幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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あけましておめでとうございます、どうか今年もよろしくお願いします。


鬼との戦いですが・・・自覚はないです

鬼たちが一斉に攻撃をしてきたので俺は鬼たちに対してそのようなことを予想をしていないと思っていたのかと言いすぐに持っていた十文字槍で舞をするように攻撃をした。

 

 

「我が技によって倒れるがいい・・・雷竜の舞ー」

 

 

 

そうして周りの鬼たちは倒せたがこれが聞こえたのか周辺にいるだろう鬼たちが集まってくるのが分かった。流石に相手がどれぐらいいるのかを理解しないまま戦うのは良くない、早く雛を見つけて脱出をしなければならない。

 

 

それに人間の状態では倒せるものは限られるからな、こんなことになるのだったらもう少し神に戻る儀式を進めておけば良かった。嘆いていてもしょうがない今は雛を見つけ出すことを考えれば良いと思い走りながら雛を探し続けた。

 

 

だが鬼たちは俺を食い殺そうとしているのかどんどん松待ってきていた。俺は正面に立ちふさがる鬼だけを倒してただひたすらに走っていた。もしここで立ち止まれば流石の俺でも命の保証ができないからな、それにこんなに鬼が多いと雛自体も危ないと感じていた。

 

 

するとここで鬼とは違う存在が感じ取ることができた、俺はそれを信じて走っていくとそこには木の上に登って逃げていた雛の姿がいたのだった。そして木の真下には鬼たちが数体いて木を揺らして雛を落とそうとしていた。

 

 

俺は雛を救うために声を出して鬼たちの注意をこちらに向けさせたのだった。

 

 

「こらー、こちらに地面に降りている者がいるぞ、襲ってこいやー返り討ちにしてやるからよ」

 

 

雛の木の近くにいた鬼たちは一斉にこちらに向かって襲ってきたそしてここで俺を追ってきていた鬼と前後から同時に襲ってきたが俺は再び雷竜の舞を使い一気に鬼たちを殲滅させた。

 

 

しかし、まだまだ後方から向かってきている鬼たちはいるから油断は許されない状況なのは変わりはないから俺はすぐに雛に対して叫んだ。

 

 

「雛ーー、お前は急いでこの場から逃げろ。足止めは俺がするからお前は虎繁たちと合流したのちに城に帰り急いで数百だけでも良いから引き連れて戻ってこい」

 

 

雛は先ほどで少しおびえていたが将希の言葉を聞いてすぐに行動を開始した、それを見て安心しているとやはり後ろから鬼たちが来ていることにわかった。

 

 

「さて、鬼たちよ。ここからは男らしく勝負しようではないか、簡単に俺を倒せると思うなよ」

 

 

 

その後は迫りくる鬼たちを次々へと倒していったが流石に千体以上倒した後からは体力が無くなり始めていたのでそろそろ潮時だなと思い撤退をしようとしたときに

 

 

 

「おやおや、三河の主が敵に背中を見せて逃げるのですかな、荒木村重・・・いや、八咫烏よ」

 

 

俺は誰だ、俺の正体を知っている奴がいるのかと思い振り返るとそこにはほかの鬼よりも一回り大きい鬼がいたのである。姿だけではなく存在も大きく感じる、名前があるだと思い警戒しながら俺はその鬼に対して

 

 

「ではお前たちは俺は八咫烏だと知って襲ってきたのか。よほどの命知らずだな、おとなしくしておけば殺されずにいたのに」

 

 

「そうか、わしはとある下級柱を食ったらこんなに力をお持つようになったのだ。ならば最高位に近いお前を食えばわしは史上最強の鬼になることができる」

 

 

何、ほかの神を食らったのかこの鬼はだからここまで力を持ったと言うべきか。それにしてもほかの神を食らうなど普通は出来ないはずだ。やはり何者かが暗躍していると思っていいだろう。

 

 

想像よりも深刻な問題になりそうだ、まずは目の前のこの鬼を退治してから城に帰り考えることにしよう。

 

 

「では殺しに来ているのだから殺されても文句はないな、今は人間だがそれでもお前を倒すには十分な力が俺にはあるぞ」

 

 

そう言うと鬼の大将らしきものがこちらに向かって襲い始めた、流石に神を食べたというだけにあってほかの鬼とは比べ物にならないぐらいの強さを持っていたが甘いなこれぐらいならば今の俺でも十分と倒せる。

 

 

でも少しの反動は覚悟しなければならないがな、さてここいらでこの鬼に神々の強さを教えますか。お代金はその命になるけどね。

 

 

「では最後に本当の神の実力という物を見せてやろう・・・雷舞桜ーーー」

 

 

