ご注文はうさぎですか?―ラビットハウスの看板姉弟― 作:テクト
ある日のラビットハウス。
ココアが見ている窓の外は雨が降っている。
「こんな天気なのに、遊びに来てくれてありがとうね」
ラビットハウスにいる客は制服の千夜とシャロの二人だけだ。
「ちょうどバイトがなくなっただけだし」
「でも、私たちが来たときは晴れていたのに」
「誰かの日頃の行いのせいね」
「シャロちゃんが来るなんて珍しいことがあったからかな」
「うぇっ!?」
皮肉たっぷりに向かいに座ってる幼馴染に言ったつもりが、まさかのココアによって直球で返される。
「おまたせ。コーヒー苦手なのに大丈夫なのか?」
「紅茶もありますけど」
「す、少しなら平気です。雪兎くんもありがとう。大丈夫よ」
(先輩が入れてくれたコーヒーだもの)
シャロは目をキラキラさせながらコーヒーカップを手に取る。
――数分後
「みんなー!今日は私と遊んでくれてありがとうー!イェーイ!」
そこにはすっかり出来上がったシャロがいた。
(すごい…。ほんとに酔ってるみたいだ…)
シャロのすさまじいテンションに唖然となる雪兎。
「時間が来たらいつでも来てね~」
「いいのぉ~!?いくいく~♪あっ!」
ココアと話してた思ったらチノの方に駆け出しそのまま抱き着く。
「チノちゃんふわふわ~♪」
チノの頭に頬をこすりつけるシャロ。
さすがのチノもされるがままになっている。
(ココアが二人に増えたみたいだ…)
チノに満足したのか、シャロは雪兎に目をつける。
「雪兎く~ん!」
「おわっ!?しゃ、シャロさん!?」
「う~ん♪雪兎くんもふわふわ~♪」
今度は雪兎に抱き着き、頬をこすりつける。
「あっ、ちょ、ちょっと、シャロさん!離れてください!」
「や~♪」
何とかシャロを引き剥がそうとするが、がっちりしがみついておりびくともしない。
女の子特有の柔らかさといい匂いがするが、とにかく気にしないように雪兎は耐える。
「んふふ~♪…く~…」
ある程度経ったところでシャロの力が急に弱くなったと思ったら、シャロは雪兎の寄りかかったまま寝ていた。
「…はぁ。やれやれ」
「お疲れ様、雪兎くん。手伝うわ」
雪兎はため息をつくと、シャロを支えて立たせようしたところで千夜が手伝いに入る。
2人でシャロを席に座らせる。
「ありがとうございます。千夜さ――痛だだっ!?」
千夜にお礼言おうとしたときに痛みが走る。
振り返るとチノがむくれ顔で雪兎の脇腹をつねってた。
「え?え!?ね、姉ちゃん!?」
「あらあら」
「……」
「いや、シャロさん酔ってたから――痛い痛いっ!」
「…雪兎、不潔」
「不可抗力だから!――痛たたたっ!」
「あっ!チノちゃん!?」
チノはぷいっとそっぽを向くとカウンターの方へと歩いて行ってしまった。
ココアはそんな様子のチノの後を追っていった。
「…はぁ、全く」
「あんなチノ、初めて見たな」
「あの怒り方、ラビットハウスだと初めてですね」
「外ではあるの?」
「他の女の子と喋ってたときとかあんな感じになりますね」
リゼと千夜は顔を見合わせると、二人とも笑いだす。
「えっと、どうしたんですか?」
「チノちゃんの説得は大変そうね」
「まぁ、頑張れよ雪兎」
「?」
その後、雪兎はチノに謝って許してもらうのだった。
―――――――――――――――――
「雨が強くなってきたねぇ~」
「風もです」
雨の中、客が入ることもなく、千夜とシャロだけの状態が続いていた。
しかし、時間が経つにつれて雨は強くなっている。
「これだと帰るだけでも大変そうです」
「迎えを呼ぶから、家まで送ってやるよ」
リゼの提案を受け入れようとするが、千夜はあることを思い出す。
