怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~   作:特撮恐竜

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今回は今までと違ってブラックスターズの視点から始まります。始まりますがブラック指令のお告げをどう再現すればいいか分からずこのようになってしまいました。
もし、お告げを上手く表現出来る書き方が有れば教えて下さると助かります。

凶悪宇宙人『ザラブ星人』登場
反重力宇宙人『ゴドラ星人』登場
高速宇宙人『スラン星人』登場


激突!ウルトラビッグマッチ!(前編)

その日、とあるアパートの1室にて3人の怪獣娘と1人の少女が難しい顔をして考え込んでいた。

 

「諸君、ここ最近は本物の怪獣や宇宙人・・・・それに加えてあのウルトラマンまでもが現れ、我々の地球侵略への夢が更に遠ざかっていく・・・。」

「ぶ、ブラックさん・・・それ昨日も・・・・。」

 

それはブラックスターズの面子だった。ここは彼女達のリーダーであるブラック指令の住むアパートの1室である。ここをアジトとしている彼女達は地球侵略に向けての会議を行なっていたのだ。

 

「流石ブラックちゃん、めげないねぇ。」

「しかし、昨日の夜新たなお告げを聞いたのだ‼︎そのお告げこそ今の我々の状況を打破するものに違いない‼︎サツキ君、これを解析してくれ‼︎」

「どれどれ・・・ウチュウ・・・・クロキオウ・・・・カケラ・・・・ねぇ。」

「どういう事でしょうか?」

 

シルバーブルーメがノーバから渡された手帳を眺めてメモを読み上げる中、サツキはその内容が何か考察する。実はブラック指令は寝る度に謎の存在からのお告げを聞いている。しかし、それを寝ながら口に出してもその内容を覚えていないため同居しているノーバにメモさせる必要があるのだ。サツキの言葉にノーバは推察を入れる。

 

「言葉通りなら宇宙の王の一部という事になるな・・・。」

「確かにそうですが・・・宇宙の黒き王って・・・・一体?」

「恐らくだがコレだろう。」

 

ノーバはソウルライザーを弄りその場にいた皆に画面を見せる。そこにはマントを羽織った黒い宇宙人が写っていた。

 

「暗黒皇帝『エンペラ星人』・・・宇宙の黒き王と言ったらコイツの可能性が高い。」

「何⁉︎エンペラ星人だと⁉︎」

「エンペラ星人?それってそんなに凄い宇宙人なんですか?」

「凄いなんてものじゃないぞ‼︎かつてウルトラマンの星にも戦争を仕掛けた宇宙最強の帝王だ‼︎・・・・そうか・・・・この星にあのエンペラ星人の一部が残っているのか・・・・。」

「ま、待って下さい‼︎まだ黒き王がエンペラ星人だと決まったわけじゃ‼︎」

「ようし!総員、街に繰り出しエンペラ星人の一部を探し出し手に入れるのだ‼︎ブラックスターズ、出動‼︎」

「「ラジャ‼︎」」

「ら、ラジャ‼︎」

 

 

 

 

 

 

その頃、とあるビルの一室では3人の宇宙人が話し合っていた。紫色の体に昆虫のような頭部に鋏のような形状の短剣が付いた両腕の高速宇宙人『スラン星人』、ツリ眼と星形の口が特徴で、でっかちな頭部と胴体が一体となった凶悪宇宙人『ザラブ星人』、白い体に赤い肩、腕には甲殻類のような腕に光線銃を仕込んだ反重力宇宙人『ゴドラ星人』の3人だ。彼らのテーブルやホワイトボードにはタイガ、タイタス、フーマの3人の写真と彼らが戦ってきた怪獣や宇宙人、更にはあのトレギアの姿を写した写真もある。

 

「とにかくウルトラマンタイガ達トライスクワッドを何とかせねば」

「いや、今や俺達の商売の邪魔をしてるのはタイガ達だけじゃない。トレギア・・あいつ、俺達なんか眼中に無いって感じで好き放題やりやがって‼︎」

 

実は彼らもヴィラン・ギルドの一員である。これまでの戦いで邪魔をしてきたウルトラマン達への対応策を考える会議をしていたようだ。

 