そうして俺から出た雷は今までよりもはるかに強力な威力を出しており大将らしい鬼は必死に受け止めようとしたが余りにも強い威力の前に俺の雷舞桜を受け止めることができずに灰になって消えた。

 

 

これを見た鬼たちは勝てないと悟ったのか蜘蛛の子が散るように逃げ出したのであった。それを確認した俺は必死に我慢していたものを吐き出した。

 

 

それは血でありそれもかなりの量を出してしまった、やはり人間の体では上級クラスの魔法を出すとここまでの反動が出てくるのか。正直に言ってここまで反動がでかいとは思いもしなかった。

 

 

一応、鬼の群れと大将らしい者は討ち取ったがそれでも黒幕が倒したわけではない、それに鬼たちには俺が八咫烏だということがバレていると思っていいだろう。やはり一日でも早く神に戻る儀式をしなければならないと改めてそう感じた。

 

 

あんな鬼たちにこの日ノ本を渡すわけにはいかない、ここは俺にとってみれば第二の故郷だ。絶対に守って見せる、そして虎繁、粉雪、雛、薫たちはもちろん、三河・・・いや、日ノ本はこの八咫烏が黒い目をしているうちは好きなようにできると思うなよ。

 

 

俺はそう決意を固めて木の上で体力が回復するのを待って休むのだった、しばらくすると雛は俺の言う通りに援軍を引き連れて戻ってきたがすでにことは終えており雛たちには無駄足になってしまったなと謝ったが雛たちは気にしないでくださいと言われてそのまま野田城に帰還した。

 

 

 

野田城に帰還して俺はまず布団でぐっすりと寝てしまった、本当にここまで動いたのいつ以来だろうかなと思いながら睡眠をした。翌日になり昨日の出来事に関して評定を開き話し合っていた。

 

 

「あたいが川辺で待機している間にそんなことがあったのだぜ」

 

 

「雛はあの時は逃げることしかできなくて本当に危なかったよ、でも助けに来てくれてありがとう、将希さん」

 

 

「それに関しては気にしないでくれ、困ったときはお互い様だろう。それよりも俺は昨日、初めて戦術らしくしてくる鬼と対峙した上に人間の言葉を話す鬼とも対峙した。とても信じられないことに思えるが信じてほしい、そして今、この国はかつてない危機になろうとしていることを理解してほしい」

 

 

 

その言葉を聞いて評定内ではざわついていたがただ唯一落ち着いていたのはやはり神の時から家臣である、秋山虎繁のみであった。長年、俺の下で働いていたせいで落ち着いていたがほかの者は動揺を隠せないでいた。

 

 

無理もない、これで鬼に知恵でもついたら人間が勝てる見込みがかなり薄くなるからな。でも現実はそう起きているのだから伝えなければならない、みんなに国の危険を感じてもらう必要がある。

 

 

ここで秋山虎繁が忘れていたように思い出して俺に伝えてきたことがあったのである。

 

 

「そう言えば殿に伝え忘れていることがあったでござる。まず一つは墨俣に城を築城をすることに成功したでござる」

 

 

それは聞かなくても何となく理解はできていた、あの剣丞という男はそれだけの力を秘めているからな。むしろ失敗したほうが驚く、それに虎繁は一つ目はと言っていたからまだあるのかと思い聞いてみると

 

 

「はい、ありますが・・・二つ目は鬼たちが活発に見られるようになったので周辺の有力な勢力と同盟を結んだことでござる。相手は甲斐武田氏、駿河今川氏の二ヶ国でござる。そして同盟の成功をさせたのは新田剣丞殿でござる」

 

 

それは凄いな、これで鬼に対抗しやすくなった上にあんな強力な大名たちを味方につけることができたなんて嬉しい上にそれが剣丞がやったのか。流石、久遠の夫にふさわしい男だなと思っていると何か虎繁は少し暗い表情をしながら

 

 

「しかし、剣丞殿に関してはこちらにとってあんまりいい噂ではないものがあるでござる。それは配下の女性たちと関係を持ったのはもちろんのことほかの勢力の女性たちとも関係を持ったといううわさが流れているでござる」

 

 

それが本当ならば確かに良い噂ではないな、確かにこの時代の男は複数の女性と関係を持つのはあることだがそれでも俺から見れば本当にこの男に久遠を任せても良いだろうか。久遠が幸せになってくれるだろうかと疑問を抱くことになった。

 

 

もちろんただのうわさかもしれないがでも火がないところに煙は出ないものだ、それに近いことがあったのは間違いないだろう・・・俺は鬼でも問題を抱えているのに久遠に関しても問題を抱えることになるとは・・・これはあの場所に向かって相談するしかないかと思い俺は虎繁に留守をお願いして俺は京の都に向かうのだった。

 

 

 

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