【完結】がっこうぐらし!特殊キャラ使用END実績『みんなここにいる』獲得ルート   作:赤い彗星@本職はpixiv

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(UA10000over+お気に入り280件overになったので)初投稿です。
みなさんの熱い応援、ありがとナス!!
感想もいっぱいいっぱい裕次郎でめちゃくちゃうれしいです。
次回も、頑張りたくなります。


11六日目始まり~あめのひ始まり

 えちえちガーターベルト姉貴とおでこちゃんとデスポエマーと別れたがっこうぐらし!投稿を往く(投稿者の風格)

 前回は上の通りの内容でした。えぇ~(私のあらすじ雑すぎ!?)

 さて、さっきも寝ていましたがまりこちゃんしっかりと熟睡しています。何処でも寝れるって実はかなりすごいことだと思うんですよね。

 というわけで、そろそろ起きて、どうぞ。(怒涛のレバガチャ)

 オッキしました。えらいねぇ~♡

 周りを見てみましたが、かれらは少ないですね。時間は朝十時くらいでしょうか。

 今日の天気は晴れ!!晴れ過ぎてまるで嵐の前の静けさみたいですよ~(暗喩)

 

 では、今日も一日イクゾー!!

 〇トリから出て、まずは朝ごはんの調達をしましょう。

 腹が減っては戦は出来ぬ、はっきりわかんだね。

 ではではご飯を探すゾ~!!

 

 ......少女ご飯探し中~..........

 

 お、いいところにコンビニがありましたね!!

 こ↑こ↓にあるおにぎりをたくさん食べておきましょう。

 え?腐ってないかって?まりこちゃんならへーきへーき!!(自キャラを労わらないプレイヤーの屑)

 おにぎりの在庫がほとんどなくなりましたね。

 お腹いっぱいになったところで、今日の行動方針をお話致します。

 

 今日は電気屋さんで小型の音楽プレイヤーを入手しながら、ウォークマンとかも回収します。

 なるべく多く欲しいので、リュックにぶち込める限りぶち込みます。

 後日また来てコンポとかも集められたらいいですね。

 その後は特にすることもないので、適当に高校の近くを回りつつ、近くの家で就寝といったスケジュールです。

 では、行きますよ~イクイク······。

 

 電気屋さんとかは確率で生成されるので、なかった場合はスーパーとかとりあえず音が鳴らせる機械があればいいです。

 では、さっそく”アレ”行きましょうかねぇ~。

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 数日前とは違って、適合者特有の能力値上昇とスキルレベルマックスでかなり飛びましたねぇ~

 一キロは飛んでるんじゃないでしょうか?

 音に寄ってきた道端のかれらを♰死ノ恐怖スケベィス♰の錆にしながら電気屋を探します。

 自衛隊かれらと違って経験値は少ないです。けど、レベラップの足しになるならいくらでも狩ります。

 さて、着地音で寄ってきたかれらも掃討したので、もう一度行きます。

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 お、電気屋さんが見えましたね。色的にはJ〇shinでしょうか?わし(着地音)

 またかれらが寄ってきたので相当します。

 無双プレイがあぁ^~たまらねぇぜ!!無双プレイがっこうぐらし!流行らせコラ!!

 再び掃討し終えたので、往く(適合者の風格)

 

 ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 お、いい感じに駐車場に着地出来ました。やったぜ。

 電気屋さんについたのでお邪魔しましょう。

 おっすおっす、オナシャスセンセンシャル~

 電気屋さんの癖に暗いなおい(生活インフラ)

 店員かれらもいらっしゃいませしてます。こんな日まで働いてて、とてもえらいですね。

 じゃけん、仕事(天国)上がってもらいましょうねぇ^~(社員を還らせる会社の鑑)

 

 こ↑こ↓の電気屋は二階建てのようなのですが、最初は一階を探索します。

 おもちゃとかがある二階も魅力的*1ですが、一階のバックヤードを目指します。

 電気屋は少し特殊で、展示品のアイテムも取れますが、バックヤードに行くと新品の製品が手に入ります。

 初期起動のため、ある程度充電されてますしバッテリーなどが長くもってうまあじでございます。

 さて、バックヤードに着きました。ので、これから探しました(キングクリムゾン)

 かなりいっぱいいっぱい裕次郎できました。

 スピーカーと一体型のウォークマンのアイテム『スピーカー付きウォークマン』がたくさん手に入ったのでマジの旨味です。

 これならスピーカーを別途探さなくて済むのでいいですね~

 

 リュックに詰められたスピーカー付きウォークマンを見てると、転売ヤーになった気分になりますね。

 不正転売は······やめようね!!

