東京都立呪術高等専門学校二年転校生早川那由多   作:同じ顔の別人

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 これにて完結になります。

 「夏油傑の生姜焼きが食べたいなあ」という動機から執筆を始めたクロスオーバーですが、当初の目標通り無事完結できてよかったです。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 せっかくなので個人的にメモしていた世界観のすり合わせやプロットなどのメモを置いておきます。

 

 

 

 

 

 

《目次》

①執筆について

②キャラについて

③道具、術などについて

④その他

⑤このクロスオーバー世界のその後

 

 

 

 

 

 

 

 

《①執筆について》

■執筆時期

2020/12/26〜2021/2/16

呪術:単行本14巻

チェンソーマン:第一部公安編終了時点

 

 

■初稿

 デンジと虎杖世代を同年代設定にして、公安退魔特異四課が交流戦に参加する話を書き始めたが、マキマと五条とメロンパンを同時に処理するのが難しすぎたため没に。

 年表を確認して『チェンソーマン本編』→『懐玉/玉折』→『0巻/呪術本編』で十年スパンなことに気づいて面白かったので今の形に。

 

 

■世界観

 呪術世界ベースに悪魔が呪霊として存在している。銃の事件のせいで、命の危機に瀕した時にはギリ呪霊が見えるレベルの人が全員常時呪霊が見えるようになっている。呪術師が増えたわけではないのに呪霊は増えた。

 地獄は存在しているが呪術界でメジャーな知識ではない。

 

 

■敵共通モチーフ

 「前世代の事情で次の世代の青春を邪魔する人達」。記憶のないパワーと行動原理が地続きではないハロウィンのみ例外処理。

 

 

■ライブ感

 プロット段階では登場/生存しなかったはずのキャラがやたら生えた。ハロウィンが一番わかりやすい。あと4人いる。

 

 

■各話タイトルネーミング

 一章二章は呪術っぽいタイトルでチェンソーマンキャラの敵と戦う。

 三章四章はチェンソーマンっぽいタイトルで呪術キャラの敵と戦う。

 

 

■「」と【】

 人間の発言は「」、呪霊の発言は【】で統一。

 

 

■全4章構成(プロット)

全体テーマ『世代交代』

サブテーマ『学校/食事』

 チェンソーマンも呪術廻戦も、とある愛や死の終わりが色々な形で影響を与えている様子が丁寧に描かれるのが好きだったので、デンジ世代→さしす世代→乙骨世代に時間経過させると最初から決めていた。

 また、チェンソーマンが第一部を経て学校へ通う普通の生活にたどり着く物語であること、呪術廻戦が若人の青春を得難い大切なものとして描いている物語であること。また両作品ともに食事シーンを表現として多用していることなどからサブテーマを決定。

 

 

■1章 血の呪霊編メモ

 青春入門編:ナユタ、さしすと友人になる

小テーマ『各キャラ紹介』

壱:導入/予言のナユタ/岸辺/「〜までの青春の物語だ」

弐:那由多の呪術ナイズされた設定開示。夏油強化フラグ/天使の輪

参:デンジ登場/夏油傑の対那由多への認識変化

肆:クロスオーバーした世界観の説明

伍:血の呪霊戦(※作中ではパワーと呼ばせない)

陸:ゲラゲラ/制服/ナユタとデンジとの現在の関係/天使始動

 

■2章 天使の呪霊編メモ

 青春基本編:ナユタ、青春する

小テーマ『友達になった距離感提示』

壱:楽しい日常回/ハロウィン伏線/領域展開伏線

弐:楽しい日常回/心が二つある/天使襲撃

参:五条悟にキレさせたかった/赫/領域展開

肆:パワーと契約伏線/虚式/アキ天

番外壱:ヒロフミ出してえ〜〜/厄介パワー/「もしも私が悪い呪霊になったら、私のことちゃんと食べてね」/向かい合うチェの例の構図

番外弐:反転術式/ナユタとデンジの関係変化

 

