魔法剣士のヒーローアカデミア   作:WATAHUWA

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3回戦!!

3回戦。A組は飯田、轟、障子、尾白。B組は鉄哲、骨抜、回原、角取だ。

 

「次はどんな感じになるかな?」

 

葉隠の言葉に切島は言う。

 

「俺はわかるぜ!!鉄哲がいるからな!」

 

性格も似ている。個性も似ている鉄哲がいる。

 

「ん。鋭児郎くんと同じ性格だから絶対」

 

 

ドゴォ!!ドゴォ!!ドゴォ!!

 

《小細工無用!来いや死ようぜ真っ向勝負!!》

『やっぱりかい!!』

 

A組・B組に言われる鉄哲だった。

 

「あ、だんだん開いていくよ!」

 

ズア

 

「やっぱり出たぜ氷壁!!」

「しかも改良してる!!」

 

巨大な氷壁を出すといつも視界を遮られてしまう。しかし轟は見事改良をしたのだ。

その時

 

どろぉ

 

「柔らかくなった――!!」

「骨抜だ!!」

 

氷が柔らかくなったのだ。

 

「そういえば体育祭で出久君達の傍、柔らかそうだったね。あれも彼がやったの?」

 

マホの問いに出久は答える。

 

「うん。すごく柔らかくなって大変だった」

 

実際に轟たちは大苦戦だ。しかしそこにやって来るのがヒーロー。

 

《インゲニウムはいつでもどこへでも駆けつける その為の脚!!俺はもう!ずっと!フルスロットルだ!!》

 

『え!?』

 

飯田の言葉にA組は驚く。

 

「えー!?飯田くんレシプロバースト使ってるの!?」

「確かレシプロバーストって間違った使い方って言ってたよ!」

「ん!しかもマフラーに何か詰められたら止まっちゃうし!」

 

お茶子の言う通りレシプロバーストは間違った使い方。更にマホの言う通りマフラーに何か詰められたら止まってしまう。飯田はどうして自信満々に言えるのか。

 

《新技「レシプロターボ」!!!》

『オオオオオオオ!!』

 

飯田の新技に思わず出久たちは大興奮。しかも飯田曰く10分は止められないそうだ。確かにグラントリノより断然速い。

 

 

 

その一方、尾白は回原と戦っている。普通に戦っている。

 

「なんか押され気味だけど戦ってる!」

「あら?尾白さん涙目ですわ」

 

八百万の言う通り尾白は涙目だ。

 

「確かに」

「涙目だな」

 

マホは尾白と回原の様子を観察する。

 

「あ!指に金属つけてる!!ドリルの状態になってるから痛いんだ!!」

「ドリル!?」

「そりゃ痛い!!」

 

すると尾白の様子に気づいた飯田が回原を捕まえた。

 

「あーよかった!」

「じゃあ次は轟と障子だな!」

 

今度は轟と障子の様子が映し出された。轟は炎の壁で防御している。其の熱さに流石に角取は逃げ、障子が追いかける。ただし…

 

《なんで俺がてめェの相手かしてっかわかってねェなァア!!》

 

「え?」

「どういうこと?」

《効かねェからだよ》

 

 

鋼質化状態の鉄哲は真っ赤になっていたのだ。

 

「ええ!真っ赤!!」

「ん!しかも平気そう!」

 

マホの言う通り平気そうだ。ちなみにいつも鉄哲と個性ただ被りと言われている切島はというと

 

「なんでだ鉄哲!!俺とただ被りじゃねぇのかよ!!」

 

なんだかんだでショックを受けていた。

 

「そうだ鉄哲くんの個性は正確には硬化じゃなくて金属化。だから金属だからこそできる方法を合宿でしたんだ。マズイ。低温や高温の中でも活動が可能になったから熱と冷気を操る轟くんにとってはまさに天敵『だからこえーよ』あ」

 

でも出久の言う通り轟にとって今の鉄哲はまさに天敵。炎攻撃、氷攻撃は効かないだろう。

 

「皆!轟君の炎が!!」

「え!?増えてる」

「いや限界に達しそうなんだ!!」

 

そのせいでカメラが壊れてしまった。

 

「あー壊れたー」

「ん。続き見逃した—」

 

「それじゃあ違う場所に設置されているカメラから…」

 

相澤はリモコンで違うカメラからの映像を出した。

 

《これは全員ダウン!?》

 

轟、飯田、鉄哲、骨抜が倒れていたのだ。

 

「あー!轟達倒れちまった!!」

「え!?熱中症!!?」

 

高温がきつかったようだ。

 

「あ、引き分けになる」

「え!?なんで」

 

マホは説明する。

 

「ポニーちゃんの様子からして動かせる角が多分4本。でも目蔵くんパワーがあるからどうしても捕まっちゃう。だからポニーちゃんはやるのは一つ」

 

角取は轟とB組を捕まえ、障子が届かない空へ飛ぶ。

 

 

《投獄数1-1引き分けだ!!!》

 

引き分け狙いだ。。轟を助けるために身代わりになった飯田は絶対悔しいだろう。でも出久はそう思わない。だって轟を助けるために走った飯田の姿はとてもカッコ良かったからだ。

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