怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~   作:特撮恐竜

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ここからはオリジナル展開になります。
というのもこういう総集編は話があっという間に進んでしまうので前編と中編だけで原作の話が終わってしまうんですよね・・・
どうかその辺はご了承下さい。

また、この話からアイツらも参戦です。
アイツらって誰かって?それは話を見れば分かります‼︎


GIRLS超会議(中編)

ヒロキはGIRLSの展望台に立って街を見下ろしながらトライスクワッドと話していた。

 

『いいのかよ、抜け出して。』

「あの状態じゃ抜け出さざるを得ないよ・・・。」

『にしたって・・・俺達の事でかなり話が盛り上がってたな・・・。』

『そうだな・・・私の事を推してくれてる怪獣娘のお嬢さんがあんなにも私の事を熱弁してくれるとは・・・。』

「それだけ皆がタイガ達の事が好きなんだよ。」

『よ、よせって・・・。』

 

ヒロキの言葉を聞いたタイガ達は照れた仕草を見せる。照れて言葉が続かなくたったトライスクワッドの中で最初に発言したのはタイガだ。

 

『けど、彼女達はパワフルだな。父さん達がこの星を好きになった訳が少し分かった気がするぜ。』

「父さんって・・・ウルトラマンタロウが?」

『そうそう・・・・って・・・・えっ⁉︎』

 

タイガがヒロキの口から父であるタロウの名が出た事に驚いた。今までヒロキに父の事を話さなかったタイガはヒロキが自身の出生について知っていた事に驚愕したのだ。

 

『ヒロキ・・・・君はタイガの父親が誰なのか知っていたのか⁉︎』

「知ってたよ・・・あのトレギアがさ何度もタイガの事を『タロウの息子』って呼んでたし・・・そもそも必殺技にストリウムが付いていた時点でタロウと深い関係のウルトラマンだろうなぁとは思ってたよ。」

『な、何で言わなかったんだよ⁉︎お前の爺ちゃんって父さんの事が好きだったんだろ⁉︎兄貴のように尊敬してたんだろ⁉︎その息子の俺に対して何とも思わなかったのかよ⁉︎』

「いや・・・だってさ・・・タイガって何だかさお父さんのタロウさんと仲悪いのかなって思ってさ・・・よくトレギアがタイガの事をタロウの息子と呼ぶたびに凄くそれを言われたく無いとばかりに『俺はタイガだ‼︎』って返すしさ・・・。」

『えっ⁉︎』

 

ヒロキから返ってきた返答に戸惑うタイガ。ヒロキから自身と父であるタロウが不仲だと思われていたのが驚きだったのかタイガは戸惑いを隠さずにいた。

 

『えっ・・・・あっ・・・お、俺・・・ヒロキに・・・父さんと不仲に思われてたのか・・・。』

「あれ、違うの?」

『いや、別に父さんと仲が悪い訳じゃないぜ‼︎父さんから実際の戦い方や過去のウルトラマンの戦い・・・怪獣についてもちゃんと教わったし、色々父さんには感謝してるぜ!』

「そうなの?じゃあ何であの時とかに・・・。」

『あー、ヒロキはよく知ってんだろ。ウルトラマンタロウが昔地球を救うために多くの怪獣や宇宙人と戦った事・・・。』

 

タイガとタロウが不仲ではないと知ると過去にトレギアがタイガに『タロウの息子』と呼んで激昂した事に疑問を抱き始める。この疑問にフーマから始まったトライスクワッドの返答が返ってくる。

 

「うん・・・。」

『この星でも伝説のウルトラマンと呼ばれている上にタロウはあのウルトラ6兄弟の1人で今は宇宙警備隊の若手を指導する筆頭教官を務めている。』

「今、タロウさんってそんな偉い立場なんだ・・・。」

『加えて俺の爺ちゃんが宇宙警備隊大隊長を務める『ウルトラの父』・・・婆ちゃんが銀十字軍の隊長である『ウルトラの母』である俺は周りから家族と比べられてきたんだ・・・何をやるにしろ『流石タロウの息子だ!』とか『タロウの息子だからこれぐらい出来て当たり前だ』とか言われるのが・・・本当に嫌だった。俺の事をタイガとして接してくれる奴はタイタスとフーマを除けば科学技術局に務めるフィリスくらいだったんだ・・・。』

