【完結】がっこうぐらし!特殊キャラ使用END実績『みんなここにいる』獲得ルート   作:赤い彗星@本職はpixiv

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(溜めていた課題をドバーッと消化中なので)初投稿です。
じゃけん投稿ペース下がりますよ~
ゆるしておにいさん!!


13贖~りょうこ~罪

 目覚めると、知らないけど知っている天井が見えた。

 私──真壁亮子は高校の一室に寝かされていた。

 服が洗濯されており、血濡れだった身も新たな学生服に変えられており、綺麗にされている。

 硬い床の上に敷かれた布団、布の紐に拘束された身体。今の力なら簡単に千切れそうな紐。

 でも、千切ろうとしなかった。

 

 あの雨の日、たくさんのかれらが蠢く音に惹きつけられ高校に戻っていた。

 あそこで私は再び戦った。まるで雨宿りをしにきたかのように高校に群がっているかれらの大群。

 おかしくなった私の身体能力はそれを軽々と葬っていった。

 修道服を着て、十字架を背負って、自らの罪悪感を打ち消すためにかれらを殺していく······

 そんな自分が嫌いだ。

 

 ──あの日、父親の書斎で知った真実。巡ヶ丘のむかしばなしと事件の関連性がまとめられたファイル、そしてウィルスの研究資料。

 αとβ、そして『Ω』。三つのウィルスの名前、何か嫌な予感がした。よくわからないことがほかにも書いてあった、いや、今ならわかる。理解を拒んだのだあの書類の内容を。

 薄れた記憶の中でも、わかったのは少なくともいいことが書かれていないということ。

 高校に進学してからは周りに馴染もうとしなかった。何も知らない彼らと、知っていてでも誰にも手を差し伸べることが出来ない自分自身。していたとしても鼻で笑われることを知っていたから、何も言えなかった。

 だから、私は否定した。周りと境界を作り出した。

 

 それから三年、悪い予感は的中した。日常は壊れて、人が人を喰らう光景。赤の海の中で見つけたのは一筋の光。私のクラス担任、佐倉慈先生。

 佐倉先生の手を引っ張って私は走った。その後は男の人を担ぐ少女を守った。もともとは痴漢から自分の身を護るために、母親から教えてもらった格闘術、こんなところで人だったものを殺すために使うことになるとは思っても見なかった。

 彼女を守って、守ろうとしてかれらに組み付かれた。咄嗟に振り払おうとした、だけど考え付いてしまった。

 

 

 ────ここで彼女たちを守って私が消えるなら、それでいいんじゃないか?

 

 

 私は死を受けいれた。抵抗は一切しなかった。噛みつかれて感じたのは痛み、だが、直ぐに死は訪れなかった。

 噛まれても自分は消えなかった。男を担いでいた彼女は私が噛まれた瞬間を見て、様々な感情を込めた目で見てくれた。

 でも、でも────

 消えたいと思っていたのに、自分が消える間際怖いと感じた。

 何も出来ないのに、誰にも手を伸ばすことすらしなかったのに。

 

 必死に考えて、職員室に向かった。

 そこにあった緊急避難マニュアル、そこにあの日見たことの詳細が載っていた。

 父親が何をしていたのか、母親が間接的に何に関わっていたのか──

 このパンデミック(事態)は、あの日家族(いばしょ)が壊れることを恐れて何も言えなかった私の罪であると感じた。

 

 いきるためのりゆうがほしかった。

 わたしを、いかすためのりゆうがほしかった。

 だからわたしはウィルス剤を打った──

 

 

 そんなわたしがきらいだ

 

 

 

 

 

 気づけば私が助けてきた瑠璃ちゃんや、後輩達が布団に乗っかって泣いていた。

 扉のほうに視線を向ければ、皆城さんと貴依さんがいる。

 私のことを『まーちゃん』と呼んだ同じクラスの丈槍ゆきさんがここにいるみんなを呼びに行ったのだ。

 抗ウィルス剤を使ってしまった。一個だけあったものを。

 だから、私は償おうとして外を見て回っていた。

 

 その時に助けた人たち。私の罪の重さ。

 佐倉先生とあの子も顔を出した。

 佐倉先生はみんなを優しく抱き寄せてくれた。けれど、私にはそれを受け入れる権利はない。

 それから、私は佐倉先生に頼んだ『全員ここに呼んでほしい』と。

 こうなってしまったら、私は真実を伝えるしかない。

 

