魔法剣士のヒーローアカデミア   作:WATAHUWA

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A組B組合同訓練
A組 VS B組 1回戦!!


体育館γ。そこには個性や必殺技に合わせ、少しずつコスチュームを変えてきたA組が居た。

 

「百ちゃんもマントにしたんだ」

「ハイ!イメージは魔法使いですわ!」

 

マホと八百万は防寒対策としてマントを付けている。すると芦戸も「私冬仕様~」と言う。

 

「カッコイーでしょーが」

「ん!首が温かそう!」

 

マホの言う通り首にはモコモコがあり、温かそうだ。

 

その様に話していると「まーずいぶんと弛んだ空気じゃないか」と話しかける者が現れる。そこに居たのはB組。今日の授業はB組と合同訓練なのだ。するとちょっと心がアレの物間が一枚の紙を見せながら大笑いする。

 

「見てよこのアンケート!文化祭でとったんだけどさァーア!A組ライブとB組超ハイクオリティ演劇どちらが良かったか!見える!?2票差で僕らの勝利だったんだよねえ!!入学時から続く君たちの悪目立ちの状況が変わりつつあるのさ!!」

「ふーん」

 

「ふーんって札野さん!悔しくないのかい!?」

「正真正銘雄英が責任もって調べた公式じゃないから嘘臭い」

 

「Σ(・□・;)」

 

確かにこの結果はちょっと心がアレの物間が調べた物。正真正銘雄英が責任もって調べた公式じゃないから嘘臭く思ってしまう。そして物間はショックを受けたもののすぐに入れ替える。

 

「そして今日!!AvsB!! 初めての合同戦闘訓練!!僕ら「黙れ」

 

相澤が捕縛布で物間の首を絞めた。さすが相澤。雄英一の合理的な行動だ。物間を強制的に黙らせた後、ブラドキングが「今回特別参加者(ゲスト)がいます」と言う。

 

『ゲスト?』

 

疑問符を浮かべるA組・B組。相澤とブラドキングの後ろから現れたのは

 

「ヒーロー科編入を希望している普通科C組、心操人使くんだ」

 

『あ~~~~~~~~~!!!』

 

今年の体育祭で唯一本戦に立てた普通科・心操だった。マスクを着け、首には相澤の捕縛布が巻いてあった。

 

(そっか。これは彼にとって編入試験)

 

マホはすぐに分かった。実は雄英体育祭は普通科にとって「成績次第ではヒーロー科生徒の枠を取れる可能性がある」とても大事な行事。そして今回、心操がここに居るという事は普通科でも本戦に立てた成績を認められ、ヒーロー科に入れる可能性が出来たからだ。

 

「立派なヒーローになって、俺の個性を人のために使いたい。この場の皆が、越えるべき壁です。馴れ合うつもりはありません」

 

(ん。本気だ)

 

心操もかなり気合が入っている。

 

「じゃ、早速やりましょうかね」

 

相澤が言う。今回は、A組、B組の対抗戦。相手を自陣営の牢に入れると捕まえたと判定される。先に相手チーム全員を捕獲できれば勝利だ。心操は試験の為、2回行うことになった。

 

まずは一回戦。A組は梅雨、口田、上鳴、切島、心操。B組は円場、鱗、宍田、塩崎だ。

 

《第一試合START!》

 

ブラドキングの合図により第一試合が開始された。

 

*

 

A組が移動していると円場を乗せた宍田が襲い掛かる。彼の鼻は

 

《私は鼻が利くですなァアアア!!》

 

「ん!?」

「場所バレバレ!!」

「まずいじゃん!!」

 

居場所がバレているならマズイ。慌てるA組。しかしだ。

 

 

《よっしゃ蹴散らせ宍田――-!!》

《任されましたぞォォォ!!》

 

ぴた

 

蹴散らさなかった。

 

「ええ!?」

「宍田どうした!!」

「ちょっと宍田くん!?」

「早く憎きA組を蹴散らしなよ!?」

 

B組が言っても宍田は動かない。その様子を見てマホはわかった

 

「洗脳されている」

 

『ええ!?』

 

マホの言葉にA組・B組は驚く。

 

「様子が体育祭の出久くんと同じ。マスクに触れていたからあれは仲間の声に変える変声機。味方の声だったら確実に答えるからね」

「マジかよ!!」

「マホちゃんよくわかるねー」

「ん。おじさんが個性の特徴はサポートアイテムで意外とわかるもんだって言ってた」

「なるほど。確かに腕にグローブつけてたらパワー系だし、プレゼントマイク先生も大きなスピーカーも着けている。ブツブツブツ」

『こえーよ』

 

「さらにマスクの効果はそれだけじゃない」

『?』

 

さらに心操は捕縛布で宍田を捕まえようしたが円場の技で動けなくなった。そうしている内に口田と切島、円場は牢に入れられた。

 

「心操くん戦闘スピードには着いて来れないね。」

「ん。それは経験の差だね」

 

出久の言葉にマホは言う。するとお茶子が「あれ?梅雨ちゃん何かやってる?」と言う。

 

「あ、ホントだー」

「何をしているのでしょうか」

 

お茶子の言う通り梅雨は心操と上鳴に何かをしていた。それをやり終えた後、3人は走る。

 

《蛙吹氏が3人向かってきてる!》

「え?」

「どういうこと?」

 

宍田の言葉にA組とB組は疑問符を浮かべる。

 

「ん。そっか」

「札野わかるのか」

 

轟の問いにマホは答える。

 

「さっき自分は鼻が利くって言ってたからね。それを覚えてた梅雨ちゃんは自分の匂いをつけてたんだよ」

「ああ」

 

確かに宍田は「私は鼻が利くですな」と叫んでいた。そうすれば宍田は姿を見ない限り「梅雨が3人になっている」と思ってしまう。

 

すると塩崎が上鳴を捕まえた。塩崎は蔓でとても丈夫な牢屋。盾を作り出す。きっと合宿の個性伸ばし訓練はとても丈夫な蔓の伸ばすこと。そして必殺技開発は簡単に破れない蔓だろう。そうしている内に鱗が《ツル張り直せ》と塩崎に言うと

 

ぴた

 

塩崎も洗脳された。これも心操。そのせいで宍田は疑心暗鬼に陥り、鱗とのコミュニケーションできなくなった。

 

「す、すごい」

「これじゃあ味方とコミュニケーションが取れない」

 

こうして心操の活躍により第一試合はA組が勝った。

 

 

 

 

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