『家バレしたくなぁーーーい!!』
シャロがみんなに自分の家が物置であることにバレたくないということを。
「いえ!私が連れて帰るわ!」
「えっ。大丈夫なんですか?」
雪兎の心配をよそに、千夜は眠っているシャロを背負いラビットハウスを出る。
しかし、数歩進んだところで力尽きてしまった。
「千夜ちゃぁーーーーーーーん!!」
力尽きた千夜と巻きこれまたシャロを救出しラビットハウスに連れ戻す。
雨の勢いは収まりそうにはなく、リゼ、千夜、シャロの3人はラビットハウスに泊まることとなった。
「お二人は先にお風呂どうぞ」
「ありがとう」
「んん~?」
びしょ濡れになった千夜とシャロに風呂を勧めるチノ。
さっきまで寝ていたシャロは自分がびしょ濡れになっている理由がわかっていないようで、若干混乱している。
「私まで泊まってよかったのか?」
「リゼちゃん、お泊り緊張してる?」
「い、いや、ワイルドなキャンプしか経験したことないから、こんなの初めてで」
「ワイルド?」
「サバイバルですか?」
千夜とシャロは風呂に向かい、残りの4人は制服を着替えて、チノの部屋に集まった。
「チノの部屋って、チノって感じだよな」
チノっとは一体…っと心の中でリゼの感想に疑問を感じる雪兎。
チノの部屋はきれいに片付いており、4人でテーブルを囲んで談笑をしている。
「あっ!」
ココアはチノ部屋を見渡していると壁にかけてある中学校の制服に目をつける。
「雪兎くん。ちょっと廊下に出てて」
「はい?」
雪兎が廊下に出て数分、入っていいよーっというココアの声が聞こえる。
「じゃーん!チノちゃんの制服着てみたよ!」
部屋に入りなおすとココアがチノの制服を着ていた。
「そのまま中学校に行っても違和感なくて心配だ」
「すごい馴染んでますね」
「ほんと!?ちょっと行ってくる!」
リゼと雪兎の感想に気分を良くしたのか、勢いよく部屋の外に飛び出していく。
「待ってください。外は大雨です」
「「そういう問題じゃない!」」
―――――――――――――――――
千夜とシャロが風呂を終えてチノ部屋に向かっていると、なぜか雪兎が廊下に座っていた。
「あら?雪兎くん?」
「どうしたの?こんなところで」
「千夜さん。シャロさん。入ったらわかりますよ」
あはは、と苦笑いをしている雪兎に首を傾げる千夜とシャロ。
「お風呂空いたから雪兎くんも入ってきたら?」
「そうですね。では」
雪兎は自分の部屋から着替えをもって風呂へと向かっていった。
「入ったらわかるって何のことかしら?」
「さぁ?」
シャロが扉を開けるとそこにはチノの制服を着たリゼがいた。
リゼは一瞬固まると顔を真っ赤にしてカーテンに隠れる。
「…これは違うっ!ジャンケンで負けて!」
「ほわあぁぁぁぁ……!」
シャロの目がかつてないほどキラキラしていた。
「じゃぁチノちゃん。お風呂行こうか」
「はい」
「おっ!おいっ!」
「あら、お風呂なら雪兎くんが入ってるわよ」
「雪兎はすぐ上がってきますから、準備して少し待てばちょうどいいはずです」
「いっそ一緒に入っちゃおうか、チノちゃん」
「それはダメです」
「えぇ~」
わいわいと雑談しながらココアとチノが部屋から出ていく。
―――――――――――――――――
香風家の風呂場。
雪兎が湯船に浸かろうとした時、ふとした考えが頭をよぎる。
(そういや普段は一番風呂だけど、これ、千夜さんとシャロさんがすでに入った湯船…)
女の子が先に入ったという考えから、突然気恥ずかしくなった雪兎はシャワーで済ませるのであった。
「雪兎くん。顔赤いよ?のぼせたの?」
「な、何でもないですっ!」
