あとがき+
拙作『ポケットモンスターHEXA』第一部を読んでいただきありがとうございます。あるいはこのあとがきだけでしょうか。いずれにしても、ここまでの長いストーリーを知っていただきありがたいことです。
さて、この作品そのものは実際のところもはや九年前の代物ですので、語ることは少ない(というよりも思い出せない)のですが、相当に必死だったのは思い出せます。
当時、というとなろうで二次創作が禁止になり、渡る先を考えていたところで、ポケモンノベル様に行き着き、そこでHEXA第一部からいろんな作品を書きました。
もともと、二次創作界隈に明るくなかった自分にとってはかなり模索の入った話でして、この話を書いた当時はやさぐれていたといいますか、ポケモンの話を書いているのに夢見がちではなく、変にリアルな話を書いて、今にして思えば少しドン引かれるような作風だったかと思います。
読み直してみてもだいぶ気負った感は否めないのですが、それでもなんだかんだで当時にできることの最大限をきっちりと自分の中で考え、そして結末まで描き切ったことが自分にとっては大きかったのではないか、と思います。
この作品を皮切りにして、ではありませんが2021年現在、HEXAシリーズを第十部まで行き着いたのはかなりの大きな収穫であったと思います。
このシリーズがある意味では自分のキャリアに影響をもたらし、何よりも書ききることに関してはかなりの大きな自分への自信に繋がったかと感じました。
……しかし、ハーメルンで読み返してみても熱量が高過ぎるといいますか、ここまで込み入って書いたのか、とちょっとどういう心境だったのかなとも思います。
何でここまでバイオレンスにしたのか、などもよくわかんないと言えばよくわかんないんですが、自身の作風にこれがきっちり今へと継続しているところを見るに、無駄ではなかったのではないかと。
とはいえ、せっかくのあとがき+なので一応作品を解剖してみますと、ポケモンの知識もさほどないまま、それでも書きやすいジャンルを選び出せたのは大きかったのではないでしょうか。
まぁ、でもめぐりあわせ次第ではジャンルがポケモンではなく、もしかしたらガンダムであったのかもしれませんし、もしかしたら仮面ライダーだけだったのかも知れません。とはいえ、はまったジャンルではありますので(最新作のソードシールドもプレイ済みです)、ポケモンが嫌いになったわけではないです。
なので、HEXA第十部も期待していただければ、とは思っています。まぁちょっと時間がかかりそうではあるのですが……。
とはいえ、こうして第一部をハーメルンで上げなおして、それで今の視点で見直してみると、このころに書いたものが自分に与えた影響というのものはやはり大きく、至らない割には熱量だけは大きく、その熱量の余剰だけでシリーズを書き綴っていけたのですから、やはりモチベーションは大きいですね。
それに、この作品きっかけですありますがいろんな人に読んでもらえたり、読みにいったりできて、二次創作というジャンルの広さを知れました。
この次のHEXA――『ポケットモンスターHEXA BRAVE』は少しばかりその交流の上で自分に書けるものと書きたいものとの折り合いのつけた作品といいますか、もう少しだけはエンタメ寄りに出来たかなと思います。
HEXA第二部は1月の18日から始めたいと思っています。
この作品、あるいは私の展開するHEXAシリーズに関しての感想、批評、アドバイスはいつでも待っておりますので、ぜひぜひ。
とりあえずはHEXA第一部はここまで。かなり過酷な運命を描いた作品だとは思いますが、よろしくお願いします。
そしてこれからの作品に向けての創作に繋がる何かを、こうして過去作を発表しながら得られることを期待して筆を置かせていただきます。
これからの展望と、そして未来を信じて
2021年1月13日 オンドゥル大使より