怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~   作:特撮恐竜

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いよいよ力の賢者の登場です。

今日のギャラファイ、ジョーニアス強かったですね。

まさか3本も投稿できるとは・・・。

シビルジャッジメンター『ギャラクトロンMK2』登場


星の復讐者(後編)

ヒロキとアギラはレントを追っていた。その途中でアギラのソウルライザーにピグモンから連絡が入る。

 

「アギラです!」

『大変です!!アギアギ達がいるコスモミラクル社目掛けて使われなくなった人口衛星が落ちています!!』

「何ですって!!」

 

思わぬ話に2人は足を止める。そのままアギラはピグモンからの通信を聞く。

ヒロキは階段に上がる前にレントが銃の引き金を引いた瞬間を思い出した。

 

「きっとあの時、人口衛星を落下させたんだ・・・。」

『このままでは、1時間後に人口衛星がコスモミラクル社に衝突します!!現在GIRLSが人口衛星のコンピュータにアクセスしていますが、反応がありません!!』

「ボク達がレントさんを止めて、人口衛星の落下も阻止します!!」

『お願いします、アギアギ!!』

 

ピグモンとの通信を終えた後、2人は階段を再び駆け上がる。

そんな中、レントは子供の頃を思い出し、口を開く。

 

「正直に言うと僕はレントさんの気持ちが分かるんだ。僕も大好きなお爺ちゃんが轢き逃げにあったから。」

「えっ!?」

 

そう言って、ヒロキは小学5年生の頃を思い出した。

 

 

 

 

その日は特に何もない帰り道だった。幼馴染のクララもクラスの女子と約束があったため、ヒロキは1人で帰っていた。

 

「おっ、健一、今帰りか?」

「お爺ちゃん!」

 

帰り道の途中で祖父である『白鳥健一』と偶然顔を合わせたのだ。健一はヒロキの家の近くに住んでいて、丁度散歩の帰りだったようだ。

 

「家まで送っていくか?」

「いいよ、もう1人で帰れるから。」

「そうか、ヒロキも大きくなったな。光太郎さんにも会わせてあげたいよ。」

「またその人の名前?お爺ちゃんよく言うよね。光太郎さんって人の事。」

「兄のような人だったからな。最後は旅立っていったんだ。それ以来会えていない。しかも、その人は・・・」

「ウルトラマンだったんでしょ。何度も聞いたから分かるよ。」

「そうだ、怪獣に父さんを殺された昔の僕を勇気づけてくれたんだ。また、会いたいな。家族の事も紹介したい。未来を掴んだ事を伝えたいんだ。」

「いつか会えるといいね。じゃあ僕は帰るよ。じゃあね、お爺ちゃん。」

 

ヒロキは横断歩道を渡り祖父のいる道とは反対側に渡った。ヒロキが渡り切った後、ヒロキより年下のランドセルを背負った少年が走ってきた。

そこに車がブレーキを掛けようともせず、猛スピードで走ってきた。このまま少年にぶつかろうとした時、健一が走ってきたのだ。健一は少年を突き放す。車は猛スピードでそのまま走り、健一にぶつかった。車はそのまま走り去っていった。

ヒロキは轢かれた祖父に駆け寄っていた。近くで見ていた通行人も健一に駆け寄る。

 

「ひき逃げだ!!警察と救急車を呼べ!!」

「大丈夫ですか!!意識はありますか!?」

「お爺ちゃん!?しっかりして!?しっかりして!?」

 

通行人によって呼ばれた救急車に運ばれる健一。ヒロキも一緒に乗っていた。

 

「お爺ちゃん!しっかりして!今、病院に向かっているから!!」

「・・・・・・ヒ・・・ロ・・・・・キ・・。」

「お爺ちゃん!?」

「強く・・・・・・生きて・・・いけ・・・・・。」

「お爺ちゃーーーーん!!」

 

救急車でヒロキは祖父の最期を見届けた。

 

 

 

 

