感情・愛情・CRAZY 作:ENDLICHERI
なんか『ヤンデレ』ってタグ増やしたらお気に入りが6人ぐらい増えた。単純なヤツらやの~。
ありがとうございます。
今日はリサと共に、蒼空さんがバイトをしているライブハウスに来ている。・・・・・・名前呼びに変えたのは、リサからの提案だった。『仲良くしたいでしょ?』と。ただ、『一番はアタシだけど』と呟いていたわね。どういう意味かしら・・・?
「早速だけど、自己紹介するね!」
今、なのね・・・。私も、リサのおかげで彼女たちの名前を聞いてなかったし・・・・・・。
「そこからですか。」
「そこからなんだ。」
言ったわね。私が心の中で言ったことを蒼空さんとリサは包み隠さず堂々と言ったわね。
「わたしは『
「あたしは『
「うちは『
元気な佐倉さん、大人しめの三澤さん、関西弁の小原さんね。覚えたわ。
「元気、大人しい、関西・・・・・・覚えました。」
「おいコラ。」
蒼空さん、早速小原さんにツッコまれてるわよ・・・・・・。
「冗談ですよ。それで、僕はどんな役割なんですか?ってか、なんで僕以外全員女子なんですか・・・・・・?」
確かに。普通なら女性をスカウトするはずなのに、なぜ男性の蒼空さんをスカウトしたのかしら?
「まず、蒼空くんにはメインボーカルをやってもらいます。あと、曲によっては踊ります。」
「えっ、やっぱり・・・・・・。」
「そして、あなたをスカウトした理由は、他の男性より声がちょっと高いから、です。」
「は、はぁ・・・・・・?」
「そんな理由だけで、彼をスカウトしたの?」
「はい・・・・・・。」
「だって!他のヤツら、全員に断られてんだぜ!?最後の掛けとしてその人スカウトしたんだから・・・!」
「それで~、蒼空さんの歌を聴かせてくれませんか~?」
「僕の?」
「わたしたちも、実際にあなたの歌を聴いてないから、一度ちゃんと聴きたいんです。」
「分かりました。えっと、曲は・・・・・・?」
確かに、相手の力量も分からないとライブができないものね。そこは、バンド以外でも同じなのね。Roseliaが集まった頃が懐かしいわね・・・・・・。
「蒼空くん、自分で作詞作曲できるんだよ♪」
「お、オーナー!?」
「テヘペロ♪」
「マジで!?その曲、ぜひ聴かせてくれよ!!」
「オーナー・・・・・・!」
オーナーさん、とんでもない爆弾を落としていったわね。蒼空さんの右手が、血管がちぎれそうなくらい力入ってるわよ?・・・・・・ちょっと、オーナーの10分後が心配ね・・・。
「・・・・・・はぁ、分かりました。ちょっと待っててください。」
そう言って、蒼空さんはスマホを取り出して、スピーカーに繋げたりと、おそらく音を流す準備をしているのだろう。
そう言えば、横にいるはずのリサがずいぶん静かね。前みたいにおかしくなっているのかしら・・・・・・?
「蒼空くんの歌声・・・・・・蒼空くんの歌声・・・・・・蒼空くんの歌声・・・・・・」
・・・・・・おかしいけど、放っておいてよさそうね。
「準備できました。・・・・・・えっと、バラードですけど、許してくださいね。」
「分かりました。」
「大丈夫で~す。」
「いつでもいいぞ。」
「・・・・・・では。」
そうして、蒼空さんはスマホを一回タップした。スピーカーからピアノの音が流れてくる。
《 会えなくなってから どれだけ経ったんだろう
消えそうなこの世界 諦めたくない 僕ら 唱え合う... でも... 》
《 自分が大切で悲しくなるんだよ 愛しているよきみを...
嘘ひとつないのに... その矛盾に揺れてる
眺めていた 時計の針に 置き去られて... 》
《 新しい時代が 始まる この今が 寂しい でも 孤独を越えて 》
《 また会えるその日へ 抱き合えるその日へ 繋げよう 僕らのいま 》
どうしてかしら?彼は今、一人で歌っているはずなのに、なぜか二人で歌っているように聴こえる・・・・・・。パート毎に歌い方を少し変えているからかしら・・・・・・?
《 信じているよ 涙目に浮かべた 》
《 この
「すごい・・・・・・二人で歌ってるように聴こえる・・・・・・!」
「うちら、とんでもないヤツをスカウトしたんちゃうか・・・・・・?」
「蒼空くん・・・・・・カッコイイ・・・・・・!」
・・・・・・リサはもう放っておきましょう。
《 新しい時代が 始まる このいまが 寂しい でも 孤独を越えて
また会えるその日へ 抱き合えるその日へ 繋げよう 僕らのいま
旅立った
また会えるその日へ 抱き合えるその日へ 繋げよう 廻り逢おう 》
「・・・・・・こんな感じです。」
「すごい・・・・・・すごすぎる!!」
「なんやお前!サイコー過ぎるやろー!」
「なんか、泣けてきましたよ~・・・・・・!」
「さっすがアタシの蒼空くん!」
「リサ、少し喋らないで。」
「ひどい!!」
「それにしても、あなた、なんでこんな歌を作れるのに、私に聴かせてくれなかったの?」
「えっ、聴かせてたけど・・・・・・。」
「えっ?」
『えっ?』
・・・・・・あれ?いつ聴いたのが、彼が作った曲なのかしら・・・?
「・・・・・・とにかく!わたしたちも頑張って蒼空くんの実力に追いつかないとね!
「・・・・・・うん?『来週』?」
「あれ?言ってなかったけ?」
「うちら、来週の土曜日にこのライブハウスでライブするんや。」
「オーナーさんには話つけてますけど~?」
「聞いてませんが・・・・・・?」
どうやらこのグループ、前途多難ね・・・・・・。
「ユキナ・・・・・・イツ、ドコデ、何時何分何秒ニ聴イタノ・・・・・・!?」
「リサ、落ち着きなさい・・・・・・!」
こっちも、前途多難ね・・・・・・。ダレカタスケテ・・・・・・!
今回出した歌詞は、KinKi Kidsさんで『新しい時代』です。この前のスペシャルでテーマにした曲だよ。この歌詞に、ピアノメインのバラードと、アルファ波たっぷりの二人の声を入れるとね、めっちゃ切なくなるのよ。泣けるのよ!そして!眠くなるのよ・・・・・・飯食った後とか聞いてみ?すぐ寝れるでw