幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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雅也の死闘ですが・・・自覚はなしです

俺はとりあえず落ち着いてからまずはみんなの魂を探しに向かうことにした、いくら肉体が回復しても魂がないと生きた屍みたいな状態だからなと思いで探しに行こうとしていたら剣丞君も一緒に行きたいですと言ってきたが俺は

 

 

 

「良いか、これから向かう場所は生と死の境目であり一瞬でも油断をすれば死ぬ場所だ。剣丞君はもちろん俺でもそこに存在していると言われている何かと戦いでもすれば必ず死ぬ。だから剣丞君はここで待っていてほしいだ」

 

 

そう必死に説得したが向こうも必死で離さないように説得をしてきてそれに負けて仕方がなく連れて行くことにした。正直に言えば俺もあそこの場所には行きたくはないけどそれで久遠たちが完全に復活が出来なくなる方がもっと嫌だと思い決死の思いでその生と死の境目に向かった。

 

 

その場所の入り口に到着してみるとそこの不気味さに剣丞君はすでに嫌な顔になっていた。無理もない、俺もそうしたいと思っていた、でも時間をかけすぎると久遠たちがここにいる何かに捕まったらもう助からないから先を急いで走っていた。

 

 

 

まずは多くの分かれ道がある場所でそこに入ってすぐになんと久遠たちがかなり痛みでゆっくりであるが歩いているのを見つけたのである。これは本当に嬉しい、こんなに近くまで来てくれていたなんて・・でもどうしてここまで来ているのかと考えていた。

 

 

実はこの世界に入ってしまうと基本的に生きた屍みたいになってしまい、余程の感情が呼び起こさない限り、こうして歩くことはないはずだ。無論、例外はこの世界に一度来たことがあるもしくはよほどの霊感が持っていれば意識が残ると聞いたことがある。

 

 

でも今はこうして助けられることに喜ぼう、そう思いで久遠たちに向かって走りながら声を出した。それに気がついたのかこちらを見て嬉しさと涙を出していた。俺も嬉しくて抱き着いて

 

 

 

「良かった、本当に良かった。こうして助けられて良かった・・・久遠、結菜、一葉、そしてみんな無事でよかった。もうそれしかない、でもどうして久遠たちは意識があるの。普通ならば・・・言いにくいけど生きた屍みたいになる場所なのだけど」

 

 

そうそれがどうしても気になっていた、何か起きているのかと思いで聞いてみたらなんと親友である雅也もいたみたいでそれに呼び起こされたらしい。確かに雅也は小さい時と学生の時に生と死をさまよってこともあった。その時にここに来ていた可能性はある上に雅也自身がかなりの霊感が強い男であり昔から怪奇現象とか遭遇したいたし。

 

 

なるほどそれでここまで逃げてきたのかと感心していくうちにそう言えば雅也の姿が見つからないと思いで聞いてみると久遠は泣きながら雅也は後方のほうで我たちを逃がすために殿をしていると言われた。

 

 

それを聞いた瞬間、剣丞君にみんなをお願いすると伝えて俺は後方のほうにいる親友である雅也のところに向かって走り出した。このままでは雅也は確実に死ぬと助けないとそんな思いで走り出した。

 

 

 

 

 

そのころ雅也は向かってきた久遠たちと己の姿をしている何かと死闘を繰り広げていた。

 

 

 

「そんなものかよ、それで私の首をとれるかと思っているのか。その数で攻めてきても私はこうして両足で立っているぞ」

 

 

そう言いながらも体中には傷だらけであり傷がない場所などないと思わせるぐらいになっていた。それでも何かたちはお構いなしで攻撃をしてきた。

 

 

雅也は風に吹かれる木の葉のように避けていた、攻撃を出来る限りに受け流してそのまま反撃してなんとか耐えていた。けれども何かたちはお家流も使ってくるので次第に追い詰められていた。

 

 

 

頼むから早く久遠たち逃げてくれよ、そろそろ限界だ。こちらも突破されそうと思っていた瞬間に後方から声が聞こえていた。その声は親友である将希の声であった、どうしてここに来たと思いで声を出して言った。

 

 

「将希、どうしてここまで来た。ここに来れば危ないのは神であるお前は知っているはずだ、今からでも良いから元の場所に戻れ」

 

 

「嫌だ、お前をおいて行けるかよ。なんでこうして何回も助けてくれた相手を見殺しをしないといけないのか」

 

 

「いうことを聞け、この相手は本当に強いからお前では勝てない、私も幽霊爺さんが使っていた刀で戦っているからここまで持ちこたえてくれたがもう限界だ、だからお前だけでも元の世界に帰ってくれ」

 

 

俺は親友を助けようと向かって戦いをしたら明らかに桁違いの強さを出していた。俺の一振りが何事もなく受け止められて更に反撃をされた、俺も今度は魔法だと言わんばかりに雷光舞桜を放って攻撃したがその攻撃はまるで効果がないみたいに無傷であった。