風呂から上がって脱衣所を出たところですれ違ったココアから逃げるように部屋へと戻った。
―――――――――――――――――
ココアとチノが部屋を出てしばらくすると、ドアからノックが聞こえてきた。
「は~い」
「上がりました」
千夜が扉を開けると、風呂から上がった雪兎がいた。
「…リゼさん、なんで姉ちゃんの制服を?」
「…ジャンケンに負けて…だな」
チノの制服を着ているリゼと、それをキラキラした目で見つめながら変な声を出してるシャロ。
「雪兎くんも着てみる?」
「き、着ませんよ!?」
「ふふっ、冗談♪」
千夜の提案に顔を真っ赤にして否定する雪兎。
雪兎はため息を1つこぼすと、テーブルの前に腰を下ろす。
「雪兎くん、髪を乾かすなら私がやってあげるわ」
「いいんですか?」
「ええ、任せて」
千夜は雪兎の後ろに座ると、頭に乗っているタオルを手に取り雪兎の髪を拭き始める。
前にも似たようなことがあったなっと思い出す雪兎。
「雪兎くんの髪、すごく綺麗ね」
「そうですか?」
「女の私でもちょっと羨ましいくらいにね」
「千夜さんの髪の毛もすごく綺麗だと思います」
「あら、ありがとう♪」
千夜は上機嫌に雪兎の髪を拭く。
「上がったよ~」
「まだやってたんですか」
しばらくしてココアとチノが部屋と戻ってきた。
「じゃ、じゃぁ、お風呂に行ってくる」
リゼはベッドから立ち上がり、お風呂に向かおうとココアとすれ違おうとしたとき何かに気づいたのか足を止める。
「ん?なんか、ココアの匂いがするぞ?」
「にゃはは。私の匂いってなにー?」
「飲むほうのだよ!」
「ばーん!入浴剤でしたー!」
ココアが取り出したのは封の空いたココアの入浴剤だった。
「これでリゼちゃんも甘い匂いに♪」
「余計なことを…」
ココアに対して呆れ気味のままリゼは部屋を出ていった。
―――――――――――――――――
リゼも風呂を終えてチノの部屋でテーブルを囲む6人。
「なんか一気に賑やかになったね♪」
「そうですね」
ココアの言葉に肯定の言葉を返す雪兎と、頷くチノ。
「こんな機会だから、みんなの心に秘めていることを聞きたいんだけど」
千夜がみんなの顔を見回しながら提案をする。
(はっ!これは好きな人を暴露する流れ…!)
千夜の様子にシャロは暴露大会になる流れと読む。
その時つい、リゼへと視線が移る。
(ちょっと待って!やだやだ!心の準備がっ!)
「…とびっきりの怪談を教えて?」
千夜が頬を上気させ、キラキラした目で発した言葉はシャロの予想の斜め上をいっていた。
(恋をしたような瞳で言うな!)
心の中で千夜に全力で突っ込むシャロであった。
「怪談ならうちのお店にありますよ」
一番に話を始めたのはチノだった。
チノがちらりと雪兎に視線を送ると、雪兎は一瞬、嫌そうな顔をするがすぐに表情を戻す。
「うえぇ~!?」
「そうなのか?」
ココアは怯えてリゼに縋りつく。
リゼも若干怯えている様子が見える。
「リゼさんとココアさんはここで働いていますけど、落ち着いて聞いてください」
迫真の表情で話し始めるチノと雪兎にシャロも耳を塞ぎ、千夜は興味津々という様子で食い入るように聞いている。
「この喫茶店は、夜になると…」
「…出るんです」
「「「きゃぁー!」」」
チノと雪兎の話の間に合わせるかのように外から雷の音が轟く。
「目撃情報がたくさんあるんです。父も弟も私も目撃しました」
「あれは、みんなが寝静まった夜中の廊下で…」
「そ、それは…?」
「暗闇に光る目…」
「ふわふわで小さな…」
「「白い物体っ!」」
(一生懸命怖がらせようとしてるけど…)
(ティッピーでしかないっ!)
