お気に入りが五人も増えたしたので・・また増えたら書きます。
番外編1、バレンタインデー・・・自覚はなしではない
俺、今日はこの日ばかりはみんなに遭わないようにしていた、それはエーリカが教えてしまったバレンタインデーと言うものが今日だからさ。
いや、普通にもらえたらそれは嬉しいですよ。俺だって男ですから・・でもね、でもね神様だからさ、八咫烏だからその人の考えていることが分かるのですよ。
(烏にあげてお返しにピーーをするようにお願いをしてやる)←第六天魔王、久遠
(さて、料理の見せ所ね・・・やはり甘いものには甘い毒が必要よね)←最強の蝮、結菜
(ふっふっふっふ、私はすでにこれを予想して準備をしていました。悪いですね、私はこう見えて頭が良いのですよ。それでは将希さん・・・ふっふっふ)←今孔明、詩乃
(ならば余は大胆に余ごと一緒にあげてもらうようにするのじゃ。余ながら完ぺきな作戦じゃ)←暴れん坊将軍もしくは夜叉、一葉
(まずは好感度を上げてそしてお返しに・・・やだ考えただけでも下が・・)←スケベヒロイン代表、歌夜
(あ、あたいも将希にあげてから告白すれば・・・恥ずかしいのだぜ)←実は乙女心がある体育系女子、粉雪
(ほう、ここで将希に恩を売っておけば後々楽になるかもしれませんね)←苦労人、幽
(バレンタインデーって何を上げたら良いのでしょうか)←癒し、双葉
(気持ちを通じるならばそのチョコレートというものでなくても良いよね、お兄ちゃん)←癒し系妹、薫
一部を除いていろいろとダメだろうが後者の二人以外に貰ったら何をされるかわかったものではない。いや粉雪は大丈夫だけど・・でもまずいと思い今日は貰わないように逃げていたが実は正直に言って俺はあることをしようとしていた。
そう思いながら俺は姿を変えて女性の姿になり思うのだった。
(とりあえず今はこの手作りチョコレートを剣丞君に渡したいーー剣丞君の喜ぶ顔を見たいー)←実はこの作品で一番剣丞にたらされてメロメロに近い状態の人ではなく神、将希又は天美。
こうしていろんな考えが交差してバレンタインデーと言う戦いのほら貝が今、鳴り響いた。すべては己の夢のために今、戦国恋姫たちに柱、一体で繰り広げる戦い、勝利は誰の手に渡るのか。
将希・・ではなく天美になってから出来る限り久遠たちに見つからないように移動をしていた。目指すのは剣丞君の屋敷でありこれを渡せば勝ちでその前に渡されたら負けと言うもので勝負をしていた。
そうして歩いていると目の前に久遠と結菜がいたのである。まずい、目の前に第六天魔王と最強の蝮がいる。彼女らの目をそらすためにはと思っていると背後から幽が話しかけ来て驚きのあまりに声を出しそうになっていたが幽が口を閉じてくれてそして幽が
「将希ではなく今は天美さんでしたね、取引をしませんか。これからあなたも援護をしましょう。一回につき百両、良い値段だと思いますがどうでしょうか」
全く幽ちゃんは足元を見てこんな時でも稼ぎをしようとして・・・思っていたが今は使えるだけ使いましょうと思いお願いをした。
すると毎度ありと言って幽が二人に近づき話をした。
「これは久遠殿に結菜殿ではありませんか。先ほどあなたたちが探している将希ならば向こうのほうにいて話をしていましたよ」
それは本当かと言いながら幽の体についている匂いをかいで間違いないと言って二人は幽がさした方向に向かって走り出した。
本当に成功してしまったわと思いながら見ていると幽がではお願いしますと言ってきたので持っていた百両を渡して喜びながらそれではまだあるかもしれませんから同行させていただきますと言ってついてきた。
そして次の難所は剣丞君の屋敷の前で待っている一葉、歌夜がいた。おそらく歌夜辺りがここに来ると予測して応援として一葉ちゃんを呼んだのであろう。今度も幽にお願いをしようとしているとそこに双葉ちゃんが現れて
