怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~   作:特撮恐竜

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怪獣娘タイガについてですが・・・・次回の『バディステディゴー‼︎』と完結編であるニュージェネクライマックスの間にオリジナル回を設けようと思います。

そして新作ウルトラマンであるデッカーとのクロスオーバーについてですが・・・・これも書きたいと思っています‼︎
そして怪獣娘×デッカーのメインヒロインももうとっくに決まっています。メインヒロインが誰なのかは後書きで発表します。


私はピリカ(後編)

(ぎ、ギャラクトロンを食べた・・・⁉︎)

 

ヒロキは目の前の強力なロボット怪獣を貪り食う怪獣に驚きを隠せずにいた。タイガはウーラーを目の当たりにして呼び掛ける。

 

『皆、トライストリウムで行くぞ‼︎』

『『おう‼︎』』

 

ヒロキはタイタスとフーマの返事を聞くとタイガスパークからタイガトライブレードを呼び出した。

 

「タイガトライブレード‼︎」

 

そしてそれを掴むと柄頭に備えられたスイッチを押して護拳に備えられた回転盤を回す。

 

「燃え上がれ‼︎仲間と共に‼︎」

「『『『バディィィィィゴォォォォォォォ‼︎』』』」

 

トライストリウムになったタイガはタイガトライブレードを構えてウーラーに向け戦闘態勢を取る。

 

「ピギイィィィィィ‼︎」

 

目の前の赤いウルトラマンを新たな食事だと思ったのかウーラーはタイガを見るなり突進していく。タイガはフーマの力でその場から消えるとウーラーが通り過ぎたと同時に姿を見せる。しかし、再び姿を現したタイガにウーラーは大口を開けて迫っていた。

 

「ギイイイイィィィィィィ‼︎」

『なぁっ⁉︎』

 

タイガは大口を開けてこっちに噛みつこうとしてきたウーラーの大顎をタイガトライブレードで制止する。そしてタイタスの力でタイガトライブレードを逆手に持ちウーラーを振り払った。

 

『一気に片付けるぞ‼︎』

 

タイガの言葉でヒロキはタイガトライブレードのスイッチを4回押して回転盤を回す。

 

(トライスクワッド‼︎)

 

タイガ達がタイガトライブレードを構えるビジョンと共に虹色のオーラに包まれたタイガトライブレードのトリガーを引く。すると青、黄、赤と光るタイガトライブレードを3回振る。

 

『『『(トライストリウムバーストォォォ‼︎)』』』

 

タイガトライブレードから放たれた最強の必殺光線がウーラーに向けて放たれる。そのままウーラーに命中するかと誰もが思っていた時、ウーラーは口を開けて光線を飲み込み始めた。これには戦っているタイガ達だけでなく地上で戦いを見守っていた怪獣娘達も驚愕の表情を浮かべるしかなかった。

 

(う、嘘だろ⁉︎)

『光線を食ってる‼︎』

「ちょっと!トライストリウム最強の光線を食べてるよ、あの怪獣‼︎」

「嘘だろ・・・信じられねぇ・・・。」

「過去にもベムスターなどのような光線を吸収する怪獣はいましたが・・・・あれらと同じって言葉でしょうか?」

「いや、タイタスの話によればあの怪獣の体内には小型のブラックホールが備えられてるらしいから・・・・・その吸収量はベムスターなんて比べ物にならないよ‼︎」

「ちょっと待ってガッツ・・・・もしそうだとしたら・・・どうやってあの怪獣を止めたらいいの・・・・。」

『ヤバぇ、このままだと‼︎』

『ああ、このままだとエネルギーを吸い尽くされるぞ‼︎』

『ぐっ・・・ぐうううううう‼︎くっ‼︎』

 

タイガはフーマとタイタスの言葉を聞くと何とか光線を強制的に停止させる。しかし、光線を放ち続けた事でエネルギーが消耗されタイガのカラータイマーが点滅を始める。そしてウーラーはタイガが動きを止めてる間に猛突進して迫ってきた。

 

「ギイイイイイィィィ‼︎」

 

ウーラーは大口を開けてタイガの右腕に噛みついた。ウーラーはタイガの口に噛みついたままタイガトライブレードを弾くと再びタイガの右腕に噛みつきタイガの中に流れる光エネルギーを吸い取り始める。タイガは何とか振り解こうとウーラーの頭を叩くもその顎は離れる様子が無い。

