何だか寂しくなりますね。
ちなみに今回はこの中編に隠されたサブタイがあります。
是非とも探してみて下さい。
タコ怪獣『ダロン』登場
GIRLSではトモミがさっきのニュースを見続けていた。彼女はニュースで言っていた人を襲う木の根が気になったらしい。その後ろではクララが何かの書類を書いており、ミコとアキは雑談していた。
『先程、搬送された男女は撹乱状態にあり、何らかの薬物を摂取したと思われています。』
『きゃああああああ⁉︎』
『たった今、我々の前で新たな被害者が出た模様です‼︎』
『何なのよ、こいつは⁉︎』
『あっ、こ、これは・・・・きゃああああああ⁉︎』
レポーターの目の前で謎の触手に襲われる女性が写った。またわカメラの後ろに髪が濃い少女が後ろから襲ってきた触手のようなものを掴んで必死に抵抗する姿が写る。そしてレポーターやTVニュースのスタッフ達も無数の触手に襲われた場面で映像に乱れが生じ、砂嵐が流れてきた。
「み、皆さん、今、マコマコが写っていませんでしたか⁉︎」
「えっ、ごめん‼︎今の見てなかったから分かんないや。」
「大丈夫デース!この映像は録画されてイマース!」
ミコの言葉に反応したクララが映像を巻き戻す。するとマコが首に吸いつこうとする謎の触手を掴んで必死に抵抗している姿がアップで写った。それを見たミコは思わず飛び出していく。
「マコ‼︎」
「あっ、待ってガッツ‼︎」
「アギラちゃん、ワタシも行きマス‼︎」
ミコを追ってクララとアキも飛び出していった。それを見送ったトモミは思わず呟いた。
「こ、これは宇宙人の侵略でしょうか・・・⁉︎・・・駄目駄目、しっかりしないと・・・・‼︎GIRLSの皆さん、緊急事態が発生しました‼︎座標の位置を送りますので大至急出動して下さい‼︎」
その頃、ヒロキは魔法使いの少女を連れていた。その後ろではサチコとミサオがジト目でヒロキを見ていた。サチコがヒロキに苦言を申す。
「すみません、ご迷惑をお掛けして・・・。」
「いいよ。気にしないで。」
「ヒロキ、アンタね・・・。自分の事を魔法使いとかいう胡散臭い人を泊めようとするなんて・・・・。」
「放っておけないだろ。それに彼女が不思議な力を使えるのは事実だ。けど、その力が弱まって住む場所も無いんなら放っておけないよ。それに君達だって困っている人は放っておけないだろ。」
「まぁ、それは確かにそうだけど・・・。」
「そういえば自己紹介がまだだったよね。僕は白鳥ヒロキ。」
「あっ、そうでしたね。わたしは麻璃亜と呼んで下さい。」
ヒロキが魔法使いの少女『麻璃亜』と自己紹介をする。そんな中、ヒロキ達の元は走ってくる人影がいた。
「ガッツさん⁉︎それにアギラさんも⁉︎」
「どうしたんでしょうか?何か焦っている様に見えますけど・・・。」
走ってきたアギラとガッツ星人はヒロキ達に気付くと一瞬止まってヒロキ達に急ぐように言い放つ。
「ヒロキさんにザンドリアスにノイズラーにホー⁉︎丁度良かった、すぐに来て‼︎」
「このままじゃ皆が危ないの‼︎一緒に来て‼︎」
そう言った2人はすぐに走り去って行った。その姿を見てヒロキ達はただ事ではないと知る。サチコ達がアギラ達を追いかけ始め、ヒロキは麻璃亜に声を掛ける。
「待って、アギラさん!ガッツさん‼︎」
「ここで待ってて‼︎嫌な予感がする・・・。」
そしてヒロキは走り出した。やがてアギラに追い付くとそこでヒロキは濃い色のガッツ星人の怪獣娘と出会う。マコが変身したガッツ星人だ。アギラとガッツ星人(ミコ)はガッツ星人(マコ)に事情を伺っていた。
「マコ、大丈夫だったの⁉︎」
「え、ええ、なんとか追い払ったわ・・・。」
「良かった・・・ニュースで変なのに襲われるマコを見たから心配して・・・。」
「な、何よ・・・わたし、そんなに弱くないわよ・・・。でも、ありがと。心配してくれて。」
ガッツ星人(マコ)が照れながらアギラ達に礼を言う。ヒロキがその光景を見ている中、サチコ達がキングジョーに話しかける。どうやら彼女もアギラ達と一緒に現場に来ていたようだ。
「キングジョーさん、一体何があったんスか?」
「木の根が人を襲っているとニュースになっていまシタ。そしてTVでその現場を偶然見てここに来たのデース。」
「木の根が⁉︎」
すると彼女達に1人の男性が近づいてきた。救急隊の一員のようだ。彼はサチコ達に忠告する。
「皆、ここは危険です。離れて下さい。」
