怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~   作:特撮恐竜

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今回、おジョーさんの設定にオリジナル設定を入れました。
あくまで怪獣娘タイガにおける設定ですので他の作品で活用するかは未定です。
それではどうぞ。


雷撃を跳ね返せ!(前編)

霧崎は高台でトレギアアイを取り出した。そしてそれを顔の前で翳して本来の姿であるトレギアに戻るとトレギアは上空に光線を放つ。

 

『来たれ・・・雷撃の獣神・・・ゴロサンダーよ。』

 

光線が放たれた地点に暗雲が立ち込める。

 

『戦いに飢えたその体・・・十二分に満たしてやろう。』

 

その中から何かが姿を一瞬だけ見せる。そして暗雲の中から一つの光がトレギアの手に渡った。それはアヒルのような口の怪獣の顔が刻まれた怪獣リングだった。

 

 

 

 

 

 

 

GIRLS東京支部ではクララ達が暗い顔をしていた。ゼットンがトレギアに重傷を負わされたことが知られてみんなが驚きとショックを隠せなかったのだ。そこにトモミとランが入ってくる。

 

「ピグモンさん‼︎ゼットンさんの容体は?」

「一命は取り留めました・・・ですが目を覚さないそうです・・・。」

「まさかゼットンがやられちまうとはな・・・。」

「今でも信じられません・・・。」

 

ベニオとアキ、この2人は特にゼットンと縁が深い。ベニオは大怪獣ファイトで敗北しチャンピオンの座を彼女に開け渡す事になり、その後も何度もチャンピオンの座を奪い返すため戦いを挑んでいる彼女はゼットンの実力を確かに知っている。

アキは自身が怪獣娘としての力を目覚めさせてくれたきっかけであり、ミクが何者かに怪我を負わせられた時、犯人として疑われたミコを信じたいという気持ちに相談に乗ってくれたり、シャドウビーストやシャドウジェネラルとの戦いで自身を助けてくれた恩人である。

そんな2人にとってゼットンが倒れて入院したというショックは余りにも大きなものだった。

 

「ゼットンさん・・・・。」

「アギちゃん・・・ゼッちゃんなら大丈夫だよ。わたし達怪獣娘は頑丈なんだから。後はゼッちゃんを信じよう。」

「ゴモたん・・・。」

 

ミカヅキがアキを励ます横でヨウとユカが辺りを見渡す。最初に発言したのはヨウだ。

 

「あ・・・あの・・・ヒロキさんは?」

「えっ?・・・あれ?ヒロキがいない?」

「あれ?さっきまでここにいたのに・・・。」

 

先程までゼットンの件を報告しに来たヒロキの姿が見えない事に気付いた皆は辺りを見渡す。しかし、どこにもヒロキの姿は無かった。

 

「ヒロキ?何処に行ったのデスカ?」

「失礼します。ピグモンさんはいますか?」

 

そこにドアをノックする音と共に声が聞こえてきた。トモミは自身が指名されていると知るとその声に答える。

 

「はい。どうしました?」

「ヒロキさんからです。」

 

トモミの声と共にGIRLSの制服に身を包んだ職員が入ってくる。彼女の手にはGIRLSから支給されたヒロキの制服とソウルライザー、GIRLSの一員である身分証明書と退職届と書かれた封筒が抱えられていた。トモミ達は当然ながらそれに驚きを隠せない。

 

「こ、これを本当にヒロヒロが⁉︎」

「は、はい・・・。先程、これをピグモンさんに届けるように言われて・・・そ・・・それでは私はこの辺で‼︎」

 

職員が仕事に戻っていった後、トモミは封筒を開ける。そしてその場にいた皆が封筒の中の手紙に注目していた。

 