「みんな、集まってくれてありがとう」

「じゃあ、話してもらおうかしら?」

「わかった。──私の名前は真壁亮子、私は感染しているんだ」

「えぇ、それはもう知ってますよ。柚村さんから聞きました」

 

 あの時約束したのに、何故言ったのか。色々問い詰めたいがそれは後だ。

 私は話を続ける。

 

「私はあなたたちにこの病気を感染(うつ)すわけにはいけなかった。だから接触を避けていた」

「──やっぱり、そうだったのか」

「やっぱりって······?」

「おう、私たちはもう知ってるんだ、これが想定された事態でこの学校もおかしいということも」

 

 あのマニュアルを彼女達も読んでいる。全てを知っている。

 ──そんな彼女たちに私を打ち明ければ、消してもらえるのだろうか。

 

「····私はそれよりずっと前から、知っていたんだ」

「知っていたって?」

「私の父親がランダルコーポレーション勤務だった」

「ランダルってあの有名企業のですか?」

「ええ、あの日みた資料に確かに書いてあったんだ──Ωの名前が」

 

 彼女たちの顔が陰る。当たり前だ。

 このままでもいいから早くいなくなりたい。

 だから、私は続ける。

 

「それを知っていて、私は何もしなかったんだ。何も出来ないって諦めてたんだ。だから──」

「みんなを助けていたのはその罪滅ぼしってか?」

 

 世界が壊れたあの日に助けた少女がこちらを見てくる。

 強い意志を宿した瞳。私は頷いた。

 次の瞬間、私の頬に衝撃と痛みが走る、横に視界が動く。

 殴られたと分かったのはそのあとだった。

 

「お前、何を言ったのかわかってるのかよ?」

「何をって······」

「なんで····なんで、そこまで自分のことを否定するんだよ!!」

「なんでって、私は──」

 

 事が起こってからでしか何もできなかった。

 平穏がまだあったとき、私は逃げていた。怖くて逃げていた。

 誰も私のいう事を聞かない、そうわかっていたから逃げていた。

 そして、それを償うために助けた人間からも──

 

「ねえ、真壁さん」

「めぐねえ······」

 

 頭に血が上るっていた彼女を落ち着かせたのは佐倉先生だった。

 彼女は私とツインテールの少女の間に割って入る。

 私の目を見つめる黄金の瞳。その瞳はやさしさという言葉が詰まっていた。

 

「真壁さんは何も悪くない」

「何も悪くないって····先生、私は──」

「あなたが私に言ってくれました。『みんなの居場所になってほしい』と」

 

 あの日、先生の手を引っ張って屋上まで走った日。

 彼女は何がいいたいのだろうか?

 

「みんなにはあなたも含まれているんです、真壁さん」

「わたし、が······」

 

 周りを見てみれば、全員が頷いている様子だった。

 真壁亮子、数多の生存者をその身で救い出した少女、その名前はこの場にいる者の中で希望の道しるべとなっていた。

 佐倉先生は私を見て、柔らかく笑う。

 

「あなたは、ここにいてもいいんです」

「でも、私なんかが····」

「私は真壁、アンタに救われたよ。あの時トイレから出なかったら、きっと····私はいなくなっていた。──約束破って、悪かったね」

 

 柚村貴依。平和だったころは関りが無かったクラスメイト。

 その隣で彼女の左手を握っているのは丈槍ゆき。

 

「まーちゃんがたかえちゃんを助けてくれてなかったら、私はたかえちゃんとまた会えなかった。──だからね、ありがとう······ずっと、ずっと言いたかったんだ」

 

 太陽のような笑顔。それが学園生活部の心のよりどころの一つ。

 貴依の右で立って、ノートに書き殴っているのは若狭瑠璃。小学校の前を通りかかって助けた少女。

 『おねえちゃんとまたあえてうれしい』小学生の覚えたての歪んだひらがなで書き殴られた言葉。

 

「僕も君に助けられた。任務から逃げて彷徨っていた僕を、僕に生きる理由をくれた」

「私も、あの部屋から連れ出してくれた真壁先輩には感謝してもしきれません!!」

「先輩は寝坊助で、いつも無茶をして、私たちを助けてくれましたね。今度は私たちも亮子先輩を助けたい」

 

 荒廃した街の中で出会った皆城さん、モールで小さな部屋で二人頑張っていた美紀ちゃんと圭ちゃん。

 霧散した夢の中、わたしはだれかに言われた。

 

 ──『······めぐねえ達····のむよ』

 

