仮面ライダーメレフ   作:辰ノ命

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皆さんご無沙汰してます。

あらすじ
神を倒して1年の時が経ち、恭也はデモンティアも暮らせる世界を作ろうと、勉強をしながら、源次が勤める自警団に入って少しだが働きつつ、日々奮闘していた。そんな時、突如として謎の悪魔が復活し、再び世界は危機に追いやられてしまう。変身できない恭也は一体どうなってしまうのか────。

それではどうぞ最終回+外伝一緒にご覧ください。


最終解「我は悪魔の王、我々の誓い」+仮面ライダーメレフ Your ALE

 ようやくまともに働けた。

 恭也はあれから時が経ち、20歳を超えた頃、源次が副リーダーを勤める自警団で勉強をしつつ働いている。

 なぜ副リーダーなのかは彼の性格だろう。リーダーはデモンハンターの時もリーダーを務めていた男がやっているらしい。

 彼は相変わらずで、夜は女の子と遊ぶ為にブラブラとしているそうだ。

 

「それじゃあお疲れ様です」

「おう、気をつけて帰れよ」

 

 恭也がいつも帰宅したら、まずやる事は勉強だ。

 デモンティアを自らの手で封印したが、それは彼の意に反する。国から言われただけで自分はまだ一緒に暮らしたかった。

 今、源次の元にジェルエはいるが、あの子な事は隠しているらしく、見つかったら大ごとになるそうだ。

 そんな訳で恭也は働きつつも、デモンティアたちが暮らせる国に変えようと日々勉強をしている。

 途方もない事はわかっているが、それほど彼の気持ちは強いのだろう。

 

「………」

 

 机に置かれたデモンドライバーとサタンメレフティアイズキー。

 今はすっかり色を失い、少し埃が被ってしまっている。度々綺麗にするのだが、毎日というのは少々厳しい。

 あれから1年。昨日のことのように思い出す。

 

 プルルルルルルルッ

「──── ん?」

 

 携帯に着信が入ってきた。

 一体誰だと見てみると、源次からの着信だった。

 

「はい、もしもし?」

 

 恭也は電話に出る。

 すると、いつものおちゃらけた声が電話越しに響く。

 

「よぉ〜、元気か恭也〜!」

「なに」

「お前、俺に対しては冷たいよな…… 前の王っぽい口調はどうしたよ」

「はぁ…… 俺は今勉強中なんだけど?」

「あ?…… あー…… そういえばそんな事言ってたなぁ……」

「じゃ」

「あー待て待てっ! 今日はお前を誘おうと思ってよ!」

「どーせ夜出かけるアレでしょ」

「違う違う! 普通に俺とお前でサシだ」

「え?」

 

 珍しいこともあったもんだと恭也は思う。

 

「で、どうするんだ?」

 

 ずっと勉強をしていて息が詰まって来ていたところだ。

 偶にはこういう飲みもいいだろうと、恭也は「わかった」と返事をし、荷物を持つと指定された場所まで向かった─────。

 

 

 *****

 

 

「あれから1年かぁ…… なんだか短く感じるな」

「もう1年……か」

 

 小洒落た居酒屋の個室で、2人は向かい合って飲んでいた。

 恭也はこの後も少し勉強をしようと、アルコールを飲まずにいるが、目の前でガブガブと飲む源次がちょっと腹立たしい。

 

「勉強の方はどうだ?」

「それなり。頭が良い方じゃなかったから苦戦中」

「そっかぁ…… 偶にはよ。こういう息抜きもいいだろう? 最近お前、すっげ〜顔色悪かったぜ?」

「寝る間も惜しんでやってたから……」

「おいおい、睡眠の質を下げると、総じて勉強の効率も下がっちまうぜ? 頑張るのもいいが、休む事も大事だぞ?」

「わかってる」

「……… 恭也、お前がデモンティア達の事を気にしているのは知ってる。でもな。もし封印が解けた10年後、20年後、お前のそんなやつれた顔、あいつらが見たいと思うか? あ?」

「…………」

「何を焦ってんだ。人生気楽に行こうぜ。詰め込んだってしょーがねーよ」

「……… ははっ、源次に言われると説得力あるけど、なんかやだな」

「なんかやだってなんだよ!!」

 

 2人はそれから飲み続け、23時頃になった時、店が閉まると同時に出できた。

 ふらふらの源次をタクシーにぶち込み、恭也は暗い道を1人で歩いていた。

 月明かりが差すこんな日。エイルと初めてあった日のことを思い出す。

 