■3章 懐玉編メモ

 青春応用編:ナユタ、やらかす

小テーマ『クロスオーバーした結果生まれた変化の答え合わせ』

100点満点の男:マキマ衣装(制服)伏線/デンジ顔見せ回

旅行のお代は:クロスによる行動変化の清算開始

夢:無限ハロウィン戦/最近俺の戦う敵が全員俺の無下限メタってくるんだけど/天内理子の夢

君のことが大大大大大好きな八人のデビルマン:チェンソーマン初変身

五条悟と式神達千二百六十一億人斬り:家入の意地/五条完成/予言のナユタオマージュ/沖縄土産と日常回帰

ワシの名は:夏油視点/『この世界は彼女たちに優しくない』/コーラ味のチュッパチャプス/もう悪い呪霊にはなれない/リコ爆誕/「〜までの青春の物語だ」伏線回収

 

■4章 純愛編メモ

 青春解答編:ナユタ、大人になった

小テーマ『死と尊厳と純愛とインフレ』

100点満点の少年:乙骨登場/完全に次世代に映った表現としてしばらく視点を次世代キャラ縛り

突然:突然

戦線布告:ハロウィン現状/五条悟視点

決戦前夜:乙骨/五条悟/パワーとニャーコ/ハロウィンセックス

再会:京都新宿百鬼夜行/パワー伏黒遭遇/京都/品川拠点襲撃/早川那由多登場「好きな女の子の名前を教えてくれる?」

兄妹チェンソー:那由多VS夏油傑/初デンジ視点→ナユタ合流「お兄ちゃんを遂行する!」/無為転変

ビーム・ビーム・ビーム:呪霊組VS天使戦/夏油傑VSチェンソーマンVS乙骨市街地戦/銃/大義/純愛/友情/インタビュー/里香解呪失敗

正しい死:家入硝子の青春への眼差し/天内理子とパワーとの決着/五条悟笑い泣き

僕らとクソ映画:ナユタ労働裁判編開幕/生姜焼き! 映画館!/夏油傑泣き笑い

 

 

■死亡回数モルペコ

 五条悟が手癖でたくさん死んだ。プロット上で死なないはずの場所でもたくさん大怪我していた。同じ回数だけ復活して強化された。

 

 

■デンジ視点

 学生組と距離を出すために、一〜三章では縛られてた。四章で学生組が成長して同じ大人になったので解禁。

 

 

■突然

 これねじ込んだせいで想定より二話増えた。

 

 

 

 

《②キャラについて》

■早川那由多

 主人公。『予言のナユタ』の参考比率が大きい。チェンソーマン学生編が始まるまでに完結できなければこのSSはエタる予定だった。

 実は一章開始時点が一番強い。精神的に成長するにつれ、人間としては強かになったが、支配の力は弱体化していた。最終章後はチェンソーマンのノンフィクション本の印税の権利をめぐり会社と裁判を続けている。

 美味しいご飯とお兄ちゃんが好き。

 

 

■早川デンジ

 前作主人公ポジション。学園生活、受験、就職などを経て大人になり、相応の落ち着きを得たが、百点満点野郎なことに変わりはない。

 ブラックコーヒーと妹が好き。

 

 

■五条悟

 岸辺採点は70点の最強。最終話の展開は最初から決めていたので、そこから逆算しての70点設定だった。

 爆速でレベリングした結果懐玉編時点で領域展開ができるようになった。チェンソーマン側の要素分強化されているはずなのに強くなっているようには見えない不思議。

 俺が最近戦う敵がさあ!! 全員俺の無下限メタってくるんだけど!!

 

 

■五条→デンジの嫌悪

 一般人か無能な呪術師か有能な呪術師かという枠組みの中で生きてきたところに、呪術師として有能くさいのに呪術師せずに一般人してる例外として現れ、なんだこいつと訝しんでいるところに大人ヅラをされ、反骨精神が合わさり嫌いになった。「職務放棄野郎が何偉そうにしてんの?」系の感情。

 デンジがそれなりに苦労をしていることを知ったのと、本人が大人になったことなどで自然消滅した。

 大人五条と大人デンジ、大人五条と子供デンジ、子供五条と子供デンジの組み合わせでの出会いなら爆速で仲良くなってたと思われる。

 

 