「いっそウルトラマン全員を一掃出来たらなぁ・・・。」

「おっ、それだ洒落ですか?」

「違えよ!全然違えよ‼︎」

「じゃあ、僕が変身しょうか?偽タイガに〜。」

「1人で2人と戦って勝てるのか?」

「あっ・・・うう・・・。」

「それにあいつらを消そうとして光の国の連中に目を付けられたらどうするつもりだ?」

「大丈夫だ!トレギアは光の国も恐れる存在だ。あいつを倒す事が出来ればそう簡単に手を出す事も出来なくなる筈だ。」

「だから・・・どうやって奴らを倒すかだよ。」

「あっ‼︎いっそ、VIP待遇するのはどうかな?好きな食べ物調べてさ。光の国の人って何食べるのかな〜?」

「ザラブ、お前は話にならん‼︎許可が出るまで声を発するな‼︎」

「まぁまぁ、まずは色々アイディア出してるだけじゃないか。」

「そうだよ、何食べるかは大切だよ。はぁ〜、今夜は何食べようかな〜。」

「お前の晩飯の話なんかどうでもいいんだよ‼︎」

「まぁまぁ、落ち着けって‼︎」

 

彼らは話し合いを続けるも未だにウルトラマンを倒す良い考えが浮かばず悪戦苦闘していた。そこに何処からともなく彼らに声が掛けられる。

 

「ならば私にいいアイディアがあります‼︎」

 

3人は声がした方を振り返る。すると彼らの前に機械からチブル星人がホログラムで現れた。それはかつてヒロキとも接触しスカルゴモラを作ったあのチブル星人マブゼ本人だった。

 

「チブル星人‼︎」

「光の国を恐れさせるのに相応しい存在があります‼︎」

「相応しい存在?」

「ウルトラマンベリアルです。」

「「「べ、ベリアル⁉︎」」」

「アイツはウルトラマンジードに負けた筈じゃ‼︎」

 

ウルトラマンベリアルとはかつて光の国に反旗を翻し、伝説の超人によって宇宙牢獄に封じられるも数千万年の時を経て蘇り、何度もウルトラマン達と激闘を繰り広げた闇のウルトラマンである。最終的には自身の遺伝子を持つ息子と呼ぶべきウルトラマンであるジードに倒され滅ぼされた。そのベリアルをどうやって復活させるのか疑問に感じたゴドラ星人は思わずそれを口にした。

 

「とっておきがあるのですよ‼︎」

「とっておきだと?」

 

 

 

 

 

「えーっと・・・道案内によると・・・。」

「この辺りデス。」

「楽しみ?スイーツバイキング。」

「勿論デス‼︎甘い物は女の子の大好物デスカラ‼︎」

 

その頃、ヒロキとクララはGIRLSの皆とスイーツバイキングに行く約束をしておりヒロキとクララは2人で集合場所までソウルライザーの案内に従って歩いていた。すると途中で見慣れた人物を発見する。

 

「あれ、ピリカ?」

「クララにヒロ君‼︎なーに、今日はデート?」

「違うよ、GIRLSの皆とスイーツバイキングに行くんだ。」

「もし良ければピリカもどうデス?ピリカは皆とも顔見知りデスカラ・・・。」

「GIRLSの皆とスイーツバイキングか〜。レイカちゃんとも話したいけど・・・御免‼︎今日は用事があるんだ‼︎」

「そうデスカ・・・ではまた今度‼︎」

「またね、ピリカさん!」

 

ヒロキとクララはピリカの元から去っていった。やがてヒロキ達はトモミ達と合流する。 

 

「あっ、ヒロヒロとキンキンも来ましたよ‼︎」

「お待たせデス‼︎」

「では、全員揃ったところで行きましょう‼︎」

「楽しみだな〜‼︎スイーツバイキング‼︎」

 

ピリカはGIRLSの皆と合流した2人の背中を見ながら申し訳なさそうな表情で呟く。

 

「御免ね、2人とも・・・・今度も・・・無理なんだ・・・。」

 

ピリカはそう言うと近くにあった鉄柱に向けて軽く腕を叩く。すると鉄同士がぶつかるような音が響いた。

 

 

 

マブゼは彼らにある機械を見せる。その中にはカプセルが入っていた。その機械が何なのか訪ねるとマブゼの口から衝撃的な言葉が返ってくる。

 

「これは?」

「ベリアル因子ですね。」

「なんと⁉︎」

「ベリアル因子だと‼︎」

「うわぁ‼︎色とかヤバそうですね‼︎」

「あっ‼︎コラ‼︎そっちはまだ準備中だ‼︎」

 

ザラブ星人が思わず機械を開けるがカプセルから飛び出たベリアル因子を浴びて倒れてしまう。

 

「ざ、ザラブ‼︎」

「大丈夫か‼︎」

 