『ピグモンさん、クララちゃん、そして他の怪獣娘の皆へ。今まで本当にありがとうございました。少しの時間だったけどGIRLSに入ってから皆さんには沢山の思い出を貰いました。けど、僕がウルトラマンであるためにゼットンさんがトレギアによって倒れてしまいました。トレギアは明らかに僕の身の回りの人達を狙っています。これ以上、ここにいたら僕と関わった人達全員がトレギアに殺されるかもしれない。そう考えた僕は1人でトレギアを探しだして今度こそ必ず決着をつけると決めました。こんな形で別れを申して御免なさい。でも、トレギアから皆を守るためにはこれしかないと思います。今まで本当にありがとうございました。本当にお世話になりました。それとクララちゃんに必ずモデルに復帰して皆を笑顔にしてほしいと伝えて下さい。それでは、さようなら。』

「な、何で・・・どうして突然⁉︎」

「わたし達、まだヒロキさんと沢山やりたい事あるのに‼︎こんな形でお別れなんて嫌ですよ‼︎」

「・・・まさかヒロキの奴、ゼットンがやられたのは自分のせいだと責めて‼︎」

「ええっ⁉︎まさか1人でトレギアを倒しに‼︎」

 

ユカとヨウが困惑する中、ベニオとミカヅキがヒロキの心中を推察する。するとその場にいた全員がヒロキが何を目的にGIRLSを辞めると言い出したのか思い浮かぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ヒロキは雑踏で黒い服を着た銀色の鎧のような顔の宇宙人に掴みかかっていた。今のヒロキは激しく荒れている様子だった。

 

「あの男は‼︎霧崎は今どこにいるんだ⁉︎」

「そんな奴知らねぇ‼︎」

「嘘をつくな‼︎お前が奴とゼットンの幼体を取引してたのは知ってるんだぞ‼︎アイツを庇うのか‼︎」

「そんなんじゃない‼︎もし、会ってたとしても互いに顔も名前も隠す、それが取引の鉄則なんだよ‼︎本当に知らねぇ⁉︎知らねえんだ‼︎」

 

この宇宙人は闇のブローカーで怪獣兵器の売買に長けている。先日、セイジに霧崎が渡したゼットンがこのブローカーから購入したものだと知ったヒロキは彼に詰め寄ったのだ。

 

「本当なんだろうな⁉︎嘘を突いてるわけじゃないよな‼︎」

「本当だ‼︎」

 

ヒロキは宇宙人から手を離すと逃げる宇宙人を背にその場を後にする。するとタイガ達が話しかけてきた。

 

「僕のせいだ‼︎ゼットンさんがあんな目に遭ったのは全部僕の・・・‼︎」

『ヒロキ、それは違う‼︎寧ろ、俺達のせいだ‼︎』

『私達がトレギアと敵対しているせいで君を巻き込んでしまった・・・‼︎』

『本当にすまねえ事をした・・・。お前はただ俺達に体を貸してくれただけなのに・・・‼︎」

「そ・・・そんな・・・3人が謝る事じゃないよ‼︎僕がGIRLSに関わったせいでこんな事態になった訳だし・・・早くアイツを探そう‼︎」

 

 

 

 

 

GIRLSではヒロキが荒れに荒れて宇宙人からトレギアに関する情報を片っ端から聞いて回っていると知らないトモミ達がヒロキの手紙を握りしめる。クララがその場から離れてドアを開けようとする。

 

「キンキン⁉︎どこに行くんですか⁉︎」

「ヒロキを探しに行きマス‼︎ヒロキをこのまま1人にしたらトレギアの思うつぼデス‼︎」

 

クララの言葉を聞いた怪獣娘達。彼女の言葉を聞いたアキ、ミコが自分も付いていくと名乗りを上げる。

 

「キングジョーさん、待ってください‼︎ボクも行きます‼︎」

「アギラちゃん・・・。」

「わたしも行くよ‼︎今のヒロを見てると無理してた頃のわたしを思い出して・・・何か放っておけないんだ‼︎」

「ガッツ・・・。」

 

アキとミコの言葉を聞いたベニオとミカヅキも同じく席を立った。そしてトモミも2人に続く。

 

「キングジョー、俺達も行くぜ‼︎」

「わたしも‼︎このままヒロちゃんを放っておけないよ‼︎」

「レッドキング・・・・・ゴモラ・・・・・。」

「キンキン、私も行きます‼︎エレエレ達は緊急事態に備えてここに残って下さい‼︎」

「分かったわ‼︎」

 