■夏油傑

 真面目すぎるので、岸辺採点だと20点の人。

 作中で『血』『天使』『永遠』『銃』などをゲットした。呪術師家系ではないので術式のマニュアルがなく、独学での限界を感じていところで『支配』の力の使い方を知り、ちょっと強くなった。

 線引きがはっきりしているタイプなので一章では早川那由多をクラスメート扱いしていなかった。二章からは身内扱い。

 幼少期に公安編のチェンソーマンに助けられたことがある。とてもマナーがいいファン。

 

 

■夏油のファン設定

 チェンソーマンいたら絶対好きだろうなと思って……

 もうちょっと突っ込むと『ヒーローへの憧れ≒呪術師の理想』の類似構造から。

 

 

■家入硝子

 クロスオーバーによる変化というより、結果的に五条・夏油らと同行する機会が増えて心情的な変化が大きい人。五条悟にサイヤ人というあだ名をつけた張本人。那由多という女子の同級生が出来たのが普通に嬉しい。那由多と一番仲がいい。物理的な戦闘力は低いが怒った時の行動力は同期と遜色ない。

 最終話が綺麗に纏まったのは彼女の采配のおかげといっても過言ではない。

 

 

■理子ちゃん

 尊厳が大変なことになり続けた人。

 親と死別→人柱予定の生活→銃殺→斬首→拍手→墓荒らし被害→血の呪霊受肉→加害者生活→ 無為転変→大虐殺

 現在は最強の大会の参加者募集中。

 

 

■リコちゃん

 クロスオーバーの結果受肉した人その1。生まれる前のことは一切覚えていない。

 壊滅的な性格の悪さにより『支配』も『呪霊操術』も『縛り』も『無為転変』も忘れて魂レベルの記憶改竄をしてくる。ずるい。夏油のことは割と好き。

 

 

■天使

 海外指定の特級仮想怨霊。チェンソーマン原作で死亡し、即リポップして、花御たち呪霊組と十年間ほど仲良く過ごしていた。例外的に公安編での記憶が残っている。天与呪縛で能力をオフにできない。能力はアホみたいに強いが、本人が使いたがらないので実質最弱の特級呪霊。

 

 

■伏黒甚爾

 五条たちが強化イベントを積んだ分、しっかり対策してきた人。

 自分も他人も尊ぶことない生き方を選んだ証として、コスモを呪具扱いで連れ回し、使い潰した。結局自尊心を捨てられなかったこともあり、コスモを無駄死にさせたと若干申し訳なく思っている。

 肉弾戦はクァンシとほぼほぼ同じくらいの強さ。彼女と戦う場合、決定打になりうる呪具が無いまま耐久戦に持ち込まれるとかなり厳しいが、そもそもそんな状況に持ち込まれた時点で即時撤退を選ぶ性格なので負けはない。

 この世界線の学生編でデンジと戦ったことがある。

 

 

■コスモ

 クロスオーバーの結果受肉した人その2。

 死産だった五条家の男児を依代に受肉した特級呪物。五条織という名前だったらしいが本編では誰にも呼ばれない。生得領域の外ではハロウィン以外の言葉が喋れない。精神干渉技には完全耐性を持っている。彼が伏黒パパを禪院甚爾呼びするのは、オガミ婆の降霊術で禪院呼びなのと理屈は同じ。

 クァンシとは女女だったので、パパ黒と組ませることを決めた段階で男になった。

 武闘派スパダリ女性と武闘派ヒモ男がタイプでハロウィン! 伏黒甚爾には全く気づかれていなかったが、性的な好意を寄せていた。

 

 

■伏黒恵

 次世代メンツその1。原作前なので相応の強さ。百点組との対比で判断速度はやや遅め。最終的にハロウィンにとても絆されているが、彼と同居を続けるのは色々な意味で危ないのでやめたほうがいい。

 

 

■乙骨憂太

 次世代メンツその2。純愛編前篇の語り部。

 一度決めたことへの思い切りが良すぎる激情家タイプの百点満点。デンジへの好感度は高いがパワーへの好感度は最底辺なのでリポップした血の呪霊との再会時に死ぬほど揉めた。

 レゼのことは同級生三人と同じくらい大切に思っている。

 

 