「大丈夫、ワタシ達はGIRLSの怪獣娘デス。この現場の調査に来まシタ。この子達も同じデス‼︎」
「こ、これはキングジョーさん‼︎まさかここでお会い出来るとは‼︎じ、実は私は貴方のファンで・・・、駄目だ駄目だ事情を交えちゃ駄目だ!お疲れ様です‼︎」
「お疲れ様デス‼︎ここで何が起きているんデスカ?」
「じ、実は我々にも」
救急隊の男が説明しようとした瞬間、地中から触手が襲ってきた。触手は男の首に吸い付いた。キングジョーは地面に着いている部分を踏みつけ触手を引き剥がす。
「大丈夫デスカ?」
「は、はい‼︎」
「誰か助けて‼︎」
キングジョーが救急隊の男を助けていた後、他にも助けを求める声を聞いてそちらに向かっていく。その頃、ルイの背後にもその触手は迫っていた。それはルイの首にあっという間に吸い付いた。吸い付かれたルイは苦しそうな表情を浮かべる。
「ホー‼︎」
「うううっ・・・・ううううううう・・・。」
「ホー、今助ける‼︎ソウルライド、『ザンドリアス』‼︎」
「ソウルライド、『ノイズラー』‼︎」
サチコとミサオはソウルライザーを構えて怪獣娘に変身する。サチコが口から吐いた炎が触手を焼き、ノイズラーの音波が触手にダメージを与える。ホーに吸い付いた触手はホーの首から離れるも、地中から更に無数の触手が飛び出してきた。
「な、何なのよ、コレ⁉︎」
「うえっ、気持ち悪ぃ・・・。」
「こ、来ないで・・・ソウルライド、『ホー』‼︎」
ザンドリアスとノイズラーが地面から伸びる触手をきみ悪がる中、ホーは恐怖心を堪えて黒い獣殻に兎の様な大きな耳の怪獣娘『ホー』に変身する。それでもホーの背後から触手が迫ってきた。
「ひっ、い、嫌・・・。」
「「ホー‼︎」」
ザンドリアスとノイズラーがホーを助けに行こうとするも間に合わないと思われた。しかし、触手はホーに吸い付く事はなかった。間一髪のところでヒロキがその触手を掴んで地面に地面に叩きつけたからだ。
「ホー、大丈夫⁉︎」
「ヒロキさん⁉︎は、はい、ありがとうございます‼︎」
ヒロキはホーを下がらせて目の前の光景を睨む。目の前では地面から無数の触手が飛び出して獲物を探していた。その異様な光景にヒロキは結論付ける。
「クララちゃんから木の根が襲ってきたって話を聞いたけど・・・これは木の根なんかじゃない‼︎間違いなく怪獣の仕業だ‼︎」
「こ、これって怪獣の仕業なんですか?」
「何言ってんだ、こんなの怪獣の仕業以外あり得ないだろ‼︎」
「確かに・・・こんな事怪獣じゃなきゃ出来ないよな・・・。」
「で、でも怪獣の仕業だったとして一体何の怪獣なのよ‼︎」
目の前の光景を目にしてヒロキの結論にホー、ノイズラー、ザンドリアスはそれぞれの反応を見せる。ザンドリアスの言葉を聞いたヒロキは彼女達に気付かれないようにタイガ達に目の前の光景を聞く。
「タイガ、タイタス、フーマ、コレって何の怪獣の仕業か分かる?」
『分かってたらとっくに教えてるよ‼︎』
『すまない、幾ら何でもコレだけでは・・・・。』
『宇宙に植物怪獣が幾らいると思ってんだ。これだけじゃ判断出来ねぇよ。』
「御免、無茶な事聞いたね・・・。」
自身の相棒であるウルトラマン達の答えに落ち込むヒロキ。キングジョーにアギラ、そして2人のガッツ星人がヒロキに合流する中、そこに麻璃亜が声を上げてきた。
「皆、大丈夫デスカ⁉︎」
「キングジョーさん、アギラさんにガッツさん達‼︎あたし達は大丈夫ですけど・・・。」
「これ、絶対に木の根なんかじゃないですよ‼︎どうします⁉︎」
「ヒロキさん‼︎」
「マリアさん、どうしてここに⁉︎」
「えっ、誰ですか⁉︎」
「魔法が使えない理由がわかりました‼︎この変なのが世界から魔法を奪っているんです‼︎」
「ま・・・魔法って・・・・どういう事⁉︎」
「というか貴方、この事件の原因を知ってるの⁉︎」
「あっ、怪獣娘の皆さん、突然魔法とか言われても分かりませんよね。この宇宙には」
「待って、話は後にして・・・妙な霧が来る‼︎」
麻璃亜の言葉をガッツ星人(ミコ)が遮る。ヒロキ達は目の前に目を向けると確かに霧が発生していた。そして霧の中にいる人々が次々と倒れていく。倒れていく人々の首に触手は次から次へと吸い付いた。
「皆か気を失っていく・・・。一体どうして?」
「まさか・・・あの霧の影響か⁉︎」
「マズい‼︎皆を助けないと‼︎」