ゴトラ星人とスラン星人はザラブ星人に駆け寄った。スラン星人はザラブ星人の様子を確認するとこれから何をしようとしてるのか理解するも不安を口にしてしまう。

 

「これを使ってベリアルを蘇らせるというのは分かった。だが、こんな物本当に使って平気なのか⁉︎」

「ハッハッハ‼︎大丈夫です‼︎以前、これを使ってベリアル融合獣であるスカルゴモラを造る実験に成功しました‼︎それに実験の過程で幾ら雑魚が死のうが問題無いでしょう‼︎そんな訳でスラン君、ポチッとよろしく‼︎」

「おいおい、マジか⁉︎いきなりやんのか⁉︎」

「やるしか無いだろ‼︎」

 

ゴトラ星人は制止するもスラン星人は抗えずその機械を作動させ始めた。すると機械が作動し始める。

 

「さぁ、本物のベリアルより完璧な個体にしてあげようね。」

「これで俺達にもウルトラマンを排除出来るのか?」

 

その時、ザラブ星人が意識を取り戻して起き上がった。2人はいきなり起き上がった彼に驚く。

 

「はっ‼︎良かった〜‼︎生きてる〜‼︎」

「驚かすんじゃねぇよ‼︎ザラブ〜‼︎」

「で、でもどうやってウルトラマン達を呼び出すんだ⁉︎」

「あっ・・・う〜ん・・・。」

 

ゴトラ星人の言葉に頭を悩ませるマブゼ。その頃、外に出てお告げの内容をエンペラ星人の一部と解釈しその手掛かりを探していたブラックスターズは何か異様なものを感じ、足を止める。

 

「⁉︎・・・なんか・・・変な感じがします・・・。」

「これは・・・我々のカイジューソウルが何かに反応しているんだ‼︎」

「ええっ⁉︎何に反応してるんですか⁉︎」

「分からん・・・しかし・・・強大な力を感じる・・・もしかしたらエンペラ星人が」

「ねぇ、3人ともちょっと来て‼︎」

 

シルバーブルーメの声を聞いた3人は彼女に駆け寄る。3人が集まった事を確認すると彼女は腕を伸ばしてとあるビルを差す。

 

「なんか・・・あのビルから変なのを感じるよ‼︎」

「何⁉︎あのビルだと⁉︎」

 

ブラック指令はシルバーブルーメの腕の先を確認する。その先にはあの宇宙人達がいるビルがあった。

 

「恐らくあそこにエンペラ星人に関する何かがあるに違いない‼︎あのビルに突入するのだ‼︎」

「「「ラジャ‼︎」」」

 

ブラックスターズはブラック指令の声で宇宙人達のアジトがあるビルに突入していった。

 

 

 

 

 

「美味しいね、このケーキ。」

「アギちゃん〜、もっともっと食べて〜。」

「あっ、うん。・・・・ゴモたん・・・ボクを太らせようとしてない?」

「えっ?そんな事無いよ〜。ただわたしはアギちゃんのプニプニになったお腹を触りたいだけであって・・・。」

「ちょっ⁉︎ちょっと止めてよ〜‼︎」

「へっ?アキさん、どうしたの?」

「こ、コラ‼︎ヒロキさんは聞いちゃダメ‼︎」

「う・・・うん。」

 

その頃、ヒロキはGIRLSのメンバーと一緒にスイーツバイキングを楽しんでいた。ヒロキの右隣にはクララ、左隣にはベニオが座ってケーキを食べている。ベニオは好物である甘いケーキを頬張れて嬉しそうな表情をしていた。

 

「ん〜!美味い‼︎」

「ベニオさん、凄く嬉しそう・・・。」

「ししょー、甘い物好きなのよ。だけど自分のキャラに合わないと思って無理して我慢してるのよね、別にししょーはそのままの方がいいと思うんだけど。」

「お、おい‼︎ザンドリアス‼︎余計な事言うな‼︎」

 

サチコがヒロキに解説する中、クララがフォダンショコラを一つフォークで切り取るとヒロキの口元に近づけて来た。ヒロキはそれに気付くとクララに訊ねる。

 

「え、えっと・・・クララちゃん・・・。」

「Say ahh。」

「えっ?」

「日本語で『あ〜んして下さい』って意味デスヨ。」

「えっ⁉︎・・・ま、待って・・・よりにもよって皆の前で⁉︎」

 