■祈本里香

 解呪に盛大に失敗したが特に気にしてない。早川那由多とは特級呪霊ガールズ同盟を組んだ。ピンポイントでデンジをやたら殺す。

 

 

■レゼ先輩

 次世代メンツその3。記憶喪失なのでチェンソーマン原作より弱い。何も覚えていないし、戦闘技能以外のことをこれから思い出すこともない。

 デンジのことは実の父親のように慕っている。

 

 

■岸辺

 このクロスオーバーのMVP。シン・陰流の伝説の師範代。デンジを呪術師の世界から遠ざけたり、ナユタを高専に通わせる手伝いをしたり、幼少期の五条悟の武術指導をしたり、天元支配未遂騒動の後始末をしたり、シン・陰流の後進指導をしたり、特級呪霊のコミュニティに単身踏み込んだり、ニャンボちゃんの体調不良にショックを受けたり、死ぬほど忙しい日々を送っている。引退したいけど若者が死ぬのを見る方が辛いのでまだ現役をやっている。

 

 

■三輪ちゃん

 シン・陰流の期待の新人。岸辺に対して、口に傷があるしピアス開けまくりだし何考えてるかよくわからないしシン・陰流の先輩はみんな恐れ敬ってるしで最初は怖がっていたが、携帯の待受がニャンボちゃんなことに気づいてから爆速で打ち解けた。良い子。

 

 

■ 吉田ヒロフミ

 一級術師。高専のOB。上も下も同期も軒並み任務で死んだ中で普通に生き残った実力者。この世界におけるチェンソーマン学生編でデンジと友達になった。

 初対面の野薔薇から女殴ってそうと偏見を向けられた。

 

 

■?

 まだ真人ではない名無しの呪霊。新宿でアホみたいな数の被害者を出した。そのせいで各所から目をつけられた。リコには突然車で轢かれ、今は九十九さんのケツに敷かれている。

 

 

■呪霊組

 このクロスにおける漏瑚は元は根源的恐怖の悪魔だったが『比尾山大噴火』の畏怖をチェンソーマンに食われた影響で大幅に弱体化し現世に生まれた的な設定があったりなかったりしたが言及タイミングを逃し一ミリも触れられなかった。残念。

 

 

■早川家の犬

 マレーシア逃避行中は岸辺さんが世話してた。

 

 

■マキマさん

 このクロスオーバー中で伏せ字ではない状態で彼女の名前を呼ぶのはデンジだけ。特級術師。総理大臣経由で日本国民全員と縛りを結んでいた。

 仮に存命だとして、対五条悟戦を想定した場合、一番彼に優位を取れる戦法は「日本国民すべての命を人質にする」なので、そもそも戦闘が発生しない可能性が高い。

 

 

 

 

《③道具、術などについて》

■パワーバランス

 闇、チェンソーマン(ポチタ)、両面宿儺、マキマさん、五条悟(本編時点)あたりをトップ層として調整。

 

 

■術式開示理由づけ

 岸辺先生「呪術戦にも流行り廃りがある。二十年前(チェンソーマン時代)は初見殺し重視が普通だったが、最近(呪術時代)は相手を仕留め損なわないよう開示する奴が多いな」

 

 

■チェンソーマン組の術式

 技名を叫ぶのがカッコいい呪術廻戦と叫ばないのがカッコいいチェンソーマン側で一番事故ったところ。呪術っぽい設定はあるけど術式開示をしない/呪術キャラ側が仮称で名付ける/伏せ字などの手段で誤魔化された。『支配術式』『天命操術』『焔硝呪法』等。サウザンドテラブラッドレインはサウザンドテラブラッドレイン以外の何者でもない。

 

 

■支配術式

 見下した相手を支配し操ることができる。支配した相手の術式を使用したり、自分の死を押し付けたりすることもできる。領域展開をすることで、今まで支配したことのある存在を死者含め再び使役できるようになる。

 二十五話における術式の借用の使用条件は

 ①術者が対象者を対等な相手だと認識している

 ②対象者が術者に対し借用前に了承する

 ③術者の主観において反社会的行為目的では無い

 の三つ。

 

 

■■■■■ ■■■■(マキマ)