「そんな事が・・・。」

「あの時はショックだったよ、お爺ちゃんの事が大好きだったから。あの子供も助かった。けど、僕の中で犯人を憎む気持ちが芽生えたんだ。」

「後にお爺ちゃんを轢き逃げした犯人の車を見つけてさ、その日図工の授業で使ったカッターナイフを思わず取り出してしまったんだ。」

「それでどうしたの?」

「クララちゃんと父さんに見つかって止められた。父さんに言われたよ。『お爺ちゃんの言葉を忘れたのか』ってさ。」

「その言葉って。」

 

ヒロキはアギラに祖父から教えられた言葉を教えた。アギラは思わず頷いた。

 

「確かにそうだね。そうすれば・・・あの人を止められるかも・・・。」

「急ごう!!レントさんを!!」

 

2人は屋上にたどり着いた。ヒロキとアギラは説得を試みる。

 

「レントさん、もうやめてください!!」

「さっきの怪獣娘と・・・さっき一緒にいた小僧!!また、お前達か!!どうして、邪魔をするんだ!!」

「貴方を助けたいからです!!奥さんを殺されてあの人を憎い気持ちは分かります!!」

「お前なんかに何が・・!!」

「僕も轢き逃げ事件で祖父を失った事があります!!

「!?」

「でも、祖父が残してくれた言葉のおかげで立ち直り、憎しみを乗り越える事が出来たんです!!大切な人が奪われ、憎しみが生まれた時はその人と一緒にいた時間を思い出してほしい。その人は復讐を望むような人だったか、一緒に過ごした思い出を思いだせば分かるはずだ!!」

「僕のお爺ちゃんが残してくれた言葉です!!レントさん、貴方の奥さんと一緒に過ごした時間を思い出してください!!貴方の奥さんは貴方が誰かを傷付ける事を望む人ですか!?」

「!?そ、それは・・・!?」

 

レントの脳裏に妻『九条ナナ』と過ごした時間が思い出される。レントは苦悩していた。

しかし、悪魔は囁く。

 

『何してる。大切な人を奪った憎き男を殺せ。』

「俺の憎しみは・・・!!もう誰にも・・・止められない!!」

 

レントは銃を胸に掲げる。すると、魔法陣はレントを飲み込む。魔法陣がレントを飲み込むのと同時に町に大きな魔法陣が出現し、白い色に青い鎧で覆われ、大きな斧を持った竜人を思わせるロボット怪獣シビルジャッジメンター『ギャラクトロンMK2』が姿を現した。

現れた怪獣にアギラは驚くも向かっていく。

 

「あの人が怪獣に・・・。止めなきゃ、例え勝ち目がなくても!!」

「アギラさん!!・・・どうしてこんな事に・・・。」

『トレギアだ!あいつが人間の憎しみを利用したんだ!!行くぞ、ヒロキ!!』

「ああ!!」

 

〈カモン!〉

 

ヒロキは右腕にタイガスパークを出現させ、相棒の顔が刻まれたキーホルダーを手にし、叫ぶ。

 

「光の勇者、タイガ!!」

『はあーっ!ふっ!』

 

右手に持ち替え、タイガスパークに光を集め、右腕を掲げる。

 

「バディィィゴーーーー!!!」

 

〈ウルトラマンタイガ!〉

 

 

 

 

 

 

 

夜の街にウルトラマンタイガが降り立った。

ギャラクトロンMK2はタイガを認知すると、手に持った斧『ギャラクトロンベイル』を構える。

タイガは走り出し、ギャラクトロンMK2が振りかざす斧を受け止め、地面に受け流す。

斧は地面に突き刺さり、斧を抜こうとするギャラクトロンMK2に隙が生まれる。

隙が生まれた怪獣にタイガは拳を構え、パンチを放とうとする。しかし、ヒロキがそれを止める。

 

(駄目だ!!タイガ!!)

『何っ!?』

(あの人を傷付ける事になる!!)

