オリジナル要素が増えます!
デミウルゴス視点
「本当にシャルティアには驚かされ続けている。
これではナザリック最高の知者として創造されたものとして情けない。」
ナザリック第9階層のバーで思わずコキュートスとパンドラズアクター、そしてアウラに弱音を吐いてしまう。
そのくらい打ちのめされたのだ。
「シャルティアは多分私たちに怒りを感じているのかもね。
この未知の世界で最も叡智と強さを兼ね備えたモモンガ様でさえ自身の状態の確認を最優先に行った。
この意味を軽視していた。
これは油断と慢心以外の何物でもないよ。」
「フシュー
タシカニシャルティアノカンガエハタダシイ」
「もー能力確認して疲れてるのに湿っぽい雰囲気まで出されたらこっちの気が滅入っちゃうよ!
それにシャルティアは多分怒ってないよ!
必死なだけ!」
「必死?この地に転移してからモモンガ様を除いては1番最適な行動を取っていると思うが?」
「ソウダナ、シャルティアホドオヤクニタテテイルシモベハイナイダロウ。
クヤシイシ、ウラヤマシイ」
「んーシャルティア言ってたんだよね。
この子供のままでは受け止めきれないことを知ってしまったから大人になったって。
言い方はちょっと違う形だったかもしれないけどあの時のシャルティアの表情はかなしみと覚悟を感じたよ。」
「あぁ、ペロロンチーノ様に聞いたというリアルの話とお隠れになられた至高の御方の話ですね。」
「そう。私はほんとにざっくりとした内容を少しだけ聞かせて貰えたんだけど、もう至高の御方は帰ってこられない戦いに向かったらしいよ、モモンガ様を巻き込まないために一切このことを伝えずにシャルティアにモモンガ様への伝言を託した。
シャルティア言ってたんだ。モモンガ様を支えるための力を与えられて、今役に立てているのであればそれは戦いに向かった至高の御方のモモンガ様への絆の証明。逆に役に立てなければモモンガ様への絆の存在否定になってしまうって。」
「シャルティアはナザリックがこの地に転移してきて以降、最も忠誠を示し、未知に備え、モモンガ様を支え、癒した。
やはり至高の御方の絆は偉大と言う事なのかな。」
羨ましいとは思ってしまう。
だがその大役と込められた願いの重さを考えれば不安がチラつく。
シャルティアの立場が自分だったとして同じような働きができただろうか?
おそらくできない。
きっと私たち下僕が見えている世界はモモンガ様やシャルティアの見えてる世界とは違うのだろう。
「でもシャルティア不敬なことを言っていたんだよね。
モモンガ様に跪つくままでは支えられない、だから私は下僕ではなく隣に立つなかまになるんだー!って」
「もしかしたら、それが我々とシャルティアの違いなのかもしれないね。
タブラスマラグディナ様が残していかれた世界の名言集なる本にも書いてあったよ。憧れは理解から最も遠い感情だと」
シャルティア私は君に敬意を抱いている。
きっと今モモンガ様が求められているのは理解者、そして仲間なのだろう。
それを知ってなお下僕でありたい我々と真の忠誠を持って隣に立とうとする君の覚悟こそ我々に無いものなのだろう。
「シャルティアに勉強会、まぁ名目はなんでもいいが教えを乞うべきかもね。きっとそれがナザリック、そしてモモンガ様のためになるだろうから。」
ウルベルト様私も覚悟を決める時が来たのかもしれません。
与えられたもの以上を身につけ、真の忠誠を示さなければ。
「ところで話は変わるが正妻競争についてだが、アルベドは勝ち目はあるのかい?」
「「…」」
「みなまで言わなくていい、分かりきったことだね。なら今日の本題、パンドラズアクター発案のドキッいちゃラブ冒険者生活、お世継ぎ待ったなし大作戦の計画を練ろうじゃないか。」
3年ぶりなのに感想ありがとうございます
とても嬉しいです!
この世界に対してナザリックは
-
親愛なる隣人スパイダーマッ!
-
この世界は悪意と地獄でできてる
-
可哀想は可愛いって本当ですか?
-
正義降臨