ、行くがいい未来がある少女たちよ。ここは人中の蝮が引き受けた、男の最後の戦いを邪魔をしないでくれ・・・だから進め、進めーー」

 

 

そう聞くと久遠たちは頭を下げて先に向かうのであった、これで良いこれで後顧の憂いもなく戦えれる。ここならば木などの物を使えればある程度時間稼ぎは出来ると思い迫りくる何かを待ち受けていた。

 

 

そうしてついに嫌な感じを出している者が姿を見えたのである、その姿を見て驚きを隠せないでいたがでも同時に納得をしてしまった。

 

 

「なるほど迫りくる何かは己の死後の姿であったか、だがこうしてみると死後の顔でも久遠たちは美人だよな。まあ、良く見慣れた顔もあるがな」

 

 

 

そうそれは先ほどまで一緒に逃げていた久遠たちの姿をしている者であったが明らかに生気がなく目は充血状態になって少し異様な姿をしていたがそれでも美人は美人だからこれは良いけど・・・まさか、自分の死後の姿をこの目で見ることになるとはなと思いで見ていた。

 

 

でも結果的にこんな美人たちに囲まわれって亡くなるのであれば悪い人生でもない、それに未来を繋げることもできる、己の運命は決まったが・・・

 

 

「だから、こそ全力で戦えれるものだ。さあ、島袋雅也、人生最後の大歌舞伎だ。では・・・我、これより死地に入る・・・参るぞーー」

 

 

そう言いながら迫りくる何かと戦いを始めるのであった。勝てない戦いなのは己が一番理解をしていたがそれでも逃げられない戦いがあると信じて・・・そしてついにその時が来たと思いで死闘を繰り広げ始めた。

 

 

 

そのころ将希たちは回復も終えて準備もほとんど終えたので作戦会議をしていた、そう言っても二人しかいないから出来ることは限られてくるがそれでも作戦をしていた。姿はもう男の姿に戻り完全に戦闘態勢であった、剣丞も必死に考えていた。

 

 

そうしてついに決まり決戦をするために深手を負っておるアフリマンのところに向かうのであった。今ならばまだ完全に傷も癒えていないはずだと思いでその場所に向かってみるとやはり大きな傷ができて回復しているアフリマンを見つけたのですぐに俺は攻撃をして回復を無駄にさせようとした。

 

 

 

相手はそれに気がつき、すぐに戦闘態勢をしてきたがすでにこちらの方が準備をしているのですぐに剣丞君にアフリマンが余計なことができないように巻物にしまい込んである結界を出すように指示をした。

 

 

 

剣丞君はそれにすぐに応じて出してくれてこれで避けないな真似はできないようになっていた。良し、これでだいぶ戦いやすくなった。もともとの力はそこまで強いわけではないみたいだからいけると思いで戦いを始めた。

 

 

そうして戦いはお互いの魔法と斬撃の打ち合いが起きていた、その攻撃力や速さはこの前のやつよりも断然弱くこれならば勝てると思いで攻撃をしていた。

 

 

もちろんアフリマンも反撃しようと何か呪いなどしてきたがすぐに剣丞君に渡してある防御魔法が封じ目られてある巻物を使いそれを俺と剣丞君の二人を防ぎながら攻撃をしていた。

 

 

 

これに怒ったのかアフリマンは剣丞君に向かって攻撃をしようとしていたので俺はすぐに大声を出して

 

 

「アフリマン、お前の相手は俺だろ、雷光舞桜ーーー」

 

 

俺は己が使える雷属性の魔法で最強の魔法を発動させてアフリマンにぶつけたのであるがここで己の攻撃はやめずに更に剣と雷魔法の融合をさせてアフリマンに対して

 

 

「さらに受け取るがいい、俺の斬撃を・・雷竜の舞」

 

 

そうしてまともに受けたのかかなり怯みながら後退をした、先ほどの攻撃は良かった。ならばまたそれを・・いや、それ以上を与えるまでだと思いながら大地を蹴るように飛び出した。

 

 

アフリマンも対応をしようと反撃をしてきた、それでも今のアフリマンは俺にとってそんなに強くないように感じていた。本当は強いが雅也のおかげで弱く感じていた。

 

 

 

これもお前のお手柄だと思いで亡きもとに対して最高の手向けを送るために俺は今、使える技で最強の技を出すのであった。

 

 

 

「闇に舞う桜よ、今こそ天に向かって舞飛び立て、未来へ続く道しるべとなるがいい・・・闇桜」

 

 

そう言い闇より出てきた桜がアフリマンを負いつくすように囲んでそうしてアフリマンの悲鳴らしいものが聞こえてきたが俺たちには聞こえなかった。

 

 

闇桜も終えて消えるころにはアフリマンもこの世から消えて剣丞君に対してこれでひと段落したかなと笑みを浮かべて答えた。

 

 

それを見た剣丞もそうですねと言い笑顔をして言い返してきた。これで後は世界をまた再編成をするのみとなった。だが、これをすれば俺のことを覚えてくれる人はいなくなる・・・でも覚悟に上、俺はそう思いながら最後の作業を始めるのであった。

 

 

剣丞も勝ったのに何か暗い表情をしている将希の様子が気になるのだった、まるで難所がまだ終えていないようにも見えていたが本当のことを剣丞が知る由もなかった。

 

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