魔法剣士のヒーローアカデミア   作:WATAHUWA

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インターン
仮免講習


校外学習(インターン)

 

参加できればプロヒーローの下にてサイドキック扱いで働きに行き、経験を積むことができる。以前やった職場体験の本格版だ。本来1年は参加できないのだが最近の事件の影響。保護的な環境では生徒を強く育成できないとの意見もあり、1年は実績の多いヒーロー事務所に限りインターンを許可するとなったらしい。 マホはチームアレッサの下へ行くことに決めたのだが、初日はなぜか事務所ではない場所に行くようにと言われた。その理由はわかる。

 

「なんでテメェが一緒にいるんだよデカリボン!!」

「行く先が近いのか?」

 

爆豪と轟と行く方向が同じ。つまりインターン初日は仮免講習のお手伝いだ。

 

「ん。仮免講習のお手伝いみたい。」

「そうか。がんばるな」

 

仮免合格したマホとチームアレッサが手伝ってくれる。轟はしっかり頑張ろうと決めた。

 

 

ー会場(の出入り口)ー

 

そこには轟達を含めた講習生たちが並んでいる。彼らの前にはギャングオルカとチームアレッサがいた。

 

「今日から仮免講習が始まる!お前ら腹を括って挑むように!!それではまずドナドロンドから大事な話を聞いてからだ。」

(ドナドロンド!)

(あれか!!)

 

轟と爆豪はすぐに分かった。

 

「お前ら仮免不合格になったんならこれをしっかり覚えとけ!!」

 

『?』

 

「「ヒーローの心得百か条」だ!!」

「「ヒーローの心得百か条」!?」

「すっげー!ドナドロンド直々に教えてくれるのか!!」

「楽しみだなー!!」

 

ドナドロンドのヒーローの心得百か条を知らない講習生たちは呑気だ。

 

「静かに!!」

『!!』

 

ギャングオルカの声に講習生たちは驚きつつ背筋を伸ばす。ドナドロンドは「それじゃあ行くぞ」と講習生たちに言う。

 

 

「ひとおぉつ!人より努力を惜しまず!!」

 

『!!?』

 

「ふたあぁつ!不埒な悪に染まらず!!」

 

『………!(汗)』

 

「みいぃっつ!みんなに迷惑かけない!!」

 

『………!(汗)』

 

「よおぉっつ!良い子なヒーロー!!」

 

『………!(汗)』

 

「いつぅつ!いつでも笑顔でパトロール!!」

 

『………!(汗)』

 

こうしてドナドロンド名物「ヒーローの心得百か条」10セットを喰らった講習生たちはほとんどがぐったりしていた。

 

「それじゃあコスチュームに着替えて会場内に入るように!」

 

ギャングオルカに言われ、講習生たちはぐったりしながら『……は…はい』と応える。

 

「はいじゃない!!講習中はサーイエッサー!!と応えよ!!」

『サ…サーイエッサー!!』

(軍人だ)

 

マホはその光景に軍人だと思ってしまった。

 

***

 

コスチュームに着替えた講習生たちは会場内に入る。

 

 

「うお!町中だ!!」

「クオリティ高!!」

「人がいるぜ?」

 

 

会場内は一つの町の状態だ。ギャングオルカは説明する。

 

「町中でどのように行動するかを講習する。」

「あ」

「確かにテロばっかじゃねーよな」

 

「理解したなら無線機持って班に分かれろ!」

 

講習生たちは別れる。轟と爆豪は夜嵐、その他2人だ。

 

「分かれたな?それではSTART!!」

 

 

講習生たちは町へ入った。

 

「普通だな」

「普通っスね!」

「あれだ。パトロールも兼ねてんだよ!」

 

町中を進んでいるとだ。

 

「きゃああああああ!!!」

 

『!?』

 

女性の悲鳴が聞こえた。轟達はその場所へ走る。そうしている内に「ギャ!!」「うわ!?」と声が聞こえる。

 

「どうしっすか!?」

「何があった!」

「さっさと答えやがれ!!」

「あ…あれ」

 

被害者役の女性がある場所を指さす。

 

ばさぁ…

 

 

「私は敵名・怪盗フラン。美しく輝くお宝を奪いにやってきた。」

 

仮面とマントを羽織ったマホ(奪ったバッグあり)だった。

 

「敵役は札野か!」

「じゃあ捕まえてやるよ!!体育祭のリベンジだ!!」

 

爆豪は爆速ターボで一気にマホの下へ飛ぶ。ただし

 

「『翔』」

 

すか

 

爆速ターボより動きやすい『翔』であっさり避けた。

 

「ああ!避けられた!!」

「それじゃあ飛ぶ時間が長いオレが行くっス!皆は下から追いかけてくれっス!」

「わかった」

 

一旦、上と下に分かれて行動することにした

 

「怪盗フラン!大人しく捕まってください!!」

「言われて止まる敵なんていない」

「それもそうっスね!!じゃあ強引に!!」

 

 

ゴオオオオオ!!

 

「!」

 

暴風にマホは一旦降りた。周りに人がいる。上からマホが降りたので驚いた。

 

「『剣』」

 

マホは電灯を切る。その為、倒れてきた。

 

「うわ!」

 

悲鳴をあげる男性。夜嵐は方向転換して男性を助けた。

 

「大丈夫っすか!?」

「減点!!」

『え?』

 

そのセリフに夜嵐たちは固まってしまう。

 

「お前が方向転換したせいで逃げられてるぞ!!人数いるだろうが!!仲間を信じてねぇのか!!」

「ああ!!」

 

 

ごもっともだ。人数いるならマホを追いかける方と男性を助ける方に分かれればいいのにだ。

 

「ほら怪盗フラン逃げていくぞ!!」

 

そうしている内にマホはドンドン逃げていく。5人は急いで追いかけた。

 

 

***

 

「あー全然追い付かねェ」

「札野は個性使わなくっても速いんだな」

「…ア!無線機!!」

『?』

 

講習生の1人が言う。

 

「無線機あるなら連絡し合えばいいじゃんか!!」

「そうだ!!ドナドロンドのヒーローの心得にあったよな!!」

「6つ・無線機あるならチームワークって奴っスね」

「確かに札野を捕まえるにはそれしかねぇな」

 

「………ちっ」

 

他校生の言葉に一同はやっとチームワークをすることになった。

 

 

その結果

 

「やっと捕まえられたね」

 

とうとうマホは捕まった。ただし

 

「でも不合格」

『えぇ!!?』

 

マホに不合格と言われた。

 

「どういうことだデカリボン!!」

 

当然文句を言うのは爆豪。

 

「一般人を危険な目に遭わせた。チームワークするのが遅い。捕まえるのが遅い。なによりこれを被害者に返せって言うの?」

 

『・・・・・・・・・あ』

 

マホが見せたのは奪ったバッグ。バッグは5人の個性のせいでボロボロだ。不合格になるのは当然である。なので

 

 

「指導―――――!!」

バキ!!バキ!!バキ!!バキ!!バキ!!

 

『ふぐ!!』

 

ギャングオルカの平手打ちを喰らってしまった5人であった。

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