「─── ん?」

 

 そう思っていると、目の前に人影が見えた。

 この展開は前にも見た事があるが、その不気味さはあの時とは違う。これは殺意か?明らかに危険だ。

 

「……っ!!」

「王よ、久しぶりだな」

 

 その人影は話しかけてきた。どこかで見たことある顔だ。

 

「お前…… ンードゥと一緒にいた……」

 

 彼はンードゥと一緒に恭也に王としての話をしていた悪魔だ。

 名前も数字すらもわからない悪魔。なんとも不気味だ。

 

「俺になんのようだ?」

「まさかお前が神に勝つとは思わなかった。な? 答えは出ただろう?」

「王としての力は目覚めたし、王も今は一時的に引退してる。ンードゥに用なら今はいないぞ。俺は急いでるからこの辺で────」

 

 その悪魔の隣を通り過ぎようとすると、恭也の首をぎりぎり鋭利な爪が掠めた。

 恭也は生唾を飲み込みつつ、ゆっくりとその悪魔を見る。

 

「お前は誰だ……?」

「俺は『エイス・ゼロ』。王に捨てられた悪魔だ」

「王に捨てられた悪魔?」

「お前あのエイルの番台が9()()()()ただおかしいと思わなかったのか? ワナイズとンードゥの70番は別として」

「……… 何故だ」

「俺は創られた存在。デモンティアの0番として─────」

 

 

 *****

 

 

 デモンティアとエンジェルティアは、人間の善と悪が生み出した生物だ。

 その数は言わずもがなそれぞれ72体。どちらも相いれない存在同士であった。

 そんな彼らを指揮する者が現れた。

 それが現在で言うスレイマンとゴエティアだった。

 

「ゴエティアよ。デモンティアはこうして心を改めた。もう人は襲わない」

「いや、スレイマンよ。本題はそこではない。デモンティアが生まれたのもそもそも人が原因ではないか」

「……… やはりお前は人を……」

「あぁ、そうだ。我は人間を根絶やしにする。不要な存在はこの世から消さなければならない」

 

 こうして神同士、悪魔と天使の戦争が勃発した。

 そして敗北したスレイマンは記憶を消される訳だが、結局回りに回って記憶を失う前の状態に戻った。身分は違えへどデモンティアは彼に着いていったのだ。

 これが表の歴史。だが、裏の歴史は違う。

 

「──── 俺は……」

 

 エイルがまだ悪魔として人間を襲っていた頃、彼は、エイスはスレイマンの手により生まれた。

 最初はエイスがスレイマンの為に悪魔を嗜め、味方につけていた。そう、彼には封印する力があったのだ。

 悪魔の身であり、悪魔を封印する。唯一神の力を与えられた存在であった。

 しかし、時は経ち、皆が記憶を失い、ンードゥだけが彼を知る形となった頃。

 

「…… ンードゥ、俺は何故、記憶を失わなかった」

「失いたかったのか?」

「お前達が記憶を失い、俺はただ1人下界に降ろされなかった。俺はその間にゴエティアにいいように使われたんだぞ? それもこれも…… 全てスレイマンのせいだ」

「なに?」

「スレイマンが俺さえ創らなければ、こんな地獄を味わう事もなかった…!!」

 

 それは単なる逆恨み。

 しかしンードゥもその時、全ての記憶がある訳ではなかった。だから彼に同情する事や、彼の考え方に賛同する事もなかった。

 

「王が覚醒した所だ。そこで俺は奴を殺す」

「……… できるのか?」

「王がゴエティアを倒せればいい。その時、王の力は全て戻り、総じて俺の力も全て元に戻る───」

 

 

 *****

 

 

 エイスの力はあの全盛期のエイルよりも、そしてンードゥよりも強力である。

 彼はこのタイミングを待っていたのだ。ただの逆恨みと言ってしまえばそれまでだが、彼にとっては永く、辛く、それほどゴエティアの元での仕打ちは地獄であったのだ。

 

「俺はこの力を持ってして、お前を殺す」

「………っ」

「ただ今、お前のデモンティア達は封印されている。これでは王に戻っているとは言えない」

「えっ…?」

「この街を破壊してやる。そうすればいやでも封印を解くことになるからな」

「お前…!!」

「明日、お前がどうするか見ものだな───」

 

 そう言ってエイスは闇の中へと消えていった。

 恭也は急いで源次に電話を掛けるも、全く電話に出ようしない。そこから何度も掛かるがやはり出ない。

 