 

丁度、斧が抜けたギャラクトロンMK2がタイガに斬りかかる。

タイガはバク転して、避ける。しかし、追ってきた怪獣はタイガに斧で一撃を食らわせる。

 

『うわっ!?』

 

ギャラクトロンMK2は再びタイガに斧で斬りかかる。タイガは押さえつけようとしたが、振りほどかれ、斧で何度も斬りつけられる。

 

『ぐあっ!!ぐっ!!ぐああっ!!』

 

力強く怪獣が振るった斧がタイガの体を吹っ飛し、後ろのビルを壊して倒れ込む。

 

『ぐああああっ!!』

 

ギャラクトロンMK2は右手に魔法陣を出現させ、タイガに放つ。

 

『ぐああああああっ!!』

 

ビームを放ち、タイガを圧倒するギャラクトロンMK2。その時、どこからか声が聞こえた。

 

「もうやめて!!レント!!」

 

空から黄色い光が降り立ち、ギャラクトロンMK2の赤い胸を貫き、近くのビルに落ち、空に昇っていく。ビルの屋上に2人の男女を残して。

怪獣が出現した事により、ピグモンが呼んだ応援のエレキングとガッツ星人がその光景を目撃した。2人はそれを見て驚いた。

黄色い光から現れたのはレントとその妻『九条ナナ』だったからだ。

 

「ナナ、どうやってここに!?」

「貴方の憎しみが悪魔を呼んだように、私の強い思いは賢者を呼んだの。心優しい賢者さんは私の願いを叶えてくれたの。」

「君の願い!?」

「貴方の・・・復讐を止めること。」

「!!けど、俺は・・・。」

「駄目だよ。これ以上苦しむ貴方を見たくない。一緒に宇宙に帰ろう、私達の命が消えたあの場所へ。」

 

その時、レントは思い出した。あの時の爆発で宇宙服が損傷し、命を落とした事を。

ナナは愛する夫を抱きしめる。

 

「空から地球を見守ろう。ずっと2人でね・・・。」

 

レントは妻の言葉に涙を流しながら頷く。黄色い光が宇宙飛行士夫婦の前に再び降り立つ。

ナナは目の前の光に感謝の言葉を言いながら、夫婦は敬礼する。

 

「ありがとう、賢者さん。」

『どういたしまして。』

 

2人はお互いの顔を見合い、笑顔を浮かべながら消えていった。

黄色い光はそれを見送ると、タイガのカラータイマーに吸い込まれていった。

ヒロキ達の前で光はタイガと似たキーホルダーに変わっていった。

 

『久しぶりだな、タイガ!!』

『おいおい、これは夢じゃないんだよな!!』

『ああ、また共に力を合わせて戦う時がきたようだ!』

(・・・もしかして、さっき話してたタイガの仲間の・・・ウルトラマン?良かったね!!タイガ!大切な仲間と会えて!!)

『ああ、本当だぜ!!二度と会えないと思ってた!!』

『そうだな。だが、再開を喜ぶのは後だ!!少年よ、私を手に取れ!!』

 

ヒロキは頷き、タイガスパークの引き金を引く。そのキーホルダーを左手で掴んだ。

 

〈カモン!〉

 

「力の賢者、タイタス!!」

 

キーホルダーを右手に持ち、タイガスパークに黄色い光が集まる。

 

『うおおおおおっ!ふんっ!』

 

タイガスパークを装着し、キーホルダーを持った右手を上に掲げた。

 

「バディィィゴーーーー!!!」

 

一点の光から赤と黒のカラーリングに鍛え抜かれた筋肉、額に星型の結晶が付いており、胸のカラータイマーも星型のウルトラマンが握りこぶしを作り、両手を上げて巨大化する。

U40という星で生まれ育った『力の賢者』の二つ名通り(パワー)に優れたウルトラマン。その名は、

 

〈ウルトラマンタイタス!〉

 

 

 

『ふんっ!』

 

タイタスは両腕を上に曲げ、上腕二頭筋を強調するポーズをとる。

 

『はっ!』

 

次は腰元へ手を持って行き、背中を広げる。

 