「お父さんと比べられるのが嫌だったんだ・・・・。」

『ああ、だから最初はタイタスとフーマの事を光の国に連れていくのが嫌だった・・・・。正直に言うとヒロキが俺の父さんを慕っていた地球人の少年の孫だと知った時は家族の事を知られるのが本当に嫌だったよ・・・。』

「タイガ・・・君が誰の息子だろうと関係ない・・・あの時、タイガのおかげで僕は助かったし・・・ウルトラマンとして多くの命を助ける事が出来たんだ‼︎タイガ、君は僕の相棒で・・・親友だよ‼︎」

『‼︎・・・ヒロキ、ありがとな・・・。」

「誰と話してるんだい・・・。」

 

トライスクワッドとヒロキの会話に割って入る声がいた。その声の主はヒロキの隣にいつの間にか立っていた。それは半分白と半分黒のブラウスを着用した男『霧崎』だった。

 

「えっと・・・貴方は確か・・・日比谷公園の近くで・・・。」

「おや・・・GIRLSに入ったからには私の事を知ってると思ってたんだがね・・・それよりさっきは誰と話してたんだい・・・まるで相手がそこにいるかのようだったけど・・・。」

「えっ・・・・いや・・・。」

 

霧崎の言葉にどう返せばいいか悩むヒロキ。すると霧崎は不気味に呟き出した。

 

「いや、何も答えなくていいよ・・・・ずっと君達の事を見ていたからね・・・・ずーーーーーーっと・・・・・・。」

「あの・・・・。」

 

ヒロキが瞬きをすると霧崎は一瞬でヒロキの目の前に現れた。ヒロキに顔を近づけながら霧崎は不気味に言葉を放つ。

 

「私の名は霧崎・・・君達にとって忘れられない名前になるだろう・・・。」

「・・・・霧崎・・・・何処かで聞いたような・・・。」

 

霧崎はヒロキに息を吹き掛ける。ヒロキは思わず目を瞑ってしまった。そして目を再び開くと霧崎の姿は消えていた。余りにも一瞬の出来事にヒロキは辺りを見渡しながら困惑する。

 

「えっ・・・いない・・・。何だったんだ・・・?」

『ヒロキ、さっきの奴、やっぱりヤバい匂いがした‼︎アイツと・・・トレギアと同じ嫌な匂いが‼︎』

「えっ⁉︎あのトレギアと⁉︎」

 

ヒロキとトライスクワッドはトレギアの事を話し始める。

 

「トレギア・・・チビスケの事は絶対に忘れない・・・‼︎」

『くそっ、気にいらねぇ野郎だ・・・‼︎』

『確かに気に入らない・・・だが奴は強い・・・!』

『しかも俺たちは1度奴に負けている・・・!フォトンアースの力でも奴には勝てなかった・・・‼︎』

「霧崎・・・思い出した‼︎デアボリックとセグメゲルの事件を仕組んだ男だ‼︎あの男がトレギアと関係があるの⁉︎」

『分からない・・・だが気を付けた方がいいぜ・・・。』

 

ヒロキとトライスクワッドがトレギアの話題を話しているとヒロキ専用のソウルライザーに着信が掛かってきた。相手はクララだった。ヒロキは電話に出る。

 

「もしもし?」

『ヒロキ、今何処にイマス?急遽任務が入ったので戻ってきて欲しいデス!』

「すぐ戻るよ‼︎待ってて‼︎」

 

ヒロキは走って講義室に戻った。扉を開けると既にクララ達は怪獣娘に変身した状態だった。ヒロキはただ事じゃないと判断する。

 