「…… まずい事になった…!!」

 

 それから恭也は急ぎ自宅へと戻る────。

 

 

 *****

 

 

 次の日、エイスは宣言通り街を破壊していた。

 それも見境なく、誰1人も逃さんと破壊の限りを尽くす。

 その現場には源次が遅れながらも到着し、「仮面ライダープリースト スタンドホリージェル」へと変身し、なんとか被害を最小限に抑えようと戦っていた。

 

「ここまで自分を恨んだのは久々だ!! くそっ!! なんで昨日はあんな飲んじまったんだ!!」

「源次のせいじゃないよ! 源次、昨日は恭也を励ます為にやってくれたんだし……」

「それでもだ。結果はこれだ…… 1人でも多く救ってやるよ…!!」

 

 逃げ惑う人々の中を掻き分け、プリーストはエイスと戦う。

 そして一方の恭也は一睡もせずに封印を解除しようとしていたが、驚く事に封印が全く解除されないのだ。

 

「な、なんでだ……」

 

 王としての力が消えてしまったのか。いや、そんな事はない。だったら何故。

 恭也はデモンドライバーとサタンメレフティアイズキーを手に取り、勉強の最中に免許を取り、源次に譲り受けたバイクに跨り、現場へと急行する。

 

「頼む…… エイル…… みんなッ──────!!!」

 

 ───── 現場に到着する前だった。

 恭也はバイクに急ブレーキを掛けて止まった。

 

「こ、これは……」

「ミョルルルルルルルルル」

 

 なんだこの気持ちが悪い鳴き声は。明らかに見た目は人間ではない。

 全身に触手のようなものが垂れており、それが何体もその場で蠢いているのだ。

 恭也はその見た目から悪魔とは違う姿に()()した。

 

「ミョルルルルルルルルル!!」

 

 それらは恭也の何かがトリガーとなったのか、彼に向かって一斉に走り出した。

 デモンドライバーを腰に装着しようとするが、今は全く反応がない。

 

「く、くそっ!!」

「ミョルルルルルルルルル!!」

「一か八かで……!!」

「ミョルルルル─────」

 

 その時、凄まじい炎が、まるで火山の噴火が如く目の前を焼き焦がした。

 その炎に最初はジェイクだと思ったが、デモンドライバーは色を失ったままであった。

 恭也が前を見ると、そこには見た事もない()()()()()()が立っていた。

 

《リラティブ! ウィズアングリー!》

「ここはどこだ? ふっ、まぁいい。てめぇら…… ここで死に晒せ!」

「ミョルルルルルルルルル!!」

「はっ!!」

 

 口が悪いその仮面ライダーが殴る度にマグマが迸る。

 触手の怪人は殴られる度に灰になって消し飛んでいった。

 

「どけどけどけどけぇぇぇぇぇ!! オラァッ!!」

「ミョルゥゥゥ……」

 

 次々に燃え尽きる触手怪人。

 粗方燃やしてしまうと、謎のライダーは恭也の方を向き、ズンズンと歩き出す。

 そして目の前まで来ると、デモンドライバーを取り上げて、それを色んな角度から見始める。

 

「お、おい! 返せッ!」

「なんだこれ? 見た事もねぇドライバーだなぁ……」

「それは大事なものなんだ! 返せよっ!」

「あ? なんだその口の聞き方は? お前、俺を怒らせようってのか──────」

 

 そのライダーが手を出そうとした瞬間、すんでの所で止まり、自らのドライバーに触れ始める。なんともぎこちない動きだ。

 そのドライバーは両端がメダルを差し込める様になっており、元々装填されていた赤いメダルを取り出してひっくり返す。裏側は青い色合いになっており、青い方を表にして2枚同じ場所に入れる。

 ドライバーの上部のスイッチを押すと、真ん中の部分がぐるりと回転し、赤だったものが青へと変化し、火山の様な見た目から、冷たい見た目、まるで氷山の様な印象を受ける見た目に変貌する。体格と少し小さくなっただろうか。

 

《リラティブ! ウィズソロー!》

「ご、ごめんね〜。こいつ戦いになるとすぐキレるから…… あ、これ返すね」

 

 先ほどまで荒々しい男性の声がしていたが、今は少女の声が聞こえる。

 少女の声がするそのライダーはデモンドライバーを返すと、改めて敵に向き直り、華麗な動きで怪人を翻弄しつつ戦う。

 