クララ達が立ち上がるとヨウとユカも席を立った。自分達もヒロキの捜索に乗り出したいと名乗り出たのだ。トモミは彼女達を制止する。

 

「「わたし達も連れて行ってください‼︎」」

「いえ、バサバサ達はここに残って下さい‼︎万が一の為にも本部に出来れば多くの人数を残したいのです‼︎」

「でも‼︎」

「大丈夫デス‼︎ワタシ達が必ずヒロキを連れ戻しマス‼︎」

「キングジョーさん・・・。」

「よし、行くぞ‼︎お前ら‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ヒロキはゼットンが入院している病院に来ていた。ヒロキは目の前で点滴を打たれたまま呼吸器を付けられて目を覚まさない人間態のゼットンに目を向ける。ヒロキはただ黙って見ている事しか出来なかった。そしてゼットンの横で膝を突きながら呟く。

 

「御免なさい・・・本当に御免なさい・・・ゼットンさん・・・・僕のせいで・・・・貴方を・・・・こんな目に遭わせてしまった・・・・・。許して下さいなんて言いません・・・・でも・・・どうか・・・どうか‼︎・・・せめて・・・・・せめてでも・・・・・目を覚まして下さい・・・。・・・・お願いします・・・ゼットンさん・・・。」

 

しかし、ヒロキの思いも虚しくゼットンが目蓋を開ける事は無かった。ヒロキは今の様子のゼットンを見て虚しい思いになるだけだった。

 

 

 

 

 

 

ヒロキは病院を出ると目の前にクララ達がいる事に気付く。ヒロキは彼女達に気付かれないように顔を隠そうとする。しかし、クララ達はヒロキを見るとすぐに駆け寄ってきた。

 

「⁉︎・・・・なんでクララちゃん達がここに⁉︎」

「あっ、いた‼︎」

「待って下サイ‼︎ヒロキ‼︎」

「何しに来たんだよ・・・。」

「少し話をしませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

トモミ達に連れられてヒロキは病院の近くの広い公園のベンチに腰掛けていた。トモミはヒロキに問い掛ける。

 

「突然どうしたんですか?辞めたいなんて・・・。」

「書いた通りですよ・・・・トレギアを倒すためです。」

「トレギアを倒す事とGIRLSを辞める事に何が関係があるんですか?」

「・・・・・トレギアは明らかに僕の身の回りの人達を狙っています・・・それで皆がトレギアに狙われずに僕だけを狙うなら僕は‼︎」

「本当にそう思いますか?」

 

ヒロキの声を聞いたトモミはヒロキに再び問い掛けた。ヒロキはトモミの意図を掴めず、聞き返す。

 

「・・・・どう言う事ですか?」

「ヒロヒロは元々、キンキンとは幼馴染なんですよね?」

「ええ・・・今更それが何か・・・。」

「もし・・・ヒロヒロがGIRLSを離れたとしてもトレギアがキンキンを狙ってきたら・・・ヒロヒロはどうするんですか?」

「⁉︎・・・・それは・・・・。」

 

トモミからの問い掛けにヒロキは思わず目を見開いて答えを出さずに押し黙ってしまう。トモミに続きミカヅキとベニオが話し始めた。

 

「放っておけないでしょ・・・キンちゃんだけじゃなくわたしやレッドちゃん・・・アギちゃんがトレギアに狙われたらヒロちゃんは嫌でもGIRLSに関わらなきゃならなくなるよ。」

「ヒロキ・・・既にお前は俺達GIRLSに関わりすぎた・・・例えお前がGIRLSを離れてもトレギアが俺達を狙わないなんて保証はねぇだろ。・・・ったく、タイガ達も気付けよな。」

「『『『・・・・・。』』』」

 

ベニオの言葉が決定的に心に刺さったのかヒロキは何も言えなくなってしまう。トライスクワッドの3人も彼女の言葉に反論出来なかった。ヒロキはそれを聞いて思わず声を荒げる。

 

