巨大怪猫『ヘルキャット』登場
今現在、ヒロキはGIRLSでクララの復帰ステージに向けてのミーティングに参加していたが、今朝見た夢が忘れられずにいた。
(何だったんだ、あの夢・・・これから先、僕達はタロウさんと出会うというのか・・・。そしてその時、タロウさんの身に何が起こるんだ?)
「・・・というわけでキンキンの衣装は・・・ヒロヒロ!!聞いていますか!!」
「・・・!!す、すみません!!考え事していました!!」
「もう~!ちゃんとしてくださいね~!ヒロヒロも先輩になるんです!!それにこのステージはヒロヒロの幼馴染であるキンキンの復帰ステージなんですから~!!ヒロヒロにとって大切な幼馴染であるキンキンの晴れ舞台の打ち合わせをちゃんと聞かないなんてピグモン怒っちゃいますよ~!!」
「す、すみません!!気を付けます!!」
ヒロキはトモミに怒られ肩を竦める。クララが少し頬を膨らませる中、その警護に加わるアキとミコがヒロキに声を掛ける。
「ム~、ワタシのステージの話の時に別の考え事をするなんテ~!」
「珍しいね・・・何を考えてたの?」
「あっ!!ひょっとして・・・別の女の事考えてたの?ヒロってばやるね~!!おジョーのステージのミーティングで他の女の子考えちゃうなんて~!!」
「ヒ~ロ~キ~!!」
「ち、違うよ!! クララちゃん落ち着いて!!ミコさんが言ってるような事は考えてないから!!実は昨日変な夢を見て・・・。」
ミコのからかいを聞いてクララは黒いオーラを出しながら笑顔を浮かべヒロキを問い詰める。彼女のその目は一切笑っておらず、黒いオーラを纏いながら問い詰めてくるクララにヒロキは必死になってミコの言葉を否定する。
「変な夢・・・デスカ?」
「どんな夢を見たの?」
「・・・死んだお爺ちゃんが出てきたんだ・・・。近いうちにタロウさんに大変な事が起こるって・・・そして・・・・・・。」
「?」
「禍々しい目のようなものが・・・。」
「目?」
「なんていうか・・・よく分からない夢だね・・・。」
「きっと疲れてるんだよ!!この間、凄い戦いがあったからヒロ、疲れ溜めちゃってそんな変な夢を見たんだよ!!」
「いや、ただの夢とは思えないんだ・・・だってタイガ達も同じ夢見たんだから。」
『ええっ⁉︎』
タイガ達も同じ夢を見た事に驚く怪獣娘達。そこにタイガ達も割って入ってきた。
『ヒロキの言う通りだ。俺達4人同じ夢を見ていたぜ。』
『ああ、明らかに何かが起こる予感がする夢だった。』
『それも・・・飛び切りヤバい事がな。』
タイガ達の言葉にアキとミコは思わず顔を見合わせる。2人ともこれから先、何かが起こる事を察している中、トモミが話を修正してきた。
「はいはい、そこまでです。ヒロヒロ達が見た夢のことは後にして今はキンキンのステージの方に集中しましょう。」
「ピグモンさん・・・。そうですね。」
トモミの言葉で2人は切り替える。トモミが立つと同時にヒロキ、クララも2人と共に控え室と札が貼られた部屋から出て廊下に出る。廊下を歩いていくと広い空間に出た。そこは煌びやかなステージになっていて演奏の練習をするザンドリアス達の姿が見える。彼女達が演奏を終え手を止めるとトモミが話しかけた。
「ザンザン‼︎ノイノイ‼︎ホーホー‼︎」
「ピグモンさん‼︎」
「どうも‼︎」
「ご・・・ご無沙汰してます・・・。」
「どうですか、調子は?」
「全員バッチリです‼︎」
「問題なくキングジョーさんのステージを熱く盛り上げられますよ‼︎」
ノイズラーの言葉にクララが一歩前に立って感涙しそうな表情でザンドリアス達に話しかける。
「ザンドリアスちゃん・・・ノイズラーちゃん・・・皆、ワタシのためにありがとうございマス・・・‼︎」
