魔法剣士のヒーローアカデミア   作:WATAHUWA

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遊びましょ!!

「わあ…」

「これはなんとまあ」

「………すまない。やりすぎた」

「………ん。私もゴメン」

 

楽しんでくれた観客たち。彼らが外に出た後、体育館はというと轟とマホが作った大量の氷と花びらで凄いことになっていた。轟とマホは謝る。

 

「いやいや大丈夫だって!!」

「おかげで盛り上がってくれたんだしさ!!」

「さあ!お掃除お掃除!」

 

A組は次に始めるB組(やるのは劇)のために掃除を開始した。花びらとマホが『剣』で細切れにした氷を運び出す。

 

「お茶子ちゃん顔色悪いよ?」

「お茶子ちゃん少し休む?」

「いや片付けやらないといけないし」

 

マホの言う通り、お茶子の顔色が悪い。個性伸ばし訓練のおかげで浮かばせる時間などが長くなったとはいえ客たちを持ち上げたりしたので酔ってしまったのだ。

 

「緑谷少年、緑谷少年」

「オールマイト」

 

オールマイトが来た。理由はこれ。

「どーして遅れちゃったのかなー?」

「う!」

 

戻るのが遅かったことについてのお説教だった。オールマイト曰く「着歴見たら驚くぞきっと」と言う。10件以上出したのは確実だった。するとミリオと来たエリちゃんが感想を興奮気味に言う。

 

「女の人の声がワーってなって私…わああって言っちゃった!」

 

心から楽しんだこと伝えるエリちゃん。それを聞いた出久は涙が出そうになる。客たちも楽しかったと言ってくれた。

 

「ごめん!」

「コケ下ろす気で見てた!!」

 

ここ最近の事件はA組のせいと思っていた生徒も楽しんでくれたのか謝罪していそいそ去っていく。最近の事件のせいでストレス溜まっていた生徒たちも喜んでくれた。

嬉しくなるA組。ただし

 

「早く氷全部!!片付け!!済ませようや!!」

 

峰田がイラつきながら急かしている。

 

「峰田どうしたの?」

 

耳郎の疑問にマホは考える。

 

「んー。ハーレムパートが不評だったからじゃない?」

 

マホの言う通りダンスで峰田のハーレムパートの時は不評だった。それにイラついているのかと思いきや

 

「早くしねえとミスコン良い席取られるぞ!!!」

 

 

本気で叫ぶ峰田。その様子に耳郎とマホは

 

「………心配して損した」

「……ん」

 

***

 

片付けを終えた後、A組とミリオはエリちゃんを連れてミスコンの会場へ向かった。ミスコン会場は当然人が一杯。エリちゃんは興味津々で周りを見る。少しして司会が現れた。

 

 

《さあ今年も始まります!ミス雄英コンテスト!!今年もミスコン女王・絢爛崎か!?それとも新しい美女か!?それでは一番の方どうぞ!!》

 

その司会の言葉に合わせて女子が現れる。その瞬間、彼女は個性でパフォーマンスを披露し始めた。このミスコンはただのミスコンではない。特技もそうだが自分の個性でどれほど魅力的に披露することが出来るのだ。

 

数人の女子がパフォーマンスを披露した後、実行委員は何やら数枚の板を2列に分けてステージにセットした。セットし終えたことを確認した司会が言う。

 

《次はヘアスプレーのCMで話題!隠れファン急増中の1年拳藤!》

 

八百万と一緒に職場体験した拳藤が緊張気味に現れる。

 

《それではスタート!》

 

それを聞いた拳藤はドレスのスカートを掴む。そして

 

ビリィッ

 

『え!?』

 

スカートを裂き即席スリットを作った。彼女は驚く観客を気にせず、走る。

 

「ふ!」

 

拳藤は個性”大拳”。手を大きくするを使い、手刀で1列目の板数枚を破壊したのだ。それを見た彼女のファンは盛り上がった。

 

『ケンドー!!シュシュッと一吹きケンドー!!』

 

その言葉に応えるかの様に拳藤は2列目の板を破壊する。その様子に司会も《素晴らしいパフォーマンスです!!》と褒める。

 

「拳藤さんの手刀すごいねー!」

「手のひら大きいからホント威力あるよね。怪我防止のグローブあったらさらに過ごそう」

 

次は2年連続ミス雄英に輝いた絢爛崎。自分の顔を大きく作った乗り物に乗っている。

 

(マツゲすごい)

 

絢爛崎はマツゲがとてつもなく長い。

 

「な、なんかある意味すごいね」

「ん。美人か分からないけどすごい」

 

出久の言葉にマホは頷く。もしかしたら美人だからじゃなくて顔面力が凄かったから投票されたのかもしれない。エリちゃんも無意識に思ったのか「何する出し物?」と聞いてくる。

 

《お次は去年の準グランプリ!!3年の波動ねじれ!今年はどんなパフォーマンスを披露してくれるか楽しみです!!》

 

現れたねじれ。彼女は個性を使い、宙に浮かぶ。

 

「わあ」

「キレー」

 

まるで宙で舞うねじれ。その姿は踊る純真無垢な妖精。周りは誰もが驚き、見惚れた。一通り舞うとねじれは降りてくる。

 

《幻想的な宙の舞!引き込まれました!》

 

観客もねじれに拍手を送る。ねじれはやりきったという表情だ。しばらくして全員のパフォーマンスが終わった。こうしてA組たちは各々文化祭を楽しむ。エリちゃんも楽しそうだ。

 

「あ、皆!そろそろミスコンの結果発表だよ!」

 

ミリオの言う通り、そろそろ結果発表の時間だ。一行はミスコンの会場へ向かう。

 

《それではみなさん!ミス雄英の座は誰のものか!!結果発表します!!》

 

司会が叫ぶ

 

「誰が優勝かなー!」

「ん!私は波動先輩にした」

「私もよマホちゃん」

 

誰が優勝か楽しみに見ている。

 

《第3位から発表します!第3位……拳藤一佳!!》

「え!?」

 

3位になったことに拳藤はビックリ。ただし同じクラスで病んでる男子・物間は「なんで3位なんだい!?」と不満げだ。

 

《第2位!準グランプリ!!準グランプリは……絢爛崎美々美!?》

「なんですって!?」

『おお!!』

絢爛崎は準グランプリになったことにショックを受けた。客たちは驚く。

 

《今年のミス雄英は……波動ねじれ!!!》

「や、やった!!」

『ワアアアアアアア!!!』

 

パチパチパチパチ

 

「波動さん」

「絢爛崎さん」

 

絢爛崎は笑みを浮かべながら手を差し出す。

 

「おめでとう。」

「あ、ありがとう!」

 

こうしてエリちゃんを楽しませた今年の雄英文化祭は幕を閉じた。エリちゃんは相澤とミリオに連れられて病院に戻る。相澤に「近い内にすぐにまた会えるハズだ」と言われて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月下旬

 

「雄英で預かることになった」

「Σ近い内にまた会えるどころか!!」

「Σ早かったね!!」

エリちゃんは雄英にひきとられることとなった。

 

 

 

 

 

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