ベル・クラネルの復讐記   作:花野拓海

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ロキは胃痛で倒れそう

ベル・クラネル

Lv.1

 力:I 0

耐久;I 0

器用:I 0

敏捷:I 0

魔力:I 0

 

魔法

【ファルシュ】

・創造魔法

・詠唱式【眠れる愚者よ】

 

スキル

絶殺宣誓(キル・オース)

・早熟する

・復讐心が続く限り効果持続

・憎悪の丈により効果向上

 

復讐王(アベンジャー)

任意発動(アクティブトリガー)

・怪物種に対し攻撃力高域強化

・竜種に対し攻撃力超域強化

・憎悪の丈により効果向上

 

復讐願望(アルゴノゥト)

能動的行動(アクティブアクション)に対する蓄積(チャージ)実行権

・憎悪の丈により効果向上

 

【流血昇華】

・出血時における全ステイタス補正

・出血量に比例して効果向上

 

【超神権能】

階位昇華(ランクアップ)時取得可能発展アビリティ数増加

 

 

□■

 

 

(なんや?これ)

 

それがロキがベルのステイタスを見た時の第一印象だった。

 

(アイズたんと同じ【復讐王(アベンジャー)】だけでも十分おかしいのにそれが霞むレベルで頭のおかしいスキルと魔法や)

 

これで【虚飾魔王】もステイタスに表示されていたらロキは胃痛で倒れていただろう。

 

(早熟する。多分やけど成長促進系スキル。それに出血すればするほどステイタスが補正されるスキルにランクアップの時に入手出来る発展アビリティが増えるスキルって。ランクアップの時に2つ以上発展アビリティが発現せえへんかったら無意味なスキルやけど、2つ以上発現したらとんだバケモンスキルや。うう、胃が)

 

【虚飾魔王】が無くてもロキは胃痛で倒れそうだった。

 

「どうしたんだ?ロキ。ステイタスはどうだった?」

 

「ん?ああちょっと待ってな。今写すから」

 

そう言って、紙に写したステイタスを渡した。

 

勿論早熟スキルは写さずに。

 

「ふーん。スキルが4つと魔法がひとつね」

 

「え?」

 

(あぁぁぁぁ!?魔法のこと忘れてた!!)

 

スキルが頭おかしいおかげで魔法を隠すことは叶わなかった。

 

こんな魔法をポンポン使ったら絶対に注目を浴びる。

 

(てかそもそも創造魔法ってなんやねん!!そんなもんうちも聞いたこと無いけど)

 

ロキがそんなことを考えていると、

 

「ありがとう。じゃあ部屋に戻るわ」

 

そう言って、ベルは部屋に戻って行った。(ちなみに部屋はロキの部屋に来る前にフィンからこの館の地図を貰い、その紙の赤い丸が書かれてる場所が部屋だと言われていた)

 

ベルが出ていった後、ロキは暫く停止し、

 

「あかん。これはフィンとリヴェリアと相談しな」

 

ロキは痛む胃を抑えながらフィンの元に向かった。

 

 

□■

 

 

ベルは部屋に戻ると、バックパックをおろして整理を始めた。

 

武器の手入れや、部屋の間取りを確認。

 

フィン曰く今この部屋は誰も使ってなかったらしいので実質一人部屋らしい。

 

そして一通り整理が終わると、もう一度ステイタスを確認した。

 

そして考察を始めた。

 

「攻撃力補正スキルに、チャージ実行権。攻撃力補正は嬉しいな。チャージ実行権はわからねえが、使えないわけじゃ無いだろ。【流血昇華】も割と嬉しい。あとは、創造魔法だな」

 

創造魔法なんてものはベルも聞いたことが無かった。

 

ラキア王国で色んな本を読んで知識を蓄えたつもりだったが、ベルが知ってる魔法は攻撃魔法、回復魔法、結界魔法、防護魔法、障壁魔法、付与魔法(エンチャント)、あとロキ・ファミリアの【千の妖精(サウザント・エルフ)】が使う召喚魔法(サモン・バースト)くらいだ。

 

「今日は遅いし、明日にでもダンジョンで調べてみるか」

 

そう言えばフィンがロキ・ファミリアでは朝と夜の食事はみんなで食べるようにしてあり、今日はそこでベルの入団紹介をすると言っていたことを思い出した。

 

「そろそろ時間だし、食堂に向かうか」

 

地図を全て覚えたベルはそのまま食堂に向かった。

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