感情・愛情・CRAZY 作:ENDLICHERI
お久しぶりです!しゃすしゃーす!!
ちょっとTwitterで遠回しに急かされたんで書きましたw
皐月さんたちにああ言ってしまった以上、簡単には引き下がれなくなったから、演出やセットリストを考えているけど・・・・・・ダメだ、全然浮かばない・・・。いくら彼女たちのライブを見ても思い浮かばない。そもそも、彼女たちのライブは、回によってイメージがガラッと変わっている。・・・・・・統一性がない、とも言うんだけど。
「はぁ・・・。」
ため息をついても、良い案が一緒に出てくるわけではない。かといって、いつもの公園のベンチに座って考えていても何も浮かばない。
「・・・・・・はぁ──」
「ため息つくと、幸せが逃げるぞ~?」
「──っ、リサさん・・・。」
「ま、アタシは逃げないけどね~♪で、何か悩み事?」
「・・・・・・この前楽屋まで来てたなら分かりますよね?」
「うーん・・・・・・なんかギクシャクしてた!」
「もういいです。」
話す相手間違えたな・・・。きっと友希那さんなら、色々察してくれたんだろうけど・・・・・・。
「ごめんごめん~!ライブの演出のことだってのは覚えてるから許して~!」
「はぁ・・・。」
まさか、今日1日で2種類のため息をつくとほ思わなかったよ・・・。
一応・・・・・・ほんとに一応、リサさんに色々悩みを聞いてもらった。案外リサさんは真面目に聞いてくれていた。失礼かもしれないけど・・・。
「そっか・・・・・・。」
「やっぱり、DJについて勉強しないと無理かな・・・・・・?」
「・・・・・・えっ!?DJのこと、何も知らないの!?」
「1週間で全て覚える方が難しいですよ・・・・・・。僕ができるのはちょっとの作詞作曲と照明の演出だけです。でも、皐月さんたちには、次のライブを大成功で納めさせたいんです・・・・・・。」
「そっか・・・・・・。アタシだったら、どんな手を使っても手に入れたいと思ったら手に入れるかな~?」
「『どんな手を使っても』?・・・・・・そっか。」
「例えば~、蒼空くんとか──って、あれ?」
「リサさん、ありがとうございます!」
まさか、リサさんの言葉で閃くとは思わなかったけど、良い案が閃いた。僕はすぐに家に帰り、色々資料を作成し始めた。
そして、次の日。まさかの徹夜という形になったけど、完成した資料を持って放課後に皐月さんたちに会いに行った。・・・・・・授業中に寝れたから、目のクマは落ちてるでしょう。
「んで、1週間も経ってないのにもうできたのか?」
「はい、セットリストは。」
「はぁ?」
「ちょっと玲音。・・・・・・セットリストだけなの?」
「はい。僕には『DJ』とか『VJ』、『振り付け』の知識はありません。だから、このセットリストの書類と、リスト順に入ったCDを3人に渡します。だから、皐月さんには曲を上手く繋いでいただいて、結月さんには各曲に合った絵を書いていただいて、玲音さんには振り付けをお願いします。」
僕には、彼女たちの持つDJユニットとして最低限必要な知識はない。だったら、ある人たちに任せればいい。
僕は『どんな手を使ってでもライブを成功させる』の手段に彼女たちの知恵を入れました。きっと玲音さんからは強い言葉が飛んでくることも分かっていました。だけど、成功させるための最善のルートはこの道しかないから・・・・・・。
「じゃあ、蒼空くんはどうするんですか~?」
「僕は、それぞれ完成したものを確認して、OKならそのままですが、ダメなら口出しします。」
「はぁ!?」
「次のライブ、僕が全て考えていいんですよね?でしたら、僕が監督となって、僕がイメージするライブを作るのもアリですよね?」
「それは、そうだけど・・・・・・。」
「アッハッハッハ・・・・・・!皐月!うちら、やっぱとんでもないのをスカウトしたみたいやな!?」
「よっしゃ!やってやるよ!」
「・・・・・・はい!お願いします!」
「任せとき!」
「それじゃあ、始めましょうか~?」
「そうだね。頼むよ、監督。」
「はい!」
こうして僕たちは、新しい形でライブを作り始めた。
「こんな感じはどう?」
「・・・・・・もうちょっと音を小さくした方がいいんじゃないです?」
「えぇ~、また~!?」
「この曲だけど、こんなのはどう~?」
「うーん・・・・・・もう少しシンプルなのがいいかな~?」
「え~、あたしの中ではかなりシンプルなんだけど~・・・・・・。」
「こんな振り付けだけど。」
「・・・・・・マイクが口に来るのがちょっと遅い気がする・・・・・・。」
「細かいなぁ~!!」
結構スパルタでやっちゃったかな・・・・・・?
「『やっちゃったかな?』じゃないわよ。あなた、結構スパルタだったわよ。」
「すみません・・・・・・。って、友希那さんには云われたくないよ。」
以上で~す。友希那の出番は最後のセリフだけだよ。