 次は乾電池で動作するタイプのモバイルバッテリーを入れておきます。

 これはスマホとかその他もろもろのものが充電できるのでかなり有能アイテムです。

 性能的にはやはり、充電式モバイルバッテリーが上ですが取り回しやすさとしてはこちらが勝っています。

 そのひぐらし!プレイだと必須アイテムと言っていいでしょう。

 

 では、二階に向かいます。二階には先程言った通りおもちゃとかが置いてあります。

 女児の光物はるーちゃんが喜びます。これはまた回収するつもりなのでいいとして、電池を積み込みたいと思います。

 電池は電池を使う製品があると存在が光ります。(激うまギャグ)

 特に懐中電灯なんかでよく使用されるので、あるだけ損はないです。

 もう色々挿入れてパンパン!!ですが、隙間はあるので単三電池をその隙間に突うずる(声に出して読みたい日本語)っこみましょう。

 

 綺麗に整頓出来ましたね。やっぱり····整頓されたリュックの中身を見るのは······最高やな!!

 ではでは、もうこ↑こ↓に用は無いので出ましょうかね。

 MURさ~ん上がりましょうね~

 いつの間にか時間はおやつの時間(三時)*2ですね。

 う~ん、まじでやることないので近くのコンビニ辺りでおやつと夜の食料の確保しましょうかね。

 六日目はまじで見どころさんが無かったのでカットだ。

 

 原作にも出てきたアガストで就寝です。

 階段あるからかれらも来れないし、荒れてるとはいえソファもあるのでうん、おいしい!!

 レジで見つけた袋に水とかもろもろがたくさん詰まっているので、開けて喰います。

 今日の晩飯はパンとカロリーメイトです。沢山は取れませんでしたので、まりこちゃんは腹ペコですが一日くらいへーきへーき。

 ご飯と水分の補給も済んだので、とりあえず寝ましょう。

 今は夜の八時くらいですが、明日のあめのひは外から参戦するときは特に初動が大事になってきます。

 ので、早めに起きれるようにします。

 なんでも早めに行動出来たほうがいいって、それいち。

 

 では、毛布もなんもないですがオネンネしましょう。

 ····にしても、喋る相手がいないとここまで寂しくなるんやなぁ····って(一日の辛抱)

 喋ることがマジでないのでおやすみ(暗転)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おっは~!!おっは~!!(カラ元気)

 七日目です。今までこ↑こ↓の為にいろいろな準備をしてきました(万全とは言っていない)

 え~ただ今の時刻は、六時前くらいですかね?いい感じに早起き出来ました。

 天気は曇天、今にも降りそうですねクォレハ······

 早起きできたので、近くのコンビニでイートイン(無銭飲食)してから高校へ向かいます。

 ほら真壁亮子行くぞ(出発)行きました!!(いつもの)(カット)

 本当にいつも通りの光景だったからね、しょうがないね(おにぎり売り切れ)

 ではでは、高校に突入するんですが、その前にちょっと今回導入してみたModの確認をします。

 

 今回入れたModはゲーム内の音楽系アイテムでPCに入ってる好きな曲がかけられるというちょっとしたものです。

 ラジオとかスマホでも流せるのでとてもいいですわよ^~コレ。

 さて、ちゃんとMod作動するかなぁ······しました、やったぜ。(完全勝利)