「はっ! やっ!」

 

 次々に倒れていく触手怪人。

 少女のライダーはドライバーの上部を長押しすると、真ん中の丸い部分が激しく回転し、彼女の左脚にエネルギーが集約される。

 

「これで決まり─── だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

《ソロー! フィーリング!》

 

 氷のエネルギーを纏った蹴りを受け、触手怪人達は次々に氷に包まれ、最後には爆散してしまった。

 

「──── おぉっとと… よしっ! 全くあなたが暴れるから関係ない人まで巻き込みそうになったじゃない」

『す、すみません…… 僕、気持ちが昂るとどうも制御が効かなくて……」

「わかってるわよ。全く……」

 

 彼女は1人で何を話しているのだろうか?

 先ほどの男性は近くにはいない様だが……。

 

「あぁ、そうだ。そこの仮面ライダー!」

「え、俺?」

「あなた以外に誰がいるのよ。早く行って。道なら開けてあげるから」

「ありがとう…… 君は?」

「私? 私はリラティブ。『仮面ライダーリラティブ』」

「リラティブか…… 覚えておくよ。それじゃあ!」

 

 そして再び恭也バイクを走らせた─────。

 

 

 *****

 

 

 恭也が現場に到着すると、すでにプリーストは限界を迎え、変身解除にまで追い込まれていた。

 

「す、すまねぇ…… 恭也」

「源次ッ!!」

「あいつの封印能力のせいで、こっちの力が封じられて何もできねぇ……」

「なんだって…!!?」

 

 エイスはそれ見て不敵に笑う。

 

「エイスッ!!」

「さぁ、王!! 変身しろ!! そして俺と戦え!!」

「くっ……」

 

 デモンドライバーは反応しない。変身は不可能だ。

 それに気づいたのかエイスは先ほど浮かべていた笑みが消え、まるで子供がおもちゃに興味を失ったかの様な顔をし、自身の前に無のエネルギーを溜め始める。

 

「もういいや…… 跡形もなく消えろ」

「頼む、デモンティア…… 俺に力を…… 俺に力を貸してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!」

 

 その時、デモンドライバーが輝き始め、自然と彼の腰に装着される。

 そして輝きの中からデモンティアの面々が姿を表し、彼の横へと並び立つ。

 

「エイル………皆んなッ!!」

「遅れて申し訳ございません、恭也様」

「ど、どうして封印解除されなかったんだ!?」

「それは…… 封印後、ちょうど1年経過しなければ封印が解かれないのです」

「え、何その仕様……… という事は今がちょうど1年って事か」

「恭也様」

「ん?」

「お会いしたかったです」

「……… あぁ、俺もだ」

「それとこちらをお使いください」

 

 エイルが手渡してきたのは見た事もないデモンティアイズキーであった。

 

「それは私の全盛期の力、本来のエイワンでございます」

「なるほどな…… じゃあ───── 久々に行くぞ、皆ッ!!」

《ベリタスエイワン!》

 

 ベリタスエイワンティアイズキーをデモンドライバーに差し込み、捻ってドライバーの本を展開する。

 全身に装甲を纏ったその姿は、スタンドエイワンと酷似しているが、こちらは黒と白がはっきりと別れており、エイワンにあった鍵穴はなく、装甲自体はサタンメレフ寄りと言える姿をしている。

 

《開錠!!》《憑依!!》

《悪魔の名はエイル・ワン!!1の数字を持ち、その力の全てを王に捧げる者!!》

《スタンドベリタスエイワン!!》

「さぁ、勝負だ。悲しき悪魔よ」

「デモンティアおぉぉぉぉぉぉぉぉぉうッッッ!!!」

 

 スタンドベリタスエイワンは、あのサタンメレフの力を微々たるものだが上回る。

 それもそのはずであり、全盛期のエイルの力と王としての恭也の力が組み合わさる事で、本来ならばあり得ないはずのエネルギーを生み出し、基本形態に酷似しているが、中身はサタンメレフといった矛盾を生み出しているのだ。

 

「はぁっ!!」

 

 メレフキーブレードによる一撃で、最も容易くエイスは吹き飛ばされる。

 そしてエイスは様々な角度から光弾を飛ばしてくるが、メレフはそれら全てを躱し、流し、斬り伏せる。

 

「な、なんだとっ……!!? ならば、このエネルギーで封印してやる!!」

「無駄だッ!!」

 

