ご注文はうさぎですか?―ラビットハウスの看板姉弟― 作:テクト
おはこんばんちは。
作者のテクトです。
ご注文はうさぎですか?―ラビットハウスの看板姉弟―
1期編を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
後半で失踪しかけながらも、何とか一期編を完走しきることが出来ました。
2期編ですが、最近の更新頻度の低下と、時間の捻出の関係で少し書き溜めをしてから投稿しようと思いますので、お時間を頂けれたらなと思います。
ここから先はこの小説の事に関してつらつらと書いていこうと思いますので、興味のある方のみお進みください。
一応、二期編以降のネタバレはないつもりですが、もしかしたらぽろっと出るかもしれません。
ここで戻られる方は、2期編でお会いしましょう!
テクトでした!
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―書き始めたきっかけ―
ごちうさの二次創作SSってあるのかなーと思って調べて、ハーメルンにたどり着いていろいろな方の作品を読んで、「失踪前提で自分も書いてみようか」と思いまして、勢いだけで始めました。
―オリジナル主人公について―
まずはオリジナル主人公を決めないといけません。
このサイトの他の方が書いてるオリ主が高校生、もしくは年上が多いという印象を受けまして、中学生組を中心にした話が読みたいと感じました。
なので、チノの双子にすれば絡ませやすい、弟の方がいいかなと感じ、本作の主人公、雪兎くんが出来上がりました。
―チノとの関係―
チノの双子の弟ということで、チノとどう絡んでいくかは重要になります。
書き始めた当初は、チノが雪兎を溺愛気味という予定でした。
しかし、書き続けてるうちに「むしろ、自然な仲の良い姉弟くらいの方がいいのでは?」と思い始めて、現在の関係に落ち着きました。
溺愛になった切っ掛けの設定もありましたが、結果、没になりました。
そして、チノ側からは、唯一敬語を使わないというのも、他にはなくて面白そうだと感じて採用しました。
敬語を使わないことで、距離感の近い姉弟という感じになったと思います。
―オリジナルキャラについて―
雪兎くんが中学生ということは、チマメ隊とがっつり絡むので、チマメ隊の対になる3人組がいると感じて出来上がったのが、ユカリ隊のリクとカケルです。
コンセプトに関してはいわゆる、普通の雪兎、チビで運動のリク、ノッポでガリ勉のカケルとよくいる三人組という感じになりました。
リクに関しては、当初はボケキャラにするつもりでしたが、思った以上にマヤ、メグがボケまくるので、これじゃ収拾がつかない!っということで自然とツッコミポジになりました。
カケルに関しては、ほぼ最初のコンセプトからブレることはなく、知識枠として活躍してくれました。
本編では、高校生組が中心の話を上手く埋めてくれて、作者が思った以上に活躍してくれました。
ちなみに、ユカリ隊の名前ですが、雪兎のユが頭に来るのでそこから出てきたのがユカリだったのでこの名前になりました。
そして、1期ではちらっとしか出てこなかった千夜とシャロの幼馴染、楓ですが、本編での登場はもうちょっと先となります。
登場時期はだいたい決まっていますので、もう少々お待ちください。
―各話について―
本編の流れはそのままに、高校生組が中心のところは出来るだけ中学生組に置き換えるというのをコンセプトに書きました。
閑話に関しては、2、3話ほど書いて本編だとあまり掘り下げが出来なさそうなことを書こうと思っていました。
―第1羽―
物語の始まりということで、雪兎くんがラビットハウスからスタートなので、香風家と絡ませて、開店準備の様子を書くことにしました。
雪兎のキャラ設定の部分を書くために、自転車で買い出し、買い食い、3Dラテアート等の描写を入れました。
後半では、ココアに対して臆さない雪兎に対してチノが嫉妬してる場面があったり当初の溺愛設定のなごりが残ってます。
―第2羽―
中学生組初登場ということで、登校場面と中学校、下校場面がオリジナルとなっています。
個人的に中学生6人を動かすのはこの時から楽しかったですね。
千夜初登場は、パン作りの場面となりました。
ここで雪兎の料理好きの部分が出てますね。
目を輝かせて、暴走気味の雪兎くんは書いてて楽しかったです。
甘兎庵編では、チノが動物に懐かれないというのがあったので、逆に雪兎は懐かれるというのも対比として面白いと思って追加となりました。
―第3羽―
シャロは本編通りに初登場。
カップ屋の話は、チノもボケに走るので雪兎を動かすのに苦労しました。
フルール・ド・ラパン編では特に改変もなく進みましたね。
そして、定番のお泊り編。
酔ったシャロに抱き着かれる役得な雪兎くんに、嫉妬するチノちゃん。
別案では、割とガチめの喧嘩をするというのもありましたが、没になりました。
この話、前編、中編よりもアクセス数が伸びてる辺りやっぱ定番だな感じました。
―閑羽1―
メイン5人が揃ったのでオリジナルの閑話を入れました。
今回は雪兎の料理が得意という面を中心に書いてみました。