「皆が怪獣娘に変身してるって事は緊急の任務ですか?」

「はい。ヒロヒロ、以前キングゲスラとデアボリックの事件を持ち込んだわたしの叔父の事は知ってますよね?」

「クララちゃんから前に聞きました。確か刑事をやっているピグモンさんの叔父が怪獣事件を2度持ち込んだと。それが何か?」

「その叔父から再び連絡が入りました。何でもとある花屋さんの店主がヴィラン・ギルドの構成員だったらしくて・・・。」

「えっ⁉︎それ不味くないですか⁉︎もしも宇宙植物を」

「そのもしもも既に起こっているわ。既に様々な宇宙植物を地球人が買い上げてしまったようなの。」

「ええっ⁉︎」

「しかも1番危険なのはチグリスフラワーの球根が既に10個も買われた事デス。」

「チグリスフラワーって確か‼︎」

「はい‼︎あの宇宙大怪獣『アストロモンス』の成長前の姿です‼︎このままでは10体のアストロモンスが出現しかねません‼︎」

「そんな事になったら大惨事になる・・・‼︎絶対に止めないと‼︎」

「チグリスフラワーを何としてでも回収します‼︎GIRLS出動です‼︎」

『了解‼︎』

 

こうしてGIRLSによるチグリスフラワー回収作戦が始まった。怪獣娘達は手分けして佐倉が教えてくれたチグリスフラワーの購入者を特定して回収に当たった。購入者は突然の怪獣娘の訪問に驚くも自身が購入した球根の危険性を伝えるとすぐに怪獣娘に手渡してくれた。だが10人の中にはそれが本物のチグリスフラワーだと知って購入した怪獣マニアもおり、その説得にはかなり苦労した。彼らの説得に当たったヒロキ、キングジョー、アギラ、ガッツ星人、レッドキング、ゴモラ、ミクラスの7人は公園のベンチで座ってジュースを飲みながら一息ついていた。

 

「はぁ〜、まさか本物のチグリスフラワーと知って購入する人がいたとは・・・。」

「何とかチグリスフラワーがアストロモンスに成長して暴れ出したら大惨事になる事のリスクを何度も話して漸く回収出来たね・・・。」

「これであと残り1個になりマスネ・・・。」

「けど、あと1人って一体誰なんだろう・・・。」

「その事なんだけど・・・実は購入者の特定が漸く出来たんだ・・・。」

「そうなの⁉︎一体誰⁉︎」

「いや、それがさ4人組の団体だったらしいんだけど・・・その4人がどう見ても怪獣娘にしか見えないんだよね・・・。」

『えっ、怪獣娘が⁉︎』

 

ヒロキの言葉に驚くクララ達。ヒロキはソウルライザーの画面を操作すて店の監視カメラが捉えた画像を見せる。その画像には黒い獣殻に黒い帽子を被った豊満な胸の怪獣娘と白を基調とする獣殻に白と赤の混じったロングヘアーに褐色肌の手が袖口に隠れた怪獣娘と赤いマントを羽織った右目が隠れた怪獣娘と一緒に白と黒のゴスロリ風の獣殻に身を包んだ少女が写っていた。それを見たレッドキングとアギラは声を上げる。

 

「あー‼︎こいつらは‼︎」

「ブラックスターズ‼︎」

「知ってるの⁉︎」

「そういえばヒロキにまだ教えていませんデシタネ!彼女達は前に本部に侵入してきた怪獣娘の侵略組織デス‼︎」

「ええっ⁉︎」

 

GIRLSに所属していない怪獣娘も存在している。その中の一例が『ブラックスターズ』である。彼女達はかつて悪魔の惑星と言われた『ブラックスター』からやってきた『円盤生物』と呼ばれる怪獣達を呼び寄せた尖兵の魂を宿した『ブラック指令』、円盤生物の中でもかなり凶悪な部類に入る怪獣の魂を宿した『シルバーブルーメ』に『ノーバ』、そして故郷であるペガッサシティの滅亡を回避するために地球を爆破しようとした放浪宇宙人『ペガッサ星人』の4人の怪獣娘で構成されている。彼女達の目的は地球侵略であるがやっている事は殆ど悪ふざけくらいしかしていなかった。そのため、最初はGIRLSも知らなかったが、以前GIRLSに侵入してきただけでなく強大な力を持つ怪獣娘が池袋で大暴れするきっかけになったため、GIRLSも今は彼女達を警戒している。