 これは、失ってはいけないものだ。

 たとえ、私がいなくなっても守らなければならない。

 ここを私の居場所と赦してくれるこの場所を、やさしい居場所(らくえん)を。

 わたしはわたしが嫌いだ。でも、ここにいるみんなは好きだ。

 ──これが私の贖罪、今から生きる理由。彼女たちに返さないといけない。

 

「──守るよ、みんなを」

「守るって、私たちも守るんだよ、お前のことをさ」

「亮子先輩、先輩もたまには私たちを頼ってください」

「真壁さん、あなたはここにいてください。」

「······わかった。これからはここで私も暮らすよ」

「真壁先輩······」

 

 次の瞬間、直樹美紀と祠堂圭に再びぎゅっと抱き寄せられた。

 抱き寄せられながら、彼女達を見る。各々の反応を示していた。

 喜びに浸る者目をきらきらと光らせるものを、遠くから笑顔で見守る者、そして私を見つめてくる複雑そうな顔をしたあの子。

 これからいろいろ起こりそうだと、私は天井を仰いだ。

 ──わたしという存在が、削られていっていることに目を逸らしながら。

 


 

 噂の査問ナイト5がプレイ出来るがっこうぐらし!始まるよ~。

 前回までは一度目の雨の日で調子乗ってリミッター解除したら浦島太郎(四日爆睡)しました。

 四日爆睡して気づくと縛られ、色々問い詰められました。

 いやあ、くるみちゃんに殴られるとは思ってなかったっす。

 HPバーの一部削れるって、お前ゴリラじゃな?

 

 ままえあろ。

 話し合いが終わったことで紐が解除されました。

 これで校内の散策が出来ます。やったぜ。まあ、誰かの監視付きなんですけどね初見さん?

 でも紐にしては待遇いいですね······まりこちゃんの前世は何をしてたんだろうか?

 さてさて、お話が終わったことで自由行動(監視付き)です。が、その前にご飯を食べましょう。

 空腹ゲージが空なのでいつ彼女たちに襲い掛かるかわかりません。それに自我の損耗が怖いです。

 めぐねえ~!!ごはん!!ごはん!!

 

「そうね~真壁さんごはん一切食べてなかったもんね~」

「というか、みんなでしょう?」

 

 RI-SANじゃん、おっすおっす。妹いるからかSAN値は安定しているっぽいですね~えがったえがった。

 どうやらみんな朝ごはんの途中だったみたいですね。

 そこまでまりこちゃんのことが好きなのか······(困惑)嬉しいダルルォ!?(本音)

 じゃあ、蒼穹に還りますんで~。

 

 というかさらっと思ったんですけど······えちえちガーターベルト(みーくん)おでこちゃん(けーちゃん)スキンシップ激しスギィ!!いや、けーちゃんはまだわかるんですよ。みーくんアンタはそういう性格じゃないでしょ?ほんとエッチな女だなぁ……やらせてください♡

 やはり、ツンデレ女子がデレまくると気持ちがいい。二人でエッチな看護してください!!*1

 んん······取り乱しました。みーくんが魔窟なのが悪い。*2

 

 さて、もきゅもきゅとご飯を食べている間にこれからどうするかチャートちゃーんと変更していかないといけません(激うまギャグ)

 七日目から四日経過したことで、残り日数は三日。

 ゆきちゃん辺りが風船を飛ばして救援を呼んでいれば十四日目には必ず最後の鬼門ラッシュ(あめのひ)が訪れます。

 それまでになるべく色々準備していきたいところ。

 バリケードの補強は当然ですが、最終ラッシュで三階しか確保していないのはきついのでせめて二階までは確保しておきたいところ。

 さて、ごはんも食べ終わりました。まりこちゃんの迫真の詰め込みのおかげで食糧は問題なさそうです。

 でも、五人前ほど平らげるまりこちゃんを見て後輩ズとみなしろくん以外は全員引いています。

 

「まーちゃん····そんなに食べると、太るよ?」

 

 ゆきちゃん痛いところを突きますね······

 まあ、(そもそもキャラグラ的に太ることは)ないです。

 とりあえず便乗大納言しておきましょう、お、そうだな(便乗)

 でも大丈夫、たくさん運動してるからへーきへーき!!

 たくさん食べたほうが元気もいっぱいおっぱい、はっきりわかんだね。

 

「まーちゃんの言う通りだね!!ご飯が一番!!」

 

 あぁ^~いやされるんじゃ^~

 やっぱ、ゆきちゃんのエンジェルスマイルを····最高やな!!

