イナズマイレブン Fast Feet 作:いないいないはぁー
遅くなってしまい申し訳ありません。
でも、ある程度の構想は固まりつつあるのでこれからは更新頻度があげられそうです!
昨日の練習を終えて部室にいる訳だが、みんなは少しげっそりしていた。
イナズマイレブンになるんだと宣言の後、特訓は更にハードになった。
結果はお察しの通り、空中を制する必殺技などそう簡単には出来なかったようだ。
俺と豪炎寺との連携技や染岡の新しい必殺技もまだまだ未完成である。みんなが部室に集まって来てそろそろ円堂も来るだろうなと考えていると、勢いよく部室の扉が開かれた。
「この学校には秘伝書がある!!」
「うおっ!? いきなりどうしたんだ円堂?」
話を聞いてみると、昨日豪炎寺と一緒に雷々軒に行ったらしく、そこの店主が雷門中に必殺技の秘伝書があるということを教しえてもらったみたいだ。
現在、部室にいるのは俺と豪炎寺だけが残り他のみんなは理事長室の金庫の中に秘伝書があるという情報の元、理事長室へ潜入していったよ。
「アイツら勝手に理事長室に入る気なのか?」
「さぁな」
「でも、何で理事長室の金庫の中に円堂のじいさんの秘伝書が?」
「俺にも分からない。ただ、響木さんっていうラーメン屋の親父がそう言ったのは事実だ」
二人が響木さんから直接聞いたらしい。
響木さんが知ってる円堂のおじさんのノートのありか。
「んじゃ、まぁみんなが帰って来るまで野生中の試合のビデオでも見るか?」
「ああ」
俺達二人は秘伝書を探しには行かず野生中のビデオを見ながら作戦会議を始めた。
円堂達がいなくなってから数十分が経過した。円堂たち探索組が戻ってきた。一冊のノートを持って。
「お前ら.....黙って盗んできたのか?」
豪炎寺が眉間に皺を寄せながら円堂に問い掛けた。
それもそのはず。理事長室に黙って入ったとなると休部とかになりかねないからである。
「いや、夏未がくれたんだ」
話を聞くと、金庫の前で悪戦苦闘しているところを見つかり、先に回収していた雷門からもらったとのこと。
円堂は早速秘伝書を開いた。
「え……これなんですか?」
「わ、わからない。何かの暗号?」
「でも絵みたいな気もするッス」
読めない程グチャグチャに書かれた内容。
絵とも文字とも取れるような取れない様な解読不能な秘伝書。
だが、ただ一人円堂はそれが解読できる
「す、スゲー!! あ! このイナズマ落としなら野生中との試合でも高さで勝てそうだぞ!!」
「円堂、それ……読めるのか?」
「うん? 読めるぞ。みんなも見てみろよ、イナズマ落とし!!」
円堂に勧められてもう一度見てみるが、やっぱり読めない。
「ちなみになんて書いてあるんだ?」
「それは、『一人がビョーンってなって、その上でもう一人がバーン、グルッ、ズバーン』―――って……は?」
「なるほど、わからん」
円堂の擬音祭りの解説にみんなが匙を投げる。
仕方ない、助け船を出すか
「要するに『一人が高く飛んで、更にもう一人がその人を踏み台にジャンプしてオーバーヘッドキック』って事だろ?こう言うのはフィーリングだ。考えるな、感じるんだ」
「そう言う物……なのかな?」
そこで疑問を覚えちゃダメだぞ。
必殺技はイメージが大切なんだからな。
ともかくこれでイナズマ落としのやり方は分かった。
あとは実践する面子だが、土台には安定した体格の壁山。シュート役には高所からのシュートを撃ち慣れている豪炎寺が選ばれた。
円堂は壁山とジャンプ力を上げる特訓。
染岡と半田は両腕を使って豪炎寺の二段ジャンプの練習と、着地点へのマットぶん投げ要員となった。残った面子は俺が中心となり必殺技の完成を目指した。
早速練習を開始……と言う所で土門が俺に声を掛けて来る。
「あ、俺はちょっくら走り込みに行って良いか?」
「まぁ良いけど、なるべく軽めにな」
「わかってるって、じゃっ!」
こっちチームはあらかた必殺技が完成した。秘伝書組の方はなんと土台役の壁山が高所恐怖症だという事が判明してしまった。
何とか円堂がアドバイスをして克服させようとするも結果は出ず。
結局、練習で一度もイナズマ落としを成功させることが無いまま、俺達は野生中との試合当日を迎えてしまったのだった。
閲覧ありがとうございます。
この話を持ちましてアンケートを終了させていただきます。
その他の結果が多かったのでまた、違うメンバーで新しくアンケートをとりたいと思いますのでご協力お願い致します。
新メンバー
-
ふゆっぺ
-
ウルヒダ
-
TSアフロディー
-
御堂玲華