 

『ぐっ・・・・ぐああっ・・・・ぐっ・・・・・がっ・・・‼︎』

「「ヒロキさん‼︎」」

「タイガ・・・・タイタス・・・・・フーマ・・・・・皆‼︎」

 

マガバッサー、マガジャッパ、アギラが叫ぶ中、カラータイマーが高速で点滅しながらタイガの体は光の粒子となって消滅する。ウーラーは目の前にいたウルトラマンが消えた事にきょとんとしたような仕草を浮かべる。

 

「ギイイイイィィィィィィ‼︎」

 

 

 

 

 

変身が解けたヒロキは右腕を抑えながら金網にもたれかかる。そこにアギラ達怪獣娘が走ってきた。

 

「ヒロキさーん‼︎」

「皆‼︎」

「ヒロキさん、大丈夫ですか⁉︎」

「ああ・・・何とかな。・・・・あれがウーラー・・・・とんでもない怪獣だ・・・。」

「まさか、トライストリウムの最強光線を食べてしまうなんて・・・とんでもない悪食な怪獣だね・・・。」

「それより・・・・ピリカさんの行方は?」

「それが・・・まだ・・・・・。」

 

アギラが俯いたままヒロキの声に答える中、キングジョーが飛んで来た。キングジョーはヒロキ達の前に着地すると自身のソウルライザーの画面を見せながら話し始める。

 

「おジョー‼︎」

「クララちゃん‼︎」

「皆さん、ピリカが何処に行ったか突き止めマシタ‼︎ピリカはここにイマス‼︎」

 

ヒロキ達はキングジョーのソウルライザーの画面を眺めるとそこにピリカがいると確信する。

 

「ピグモンもカナさんと一緒に向かってイマス‼︎ワタシ達も向かいまショウ‼︎」

「分かった‼︎」

 

ヒロキ達はキングジョーの案内の元、ピリカの元に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろずらかるか・・・。」

「残念ですねぇ・・・商売しやすい星だったのに・・・。」

 

その頃、とある倉庫にヴィラン・ギルドに属する2人の宇宙人がいた。宇宙商人『マーキンド星人』と銀色の仮面を付けたサーベル暴君『マグマ星人』だ。彼らは名残惜しそうな声を上げている。そこに思わぬ訪問者がやってきた。それはピリカだった。

 

「何だ、お前⁉︎どうしてここに」

「ごめんね、時間がないの。貴方達も力を貸して。ヴィラン・ギルドにとってもこの星は大事な縄張りでしょ?」

「な、何でお前、俺達の事を⁉︎」

「知り合いに外事X課がいるのと・・・・あたし自身がコンピュータに詳しいからここの場所を突き止めるのは簡単だったわ。ここにあるのね。怪獣を操る脳波コントロール装置が。」

「すいません・・・それは売り物では・・・。」

 

マーキンド星人がピリカを止めようと目の前の操縦型の機械について説明しようとするとピリカは脳波コントロール装置のスイッチを押す。するとバリアが貼られそれにうっかり触れたマーキンド星人が痺れを感じながら手を抑える。

 

「うわぁ⁉︎あっちちち・・・。」

「おい、そいつで何をしようってんだ?」

「今のあたしじゃ記憶や感情が障害になって上手くウーラーとリンク出来ないの。でも・・・これを使えば脳波を増幅すれば」

「待って‼︎」

「待ってください‼︎」

 

そこにやってきたのはカナとピグモンだった。マグマ星人とマーキンド星人はそのままピリカを止めようとする2人がバリアで怪我をしないようにするため抑える。

 

「カナちゃんに・・・・確かピグモンさん‼︎」

「ピリカ‼︎戻りなさい‼︎」

「駄目です‼︎ピリカさん‼︎

「今度は外事X課とGIRLSの怪獣娘か‼︎」

「ああ、待って‼︎2人とも危険です‼︎危ないですよ‼︎近づいてはいけません‼︎」

「怪我しても知らねえぞ‼︎」

 

2人がカナとピグモンを抑えている間にヒロキと怪獣娘達がやってきた。ヒロキとキングジョーはピリカに駆け寄ろうとするがバリアに阻まれる。

 

「クララに・・・・ヒロ君・・・。それに・・・・GIRLSの皆も。」

「ピリカさん‼︎・・・ッアア‼︎」

「バリア⁉︎」

 