「よ、よして下さいよ、キングジョーさん‼︎」
「そうですよ!涙を流すのはステージが終わってからにして下さい‼︎」
涙を流しそうに見えたクララをザンドリアスとノイズラーが宥める。そこに後ろから1人の少女がやってきた。茶髪の輝くオーラを秘めた美しいその少女こそ宇宙鶴『ローラン』の魂を継ぐ少女『星江カナ』だ。カナはクララの元へ駆け寄ると挨拶を交わす。
「キングジョーさん、お久しぶりです‼︎」
「Oh、ローランちゃん、お久しぶりデース‼︎」
「噂には聞いてましたけど・・・やっと正気に戻ったんですね!・・・本当に良かった・・・。」
「いえいえ・・・本当にsorryデス・・・ローランちゃんにも色々と迷惑かけてしまっテ・・・。」
「そんな・・・別に大丈夫ですよ‼︎気にしてませんから‼︎元の優しいキングジョーさんに戻ってくれただけで十分です‼︎・・・ん?」
カナはクララの隣にいるヒロキに気付く。ヒロキもカナに近付くと挨拶を交わす。
「会うのは初めてですよね。初めまして、白鳥ヒロキです。」
「あっ、どうも星江カナ・・・ローランの怪獣娘です。」
「クララちゃんから聞いてます。凄い人気のモデルだと・・・よろしくお願いします。」
「はい!こちらこそよろしくお願いします‼︎」
お互い握手を交わす2人。握手を済ませると2人はステージの方に顔を向ける。
「ローランさんもクララちゃんと一緒にステージに上がるんですよね?」
「はい!私もキングジョーさんと何度か一緒に仕事しましたから‼︎」
「ローランちゃん、またよろしくお願いシマスネ‼︎」
「はい‼︎」
「お邪魔するよ〜。」
クララとカナが話し合っているところに2人の女性がやってきた。黒いロングヘアーに青い瞳のスーツを着た清楚な大人の女性とライトブラウンの豊満な胸の胸元が露わになった露出の多いラフな服の女性を見てカナは大声を上げる。
「エミリさん‼︎カレンさん‼︎」
「誰?」
「あの2人がNISHINAブランドを経営しているメフィラス星人の怪獣娘姉妹デスヨ。」
「えっ⁉︎あの2人が⁉︎」
そう、この2人こそソウルライザーのデザインも手掛けたNISHINAブランドを経営する悪質宇宙人『メフィラス星人』の魂を継ぐ姉妹である。清楚なロングヘアーの女性が姉でありウルトラマンと戦ったメフィラス星人の『仁科エミリ』、ライトブラウンの女性がタイガの父タロウと戦った2代目の魂を継ぐ『仁科カレン』である。2人はクララに気付くと話しかける。
「クララちゃん、久しぶりね。」
「ハイ、お久しぶりデス‼︎」
「モデルが停止させられたと聞いた時はどうなるかと思ったけど思ったより元気そうで安心したわよ。・・・あら、貴方は?」
クララと親しげに話す中、カレンはヒロキに顔を向ける。エミリもカレンの言葉でヒロキを見るとヒロキは2人に挨拶した。
「白鳥ヒロキって言います。お2人の話は聞いています‼︎よろしくお願いします‼︎」
「ええ、よろしくね。・・・カレン?」
「・・・・・・。」
「カレン?どうしたのよ?」
「えっ・・・ああ、なんかこの子を見た時、アタシのカイジューソウルが何かに反応したのよ。」
『え"っ⁉︎』
カレンの言葉を聞いたヒロキ達が思わず声を上げる。その後ろでタイガ達が相談していた。
『おい、確かあの姉ちゃんって・・・。』
『ああ・・・父さんが戦った方のメフィラスの魂を継ぐ怪獣娘だ・・・。』
『成る程・・・彼女のカイジューソウルがタロウの息子である君に流れるタロウの遺伝子に反応したのだな。』
『そしてそれは・・・俺の中の父さんの血が俺と一体化したヒロキから感じとれたという事か・・・。』
タイガ達が会議を開いている中、ヒロキはカレンの言葉を誤魔化そうとするがカレンはそんなヒロキを追求してくる。