 

 

馬鹿なと思いで俺は魔法を発動させて攻撃をしたが無傷でありその間に一葉の姿をしている何かが一葉のお家流である三千世界がこちらに向かって放たれた、間違いなく受けたら致命傷を受けるだろうと思いで必死に避けようとしたが避けきれずにもう目の前に来てくそ、ここまでなのかと思いで待ち受けたらその瞬間に俺を守るように親友が我が身を盾にして三千世界の攻撃を受け止めていた。

 

 

もちろん三千世界は親友である雅也に容赦なく突き刺さり背中がハリネズミみたいになっていたがそれでも親友は倒れることはしなかった。そうして三千世界も終えるころにはもう瀕死の重体になりながらも俺に向かって

 

 

「大丈夫か・・・将希、いい加減にわかってくれよ。お前のためなんだよ、最後の頼みだ・・・俺たち親友だろ」

 

 

俺はその言葉を聞いてただ親友にありがとうと言って親友を見捨てるように逃げ始めたが親友が

 

 

「そうだ、前に進め。それは逃げていない未来への進軍だ・・・友よどこまでも進めーー」

 

 

大声でそう言ってくる雅也には何も後悔がない声で言っていた。その場で泣いていたのは俺だけであった、俺は号泣しながら逃げ出していた、今の俺では勝てない。今、逃げないと殺される・・・親友が殺されるのが分かっているのに俺は逃げ出した。

 

 

 

「さあ、私の人生最後の確変に付き合ってくれよな」

 

 

そう言い雅也は満身創痍ながらも構えていたが向こうから仕掛けてくることはなかった。それを見た雅也は

 

 

「私に花を持たせてくれるのか・・・そうか、意外と優しいだな。戦って分かっただけどさ・・・お前たちはきっと生前は本当に久遠たちと同じだっただろ。だけど無念の死を遂げたのだろ・・・それで死にきれずに悪霊となっただろ、あんなに幸せなこともあれば悲劇なこともある・・・でもお前たちはそれが許せなかっただろ」

 

 

 

雅也はそう話をしていると動きを止めて聞いていたのである、まるでその言葉を理解をしているように聞いていた。

 

 

「でも私と親友の姿を見て親友だけでも見逃してくれたことは感謝する、こんな私でも良いのであれば最後まで付き合ってくれ・・・それと最後の相手がこんな美人たちでよかったぜ」

 

 

そう言うと相手はほんのわずかに動揺を見せたものの動きを始めていた。雅也はさて、参りますかと思いながら最後の戦いを見せたのであった。

 

 

その後、雅也がどうなったのかは生きている人は誰も知ることはなかった。

 

 

 

そうしている間にも将希は無事に元の世界に帰り久遠たちはみんな帰還してきてくれたことに深く喜んでいた。けれどもすべての世界は崩壊状態のままには変わりはなかった。

 

 

「烏よ、これからどうすれば良いのだ。多くの人が死亡して我々だけが生き残っても・・・」

 

 

「実はな、それに関して俺に考えがあるのだ。それをすれば多くの人が救えるからさそこは気にしないでくれ」

 

 

 

「それは本当なのか、烏よ」

 

 

俺はそう再度聞いてきた久遠に対してそう答えた、するとならば我々は落ち込んでいる場合ではないなと言いながらこのことをみんなに伝えるべく走り出した。

 

 

確かにこれで多くの人たちは救えることになるだろうけど・・・同時に俺の存在も消えてしまう。それだけはまだ言えなかった、もちろんする前に言うべきところだが今は久遠たちと最後の時を過ごしたいと思いで黙っているのであった。

 

 

そしてとりあえず今は休んでからその作業をしようと事になり俺たちは宴などの準備をしていた。料理担当はまだ元気がある俺と剣丞君の二人で行っていた。

 

 

「将希さん、親友のことは本当に残念だと思っていますけど・・・親友である雅也さんはあれでよかっただと自分はそう思います。きっと将希さんが笑顔にさせたいと思いで殿を引き受けた、こんな親友のために命を張れるのはそう多くはいません。本当に良い親友さんでしたね」

 

 

それを聞いた俺は自然と涙を流しながら剣丞君に向かって

 

 

「そうだ、俺にもったいないぐらいに素晴らしい親友であった。ならば俺は神としていつか雅也を転生させて見せる。その時にはどこかのラノベみたいな感じの特典でもつけて主人公でもさせて見せる」

 

 

それを聞いた剣丞君はそれは面白そうできっと親友さんも喜ぶと思いますよと言ってくれた。だから今は我慢をしていてくれ俺は今よりもさらに強くなってお前が命を張ったぐらいの男に神になって見せるから今はしばらくの間別れだと思いで夕暮れになってきた空を見上げているのであった。

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