 那由多/マキマの領域。外観は予言のナユタより引用。名称については、物語のノイズになりそうだったので伏せ字になった。支配したことのある相手を式神として使役できる。那由多の場合は、全盛期のマキマとほぼ同じ力が振るえるようになる。マキマの場合はあまり領域展開のメリットはない。

 

 

■焔硝呪法

 黒色火薬の原料である硝酸カリウムの古名より。爆裂呪術とかじゃないのはそっちの方がかっこいいと思っただけなので特に意味はない。打ち上げ花火関連の細かい技名もノリノリで作った(例:紅光露、菊先紅蜂、等)けど本編では呼ばれない。本当の術式名はロシア語らしい。

 

 

■天命操術

 夏油傑により命名。操術と呼ばれているが、奪うことしかできない。極ノ番は寿命武器生成。五年で二級呪具、十年で一級呪具、百年で特級呪具相当。上限はない。寿命武器の性能は、元の人間の才能や呪力には一切左右されない。

 

 

■寿命武器

 この作品に登場したのは『術式発生前にオート迎撃してくれる刀(複数同時攻撃に弱い)』『治癒妨害の槍(一度死んでからの復活の妨害は出来ない)』『里香ちゃんにぶっ壊された槍』『ミゲルの25万年武器』など。

 天使くんの天与呪縛バフがないと1000〜10000倍ほど寿命変換効率が落ちるので仮にうずまきなどで術式のみを抽出すると死にスキルになる。

 

 

■Domain Expansion『■■■, ■■■, lema sabachthani』

 天使くんの領域展開。外観は天使くんの故郷から引用。名称については、呪術の領域展開は仏教用語引用なので、聖書から引用。伏字部分の理由は、チェンソーマン世界で神の概念は既にチェンソーマンに食べられているくさいため。直接肌に触れなくても寿命を奪えるようになるが、天使くん的にはデメリットでしか無いので二章で初使用となった。

 

 

■赤血操術もどき

 パパパパワーの術式。正真正銘の赤血操術。ただし他人の血液だろうが「その血、ワシの(領域)じゃないか?」で必中操作をしてくる。ズル〜……。

 

 

■無下限呪術もどき

 コスモの術式。無限の情報を相手の脳に流し込み、ハロウィンのことしか考えられなくさせる。物理現象に干渉できないので、双方への干渉可能な無下限呪術の下位互換という扱い。ただしまともな精神構造で彼のような使い方は出来ない&五条悟は殴ったほうが早いと考えがちなのでオンリーワン状態。

 

 

■ハロウィン

 コスモの領域。森羅万象を知った者はハロウィンのことしか考えられなくなるのです。ハロウィン。

 

 

■超跳腸・胃胃肝血

 チェンソーマンの領域。超テンションが上がってなんか行ける気がしてくる。つまり勝ち確bgm領域。チェンソーマンが食べたモノで構成されている。ポチタが使うともっとヤバい効果が付与されるらしいが、デンジには使えない。あ〜? これが正解だよなあ!?

 

 

■呪霊憑き『蛸』

 蛸を使役できる。墨か暗闇で隠れているところからしか足を呼び出せない。仕組みはパパ黒の持ってた万里ノ鎖に似ている。

 

 

■呪霊操術

 原作外の使い方として、弱小呪霊に全てを捧げさせ本来以上のスペックを出させたり、呪霊を格納出来るのを悪用して銃の肉片を大量に持ち歩いたりしていた。銃の肉片が体内にあると、他の銃の肉片がある方角が分かるらしい。

 

 

■強制的に気分を和ませる花畑

 呪術本編に登場したやつ。花御が天使くんに餞別で一個くれた。

 

 

■阿毘達磨の眼

 元ネタは『阿毘達磨俱舍論』。仏教の教義体系を整理・発展させた論書。

 宇宙の呪霊の眼。この世の全てを内蔵しているためか、宿儺の指ほどではないが受肉対象をかなり選ぶ。ハロウィンの元になった胎児は無下限術式持ちだったので適応した。

 

 

■義指心中立

 元ネタは遊女が客と偽物の小指で嘘の契りを交わしたというエピソード。一度だけ契約破棄ができる呪物。漏瑚のコレクション。契約破棄したい相手が男性である場合にしか効力を発揮しない。