 あめのひのイベントまで残り30分くらいしかないので、そろそろ下準備をしたいと思います。

 まずは、高校の中に入ります。安全地帯は一階まで広がっていないみたいですね。えがったえがった。

 では、各教室に転売ヤー(持ってきた)したウォークマンをセット。

 アラームでイベント時刻よりニ~三分後を設定して、最大音量にしておきます。

 

 ここまで来たら察しのいい兄貴達ならわかると思われます。

 では、まりこちゃんは一度校内から退去しましょうか。

 ゲーム内時間だともうすぐですね~。

 玄関近く辺りで待機しておきます。まりこちゃんはかれらから認知されないのでらくちんチンです。

 ♰死ノ恐怖スケベィス♰の素振りでもしておきます。もう血がずるずる出て気持ちがいい(狂人)

 あっ、そうだ(ボケ)駐車場に皆城君たちの車があるか確認するのを忘れていました。たまに合流できてないとかあるからね、多少はね?

 

 ············ヨシ!!(確認)ちゃんとたどり着けていたみたいですね、えがったえがった。

 

 ····お、始まりましたね~。

 あめのひのイベント発生の時、学校の近くでお外に出ていると、かれらの大群が校門からたくさん入ってくるというムービーが見られます。

 これが開始の合図です。天下分け目の大合戦が今、始まる────

 グラウンドにいっぱいいっぱい裕次郎(ポップ)したかれら。

 窓とか玄関扉をぶちやぶって中に入っちゃう!!見える見える、多いぜ。

 

 挿入(はい)られちゃったねぇ~。

 さて、普段ならおいしいぴちぴちの女子たちの生肉を求めて、迫真の階段昇りをするかれら(正しい用法)ですが、今回はそうはいきません。

 そろそろかにゃ~。お、来ましたね。

 

 この壮大な音楽は、そう『ナイトヘーレ開門』です。

 やっぱり、蒼穹のファッ!?フナーのBGMを······最高やな!!

 同時刻のアラームで設定したので、各教室でウォークマンが一つずつ爆音でなっています。

 これによって、一階は音まみれとなり、あめのひ特有のJKやロリや女性国語教諭を襲おうとするかれらも流石に無視が出来なくなります。

 後ろから突入してくるかれらは、教室のほうに吸い込まれていきます。

 

 これでかなり時間稼ぎができるので、その間にまりこちゃんは学園生活部の防衛ラインに割って入りましょうかね。

 原作キャラと皆城君が合流しているのですが、たぶん合流は昨日時点のはずなのでバリケードは三階までだと思われます。たぶん。

 では、二階まで一気に行きたいと思いますが、登場は派手なほうがかっこいいよなぁ?

 というわけでですね、まりこちゃんのスマホで曲を爆音再生してから、イッちゃうわよ♡

 みなさん、ご唱和してください”アレ”の名を。

 

 

 

 

 

 

ウ ン チ ー コ ン グ っ て 知 っ て る ?

 

 

 

 

 

 

 ──といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 


 

 学園生活部として活動し始めた巡ヶ丘高校にいる者達。

 『あの日』から何日経過したのだろうか。四人から六人に増えたとはいえ、時間経過が長く感じた。

 それは突然だった。その日はくるみと慈は購買部まで”きもだめし”をしていた。

 きもだめしなんて、かわいいものではなくて生死の境目を潜るリアルがそこにはある。

 教室で手に入れた誰かのリュックにまだ食べれそうなものを詰め込み終わり、帰ろうとした。

 廊下に出た時、校門をぶち破ってくるワゴン車を見た。

 

「────!?」

 

 それを見た途端、女二人は駆けだしていた。

 救援かもしれない、もしかしたら敵なのかもしれない。

 だが、そこに現れた”希望”に縋るしかなかった。

 くるみが彼女たちを認知したかれらを肉塊に変えていく。

 慈はその後ろでモップのリーチを活かしフォローに回った。

 

 割れている窓を更に割り、くるみが先に出る。

 慈をひっぱって、外に出すとその車に駆け寄ろうとした。

 だが、ここで問題が発生する。

 車のエンジン音によって、かれらはワゴン車に吸い寄せられ始めていた。

 扉を開けて飛び出した二つの影。佐倉慈にはその二人が巡ヶ丘の生徒であることが一瞬でわかった。

 