「じゃあどうすればいい‼︎トレギアは明らかに‼︎」

「ボク達と一緒に戦えばいいんだよ‼︎皆で力を合わせて戦うの‼︎」

「アキさん・・・・何言ってんだ?」

「だから皆で力を合わせればいいんだよ‼︎ヒロキさん、苦しい時とかに仲間を頼るのってそんなに悪い事⁉︎ウルトラマンだって1人じゃ戦えないでしょ‼︎」

「例えば怪獣が現れたと同時にシャドウやシャドウビーストが出たら、ヒロはそっちの方に手を回せる⁉︎怪獣と戦いながらシャドウやシャドウビーストの方を対処できる⁉︎」

「⁉︎・・・それは・・・。」

 

アキの叫びにミコも便乗する。アキは自身のカイジューソウルの事を思い出してタイガに問い掛ける。タイガもアキの声には同意気味だ。

 

「ウルトラセブンだってボクやミクちゃん、ウインちゃんのカイジューソウルの怪獣が・・・仲間がいたからどんな敵とも戦えた‼︎違うの⁉︎そうだよね⁉︎タイガ‼︎」

『た・・・・確かにそれはそうだ・・・セブンだけじゃない・・・・多くのウルトラマンは地球人と絆を育んで共に戦ってきた・・・。』

「けど‼︎今回の敵はそのウルトラマンなんだぞ‼︎今まで怪獣娘が戦ってきたシャドウやシャドウビーストなんか比べ物にならないくらい強いんだぞ‼︎それでも」

「戦うよ、戦うに決まってるじゃん‼︎」

 

アギラの叫びにタイガは思わず過去に学んだ事を思い出す。それでもヒロキはトレギアの事を思い出して叫び返すもミコは力強く答えた。そんなミコにヒロキは思わず問い掛ける。

 

「本気で言ってるの・・・?」

「本気だよ‼︎トレギアは既にこの星に大きな脅威を与えてる‼︎それを放っておけるわけないじゃん‼︎」

「そうだよ‼︎それに・・・・トレギアを放っておいたら御堂君やミクちゃんみたいな悲しい思いをする人がまた増える・・・もうあんな悲劇は起こしたくないからボク達はトレギアと戦う‼︎」

「いい加減に覚悟決めろ、ヒロキ‼︎」

 

アキとミコの声に加えてベニオに胸ぐらを掴まれてヒロキは思わず驚く。そこにクララが割って入ってきた。

 

「レッドキング、そこまでデス。手荒な真似は駄目デスヨ。」

「おっ、おい‼︎」

「ヒロキ、アナタはワタシ達が初めて会った日を覚えていマスカ?」

「‼︎・・・僕達が初めて会った日・・・。」

 

優しく語りかけてきたクララの言葉にヒロキの脳裏にクララと初めて会った日の事が浮かぶ。

 

 

 

 

 

小学校の校庭で子供達がサッカーや鬼ごっこをやっている中、それを見続ける1人の外国人の少女がいた。黄土色のロングヘアーに青い瞳の同年代の少女の中でも綺麗な印象を思わせるこの少女こそ小学生の頃のクララだった。

 

「ワタシも・・・混ざりたいデス・・・。」

 

この頃のクララは日本に来たばかりで転校してきて早々に母国のテンションでクラスメートに話しかけたらクラスの皆がついていけず、最終的に1人ぼっちになっていた。クララは外国人である故に避けられてしまったのだ。そこに1人の少年が何冊か本を持って転んだ。そして彼の持っていた本が床にばら撒かれる。それはクララの足元まで転げ落ちた。

 

「痛えっ・・・。」

「大変デス‼︎」

 

クララは思わず足元に落ちた本を拾う。少年は頭を抱えながら本を拾い集めた。そして最後の一冊を取ろうとした時、少年とクララの手がお互い触れる。

 