アギラ達はそのまま霧のかかった所へ向かっていく。アギラの角が高校生くらいの制服を着た少女の首に吸い付いた触手を切り裂く。2人のガッツ星人は手から光線を放ち、触手を打ち落とす。すると触手は地面に引っ込んでいった。
「よし、アタシ達もアギラさんに続くぞ‼︎」
ノイズラーの言葉でヒロキ達も人々を助けようとする。その時、上空から円盤が降りてきた。その円盤は麻璃亜をあっという間に吸い込んでしまう。そして飛び立った円盤をヒロキは追いかけていった。
「麻璃亜さん‼︎」
「次から次へと何なのよ⁉︎」
「ザンドリアス、ノイズラーはアギラさんが斬った触手の一部をGIRLSに持ち帰ってくれ‼︎僕とホーはあの円盤を追うから‼︎」
「何でアンタが仕切るのよ‼︎」
「で、でもヒロキさんの言う通りにした方がいいと思います!この触手をGIRLSで調べて貰えば怪獣の正体が分かるかもしれません‼︎」
「確かにな・・・ヒロキの意見を聞くぜ‼︎・・・キングジョーさん、アタシとザンでGIRLSにこれを持ち帰ります‼︎ヒロキとホーであの円盤を追いますからそっちは宜しくお願いします‼︎」
「分かりまシタ‼︎そっちも気を付けて下サイ‼︎」
キングジョーの言葉でヒロキとホーは円盤を追いかける。キングジョーは目の前の無数の触手を見ると目を瞑り意識を集中させる。そして彼女の獣殻は黒くなり、右腕にランチャーが装備された。
「さて、ワタシも皆さんのレスキューに励みまショウ‼︎」
キングジョーは意気込むと右腕のランチャーで触手を撃ち落とし始めた。
その頃、麻璃亜は暗い空間の中で目を覚ました。その時、男の声が響いてくる。
「悪いがちょいと魔法使いの力が必要でな、一緒に来てもらうぜ!」
暗い空間の中から1人の顔が赤い異形の宇宙人が現れた。金色のジャケットを羽織ったその宇宙人は顔が人間のものになる。
「俺はゼラン星人オショロ。お嬢ちゃんが魔法使いだな。」
「あら、残念ね。今の私は魔法使いじゃないの。」
「嘘はいかんなぁ、これを見てもそう言えるかな。」
すると人間に変身したゼラン星人の『オショロ』は目の前のスクリーンに映像を映す。それは麻璃亜が桜の木を家に変える瞬間だった。
「やっと見つけたんだ、本物の魔法使いを。一緒に来てもらうぜ。」
やがて2人は円盤から降りる。オショロは巻物の様なものを取り出すと説明を始める。
「今日、ヴィラン・ギルドからある怪獣を競り落としたんだ。説明書によればその怪獣は魔法使いのみが操れるらしい。」
「今は魔法が使えないし・・・それにわたしは魔法使いであって怪獣使いじゃない‼︎」
「うん、まぁ、そうなんだけど・・・・説明書にはそう書いてあんだよ。まぁ・・・実際に怪獣と会わせれば何とかなるだろ。」
オショロはどこからともなく機械を取り出した。やがてその機械を上空に掲げる。するとヒロキとホーが走ってきてヒロキは飛び蹴りを、ホーは光線を発射してオショロを吹っ飛ばす。
「見つけたぞぉぉぉ‼︎」
「彼女を返して下さい‼︎」
「ぐわぁっ⁉︎・・・何だお前ら⁉︎」
「大丈夫ですか⁉︎ 麻璃亜さん‼︎」
「ヒロキさんにさっきの怪獣娘さん‼︎わたしは大丈夫です‼︎」
「GIRLSです‼︎無駄な抵抗は止めて下さい‼︎」
「くそっ!!GIRLSの怪獣娘か!!だが、こいつを出せばお前ら怪獣娘だろうが俺を止める事は出来ん!!」
オショロはそう言って目の前の機械を操作する。やがて機械か、小さな光が飛び出した。どうやら怪獣への信号の様なものだ。しかし、その動きを見てオショロは首を傾げた。
「あ、あれ、どこまで飛んで行くんだ?」
「?」
オショロの反応に首を傾げるヒロキ。すると光は海に着水する。そして海が光り出し、やがて泡立ち始める。そして海から一体の怪獣が出現した。緑色の体に無数の触手を生やした蛸を連想させる怪獣だ。蛸が変異したタコ怪獣『ダロン』が海から上がってきて雄叫びを上げる。
「ピギイイイィィィィィ‼︎」
トリガーのメインキャラが全員発表されましたね。
怪獣娘の世界の並行同位体が多めになりそうな予感がするなぁ・・・・。
ユナとアキトはウインちゃんと主人公の学校の先輩としても出せそうなんですよね。ユナがいれば父親のミツクニもいますから怪獣娘の世界にシズマ財団がいてもおかしくないし・・・闇の三巨人は当然出すとしてマルゥルやイグニスも外せなさそうだし・・・・。
怪獣娘の世界におけるトリガーのキャラの並行同位体を何処まで出そうか考え中です。