「お姉さま、向こうのほうで将希さんがいると久遠と結菜さんが走りながら言っていましたけど良いのですか」
「良いのじゃ、どうせお金で雇われた幽が流した嘘の情報じゃ。百両でも渡せば平気で噓をつくからのう」
「全く、お姉さま。幽さんがそんなことをするわけないじゃないですか。少しは信じてあげてください」
そう聞きながら幽は内心で苦しんでいた、一葉に行動を読まれていたことに双葉の純粋な心を言われてひどく苦しんでいた。すると幽は静かに立ち双葉ちゃんと一葉のほうに向かって歩き出し
「双葉様、公方様。某がここまで将希殿をお連れいたしました。今はあそこに隠れています」
幽ーーーー、あなたこんなタイミングで裏切る。やばいわと思っていたら歌夜が
「では三人にはここで退場をお願いします、では行きますよ、粉雪」
「ようやくだぜ、さて三人を倒して将希にバレンタインを与えるのあたいだぜ」
そう言いながら目の前で戦いが起きていた、うわーと思いながらもバレないように祈りながらゆっくりと剣丞の屋敷に入って剣丞君がいる部屋に入ってみるとそこでは刀を掃除している剣丞君の姿があり私は持っている手作りチョコレートを渡そうとしたときに
「私の頭脳が怖いと思うほど予想通りの展開、さあ、今です」
そう聞こえてきたのでその場所は大きなツボの中であり何をしているのと思いながら見ていたがここで詰まってしまったのか出られなくなってしまっていた。いや、なんでそこにしたと思いながら見ていたら
「策士が策に溺れてしまうとはまさにこの状況のことを言うのですね。あと少しだと言うのに」
何か勝手に自滅していたので私は今しかないと思い剣丞君に渡すと剣丞君は真っ赤にしながらありがとうございますと言ってくれて可愛い、今すぐにでも食べたい(深い意味)と思っていると剣丞君の外にほとんどの豪傑たちが揃っていた。
もう完全に戦国時代になっているよ・・・少し前までそうだったけどと思っていたらここに最後の参戦者になった、薫ちゃんが到着した。
まさか、薫ちゃんもと思っていたら薫は意外なことを言い出した。
「みんなでお茶会をしませんか」
そう言われたので私はこのことに一応賛成したおかげでそれにすることにした。そして集まって開く前にみんなの前で薫ちゃんはどうしてこのようなことをするのかと聞くと
「それは私はチョコレートとかそんなものは知らないし作り方も分からないからせめて思い出に残るようなものを送りたいと思ってそれならばみんなで一緒にいたほうが楽しいかなと・・・ダメだったかなお兄ちゃん」
いや、とても最高の贈り物だよ。まさか、こんな贈り物が来るなんて思わなかったわと思いながら男の姿に戻りみんなに対して
「ならば今日は薫ちゃんの提案でゆっくりと話しながらでもお茶会をしますか。まさか、こんな贈り物が来るとは思わなかった。でもありがとうな、薫ちゃん」
それを聞いてみんなも今回ばかりは負けだなと諦めてくれたようで薫の提案通りにその日はゆっくりとお茶会をするのだった。
そして薫にお返しは何が良いと聞いてみると桜の木がたくさん咲いている場所でお茶会をしたいということであった。
なるほどそれは言い提案だなと思いながら考えた。そうなると千利休とか存在していないのかなと思い時間が空いている時があれば探しに行こうと思いながらも今はこの時を楽しむかと思いくつろぐのだった。
これを見て詩乃ちゃんがなるほど武に知を制するのは人徳と言うわけですか、いい勉強になりましたと言っていたけどそれで今度は何をする気だと思いながら見ていた。
後日、途中で裏切って俺を売り渡した幽には制裁をかけることになるがそれはまた別の話。後は俺からチョコを貰ったことがバレて久遠と一葉、歌夜、結菜、粉雪の五人に命を狙われてしまう剣丞君がいたけどそれもまた別の話。