『ふぅんっ!!』

 

最後に手を組んで身体を捻りつつ、胸や腕……そして脚と、全身の至る所の厚みをアピールする。

 

(あのさ、何このポーズ・・・。)

『こうする事で私の力は一時的に高まる!』

(本当かな・・・。)

 

心配するヒロキを置いて、ギャラクトロンMK2が斧を構え、動き出す。

 

『憎しみの力だけでまだ動くか!!』

『賢者の拳は全てを砕く!!』

 

ギャラクトロンMK2が斧で斬りつけようとした時、タイタスも拳を振るう。その拳は頑丈な怪獣の斧を砕き、固いギャラクトロンMK2をたった一発で吹っ飛ばした。

 

(凄い、一発であそこまで・・・。)

『まだまだ、私のパワーはこの程度ではない!!』

 

怪獣娘達も新しい3人目のウルトラマンの戦いを見ていた。特にミクラスとレッドキングはタイタスのパワーにかなり驚いている。

 

「先輩!!あのウルトラマン、凄いパワーですよ!!」

「ああ、どうやらかなり鍛え抜かれた筋肉をしているらしいな!!」

 

ギャラクトロンMK2は立ち上がり、タイタスに向かって構える。

タイタスもギャラクトロンMK2目掛けて、大きな地響きを立て、走り出す。

タイタスの右肩からのタックルで再びギャラクトロンMK2が吹っ飛ぶ。

 

『少年、ジードレットを使いなさい!!』

(分かった!!)

 

〈カモン!〉

 

ヒロキはタイガスパークのレバーを引き、左手に意識を集中させる。すると光の国の反逆者の血を継ぐウルトラマン『ジード』から託されたブレスレット『ジードレット』が出現した。

ヒロキはタイガスパークを装着した右手に左手を重ね、ジードレットのエネルギーをタイガスパークに読み込ませる。

 

〈ジードレット、コネクトオン!!〉

 

タイタスにジードのビジョンが合わさる。タイタスは両手を曲げ力を込め、腰の位置でクロスさせる。すると、紫のオーラを纏った緑色のエネルギー弾が出現する。

タイタスの必殺技『プラニウムバスター』にジードの力が加わった破壊光弾を右手を拳にしてパンチで打ち出した。

 

『(レッキングバスターッッッ!!)』

 

ジードの闇の力が加わり、破壊力が増した光弾にギャラクトロンMK2は跡形もなく木っ端みじんになった。

爆炎から一筋の光がタイタスの中に入ってくる。それを手で掴むとギャラクトロンMK2の顔が入った黒いオーラを放つ不気味な指輪になった。

 

(ヘルべロスの時と同じだ・・・。また指輪が・・・。)

『ウルトラマンの力を秘めている。不可思議だ。』

 

 

戦いを見ていたアギラのソウルライザーにピグモンから連絡が入る。

 

『駄目です。人口衛星はこちらのアクセスを全く受け付けません!!このままでは、後、5分もしないうちにそちらに衝突します!!』

「ええっ!!」

 

それを聞いたタイタスが空に飛び立つ。落ちてくる人口衛星を迎え撃つために。

だが、悪魔はそれを笑って見ていた。

 

「遊びの時間は終わらない・・・。」

 

霧崎はトレギアアイを目に翳し、本来の姿に戻る。レントに力を与えた悪魔トレギアへと。

 

 

 

 

宇宙空間で衛星を迎え撃とうとしていたタイタス。その姿を下から悪魔が追ってきた。

 

『フハハハハハハ!!』

『トレギア』

(どうしてここに?)