 登場が唐突になりそうだったので、事前に「主従関係の契約破棄ができる呪物自体は存在する」という前振りがなされた。

 

 

■伏黒甚爾が家入硝子を刺した呪具

 元ネタは特にない。自然治癒以外で治らない傷を作る短剣。伏黒パパが家入硝子対策で使った。本来は再生が早い呪霊を倒すために使う。二級呪具。

 

 

 

 

《④その他》

■ナユタが二年に転向してきた理由

 そもそも年齢的に五条世代と同時入学予定だったが、方々への説得が間に合わなかった。一年留年しても良いと言われたが、進学と就活で不利というデンジの意見により編入という形になった。高専は中途入学者(乙骨など)は元が何年生だろうと一年からスタート説があるがこの小説では編入は普通という設定を採用。

 

 

■握り寿司と満漢全席

 デンジは2007年時点では作れなかったが2017年時点にはマスターしてしまった。欲望に果てはない。

 

 

■勘違い1

 五条はデンジがアキを食べたと思っている。

 

 

■勘違い2

 デンジは伏黒が両面宿儺に切ない片思いをしていると思っている。

 

 

■ 夏油の問題の部位

 「平等に三等分」「何を?」「まんじゅう二つを三等分する切り方とかなんとかってやつなかったっけ」「ググれ」「いっそすり潰すか」「というかこれセクハラじゃない?」「今更」「解剖で見慣れてる」「最悪」「独り占めしたいの?」「その言い方やめろ」などの相談の後、感性が小学生のままの最強が二つの博多通りもんを三等分にして横にチンコの落書きを添えてお茶請けに出しそれが既にベロンベロンに酔っ払っていた女性陣に大ウケ、最終的に何一つ調理作業が始まらないまま全員寝落ちし、延長戦に突入した。

 

 

■二章病院での、自販機の前の椅子

 あ! あれはチェンソーマンあるあるの向かい合わせに座った二人のうち片方が死ぬ構図!

 夏油傑と早川那由多はここで「もしも私が悪い呪霊になったら、私のことちゃんと食べてね」という約束を交わした。

 

 

■「聖母様みたいに優しくて」

 サン・ピエトロのピエタ。小説でこの手の構図オマージュするのは難しいなと思った。

 

 

■心が二つある〜

 ちいかわをよろしくお願いします。

 

 

■写真に映る呪霊

 人間に友好的な呪霊。人の形に近いことが多い。具体的にはナユタ(とマキマ)と天使。ちなみに真人は映らない。

 

 

■ホラースポットとして有名な青い池

 実在する観光地。1997年に発見された。残念ながらこの世界において銃の呪霊出現年度のあらゆる事物はホラースポットになってしまっている。

 

 

■呪霊の味

 本編だと夏油は誰にも話してないけど那由多がガンガン尋ねるせいでいつのまにか周知の事実になっていた。

 

 

■岸辺採点

 百点満点は乙骨と東堂と両面宿儺と真人。

 

 

■五条悟が那由多を勧誘してる理由

 単純に信頼できる人員が欲しいというのと、下等生物経由の情報収集能力と、本人の政治力を見込んで。学生時代よりも弱体化してるので、戦闘に関してはそんなに期待してない。

 

 

■品川

 夏油たちが大暴れした結果、新宿品川京都百鬼夜行になってしまった。

 チェンソーマン人気復活と同時に、最新の事件現場である品川で『憂太さん』にあやかり告白するのが若者の間でブームに。復興のため自治体も人気にあやかった結果、学生のデートスポットとして定着した。

 

 

■特級術師(チェンソー側)

 デンジ、サンタクロース、クァンシ、マキマ

 

 

■特級呪霊(チェンソー側)

 チェンソーマン、血、天使、四騎士、デビルマン、宇宙、未来、台風、闇、地獄、他

 

 

■1997年東京 海外呪術師襲撃事件

 ドイツからは『傀儡操術』のサンタクロース、中国からは最古の呪術師クァンシ他、複数の海外呪術師らによる東京襲撃事件。当時の特級術師マキマと一級術師岸辺らを中心とした防衛作戦が行われた。