脳波コントロール装置を起動しようとするピリカ。それを見てカナは必死に制止の声を上げる。

 

「止めて‼︎ピリカ‼︎もう貴方はピリカ03じゃない‼︎旭川ピリカなの‼︎」

「カナちゃん・・・・ありがとう。アンドロイドのあたしに・・・・人間の名前をくれて・・・・お陰で・・・・人間の生活を体験する事が出来た・・・・学校にだって行く事が出来た・・・・。」

「人間もアンドロイドも関係ない・・・・貴方は私の家族よ・・・・家族にそんな思いさせられないわ‼︎」

「これがあたしの・・・・使命なの・・・。」

「・・・・だからってこのまま黙っていられる訳ないだろ‼︎」

 

ピリカの言葉に返したのはヒロキだ。ピリカはヒロキに顔を向けると語りかける。

 

「ヒロ君・・・これは運命なんだよ。なのに・・・・どうして・・・・そんなに必死になるの?」

「そんなの決まってる・・・・ピリカさんが僕の・・・・友達だからだ‼︎」

「ヒロ君・・・・。」

「ピリカさん・・・クララちゃんの幼馴染である事が学校の皆に知られて・・・・学校中の男子を敵に回ってしまった中、ピリカさんだけは僕の友達になってくれた‼︎転校初日で学校中の男子に追いかけ回された時僕の事を庇ってくれた‼︎普通に教室で僕に話しかけてくれた‼︎僕が学校で普通にいられるのだってピリカさんのお陰なんだ‼︎そんなピリカさんを助けたい・・・・そう思うのは当然だろ‼︎」

「ヒロキの言う通りデス‼︎中学の頃、芸能人という事でクラスの皆から避けられていたワタシに2人1組にならなきゃいけない時にアナタはワタシに話しかけてくれマシタ‼︎お陰でワタシの学校生活は楽しいものになりマシタ‼︎だから・・・・アナタを助けたいんデス‼︎」

「一緒に帰ろう・・・私達の家に!」

 

ヒロキとキングジョーの心の底からの叫びを上げながらピリカを説得する。カナの呟きにピグモン、ウインダムが続く。

 

「ピリカさん‼︎貴方だけが犠牲になる必要はありません‼︎私達GIRLSが総力を持ってこの事態を解決する方法を模索しています‼︎だから戻ってきてください‼︎」

「ピリカさん‼︎誰かが犠牲になった先に掴む未来なんて絶対に間違ってます‼︎お願いだから戻ってきて下さい‼︎そして・・・・もう1度一緒におまピトのイベントに行きましょうよ・・・‼︎」

「ピグモンさん・・・レイカちゃん・・・・・。」

 

ピリカはピグモンとウインダムを見た後、カナ、キングジョー、ヒロキの3名に目を向ける。

 

「あたしは・・・・カナちゃんの家族でクララとヒロ君のレイカちゃん達の友達の旭川ピリカとして使命を果たします‼︎」

 

外で地面に潜ったウーラーが地中を掘り進む中、遂にピリカは脳波コントロール装置を起動し始めた。ピリカはカナ、キングジョー、ヒロキに目を向ける。

 

「カナちゃん・・・・朝日のあたる家で熱血火の玉刑事のバンさんとお幸せにね。」

「ピリカ・・・・‼︎」

「クララ・・・・絶対、モデルに復帰して皆を笑顔にしてあげて・・・・ヒロ君・・・・クララの事をお願いね。」

「ピリカ‼︎」

「ピリカさん‼︎」

「本当はね・・・あたしだって怖いんだよ・・・カナちゃん達との思い出が消えるのも・・・・あたし自身が消えてしまうかもしれない事も・・・・でもね、カナちゃん達が覚えてくれればあたしの存在はカナちゃん達の思い出に残る・・・・だから・・・あたしの存在に意味はあった・・・・宇宙のあらゆるものに意味はあるの‼︎」

「ピリカ‼︎」

 

マーキンド星人が装置とのリンク率を確かめるモニターを確認する。

 

「リンクが始まりました‼︎・・・リンク率15%・・・・20%・・・。」

「その機械を止めて下サイ‼︎」

「無理です‼︎もう止められません‼︎」

「分からねえのか‼︎キングジョーの怪獣娘‼︎ウーラーを倒す事があいつの存在理由なんだよ‼︎」

「だからってはいそうですと納得出来る訳無いじゃないデスカ‼︎皆‼︎」

 