『あの日の苦痛、覚えているかい?』

 

タイタスはトレギアの挑発を一喝する。

 

『相手をしている暇はない!!』

『つれないねぇ・・・。』

 

トレギアは小さい光弾を放つもタイタスは裏拳でそれを弾く。

 

『暇はないと言ったはず!!』

 

タイタスは落下する人口衛星に向かって真っすぐ突っ込む。右手を拳にして、落下する人口衛星を木っ端みじんにする。

タイタスはトレギアに向かって構える。

 

『ナイスパンチ・・・。』

『暇が出来た!戦闘再開といこうか!!』

『打ってみな。賢者の拳とやらを・・。』

 

タイタスはトレギアに向かって真っすぐ進み、その拳を食わらせる。

 

『おいおい、全てを砕くんじゃないのかい?』

『その挑発、敢えて乗ろう!』

 

タイタスはトレギアに左手、右手、両手の順で拳を叩きこむ。トレギアは両手を掴むもタイタスの頭突きで両手を手放す。

再び、タイタスが左手を握り、拳を放つもトレギアは消える。

 

『フハハハハハハ、ハハハハハハ、ハーーーーーッハッハッハッハッハッ!!』

 

 

 

 

地球では今里が警察と怪獣娘が取り囲まれていた。今里はピグモンに言い放つも、彼女は平然としている。

 

「証拠なんてない。すぐに開放されるさ、証拠不十分でな。そしたらGIRLSが訴えられるかもしれないぜ!!無実の大企業の社長を冤罪で「証拠なら十分にありますよ~。」何・・・。」

 

ピグモンとその叔父である佐倉が取り出したのは、今までの今里の悪行が書かれた書類だった。武器の顧客先や人体実験の成果の報告書など今里を逮捕するのに、十分な証拠だった。

 

「よくここまでの犯罪をしておいて、バレなかったものだね~。でも残念ながら、今日で全て明らかになったよ。」

「うちの調査部は優秀ですからね。すぐに動いて証拠を集めてくれましたよ。」

 

「今里光、銃刀法違反などの数々の罪で現時刻を持って現行犯逮捕する!!」

「く、くっそ~!!せっかく本物の怪獣の細胞を利用したビジネスが出来ると思ったのに~っ!!」

 

今里はレッドキングに睨まれ、佐倉に手錠を掛けられ、パトカーに連れていかれる。

 

「今回の事件は一件落着かな。」

「その通りですね。皆さん、本当によく頑張ってくれました。明日の夜、ピグモンと叔父さんがお寿司を奢りますよ~。しかも回らないお寿司です。」

「お寿司!!やったぁ~!!」

「頑張ったかいがありましたね。」

 

ガッツ星人の一言にピグモンが皆を労り、寿司を奢るの言葉にマガバッサーとマガジャッパが喜ぶ。ガッツがピグモンに小声で話す。レッドキングは手に持った今里の資料がかなり恐ろしいものだったらしく、エレキングと一緒にドン引きしていた。

 

「ピグっち、おジョーに絶対内緒だよ。この間のキングゲスラの細胞を・・・。」

「分かってます。今のキンキンが知ったらあの社長に突撃しかねませんから。」

「やってる事がヤバすぎだろ・・・。この間のキングゲスラの細胞を孤児院から引き取った思春期の女子に移植して人造怪獣娘を造る計画なんて・・・。」

「しかもその人造怪獣娘を洗脳して、テロリストに売り渡す計画とは・・・・・調べなきゃよかったと思うのは今が始めてよ。」

 

 

 

 

「僕は白鳥ヒロキ。よろしくね、タイタス。」

『こちらこそ、よろしく頼む。』

 

ヒロキの家でヒロキは自分の部屋でタイタスと挨拶をしていた。

 

「後はフーマって人だけなんだよね。」

『そうだぜ。ヒロキ、ありがとな。』

「何が?」

『希望は捨てるもんじゃない。ヒロキの言う通りだった。タイタスは生きてて、こうしてまた会えた。だからフーマともまた会えるって気がしてきたんだ。』

 

夜の空を眺めながら、ヒロキと話すタイガ。タイガは筋トレを始めたタイタスに話しかける。

 