 こんな子が鬱になるってマジ?世界最低だな。

 このルートでは(たぶん)ゆきちゃん化は起きていないはずです。

 みんないるしチョーカーネキもめぐねえもいるからね、ゆきちゃんの世界って怖いですよ~(SAN値)

 

 じゃあ、俺二階のお片付けするから······

 二階のお片付けと言うとくるみちゃんと後輩ズと皆城君が付いてくると言ってくれました。

 あれ、これワンちゃんけーちゃん······ステ確認、SAN値の限界値が伸びてます。

 ······これって、けーちゃんも覚醒パティーンですか????????

 

 ······。

 

 ············。

 

 ··················。

 

 

 

 

 やっぱりユリップルじゃねえか……(発作)

 

 

 

 

 覚醒キャラをKRM姉貴以外に二人も保有する我が巡ヶ丘戦闘部隊、最強なのでは······?

 まままま、とにかく二階のお片付けいきましょう。

 もちちからのまりこちゃんとみなしろくんは死体捨て、残りの三人には防衛を任せましょう。

 ついでに二階も制圧出来たら旨味です。

 ほかの人たちは畑仕事とかやらせましょう。りーさんはるーちゃんがいるので仕事を押し付けて現実から目を逸らさせるということをしなくていいのがとてもらくちんちんです。

 ほんま······有能キャラやで······*3

 

 では、みんなで仕事効率化しなきゃよぉ(意識高い系学園生活部)

 さて、二階廊下まで来ましたがクォレハ······グロイですね······。画面が真っ赤なモザイク(編集の力)ばっかりになっていますが、気にすると負けです。

 てはては、お掃除(死体投げ)をしていきました!!(キングクリムゾン(カット))

 まあ、でもまだ廊下が赤色でびっちゃびちゃです。

 なので、パワフル雑巾がけ機(真壁亮子)で雑巾がけしましょう。

 

「亮子先輩ってほんと凄いですね······」

 

 えぐい力をぞうきんに伝えながらえぐい速度で廊下を往復して血痕を無理やり消していく学生服まりこちゃん······

 プレイしている側としても頭に?マークがずっと浮かんでいましたね。

 ちなみに、日常への虚無なんですが、先程のイベントでデバフ名が『日常への深淵』に変わっています。

 少し効果が弱まっていますのである程度の日常生活ならSAN値は減らずにすむでしょう。やったぜ。

 まあ、でも(このデバフに変化する確率はかなり低いという情報を聞いたからチャートになんていれて)ないです。

 廊下もある程度綺麗になりました。やったわ。

 

 あめのひの後なのかかれら全然いないですね~。

 じゃあ、このまま二階に簡易的なバリケードを張ろうかな~

 ん、みー君に呼ばれましたね?どうしたんですか?えちえちガーターベルト姉貴。

 

「バリケードってこの防火戸を使えたらどうにかできませんかね?」

 

 ファッ!?これって噂の噂の防火戸イベですか······?たまげたなぁ······

 謎の豪運が味方をしている。これは······(ガバの)根じゃな?

 でも、防火戸にはメリットとデメリットがあるんですよね······

 メリットとしては、バリケードを築く必要がなくなるのでバリケードの高い塀を越えずに済み、扉なので簡単に出入りすることです。

 また、もとから備え付けの戸なのでがっちりしてるので、ラッシュでも突破されることはまずないです。

 

 デメリットは、一部の場所にしか効果がないことです。

 巡ヶ丘階段エリアを隔離することはできますが、逆に階段エリアから先に突破されると防衛能力が皆無になります。

 また、十四日のあめのひの状況によっては、防火扉が歪んで開かずになり、時間経過と発火した場所によっては最悪煙に巻かれて詰みます。

 残りの山場は十四日しかないため、安定のバリケード作りを取るか賭けで防火戸を利用するか悩ましいところですね······

 じゃあ、こ↑こ↓は使っておきましょうか。バリケード築くのめんどくさいからね。

 ほかの防火扉も閉めておきましょうかね──

 

 といったところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

*1
トリプルユリシステム

*2
ツンデレガーターベルト後輩女子にはロマンが詰まっているのだ(学術論文)

*3
るーちゃんが生存していれば




次回の料理もがんばります。
あ、そうだ(唐突)おきにいり310件overありがとなす!!
やっぱ、応援の声は大事なんやなって······
次回の料理もたくさんがんばります(ガンバリマスロボ)
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