ヒロキはよりにもよってクララが皆がいる前で食べさせ合わせようとしていると気付く。クララは更にヒロキの口までショコラを近付けると同時に自身の放漫な胸まで押し付けてきた。その事にベニオが顔を赤くしながら抗議を立てる。

 

「お、おい‼︎キングジョー、お前‼︎よりにもよって皆の前で‼︎」

「ン〜、何デスカ。レッドキングも同じ事やればいいじゃないデスカ。」

「ば、馬鹿‼︎そんな事・・・出来る訳・・・ってキングジョー、お前‼︎つーかヒロキもデレデレすんな‼︎」

「い、いや‼︎デレデレなんかしてません‼︎」

「嘘つけ‼︎キングジョーのその・・・大きな・・・アレに・・・顔を赤くしてるじゃねえか‼︎」

「そ、そんな事‼︎」

「ウフフ・・・ヒロキ、あ〜んして下サイ。」

 

ヒロキは胸を押し付けながら食べさせようとしてくるクララに観念したのかフォダンショコラに口を付ける。ベニオは頬を膨らませながらヒロキの腕を掴む。

 

「ヒロキ、おかわり行くぞ‼︎」

「えっ⁉︎ちょっ、ベニオさん、痛い痛い‼︎痛いですから‼︎」

「あっ‼︎レッドキング、乱暴はダメデスヨ‼︎ワタシもおかわり行きマス‼︎」

 

ベニオはヒロキを連れながら新しくケーキを取りに行った。クララはそれを見るとヒロキの腕に抱きついてきた。ヒロキがベニオとクララに連れ去られる中、サチコとミサオは思わず呟いた。

 

「ヒロキってさとんでもないラッキーボーイよね・・・あのキングジョーさんにアーンしてもらえるとかさ。」

「ああ・・・全国のキングジョーさんのファンが見たら絶対に血涙流すだろうぜ・・・。」

「それに加えてキンちゃんだけじゃなくレッドちゃんにバサちゃんにジャッパちゃん・・・それからピグちゃんやウチも惚れさせちゃうんだもんね〜。」

「ヤバい・・・ガチでヤバいって・・・。キングジョーさん、やっぱり積極的になってるって・・・。」

「ど、どうしようバサちゃん・・・。わたし、更に勝てる気がしなくなってきた・・・。」

 

ヒロキに恋する面子が呟く中、トモミはクララの胸を思い出しながら暗い顔でケーキに口を付ける。

 

「ピ、ピグモンさん、そんなに落ち込まないで‼︎」

「アレは仕方ないですって‼︎キングジョーさん、スタイル良すぎですから‼︎」

「そうだよ、ピグっち‼︎自分の胸に劣等感を感じる事無いって‼︎」

「3人ともありがたいです・・・ありがたいですが・・・・ガツガツ。」

「?」

「キンキン並みにお胸が大きいガツガツにだけは絶対に言われたくないです・・・。」

「あっ・・・御免・・・ピグっち・・・。」

 

ミクとレイカとミコがトモミを励ますもミコの胸を見てトモミは思わず毒を吐いてしまう。アキは巻き込まれまいと皿に持ったプリンやケーキを必死に頬張りながらおかわりにいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ⁉︎このヘンテコなカメラは⁉︎」

「こんなんでちゃんとちゃんと写るのか⁉︎」

「知らないんですか⁉︎電波ジャックといえばザラブのですよ‼︎このカメラもうちの名物です‼︎」

「本当かよ・・・。」

 

その頃、マブゼ達は電波ジャックを行いウルトラマンを呼び出そうとしていた。ザラブ星人がセッティングしている機械を見ながらゴドラ星人とスラン星人が口出す。マブゼも待ち侘びている中、彼らにとって思いもよらない相手が姿を現した。

 

「そこまでだ‼︎お前達の持つ宇宙の黒き王のカケラは我々が貰い受ける‼︎」

「なっ⁉︎」

「何者です⁉︎」

「銀色のレイダー、シルバーブルーメ‼︎」

「赤きスナイパー、ノーバ‼︎」

「漆黒のリーダー、ブラック指令‼︎」

「4人目のニューカマー、ペガッサ‼︎」

「4人‼︎」

「揃って‼︎」

「地球の支配者‼︎」

「(仮)‼︎」

「「「「我ら、ブラックスターズ‼︎」」」」

 

それは大きな勘違いしながらも目的の物を求めてやってきたブラックスターズの面子だった。




多分ですがまたオリジナル回を作るかもしれません。何処で作るかはまだ考えています。
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