幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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過去ですが・・・ですが自覚なしです

久遠は泣いていた、目の前で大好きな将希が死んだことを見て泣き叫んでいた。どうしてだと思いで泣いていた、もうそうして気がつかないうちに先ほどとは違う空間になり将希の体は消えていた。

 

 

久遠は何が起きたと思いながら周りを見てみるとそこには結菜をはじめいろんな人たちも何が起きているのかが理解できないでいるとまるで映画館を見ているかのように大きな画面にとある映像が流れ始めたのである。

 

 

 

それは赤ちゃんが生まれた瞬間から始まっていたがその赤ん坊が生まれても誰も喜ぶどころか、むしろどうしてこんな奴を生むために我妻を死ななければならないのだと泣き叫んでいる男に母親が死んで泣いている幼い少女がいた。

 

 

生れてきた男の子には誰も気を使ってあげていなかった。これを見て久遠たちは何の映像なんだよと話し合っていると場面が変わって今度は先ほど生まれた赤ん坊が少し成長して父親に褒めてほしいと思いで魔法の練習をしてそれを見せてみると

 

 

「その程度で何が褒めてほしいだ、そんなに褒めてほしいならば今の百倍をしてこい、この殺人鬼が」

 

 

父親に叱られて男の子が泣いていた、どうして頑張ったのにどうしてと泣いていたそれを見ているだけでも泣きそうなものが出て来ていた。更に続くのは今まで見たこともない虐待でありそのたびに男の子が酷い目に遭っていた。

 

 

もう見たくないと言って目をつぶっている者がいたが目をつぶっても頭に直接に映像が届いてどうしようもなかった。

 

 

そして男の子は家出をして安住の地を探し始めた、どこでも良いからと思いで探して森の奥に一人の女性と共に過ごしていた。それを見て久遠たちは良かったと思いで見ていたらまた次の映像でその森は焼かれており女性は串刺しになって殺されていた。

 

 

男の子・・いや男は泣き叫んだーもうその悲しみ、怒りが久遠たちまで伝わりこちらまで泣き叫びそうになっていた。もう、悲しい悲しい憎い憎い憎い憎い憎いと思いが変わり男はもう別人のように変わり殺戮を始めた、そしてそれを効率がいい様にするために大きなドラゴン、アジ・ダハーカを生み出した。

 

 

そして男はアーリマンと名乗り世界のすべてを壊そうとしていたが久遠たちはそんなことは当たり前だとみていた。もう気持ちがこちらに伝わりむしろ当然なことだと思っているとそれを邪神とか呼ばれて討伐をされるようになった。

 

 

 

何回も何回も何回も何回も殺されてどんどん性格が歪んでいった。久遠たちはもうただ救いを求めていた、この余りにも不幸な男に救いをそう願っていると一人の男が手を差し伸べたのである。

 

 

始めは信じていなかったが何回もして更に真剣に向き合って男はその手を握った。そうして初めて邪神とではなくただのアーリマンとして接してくれた。それは嬉しいものであった、ここまで見てくれたことにそのうれしさが伝わってきた。

 

 

でも久遠たちはまた不幸になってしまうのかと思っているとその男はアーリマンを逃がすために一人で数えきれないほどの相手と戦って死んでいった。またアーリマンは一人となって死んでしまった。そしてアーリマンとしての記憶が無くなり転生をした。

 

 

すると今度は人に生まれ変わって今度こそ幸せな人生を送れると信じていたがいじめに遭って一人悲しんでいるときに

 

 

「お前ら、弱い者いじめをするやつは僕がぶっ殺してやる」

 

 

そう言いながら一人の男の子が助けに来てくれたその子に感謝しながら男の子が友達になろうよ言ってきてまず助けに来てくれた男の子が

 

 

「僕はね、島袋雅也というの、君は」

 

 

「僕はね・・・島津将希と言うの」

 

 

そしてこの言葉を聞いた瞬間、この場にいた半数以上がまさかと顔になりながらも映像が続き、ほかに相模桂、徳島豊喜という人とも仲良くなり四人で暮らしていたが相模桂は病気で死亡してしまった。

 

 

二人とも悲しんでいた、親友がいなくなったことに悲しみを抱きながらも暮らしているある日にその島津将希も交通事故で死亡した。すると神様直々に神様になるための学園に招待をされてそこで学んでいたがここで己がアーリマンだったことを思い出した。

 

 

 

その時に罪の重さに押しつぶされそうになったがそれでも亡き友の支えもあり前に向かった歩きだした。そして島津将希は卒業して・・・八咫烏になった。

 

 

それからも将希はどんなに辛いことがあっても相手のために必死に戦い、時には感謝をされて時には迫害を受けたがそれでも神として人々を助け世界を渡って歩いていた。

 

 

そんな苦労をしている将希にも春が来たのである、それは神になってからの初恋でありその人物を見て久遠は悔しい思いを抱きながらも彼女ならば将希を幸せにしてくれるだろうと見ていたら剣丞が

 

 