 夏油傑の百鬼夜行以前は一般人被害者数ダントツ一位の歴史的大事件だった。

 

 

■このクロスオーバーにおけるチェンソーマン学生編

 色々あった結果デンジはチェンソーマンであることを隠すようになった。

・デンジ、教育学部への進学を決意

・ナユタ、チェンソーマンの領域展開を見る

・ヒロフミ、デンジと友人になる

・禪院甚爾、デンジらとニアミス

・チェンソーマン、悪魔の悪魔を食べる

 等

 

 

■三章後に五条悟が死にかけたクソみたいな事件一覧

 ①五条悟VS映画の呪霊:映画館に行ったら死にかけた

 ②五条悟VS銃の肉片666kg:全編アクション、一番予算がかけられてそうなバトルだった

 ③五条悟VS三匹のポチタ:デンジが心臓抉られて死んだと思ったらポチタが三匹見つかった

 ④五条悟VS反逆のハロウィン:武闘派スパダリ女性不足と武闘派ヒモ男成分の不足が原因

 ⑤五条悟VS闇の悪魔 ぶらり地獄旅番外編:サイヤ人方式で復活後殺しきれなかった初の事例になった

 ⑥五条悟VS飢餓の騎士:勘弁してくれ

 ⑦チェンソーVS五条悟:最終的に縛りを二つ結んで最終章純愛編へ

 ⑧五条悟VS25万年ミゲル ←new‼︎

 

 

 

 

《⑤このクロスオーバー世界のその後》

■今後の展開

 高専組(五条&虎杖世代)と、地味に五条悟と家入硝子の寿命を奪ったままの天使(呪霊陣営)と五条悟の手綱を取りたい上層部(呪術界)とオリチャー発動中のメロンパン(メロンパン)と無為転変で天使に反転術式を習得させられることもあり全陣営から狙われている真人(九十九一派)が入り乱れる乱戦が始まる。なお両面宿儺はマイペースに伏黒恵を推している。

 

 

■各キャラその後

ナユタ:チェンソーマンの独占取材本で有名に。フリーのライター。趣味で呪霊を退治している。

デンジ:五人目の特級呪術師に。乙骨とミゲルと共に海外へ。

血の呪霊:どこかでいずれリポップする。まだパワーではない。

天使の呪霊:呪霊組とワイワイしている。五条と家入の寿命をストックし続けているので各方面から狙われてる。

ニャーコ/ニャンボ:長生きする。

岸辺:まだ引退できない。

三輪ちゃん:岸辺さんの直弟子になった。

コベニ:プロポーズは延期になったけど月々生活費振り込んでくれるなら良いや…って思ってる。

ミミナナ:コベニの下で保護観察中。コベニが強いのか弱いのか分からなくて混乱している。

五条:体重はすぐ戻ったけど、しばらく生徒に焼肉は奢らなくなった。

家入さん:三ヶ月の間に五条と付き合って即日別れてを二、三回繰り返した。

乙骨:日本一有名なカップルになった。海外でリポップした血の呪霊と遭遇しデンジと大いにもめる。

祈本里香:解呪RTAを盛大に失敗した。毎日が楽しい。

レゼ:今日も学校生活が楽しい。いずれ特級術師になる。

?:九十九さんのケツにしかれている。

九十九由基:呪霊の原因療法が出来るかもしれない可能性を見つけてハッピー。

吉田ヒロフミ:京都交流戦関係で高専に来る。

東堂:特に変わりなし。

メロンパン:狙ってた身体が生姜焼きになっちゃったのでオリチャー発動中。

伏黒甚爾:ハロウィンのせいで風評被害がすごい。

伏黒恵:宿儺にも気に入られたせいで特級呪霊専門のフェロモン体質疑惑が生まれた。

虎杖:テレビっ子なのでチェンソーマンに詳しい。

野薔薇:コスモのファッションセンスが良いのでよく買い物に連れて行く。

ハロウィン:一年トリオに割り込み4人組になる。

理子:最強の大会した。

夏油:最強の大会やられた。

アキ:最初から最後まで死んでた。

 

 

 

 

 


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