 バットとバールで応戦する少女達。

 その動きは”慣れている”動き。

 

「お前ら!!大丈夫か!!」

 

 くるみが呼びかける。

 彼女は獲物のシャベルを振りかざしながら、彼女たちの元へと駆ける。

 高校側からやってきた人影に安堵の表情を浮かべたのは、ハーフアップの少女。

 

「正直大丈夫じゃないです!!少し手伝ってくれませんか!?」

「わかった!!」

 

 共同戦線はすぐに構築された。

 圧倒的な運動神経で多数のかれらと立ち回るくるみと、その取り逃がしを確実に倒していく少女二人。

 遅れて合流してきた慈はモップを突き、かれらの行動を制限することで彼女たちがより戦いやすい環境を作り出していた。

 エンジン音が止まった車。中から男が現れる。自衛隊の装備を持った男。

 銃を腰に掛けているが今回は使わない、代わりに取り出したのはサバイバルナイフ。

 

 ”音”がかれらを惹きつけるのなら、音を消してやればおのずとこちらに興味を持つ対象は減らせる。

 このディストピアになってから彼女たちが学んだ共通認識だ。

 

 

 ずっと戦っていた気がする。

 しかしながら、その小競り合いはほんの一瞬だった。

 グラウンドにいたかれらをある程度掃討すると、ワゴン車を運転していたであろう男が名乗った。

 

「僕の名前は皆城浩平。元自衛隊隊員だ」

「元ってことは······」

「あぁ、すまない。察してくれ······」

 

 救援ではなかった。私たちはいつまでここにいればいいのだろうか。

 わからない、わからない。暗い思考が巡る。

 それがわかっていたのだろうか。

 

「あの~、先生?と生徒の人ですよね?私は二年の直樹美紀です」

「私も美紀と同じ、二年の祠堂圭です。いきなり立ち入ってすみません」

 

 てへへと笑う少女。

 そこでもう一つの現実を思い出させた。

 学校の外にも生存者はいた。つまり、この世界はまだ全てが崩壊したわけではないということ。

 

「······私は佐倉慈、巡ヶ丘高校の国語教師です」

「恵飛須沢胡桃、三年だ」

「佐倉慈さん。話がある」

「何でしょうか?皆城さん」

 

 彼からの話を要約すると、この車には物資が詰め込まれているのでこの高校で一緒に籠城させてほしいといった旨であった。

 途中で何度か謝罪があったが、しかしこのイレギュラーな事態で生きている人がいた。それだけでも彼女たちにとってはありがたいことであった。

 

「わかりました。これからよろしくお願いしますね。皆城さん、美紀さん、圭さん」

「こちらこそ、よろしく頼む」

 

 二人の間で交わされた握手。 

 それは、この場にいる者達に希望を感じさせた。

 いつかはここ(高校)からでなければならないだろう。だが、物資の余裕が出来、さらに新たな仲間まで増えるとなれば明るい気分になるのは人間として当然のことだろう。

 

 そこからはワゴン車に詰め込まれている荷物を全員で運んだ。

 食料、衣服、武器になりそうなもの、そして娯楽。

 遠くのモールからかき集めてきたであろう物資がたくさん手に入った。

 それは学園生活部全員にほのかな希望を感じさせた。

 

「今日の夜ご飯は、歓迎会として豪華にしませんか?」

 

 佐倉慈の提案は全員賛成だった。

 世界が壊れてしまったが、こんな日もあってもいいだろう。今日ぐらいは。

 その日はいつもより遅い時間まで、電気の明かりは消えなかった。

 

 

 次の日。窓から広がっていたのは曇天だった。

 今にも降りだしそうな曇天(そら)の灰色。

 その空を見て、起きてきたばかりの丈槍ゆきはぽろっと言う。みんな雨宿りしてると。

 くるみが朝の見回りから切羽詰まった表情で帰ってきたのはそれと同時だった。

 

「あいつらが押し寄せてきてる!!」

 

