アルベドから見たシャルティア
私の名前はナザリック地下大墳墓 守護者統括 アルベド
私の役目はモモンガ様のそばに控え、モモンガ様の盾となり、モモンガ様を支えること
そのために盾としての能力とナザリックを運営できるだけの知力を与えられている
だが知力を持っていてもモモンガ様を支えることなど出来た試しがない
なぜなら私の体は動かせないし、口は音を出してくれないから
毎日孤独に苛まれながらもナザリックのために資金を集め寂しそうに玉座の間に来られるモモンガ様に感謝の言葉を伝えることすらできない
けれどその日だけは、いやその日から私は自由と使命を得たの…
今ならモモンガ様のために動ける、いまならモモンガ様に感謝を伝えられる、今ならモモンガ様にこの愛を伝えられる!
そう思ったのに現実はそんなに甘くなかったわ
何やら様子のおかしいモモンガ様に"じーえむこーる"と言うものについて尋ねられたのに全くお答えすることが出来なかった、ナザリックの知者としての役目を与えられているのに
忠誠の儀では感情でついモモンガ様のお言葉を止めてまでマーレに物言いをしてしまった
第一階層でお会いした時は、ほとんど会話もすることもなくどこかへ行かれてしまった
デミウルゴスは頭を撫でてもらっていたのに、私は撫でてもらえていない…
私はまだモモンガ様に何一つお役に立てていない、何一つ役立てないこの身が愛を伝えるなんて恥晒しにも程がある…
だから私は落ち込みながらも必死に何かモモンガ様のお役に立てることを探している
本来ならこんな焦りも落ち込みもしないだろう
こんなに焦っている原因はシャルティアだ
あの子は誰かを支えるなんて能力には長けていない
なのにいつのまにかモモンガ様を支えられるだけの能力を身につけいた
そして私よりも至高の御方についての情報も持っていた
それだけでもシャルティアは私の恋敵になりうる能力を持っているのに
いつのまにかモモンガ様の孤独を取り払い、モモンガ様の心の支えとなっていた
シャルティアはモモンガ様のことを愛おしいと言う目で見ていたしモモンガ様からは無自覚な恋心と独占欲そして家族愛を感じた
これはサキュバスの本能がそう言っているのだから間違いない
負けている…
何もかも
正妃に相応しいのは私などと叫んでも誰も同意なんかしてくれないだろう
どう見たってシャルティアの方がモモンガ様に相応しい働きをしているのだから
どうにかしなくては…
焦るわたしはモモンガ様の自室の扉を叩く
「リュミエール、モモンガ様にアルベドが今後の予定の確認をしたいと言っていると伝えてちょうだい」
「かしこまりました、少々お待ちください…
アルベド様、モモンガ様から入室の許可が出ました、どうぞ中へ」
わたしの巻き返しはここからよ…
次回モモンガ視点イチャイチャ全開です
この世界に対してナザリックは
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親愛なる隣人スパイダーマッ!
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この世界は悪意と地獄でできてる
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可哀想は可愛いって本当ですか?
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正義降臨