「た、多分気のせいじゃないですか・・・僕、普通の人間ですよ。」
「そんな訳ないわよ。アタシ達にとってカイジューソウルはいわばもう1人の自分・・・それがさっきから・・・この瞬間もアンタから何かを感じ取っているんだから・・・ヒロキだっけ・・・貴方、何か隠してない?」
「い・・・いや・・・それは・・・。」
カレンの追求にヒロキはどう誤魔化せばいいか悩んでいた。クララ達も割って入ろうとするがヒロキに先に助け舟を出したのはエミリだった。
「はい、そこまで。ヒロキ君、困ってるよ。」
「え〜、でも姉さん・・・この子を見てると何故かカイジューソウルが何かに反応するんだよ。絶対この子何かあるって!」
「だとしても人には誰にも知られたくない秘密があるんだからあんまり深入りするのは駄目!」
「・・・は〜い。」
「御免なさいね、ヒロキ君。うちの妹が。」
「いっ、いえ‼︎気にしていません‼︎大丈夫です‼︎」
エミリのお陰でヒロキの秘密が守られたことにホッとするクララ達。ヒロキも安堵の表情を浮かべていた。エミリはクララとカナを見て話題を変える。
「2人とも・・・当日着る衣装の最終調整が終わったわ。」
「本当ですか⁉︎」
「ええ、2人とも確認して頂戴。」
エミリの声でクララとカナは衣装の確認に向かう。カレンはザンドリアス達に気付くと彼女達にも話しかけた。
「貴方達の衣装も用意したんだけど・・・見る?」
「あ、あたし達の衣装も⁉︎」
「ほ、本当ですか⁉︎」
「ありがとうございます‼︎」
「なーに、演奏をやる貴方達だって気合い入った衣装の方がやりやすいでしょ。」
ザンドリアス達は変身を解除するとカレンの案内で衣装が用意された部屋へ向かう。アキとミコ、トモミも衣装を見に行ったためこの中で唯一男のヒロキは廊下で彼女達が出て来るのを待っていた。
『何か・・・凄く時間がかかるな・・・。』
「女の子にとってファッションは重要だからね・・・このくらいは当然だと思うよ。」
『思えば・・・前にクララと一緒にショッピングモールに行った時もかなり時間が掛かったな・・・。』
『あの姉ちゃん1人であそこまで時間が掛かりゃ・・・それ以上に長くなるのは無理ねえよな・・・。』
トライスクワッドの面々で話し合っているとフーマが妙な気配に気付く。
『ん?』
「どうしたの?」
『何か今、妙な気配がしたような・・・。』
「キャアアアアアアアアア‼︎」
その瞬間、悲鳴が聞こえてきた。悲鳴を聞いた瞬間、ヒロキは思わずその方向へ飛び出していった。そしてヒロキが悲鳴がした場所に辿り着くとそこには1人の少女が茶色のライオンくらいの大きさの猫のような怪物に襲われていた。その少女はその怪物の爪に引っ掻かれたらしく背中に爪痕を残した傷が付いている。ヒロキは思わず彼女の元に駆け寄った。
「大丈夫ですか⁉︎」
「君は⁉︎」
「GIRLSの白鳥ヒロキです‼︎クララちゃん・・・いや、キングジョーさんのステージの打ち合わせに来て・・・貴方は?」
「下舘マドカ・・・モゲドンの怪獣娘よ。ザンドリアス達がここでキングジョーさんのショーの演奏の練習をやるって聞いたから・・・見に来たんだけど・・・突然・・・あの猫に・・・後ろから・・・。」
「グルルルルルルルル!」
猫の怪物は唸り声を上げると再び飛びかかった。ヒロキは思わず彼女を抱えて猫の怪物の突進を避ける。猫の怪物は壁に激突するが頭を揺らして再びヒロキ達に視線を向ける。
「マドカさん・・・でしたっけ?コイツは僕が何とかします・・・。その隙に助けを呼んで下さい。」
「無茶よ!貴方1人で勝てる相手じゃないわ‼︎」
「僕は大丈夫です・・・。さぁ、早く・・・‼︎」