キングジョーの声で怪獣娘達がバリアを押し破りピリカを止めようとする。しかし、バリアの力は怪獣娘にも効くものだったらしく彼女達は苦痛の声を上げる。

 

「うわああああああ‼︎」

「ミクちゃん‼︎・・・・ううううやあああああ・・・・うあっ⁉︎」

「ぐうううううううあっ‼︎」

「だああああああっ‼︎」

 

その頃、ウーラーは再び地上に姿を現すと目の前のガスタンクに目をつける。そしてそのままガスタンクに向かっていった。

それと同時にヒロキ達がいた場所が大きく揺れ始める。マグマ星人の言葉は今の状況を物語るものだった。

 

「そろそろここもヤベエぞ‼︎」

「リンク率まもなく90%、彼女の初期化と同時に100%になります‼︎」

 

ヒロキはマーキンド星人の言葉を聞くと再びバリアを突き破ってピリカの元に向かおうとする。しかし、バリアは何処までもその行手を阻んだ。

 

「カナちゃん・・・・クララ・・・・ヒロ君・・・・あたしを忘れないで・・・・。」

 

ヒロキは後ろに下がって距離を取る。すると皆に怒鳴りかけた。

 

「そこをどけ‼︎」

「え⁉︎」

「うおおおおおおおお‼︎」

 

ヒロキは助走を付けて突進しバリアを無理矢理突破する。怪獣娘ですら痺れるバリアを突き破ったのだ。ヒロキは体の痺れを堪えてピリカに手を伸ばす。

 

「ヒロ君‼︎」

 

ピリカは思わずヒロキの差し伸べた手を掴もうとする。しかし、彼女の体はヒロキの手にあと少しで届く距離で粒子になって消えてしまう。

 

「お、おい消えたぞ‼︎一体どうなってんだ、ピグモン‼︎」

「わ、わたしには分かりません‼︎誰か説明が出来る人はいないんですか⁉︎」

「どうやら成功したようです!彼女の体は粒子化されデジタル情報体となって怪獣の中枢部にリンクしようとしています‼︎」

 

レッドキングとピグモンが戸惑いの声を上げる中、マーキンド星人が何が起きたのか説明する。

 

「じゃあ・・・ピリカは・・・・。」

「あの怪獣の中に・・・・。」

 

カナとノイズラーの声と共にヒロキはその場を飛び出していく。ヒロキは外に出て目の前でガスタンクに口をつけ中身を貪るウーラー目掛けて走っていった。

 

「ほう、機械人形め・・・ウーラーに入り込んだか・・・まぁ、せいぜい派手に花火を上げてくれ。」

 

霧崎がピリカがウーラーの中枢部にリンクした事を察する中、ヒロキは走っていた。後ろからキングジョー達もやってくる。

 

「ヒロキ、どうするつもりデスカ⁉︎」

「決まってる‼︎ピリカさんを絶対に助けるんだ‼︎」

『アイツは強えぞ‼︎覚悟を決めろよ‼︎』

「ああ‼︎」

「ヒロキさん、あの怪獣に光線技は効かないよ‼︎」

『勝ち目が無いのは承知の上だ‼︎』

「ああ‼︎」

「それでもヒロは戦うの⁉︎」

「ああ‼︎」

『それでも俺達は絶対に逃げない‼︎だって俺達は‼︎』

「『『『ウルトラマンだから!!!!!!』』』」

 

怪獣娘達とトライスクワッドの問いに答えるとヒロキはタイガスパークのレバーを引いた。

 

〈カモン!〉




次回予告(CV:ウルトラマンタイガ)
『全てを食い尽くすウーラー。ピリカの願いを胸に地球人、怪獣娘、宇宙人の垣根を越えた未来へ進む為の作戦が開始された‼︎これで最後だ、トレギア‼︎俺達は何が何でも勝利を掴む‼︎次回‼︎

怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~


バディステディゴー‼︎


俺はウルトラマンタイガだ‼︎』



怪獣娘×デッカーのメインヒロインを早速発表したいと思います。怪獣娘×デッカーのメインヒロインは
























牛丸ミクことミクちゃんがメインヒロインとなります。
ただ、原作デッカーのように怪獣娘トリガーの続編にはせず新たなパラレルワールドとして書こうと思います。
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