 

「GIRLSに所属していない怪獣娘もいるって聞くけど・・・そんな連中もいたんだね・・・。」

「以前、侵入されたのと目的が地球侵略と言ってた事、以前の池袋での大騒動もあってわたし達もアイツらを警戒してたんだ。まぁ、調査部の調査によると殆ど悪ふざけのような事しかしてないって事が分かったけど・・・。」

「けど、アイツら、タマに洒落にならない騒動を引き起こすんだ。本当にアイツらがガタノゾーアの怪獣娘で引き起こした大騒動は大変だったぜ・・・。」

 

以前、ブラックスターズのペガッサ星人の能力で彼女達が遭遇した世界を闇に包み込もうとした邪神『ガタノゾーア』の怪獣娘こそ池袋で大暴れした怪獣娘だ。ブラック指令によって池袋で大騒動を起こした事で彼女達は完全にGIRLSの警戒対象になった。

 

「まさかアイツらがチグリスフラワーを買ったとはな・・・。アイツら、ガタノゾーアの怪獣娘の次は本物の怪獣のアストロモンスを暴れさせるつもりか‼︎」

「絶対に見つけないと‼︎何か手掛かりは無いの⁉︎」

「空から探してみまショウ‼︎近くにいるかもしれまセン‼︎」

 

拳を握りポキポキと音を鳴らしながら戦闘態勢を見せるレッドキングの横でヒロキはキングジョーに手掛かりになりそうなものを聞く。キングジョーはヒロキの問いに答えて空に飛び立とうとした。手をポキポキと鳴らすレッドキングの横でキングジョーにブラックスターズの手掛かりを聞くヒロキ。その時、ヒロキとキングジョーの後ろから声が聞こえてきた。

 

「おかしい・・・何処に消えたんだ⁉︎私達の花は⁉︎」

「さっすがブラックちゃん‼︎自分で植えた球根の在り処をド忘れしちゃうなんて‼︎」

「記憶力なさ過ぎだ。」

「煩い‼︎大体、お前達も一緒に植えるところを見た筈だ‼︎球根を植えてその翌日に花を咲かせて消えたんだぞ‼︎明らかにおかしすぎる‼︎」

「あの・・・ブラックさん、やっぱりあの球根を買ったのは間違いだったんじゃ・・・。」

「し、しかしお告げの話じゃ、「珍しい球根を買え』だった筈だ‼︎だからあの球根を買ったんだろうが!全員分の中無しの金を出し合って‼︎」

 

話していたのは4人組の女性だった。その姿を見てアギラとガッツ星人が声を上げる。

 

「ってええっ⁉︎あの人達は⁉︎」

「ブラック・・・スターズ‼︎」

「ええっ、この人達が‼︎」

 

そこにいたのはヒロキのソウルライザーに写った4人組の怪獣娘だった。その中で黒い獣殻に黒い帽子を被った豊満な胸の怪獣娘『ブラック指令』はキングジョー達を見ると思わず指を刺して大声を上げた。

 

「あーーーーー‼︎お前達は・・・GIRLS‼︎」




という訳でこの話から怪獣娘タイガにてブラックスターズも参戦となります。
おジョーさんの暴走関連などに集中していたから彼女達を出すタイミングには苦労しました・・・。
ブラックスターズと遭遇するタイミングが少し急展開かつ強引かもしれなくてすみません・・・。

それと怪獣娘×トリガーの主人公ですが多数決の結果・・・『マナカ・ツバサ』に決定致しました‼︎
怪獣娘×トリガーはツバサとウインちゃんを筆頭に書きたいです。
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