シャルティアの中身が一般人だったら   作:ロリ子

24 / 25
この展開でいいのか不安


一般人、マッチポンプがしたい

ナザリック地下大墳墓 円卓の間

 

「みな、集まったなこれより今後のナザリックの方針を決める会議を行う。」

 

この場に集められたのはアルベド、デミウルゴス、パンドラズアクター、セバス、ソリュシャン、恐怖公。

 

「まずは恐怖公から情報共有を頼む。」

 

「かしこまりました。モモンガ様」

 

恐怖公はその小さな体を折り曲げて1礼をすると自身が集めたこの世界における情報を話し出す。

 

「まずこのナザリック近隣の国家の情報として、王国、帝国、法国、評議国、竜王国と呼ばれる国家があり、このナザリックが転移した地は王国に属しております。

 

王国と帝国は戦争をしており、戦力としては同じレベルかと思われます。

王国の特記戦力は王国戦士長ガゼフ・ストロノーフ。そして冒険者グループの青の薔薇、朱の雫。

朱の雫のリーダーはおそらくユグドラシル製と思われるパワードスーツを着ておりましたがレベルはそこまで高いという訳ではなさそうです。

 

帝国の特記戦力は4騎士、フールーダパラダイン、そして帝城の地下にデスナイトが一体おりました。」

 

「ふむ、私が冒険者として耳にした内容と大差は無さそうだ。

法国、評議国、竜王国の情報は冒険者として活動する中であまり集められなかったのだがその国に対する情報はどの程度手に入れることができたか?」

 

「はい、実はこの三国はそう単純な国ではなく、

まずは竜王国についてですが、この国はビーストマンと呼ばれる亜人と戦争をしている最中で国力は下がり続けています。しかし噂レベルの話ですが龍王国の王女は始祖の魔法と呼ばれる魔法が使えるとの情報を手に入れました。」

 

「ほう?始祖の魔法?なんだそれは?」

 

「申し訳ございません。魔法の内容までは調べることができませんでした。」

 

「そうかまぁいい。なら残りの二つの国はどうだ?」

 

 

「はい。まず評議国には竜王と呼ばれるものがおり、白金の竜王というのが国をまとめているようです。しかし竜を相手に情報を探るのは危険と判断し、1度モモンガ様のご判断を仰いだあと、調査を進めるかどうか決めようと考え撤退致しました。」

 

「恐怖公、素晴らしい判断だ!

竜、ましてや竜王と呼ばれるものに迂闊に近ずき、警戒や敵対心を持たれるのはナザリックに被害を及ぼす可能性があった。

その判断に感謝しよう。」

 

「ありがとうございます。モモンガ様

 

そして最後に法国なのですが、この国は神人と呼ばれるもの3人がおり、推定レベルは80以上、

オマケにユグドラシル製と思われるアイテムを多数所持しており、調べが付いていない評議国を覗いたほかの三国を単独で凌駕するほどの戦力を持っております。」

 

「なんだと?!

この世界の平均的な強さを考えればその国は異常だ。かなり警戒して当たるべきであろう。」

 

「はい、この国は明らかに我々と同じくユグドラシルが来た存在の影響を強く受けており、尚且つ国家として人類至上主義、亜人への敵対を名言しております。

おそらく我々とは相容れない国でしょう。」

 

「わかった。次はセバス、報告を頼む」

 

「かしこまりましたモモンガ様。

 

まず王国は王権制なのですが、いま王族の求心力は低下しており、貴族たちが我欲を満たすために民を苦しめております。

 

税金もかなり高く、ほとんどのものが生きるので精一杯。

 

権力のあるものは法を無視できるほどの力を持ち、弱き者は法の力すら頼れません。

 

八本指‎なる犯罪組織も暗躍しており、人身売買や麻薬なども広まっております。」

 

「そうか、ソリュシャンからはなにかあるか?」

 

「いえ、セバス様の語られたこと以上の情報はありませんが、補足するなら八本指と呼ばれる犯罪組織には六腕という用心棒がおり、そのものたちは現地において強者として扱われているようです。

しかしその力の内容までは調べることができておりません。」

 

静まる会議室。

 

デミウルゴスと、アルベド、パンドラズアクターは何かを考え込むように目を閉じている。

 

ここは私も発言をしておこう。

 

「モモンガ様ご提案がありんす。

このナザリックを2分割にするというのはどうでしょう?」

 

「どういう意味だ?」

 

物理的な圧力を感じさせるほどの視線が突き刺さる。

 

そりゃそうだ、いきなり2分割なんて裏切りかと思われるよな。

 

「はい、世界を滅ぼそうとする魔王そして正義を貫くアインズ・ウール・ゴウンを作り、そこに下僕を割り振りマッチポンプをするのです。」

 

「ん?なかなか面白そうな話じゃないか。続きを聞かせてくれ」

 

「まずは適当なカバーストーリーを作るのでありんす。

今思いつくので内容でありんすと、八本指と呼ばれる組織がとあるマジックアイテムを見つける。

 

しかしそれは裏で悪魔に仕組まれた罠だったが八本指はその事に気付かずそのアイテムに生贄の魂を捧げて封印を解いてしまう。

 

その結果はるか昔に封印された魔王と魔王を封印するために犠牲になったアインズ・ウール・ゴウンが解放される。

 

そしてアインズ・ウール・ゴウンは姿を出さず、魔王は人々に地獄を与える。

 

その魔王はかつて自身を封印した偉大なる存在アインズ・ウール・ゴウンも解放されていることをほのめかすのでありんす。

 

そして絶望が強くなり、この世界の戦力の把握ができたタイミングでかつて受けた傷を癒し、魔王を討つため立ち上がる偉大なるアインズ・ウール・ゴウン。

 

人々はその守護を求め従属する。

 

 

なんてシナリオはいかがでありんすか?」

 

そうこれが私の考えたナザリック風マッチポンプ

親愛なるアインズ・ウール・ゴウンVS謎の魔王

 

の計画である。

 




とりあえずオーバーロードにマッチポンプは必須だよね

この世界に対してナザリックは

  • 親愛なる隣人スパイダーマッ!
  • この世界は悪意と地獄でできてる
  • 可哀想は可愛いって本当ですか?
  • 正義降臨
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。