「「あっ‼︎」」

「ご、御免・・・。」

「い・・・イエ・・・こちらこそ・・・コレ・・・落としマシタヨ。」

「あっ、ありがとう‼︎・・・・君って最近来た外国から来た転校生?」

「エッ?・・どうしてそれヲ?」

「最近クラスでも話題になってるよ。こんなところでどうしたの?皆と遊ばないの?」

「い・・・イエ・・・ワタシ・・・仲間外れにされてしまっテ・・・。」

「はぁ⁉︎何で⁉︎」

「じ、実は・・・。」

 

クララは思わず事情を話す。すると少年は迷わずクララに手を差し伸べた。

 

「ねぇ、もし良ければ僕達と遊ばない?これからドッヂボールやるんだけど1人習い事で帰っちゃったんだ。」

「えっ・・・でもワタシ外国人ですから・・・日本人のアナタ達のテンションがついていけるか・・・・。」

「大丈夫!僕のクラス、テンション高い人多いから!」

「でも・・・ワタシ・・・日本に来てから・・・1人でいる事が多かったから・・・皆とどう話せバ・・。」

「これから分かっていけばいいよ!そうだ‼︎皆との距離感が分からなくて孤立しちゃったなら僕が君の最初の友達になってあげるよ‼︎君、名前は?」

「わ・・・ワタシ?クララ・・・・クララ・ソーンデス。」

「クララちゃんだね。僕は白鳥ヒロキ!よろしくね、クララちゃん‼︎」

 

その少年こそ子供の頃の白鳥ヒロキだった。ヒロキは自己紹介を終えた後も笑顔でクララに手を差し伸べる。クララは思わずヒロキの手を掴んだ。

 

「はい、これで僕達は友達だ。君はもう1人じゃないよ‼︎」

「本当・・・デスカ?」

「勿論!じゃあ行こう‼︎」

 

すると2人はヒロキの友達と共にドッヂボールに参加した。この事がきっかけでクララはヒロキから始まって小学校の子供達と仲を深めていく事が出来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れ現代、クララは目の前で表情が暗くなっているヒロキに手を差し伸べていた。

 

「あの時、日本に馴染めず孤立していたワタシにアナタはこうやって手を差し伸べてくれたんデスヨ。『僕が君の最初の友達になる。これで君は1人じゃない。』そう言ってくれたから今のワタシがあるんデス!」

「クララちゃん・・・・。」

「ヒロキ、アナタは1人じゃありまセン‼︎ワタシが・・・ラハナが・・・・皆がイマス‼︎戻ってきて下サイ‼︎」

「でも・・・それじゃクララちゃんが・・・。」

「ヒロキ、今の女の子は決して守られるだけじゃないんデスヨ。ワタシ達怪獣娘は男の子と一緒に悪と戦うSUPER GIRLデス。ヒロキが思っているほど女の子は弱い生き物じゃないんデスヨ。」

「ヒロヒロ、キンキンの言う通りです‼︎わたし達もヒロヒロと共にトレギアと戦います‼︎決してヒロヒロは1人じゃありません‼︎困った事があったらわたし達を頼ってくれていいんですよ‼︎」

 

クララとトモミの声を聞いたヒロキは思わず自身の手を見る。そこにタイガ達も話しかけてきた。

 

『ヒロキ・・・きっと彼女達は大丈夫だ。』

「タイガ・・・。」

『私も君と共にこの怪獣娘のお嬢さん達を見てみたが・・・私も彼女ならトレギアがどんな罠を仕掛けてもそれによって心を打ち砕かれても立ち上がれると信じてる‼︎」

「タイタス・・・。」

『お前が信じてやらなくてどうすんだよ‼︎ヒロキ‼︎』

「フーマ・・・。」

 

ヒロキは思わず自身の心の叫びを伝えようとする。そこに背後のベンチから話しかけてくる男がいた。

 

「へぇ・・・私を倒すねぇ・・・中々、面白い事を言うじゃないか・・・・白鳥ヒロキ君・・・そして怪獣娘のお嬢さん方・・・。」

「お前は‼︎」

「霧崎‼︎」

 

それはゼットンが入院する原因になった全ての黒幕ウルトラマントレギアこと霧崎だった。




外国人の彼女ならあり得るかもしれないと思って彼女の過去を書きました。
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