『本当に久しぶりだな、タイタス。』

『ふんっ!ふんっ!ああっ、君も・・・変わりないようで何よりだ!』

『7年間何やってたんだ・・・俺は時空を超えたこの地球でヒロキの中にいたんだけどさ。』

『私もっ・・・宇宙を彷徨っていてなっ・・・君と同様この地球の近海にっ・・・流れ着いたのだっ!』

「・・・・・・。」

『ああ、そこで出会ったのが九条ナナだったんだな・・・。』

『そうだっ・・・君がヒロキの強い思いに引き寄せられたようになっ!』

「僕の・・・強い思いに・・・。・・・・・・・。」

『時空を超えた先の・・・更に広い宇宙の中で同じ星に行きつくなんて・・・どれ位の確率だろうな。』

「かなり低いよね・・・その確率・・・。」

『まさしく天文学的数値・・・あるいは・・・作為的なものか・・・っ!』

「作為的!?その可能性もあるの!?それって何か嫌な・・・『まさか、考え過ぎだろ。』タイガ・・・。」

『そうだなっ!まぁ、その位の確率だろう・・・っ!それより・・・フーマのやつは・・・。』

『ああ・・・はぐれたままだ。』

「そのフーマって人が3人目の・・・。」

『ああ、トライスクワッドのメンバーだ。あのさ、タイタス・・・。』

「うん、僕も思ってた。いや、その・・・。」

「『話してる時くらい、筋トレ辞めてくれない!!』」

 

今までの会話でタイタスはスクワットしながら話していたのである。タイタスが気になって、話に集中できない2人はスクワットを止めるよう言ったのである。

 

『ハハハハッ・・・今まで・・・粒子状で漂っていたからなっ!!体が鈍ってしまってっ・・・!』

『分からんでもないけどさ・・・。』

「僕達が落ち着かないよ・・・。」

『そうか・・・。では小休止して・・・。』

 

スクワットを止めたタイタスはヒロキとタイガに向き合う。向き合いながら会話を再開した。

 

『とにかく、フーマがくればトライスクワッド再集合だな!』

『そうだな。3人揃うのが待ち遠しい。』

『思い出すなぁ・・・。惑星ディノでの恐竜退治、ロボット兵団との戦い。そうそう、ブラックホールに飲み込まれそうになった事もあったっけ。』

『どれも懐かしい思い出だな。』

「何それ!!すっごく気になるよ!!」

『この宇宙の地球に来るまでの思い出さ。やっぱり3人揃わないと感じ出ないな。』

『心配するな。またすぐに会えるさ。』

『だな。あいつは簡単にくたばるようなタマじゃないし。』

『初めて会った時もそうだったな。』

『あーっ、あったな!!惑星O-50で!!あの時は戦士の頂を宇宙人連合が破壊しようとして大変だったな!!』

「ちょ、ちょっと待って!勝手に話を進めないでよ!!惑星O-50!?戦士の頂って何!?宇宙人連合ってどういう事!?」

『悪いな、話すと結構長くなるから、流したんだ。その内、話してやるよ。』

「長くなってもいいよ!!すっごく気になるよ!!2人の話!!ねぇ、聞かせてよ!!」

『タイガ、ヒロキに話してもいいんじゃないか?これから共に戦うのだから。』

『そうか・・・。そうだな・・・じゃあ、話すよ。あれは俺達が惑星・・・』

 

3人で夜の空を眺めながら、タイガとタイタスの話を聞いてヒロキはまだ見ぬ3人目のトライスクワッドのメンバーに思いをはせていた。

 

(フーマか・・・。早く会ってみたいな・・・。どんな人なんだろう・・・。)




ギャラファイ2でザの怪獣出ませんかね。
登場するとしたらシーグラかレッドスモーギー辺りでしょうかね。


次回予告(CV:ウルトラマンタイガ+???)
『宇宙人達の闇のネットワーク、ヴィラン・ギルド。都市の破壊の辞さない危険な連中だ。奴らが仕掛けた怪獣爆弾のタイムリミットが迫る中、俺達の前に現れたのは!!次回!!

怪獣娘タイガ ~トライスクワッド参上計画~


群狼の挽歌


覚悟はいいか!!ぶっ飛ばすぜ!!』
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