 最悪だった。一週間で三階まで安全圏を確保できたのに、かれらはそれを簡単に取り上げようとしていた。

 もう限界だった。だが、それは全員同じ気持ちだ。

 

「みなさん、僕がいうべきではないのかもしれない。でも、戦って守るんだ。この場所(学園生活部)を」

「皆城さんの言う通りです。····私もここを守りたい。まだ一日しかいないですけど、ここは私たちに”生きる”ことを思い出させてくれたから」

 

 最初に立ち上がったのは皆城浩平と直樹美紀、祠堂圭。

 彼らは各々の得物を手に取る。やはり、外の世界で生きてきた三人は違っていた。

 その身を持って知っている。平和の尊さを。だからこそこの火種を消したくない。

 

「それに、真壁先輩ならきっと、こうするでしょうしね」

 

 祠堂圭は笑う。その名前に一同が振り返った。こんな状況なのにだ。

 それほどまでに、真壁亮子は大きな存在となっていた。

 柚村貴依は思わず肩をつかんで聞く。

 

「······あんた、それって真壁亮子のこと?」

「はっ、はい····そうですけど~」

「あっ····ごめん、ちょっと冷静じゃなかったみたい」

 

 貴依は肩から手を離すと、謝罪する。

 彼女も得物であるバットを取り出していた。数日前に付いていた血はそのままだった。

 それは彼女の存在を忘れないように。

 一番最後に立ち上がったのは佐倉慈。

 

「ごめんなさい、本当は最初に私がいかなくちゃならないのに····」

「気にしなくていい。その感覚が普通だ」

「めぐねえ······」

 

 ゆきは彼女の胸に飛び込んだ。その目は少し潤んでいる。

 小さくか弱い彼女、その体躯を優しく包み込んだ。

 まるで姉妹のような絵だった。

 

「帰ってくるわよ。絶対にここに」

「····うん」

 

 ゆき、若狭悠里、若狭瑠璃の三人は生徒会室で待機。

 くるみを筆頭とする残り六人は二人組でバリケードの防衛に当たるという作戦だった。

 中央階段はめぐみと貴依、生徒会室側は最大戦力のくるみと皆城浩平、そして一番遠い資料室側は美紀と圭が。

 六人がそれぞれ散り散りになろうとしたその時だった。

 

 響いたのだ、下から音楽が。

 一つ一つの音は小さかった。雨の音で三階までは仄かにしか届かなかったが、それでも聞こえたのだ。

 窓の外を見ると、はみ出した死者の列は散り散りになっているようだった。

 次に聞こえたのは、爆発音と窓が割れる音。そして、一階で流れている音楽とは違う音楽が流れていた。

 そして、数多の肉が砕ける音が近づいてくる。

 

 バリケードの向こう側。すぐそこ。

 全員窓の外を見ていたが故に、振り向いたのは同時だった。

 彼女はそこにいた。真壁亮子、彼女たちが追いかけ続けた幻影。

 何も特徴がない、しかしながら綺麗な顔。その手に握られた赤黒に染まった十字架、そして着替えたのであろう佐倉慈と似たような服。唯一変わったのは瞳の色。黒から赤に変色したその目はまるでアレキサンドライトのよう。

 知っている、彼女を。それはあの日に慈とくるみを助け、噛まれた人間だった。

 

 何より、柚村貴依や外からやってきた三人の顔がほころんだ。

 確信に至ったのはそこだった。

 佐倉慈は今でも消えそうなその少女に問いかける。

 

「····あなたはそこにいるの?」

 

 彼女は静かに笑って、階下へと駆けだした。

 限りない戦い、どこまで続くかわからない暗闇。

 その中で現れた、そこにいなかった者が学園生活部(らくえん)にいる者達が見ている闇の狭間を照らした。

 不器用で、静かで、でも真っ直ぐな笑み。

 服装や持っているものが違っていても、それでも彼女がそこにいるのなら、力が出せる。

 雨はまだ止む気配はなかった。

 

 

*1
個人差があります

*2
流行らせコラ!!




次回の料理も、がんばります。
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