ジリジリと後ろに足を進める2人に猫の怪物は獲物を仕留めるチャンスだと思ったのか走り出して飛び掛かる。その時、猫の怪物にアギラが頭突きを浴びせていた。
「やあぁっ‼︎」
「ギャウン⁉︎」
「ヒロキさん、大丈夫⁉︎」
「僕は平気だ‼︎けど・・・彼女がヤバい‼︎」
猫の怪物はアギラの頭突きに吹っ飛ばされる。ヒロキはアギラの問いに答えるとアギラがマドカの背中を覗き込む。アギラはマドカの背中の痛々しい傷を見て絶句した。
「酷い・・・早く手当てしなくちゃ‼︎」
「グルルルルルルルルル‼︎」
アギラが背中の傷を確認していると再び猫の怪物が起き上がってきた。猫の怪物はアギラを見て忌々しそうに見ると狩りの邪魔をした存在として先に排除しようとする。その時、騒ぎを聞き付けたクララ達もやってきた。緊急事態を察したのか既にソウルライドしている。
「ヒロキ‼︎アギラちゃん‼︎」
「クララちゃん‼︎」
「一体何が起こったの⁉︎」
「それが・・・。」
大勢の怪獣娘を見て猫の怪物は自分に不利だと悟り、その場を去っていく。そして猫の怪物は何かを落としていった。
GIRLSに戻ったヒロキ達は状況を確認していた。いつものメンバーが合流した中でマーキンド星人とピリカがやってきて一枚のチップを取り出す。
「これはヴィラン・ギルドの者達の間で使われるICチップです。」
「ヴィラン・ギルド⁉︎」
「アイツら・・・まだ懲りてねえのか・・・。」
「中には脅迫状が入ってたわ。『先程の猫は我々の刺客だ。キングジョーのステージを中止しろ。さもなくばステージ当日、先程の刺客を再び送り込み、観客全てを皆殺しにする。』と・・・。」
「あの猫・・・一体何なの?」
『恐らくだがあれはヘルキャットだろう・・・。』
「ヘルキャット?」
タイタスの言葉でトモミ達が調べ始める。すると黒い猫のような姿の怪獣がモニターに映る。
「アーカイブドキュメントに出ました‼︎かつて科学警備隊のウルトリアに潜入した知能の高い怪獣です‼︎」
『奴はかなり知能が高く、体の大きさも変えられる厄介な怪獣だ。かつてジョーニアスも奴に苦戦させられた。』
「そんな怪獣を使って・・・何で・・・クララちゃんのライブを・・・。」
「多分だけど・・・ゾリンが逮捕されて金に困った連中がGIRLSに復讐の計画を企んでいると噂で聞いた事がある。」
「目的は復讐か・・・。」
「かなりヤバくなってきたな・・・キングジョーの復帰ステージ・・・。」
「中止するしか・・・ないかもしれないね。」
思わぬ展開にその場にいた全員がミコの言葉に頷き沈黙する。そんな中、最初に沈黙を破ったのはクララだ。
「いえ・・・ステージは中止しまセン‼︎必ず続行シマス‼︎」
「はっ⁉︎・・・おジョー、まさか本気⁉︎」
「ワタシは極めて本気デス‼︎ここで中止したら・・・ヴィラン・ギルドに屈服する事になりマス‼︎それに・・・ワタシを待ってくれている人達を裏切る事は出来まセン‼︎」
「馬鹿言ってんじゃないわよ‼︎観客達を危険に晒す気⁉︎」
「いいえ・・・それは違いマス‼︎」
クララはマコの言葉に応えるとその場にいた皆を見回して発言する。
「ここには頼れる仲間が沢山イマス‼︎この仲間達なら観客の皆さんを守りながらショーを続ける事だって出来る筈デス‼︎だから・・・観客を守りながらショーを続行すればいい・・・違いマスカ⁉︎」
クララの言葉は周りに響いた。クララの気合いの入った言葉に先に応えたのはヒロキだった。
「そうだよ、観客を僕達で守ればいいんだよ‼︎そうすれば何の問題もないでしょ‼︎」
「ヒロヒロならそう言うと思ってましたよ・・・。」
「わたしもヒロちゃんに賛成‼︎皆で力を合わせれば大丈VV‼︎」
ミカヅキもヒロキと同じ事を言い出した。そしてそれが感染るように皆が賛同していった。