 王として覚醒したメレフに封印の力は通じない。

 メレフキーブレードで封印エネルギーを弾き返し、逆にエイスが能力を封印されてしまう形となった。

 

「そ、そんな…… この俺がッ!!」

「お前は悪くない。悪いのはこの世界だったな──── すまない」

 

 そしてメレフはドライバーのベリタスエイワンティアイズキーのボタンを押してから回し、高く飛び上がって両足をエイスに向ける。

 

「王、お前が、お前さえいなければ………────── はっ!!」

 

 エイスは見えた。彼が前王、スレイマンと重なる瞬間を。

 次の瞬間、エイスの胸部にメレフのエネルギーを纏った両足が食い込んだ。

 

「い、嫌だッ…… 俺はこんなッッ…!!」

「眠れ───── 悲しき悪魔よ」

「ぐわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!」

 

 メレフは地面に着地し、彼の爆発した後を振り返る。

 

「お前に救いがないのであれば、俺がその道を作ってやろう」

 

 そう呟くとメレフはデモンティアイズキーを取り出した─────。

 

 

 *****

 

 

 あの後、エイスは封印された。

 そもそもデモンティアは異例な事がなければ死ぬ事はない。魂だけが彷徨う形となるのだ。

 エイスも創られた存在とは言えど、そこに魂はあった様で、暫く反省としてデモンティアイズキーの中で大人しくしてもらっている。

 あれから変わった事と言えば──── そう。生活環境かな。

 

「わはははははっ!! 今日は飲むぞネゴール!!」

「おう!! わしに勝てるかなぁ、ジェイク!? がははははははははっ!!」

「あら? ティッツったらもう酔っちゃったの?」

「メロクぅ〜、私は別にお酒得意じゃないぃ〜……」

「……… そうだよねゼフォー。僕かっこいいよね」

「エミー…… 俺は何も言っていない……」

「ふぉふぉ、賑やかになりましたなぁ、ンードゥ様」

「ふんっ……」

 

 デモンティア達が両親と共に祝い酒をしている。

 なんの祝いかって?それはもちろんデモンティア達と暮らせる権利を取ったからだ。

 

「まさかこんなすんなりと権利を取得できるとはな……」

「それもこれも恭也様のお力があってこそです」

「いや、俺は1人ではなにもできない。弱い人間だ」

「そ、そんな事は……!!」

「だが──── お前達といれば俺は強い人間になれる」

「恭也様ッ…!!」

「ありがとうエイル、俺の隣にいてくれ────」

「好きぃっっっ!!!!!」

「えぇ……」

 

 こんな感じでもう暫くデモンティア達と暮らせる事となった。

 これから先、何が起こるかわからないけれど、家族が増えた事はまぁ良いことだ。

 この騒がしい感じ、悪くない。

 

「それでは、皆!! 改めて乾杯ッ!!──────」

 

 仮面ライダーメレフ 真・The end

 

 

 *****

 

「…………」(手を銃の形にしてる

「まだやるんですかそれ……」

「それで…… お前達の方はどうなんだ?」

「ぼ、僕らはとりあえずまぁ…… はい」

「ちょっと適当に言わないでよ! とにかく私たちも頑張ります!!」

「おう、先輩として言わせて貰うが敵はかなり手強いから気をつけろ?」

「僕たちも応援してますから!」

「俺も助太刀くらいはしよう。前に助けてもらったからな」

「は、はい! よーし…… 頑張りましょう!」

「それじゃあ行くわよ! 次のステージ!」

 

 仮面ライダーメレフ To be continued…




3年間ぐだぐだとしてしまいましたが、これにて仮面ライダーメレフの物語は一時終了致します。
今までご愛読頂きありがとうございました!!そして本当にお待たせして申し訳ございません!!
それでは皆様新たな物語にて……。









ん?ん?ん?流れが……?









感情────。
それは人間ならば誰しもが持つ気持ち。

時に悲しみ、時に怒り、時に喜ぶ────。

その感情が限界を突破して誕生する怪人「エモーション」。
エモーションは人々の感情を食らい、世界を恐怖に陥れる。

現役女子高生の「寒波 氷」は、ひょんな事から謎の青年、愛称「モヤシ」と1つになり、「仮面ライダーリラティブ」としてエモーションから人々を守る為に戦う!!

表裏一体、一心同体。
─── 愛を超えるものはなし。

新連載!!【仮面ライダーリラティブ】!!
早めに投稿するのでよろしくお願い致します!!
ではまた次回ッ!!!!!
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