調理場面は書いたらとんでもないことになりそうだったので全カットになりました。
無念。
―第4羽―
好き嫌いと背を伸ばそう編は中学生組中心に再構築となりました。
ユカリ隊はこういう時に大活躍になりました。
コーヒー占い編も中学生組に改変しつつも本編と同じ流れになりました。
そしてごちうさオリ主定番の女難がここで登場。
図書館編では、ちらりと楓の話題が登場。
そして、雪兎の悩みもここで登場。
このあたりも今後、回収していきたいですね。
―第5羽―
改変の多かった5羽。
球技大会編では、中学生組もスポーツ大会に変更してオリジナルを追加。
がっつり6人を絡ませることができて楽しかったですね。
父の日編では、本編がリゼを中心に動くので、雪兎がほぼ絡められない。
ということで、思い切ってユカリ隊を中心にラビットハウスでコーヒーを淹れる修行という方向に変えました。
コーヒーの淹れ方を調べるのが楽しかったです。
―第6羽―
休日の散歩編ではラビットハウス組中心だったので書きやすかったですね。
チノと雪兎の軽口言い合うやり取りは姉弟らしさが出てお気に入りです。
ロゼの正体に気づくはオリ主は定番ですね。
チマメ隊のお手伝い編では中学生組中心なので、ラビットハウスに来るまで経緯や、ココアが帰ってくるまでの話が追加となりました。
お悩み相談も、雪兎も混じった結果とばっちりを喰らったりと書いてて楽しかったですね。
Cパートは雪兎不在でしたが、いなくても問題なかったことや、青山の名前がいつまで経っても出なかったので結果的に入れて正解でした。
―第7羽―
ココアとチノの喧嘩編では、身に覚えがなくて困惑する雪兎くんは書いてて楽しかったですね。
そして黙々とパズルを組む雪兎くんは、凝り性なところが上手く出せたんじゃないかと思います。
千夜のお悩み編はココア、千夜、シャロと中々珍しい組み合わせで書いてて新鮮でしたね。
チラシ配りとシャロの家バレ編では、チラシ配りは妙にテンションが高くて話がサクサク進んで面白かったです。
シャロの家バレは雪兎くんは知ってたというオチになりました。
―第8羽―
問題の水着回です。やはり伸びるアクセス数。
どういう流れに持っていこうかとすごい悩みました。
結局、いつまで経っても話が進まないのであっさり慣れるという流れにしました。
シャロを華麗に救出する雪兎くんのちょっとかっこいい場面も。
やるときはやる子です。
映画鑑賞編では、中学校から映画館への道中がオリジナルとなりました。
ティッピーが傘を持っていく様子は遠くから見たら唐傘お化けにしか見えないと思ってあんな感じになりました。
―閑羽2―
閑話2回目。
ユカリ隊を中心にオリジナルになりました。
リクの姉も登場しましたが、今後はちょい役で出るくらいですね。
そして本編中にリクとカケルが、千夜とシャロに絡む描写を入れれなさそうなのでここで入れることに。
千夜とリク、シャロとカケルの相性が良いというのは書いてて思いつきました。
―第9羽―
リゼの役作り編は、途中からラビットハウス組が抜けるのでそこの補完に苦労しました。
演技の部分は書いてて楽しかったですね。
スランプの青山編は青山が本格参戦。
書いてて難しいキャラだと思いましたね。キャラが掴めないというか。
―第10羽―
チマメ隊&ユカリ隊のお泊り仕事編は、久々の中学生6人組集合。
わちゃわちゃ感は書いてて大変ですが楽しいです。
あと、何故かこの回、前後の話に比べるとアクセスがやたら伸びてたりしてます。
7人で温水プール編は、銃撃戦をがっつり改変したので大変でした。
あまり目立ってなかったカケル大活躍回でした。
ラビットハウスでお泊り編は、男子組はまぁ集まってゲームだよなということで、途中で女子組合流という感じになりました。
朝の描写は中学生だし、こんな感じだろうなとか思いながら書きました。
―第11羽―
全員集合の11話。
クリスマスマーケット編は、雪兎くんが寒がりであまり動かなかったので大きな改変もなく平和に進みました。
クリスマスの大繁盛ラビットハウス編は、全員入り乱れてのすごい大変な回でした。
それぞれにちゃんと出番を作ってあげないといけないので、バランスとかも考えながら書きました。
クリスマスパーティとサプライズプレゼント編は、雪兎くんはサンタの正体を知ってる事になりました。
中学生なら気づいてそうだなぁと。
プレゼント交換は男子ならあらかじめ決めてそうだなと思ってこんな感じに。
―第12羽―
一期最終話。
冒頭のマーケットは高校生組だけなので、ラビットハウスで留守番してる姉弟とティッピーメインになりました。
職業インタビュー編では、ココア、マヤ、メグ、リク、カケルの珍しい組み合わせになりました。
三人がボケ倒すので、リクとカケルは専らツッコミでしたね。
こいつらまでボケだしたら、収拾がつかなくなります。
チノの看病編では、最後ということでどう締めくくるかすごく悩みました。
ラストは双子なので二人で言うという形にしました。
―最後に―
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
では、2期でお会いしましょう。
テクトでした!