「そうだよな・・・これだけの人数がいれば・・・ザンドリアス達のライブもキングジョーのステージも・・・守って盛り上げられるよな‼︎」
「そうっスよね‼︎これだけ人数がいれば絶対出来ますよね‼︎」
「うおーって感じで行きましょう‼︎わたし達全員で‼︎」
ベニオ、ミク、ヨウの元気がいい3人がその意見に賛同するとアキとレイカ、ミコとユカも顔を見合わせて思わず頷いていた。
「ちょっと待って。幾ら何でも危険よ。私は反対だわ。」
「そうよ、あんな広いステージの全てを守り切るなんて。」
「だったら俺も会場の警備に加わるぜ。」
ランとマコが反対する中、マグマ星人も警備に立候補した。ランとマコは思わず苦言を出した。
「ちょっと、本気⁉︎」
「俺は本気だ。昔の仲間が馬鹿をやろうとしてんなら・・・俺が行かねえ訳には行かねえんだよ。」
「会場は広い・・・貴方1人が加わっても」
「いえ‼︎私達も力を貸します‼︎」
そこに5人の少女が入ってきた。クララの妹のラハナに緑色の髪の眠たそうな雰囲気を醸し出した少女はメガトン怪獣『スカイドン』の怪獣娘『晴海ソラ』、褐色肌の背の低い少女は冷凍怪獣『ペギラ』の怪獣娘『アデリーナ・海堂』、跳ねた髪の眼鏡の少女は破滅魔人『ブリッツブロッツ』の怪獣娘『國枝アサミ』、赤髪の沈黙な少女は火山怪鳥『バードン』の怪獣娘『火野ユリカ』である。
「ラハナ・・・アデリーナ・・・アサミ・・・ユリカ・・・ソラ・・・どうして皆が・・・。」
「ワタシも・・・姉さまを助けたい・・・カラ。」
「私達もクララがモデルに復帰するの待ってたんだから‼︎」
「クララの復帰・・・ヴィラン・ギルドなんかに邪魔させる訳にはいかないのです‼︎」
「だから・・・私達も・・・戦う。」
「それにマドカちゃんを傷付けた事、絶対に許せません‼︎だから・・・私も戦います‼︎」
「・・・皆・・・。」
クララが感激している中、カナが1人の女性を連れてやってきた。軍人のような雰囲気の目つきの悪い女性だ。
「み、皆さん、待って下さい‼︎」
「ローランさん⁉︎その人は⁉︎」
「紹介します‼︎前にお仕事で警備をしてくれたアンジェリカさんです‼︎とても強くて優しくて頼りになる人です‼︎皆さんの力になってくれると思います‼︎」
「・・・・・・アンジェリカ・サーヴェリタス・・・マグマ星人の怪獣娘だ。」
「⁉︎俺達マグマ星人の怪獣娘だと⁉︎」
『アンジェリカ・サーヴェリタス』彼女はサーベル暴君『マグマ星人』の怪獣娘である。本来、彼女はGIRLSの特殊戦闘部隊に所属しているのだが、特殊戦闘部隊が必要な戦闘が無い時は警備に回される事もある。その警備の仕事の際、カナと知り合ったらしい。
「ローランから話は聞いた・・・本来なら中止するのが・・・1番だとは思うが・・・他ならぬローランの頼みだ。私も力を貸そう。」
「本当ですか⁉︎ありがとうございます‼︎」
トモミはクララの復帰ステージの警護に力を貸してくれる面子を眺めると頼もしい思いが湧いてくる。そして最終的に反対派はランとマコだけになった。皆の視線を感じた2人は降参したように発言する。
「分かったわよ。私も力を貸すわ。ただし、私は戦闘タイプじゃないからあまり期待しないで。」
「ここで反対したらわたしだけ悪者みたいじゃない・・・いいわよ‼︎力を貸すわ‼︎」
「エレエレ・・・マコマコ・・・ありがとうございます‼︎」
「よし‼︎・・・絶対にクララちゃんのモデル復帰ステージを守り抜いてみせましょう‼︎」
『おおおおおおおおお‼︎』
ランとマコの了承が取れたところでヒロキの号令に皆が叫ぶ。クララのステージを守る最大の作戦が始まろうとしていた。
おジョーさんの家族や実家ってどうなっているんでしょうかね・・・。