イナズマイレブン Fast Feet 作:いないいないはぁー
投稿が遅れて申し訳ありません。
色々とバタバタしてました(汗)
尾刈斗中との練習試合も終わり、無事フットボールフロンティアの予選に参加することが出来る。
そして俺達はフットボールフロンティアに向け作戦会議をしている。
取り敢えず次の試合までの練習内容や対戦校に決まった野生中の対策を考えようとしたところで顧問冬海先生珍しく部室に入って来た。
不愉快なくらいにニヤニヤした顔をしていた。
「どうやら丁度次の試合に向けての話し合い中のようですね」
「へぇー。ここが雷門のサッカー部か」
冬海先生の後ろから顔を除かせ部室の中を見ている土門がいた。
「俺は土門飛鳥。DF希望ね、よろしく」
新入部員の土門。実際は新入部員などではなく帝国から送られてきたスパイである。
今後土門は雷門での情報を全て鬼道に伝えるのであろう。
でも、情報が伝えられたとしても常に試合中に進化する雷門には無駄だと思うけどな。
「君も物好きですねぇ。こんな弱小部に入りたいだなんて」
いやいや、お前は一応サッカー部の顧問だろうに。
それに向こうが棄権したとは言え帝国、尾刈斗中に勝ってるという実績もあるのにな。
そんな冬海のことは置いといて、新入部員の土門は以前の学校で野生中と試合した事があるとのこと。それによれば野生中は高い瞬発力と機動力、そしてジャンプ力を兼ね備えた強豪校らしい。
実際、昨年の地区予選では決勝で帝国学園と戦った事まである。
新入部員の土門にドラゴントルネードが通じないかもしれないと言われ染岡が反論しようとしていたが
「俺も奴らと戦った事があるが、ファイアトルネードを上から制された所為で大分苦戦したな」
豪炎寺の情報もあることにより染岡は納得せざるを得なかった。
さて次の試練だな。
このあとはみんな空中戦を戦うために各々練習をするはずだ。だが、わざわざ相手が得意である空中戦で戦う必要はない。
なので豪炎寺、壁山以外のメンバーで地上戦で勝てるよう特訓するか。
「なら、新しい必殺技を生み出すんだ!!それで空を制せばきっと勝てる!!」
など考えていると円堂がみんなに指示を出していた。まぁ、空を制する必要があるかは疑問だけど、新しい必殺技を生み出すって所は悪くないな。
俺もみんなの必殺技の完成を手伝うとするか。
みんなの必殺技にアドバイスをしつつ俺は染岡と共に連携必殺技の練習を始めると共に染岡に新しい必殺技の伝授をした。
きっとこのシュートは今後の試合でも決定打になるはずだ。
しばらく染岡と練習をし、円堂たちがいる場所へと向かうと高所作業車の上から円堂がボールを落としていた。
「円堂、お前この車どこから借りて来たんだ?」
「ん? あぁ、古株さんから借りたんだ。練習の為って言ったらすぐに貸してくれてさ」
流石にそれはダメなのではないか古株さん……。
ちなみに古株さんとは雷門中の用務員で、よく学校の機材や備品の整備をしている姿を見かける。
俺達サッカー部もちょくちょくお世話になっている人だ。
「お! 早速頑張ってるようだね」
「古株さん、貸して貰ってありがとうございます」
「なぁに、良いって事さ。にしても……」
「……? どうかしたんですか?」
噂をしていると丁度そこに古株さんが現れた。
俺達の姿を見て少ししみじみとした様子だが、どうかしたのだろうか?
円堂も気が付いた様子で、古株さんに話を聞く。
どうやら円堂がサッカー部を設立する前、それも四十年前の雷門は伝説と呼ばれる程の強豪サッカーチームが存在していたそうだ。
『イナズマイレブン』と呼ばれたそのチームは、フットボールフロンティアでも快勝を重ね、あと一勝で優勝と言う時に不慮の事故で試合に出られなかったらしい。
結果不戦敗になってしまい、そこから雷門サッカー部は次第に廃れて行った、と。
そんな話を聞いた円堂は
「くぅーー格好いいな!俺もなってやるぜ、伝説のイナズマイレブンに!」
「お前だけでか?」
「みんなで、だろ?」
円堂以外にも部員全員が燃えていた。
確かに憧れるよな、伝説のイナズマイレブンに!
「あぁ、勿論みんなでさ!! なるぞ、イナズマイレブン!!」
「「「おおーー!!」」」
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