「嘘だろ・・・桃香姉ちゃんなのか」

 

 

これを聞いた久遠たちは剣丞に問い詰めてみたらこの先の展開はすぐに暗いものだと理解をした瞬間に場面が変わり世界は平和になったがそこには桃香が倒れて将希は声をあげて泣いていた。

 

 

そして桃香が生き残れる、平和な未来を創るためにもう一度世界の時を戻して始めているとそこには知らない男がいたのであった。

 

 

それを見て更に青ざめていた剣丞を見て誰かわかるのかと聞いたが嘘だろ嘘だって言ってくれよと言い泣いていた。

 

 

そして剣丞の答えはこの後にわかった、その男と桃香が二人で将希の心臓を貫いてそのまま将希は死んでいった。そう、これで良いんだと己に言い聞かせて死んでいった。

 

 

すると今度はまた生まれた場面に変わりここでこの世界の映像だと気がつきそして進んでいくうちに幼き頃の久遠が出て来て挨拶をしていた。

 

 

「僕はね、荒木将希村重というの、よろしくね」

 

 

「我は織田久遠信長だ・・・烏みたいな感じするから今日からお前は烏な」

 

 

そう言いながら久遠と将希の出会いの場面を回想していた。そして将希は久遠のためにいろいろと頑張り始めたのである、尾張の経済、勢力拡大、人材の補充など休む暇もなく作業をしていた。

 

 

それは久遠のために日ノ本のためにと思いが伝わってきたがそのたびに久遠から嫌われてついには

 

 

「烏・・・お前などで会わなければ良かった。我を苦しめて・・・もう、お前など消えてしまえばいい」

 

 

 

映像の中では将希に対して久遠は罵倒していたが久遠が

 

 

「違う違う違う違う違う、間違っているのは我だ。将希は間違っていない、間違っているのは我だ・・・だから許して許して許して」

 

 

そう言いながら頭を抱えて泣いていた、しかし久遠の泣き声とは裏腹に将希に対する罵倒が続いていた。もう久遠に信じられなくて泣きそうになっている気持が伝わりみんなは久遠のほうを見ていた。

 

 

ただ久遠はそれを気にせずにただ違うと泣いてはこの場にいないはずの将希に謝っていた。そして今川家を倒して剣丞を拾ってから将希の周りでどんどんみんなが距離を開けてきたのである。

 

 

そして次第に信じられなくなり疑いの目を周りのほとんどがそうして将希は必死になり頑張っていたがそれでも信じていなかった者たちが泣き始めていた。

 

 

特に雛はもう泣いて謝っていた。将希に助けてもらって優しく愛情を貰っていたのに裏切ってしまったことにその場で崩れながら

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

 

 

もう狂ったように謝っていた、そんなことをしても織田家のほとんどが己の行動で将希にどれだけ傷つけられているか理解をして謝罪をしていた。雛を久遠を気にしている暇などなかったのである。

 

 

それをして苦難を乗り越えたと思って平和な世になりそれで満喫をしている中で将希だけがまだ危ないと感じて動いていた。しかし、結果的には無駄になり発動してしまった。

 

 

そして助けられたのが久遠のみであったが意識がなくただ久遠とみんなに対して謝っていた。別に将希は悪くはない、悪いのは自分たちだと思いで見ていた。

 

 

その後はなんとかアフリマンを倒して親友である雅也を助けに行こうとしたら私を見捨てるようにと言われて泣きながら逃げ出してそして宴をして・・・翌日にあの言葉を言い将希も修行をしながら泣いていた。

 

 

本当はみんなと一緒に居たいと思いながらも久遠たちのことを想って己を犠牲にすることにしたのである。そして最後の場面になった、それは先ほどまで久遠が見ていた光景の反対で最後に将希は心の中で

 

 

久遠、お前と出会えて本当に良かった・・・ありがとう。もう感謝をしたい気持ちがこちらまであふれるように伝わってきてそのまま暗いくらい闇の中に石気が落ちていくのであった。

 

 

 

記憶はここで終わって映像も無くなった、もう余りにも残酷な道を辿ってきて同情をしたもの、将希を裏切ってしまった者には謝罪の気持ち、そして久遠はその両方を味わっていた。

 

 

そこに一人の老人が姿を現したのである、その老人は久遠たちに向かってこれが将希が歩んで来た道じゃと言っていた。ここで一葉がお主は何者なのじゃと聞いていたがここで詩乃が

 

 

「もしかして将希の記憶にいた松永紅龍さんですか」

 

 

老人はゆっくりと頷き肯定をした、そして久遠たちにとある質問をしたのだった。

 

 

「もし、将希が救える方法があるとしたらお主たちはどうするのか、教えてくれないか」

 

 

それを聞いて久遠は立ち上がり頭を下げて紅龍に将希の救い方を教えてくださいと頼むのであった。久遠は将希に本当に心からそう謝りたい・・・そしてまた共に歩んでいてほしいと思いで老人である紅龍にそうお願いをするのでだった。

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