リゼとココアが反応に困っている顔を見て、雪兎は表情を崩す。
チノは二人の表情が読み取れていないのか満足気な表情をしている。
(いや、絶対ティッピーだってバレてるでしょあの反応)
雪兎は姉の様子に思わずため息を漏らしそうになる。
「こほん」
チノの怪談が終わったと判断した千夜が咳払いを入れる。
「とっておきの怪談があるの。切り裂きラビットって実話なんだけど」
千夜の話が始まったタイミングで再び雷が鳴ると同時に、部屋が真っ暗になる。
「うわ!?」
「て、停電!?」
「落ち着いてください。こんな時のために」
暗闇の中、チノはどこからか取り出したライターの火をつけると、蝋燭に火をつける。
「よりによって蝋燭か!」
「姉ちゃん、懐中電灯無いの?」
「雪兎くん、ここは蝋燭の方がいいわ。うふふ、盛り上がってきちゃった♪」
怪談の雰囲気にぴったりになった部屋に千夜のテンションが上がる。
「昔、ある喫茶店に一匹のウサギが居ました。そのうさぎの周囲では次々と殺人事件がっ!」
再び雷が鳴り響くと共にラビットハウスからは悲鳴があがった。
―――――――――――――――――
「と、言うわけなの。おしまい♪」
「おおー」
千夜の会談が終わると、ココアとシャロは怯え切ってしまい、リゼも表情が引きつっている。
チノは手を耳に当てつつもいつもの表情をしており、雪兎は関心の表情で拍手をしている。
「あら。雪兎くんは平気だったかしら」
「お話が面白くて聞き入ってしまいました」
「じゃぁ、次は雪兎くんを怖がらせられる怪談を用意しなくちゃ♪さぁ、怪談はこれくらいにしてもう寝ましょ」
「ぜっ、絶対憑りつかれる…」
「じゃ、僕は部屋に戻りますので、おやすみなさ~い」
怪談はお開きになり、雪兎は大きな欠伸をすると、部屋から出ようと立ち上がろうとしたところで袖を引っ張られる。
「えっ?」
「雪兎くん!行かないでー!」
「お、お、同じ家なら、同じ部屋で寝ればいいじゃない!」
「え、えぇ~…。いや、僕、男ですから…」
涙目で雪兎にしがみついてきたのはココアとシャロだった。
「ま、まぁ、いいんじゃないか」
「雪兎くんだけ仲間外れは寂しいものね」
困惑している雪兎に対し、リゼと千夜も肯定の意を表す。
「…皆さんがそう言うなら仕方ないですね。ただし、雪兎は私と寝ること」
さすがにチノも突っぱねる訳にはいかないと判断したのか、部屋で寝ることを許可した。
「…まさか、この年で弟と一緒に寝ることになるとは」
「…それ、こっちのセリフだよ姉ちゃん」
―――――――――――――――――
深夜。
雨風は弱まることもなく、時折雷鳴が響いてる。
(寝る前に水分取りすぎたかな…)
緊張で眠れないと思っていたが割とあっさり寝入っていた雪兎は尿意で目を覚ます。
ケータイで時間確認すると夜明けはまだまだ先の時間だった。
隣りではチノが寝息を立てている。
チノを起こさないようにベッドを抜け出し、枕元に置いておいた懐中電灯を手に取り部屋を出ようした時だった。
「…雪兎くん。雪兎くん」
後ろから突然声をかけられて少しびっくりして振り返るとシャロが布団から出てきて立っていた。
「シャロさん?」
「…あ、あのね。と、トイレに一緒に行って欲しいんだけど…」
千夜の怪談話の時の反応を思い出すに、怖くて行けなくて困っていたところに自分が起きたということだろうか。
シャロは恥ずかしそうな顔でもじもじしている、
「いいですよ。行きましょうか」
「う、うん。ありがとう」
シャロは雪兎の袖を握ると二人で廊下に出る。
廊下で懐中電灯の電源を入れてトイレの方向へ二人でゆっくりと進む。
歩いていると、後ろの窓がガタガタと音を出す。
「ひぅっ!?」
「大丈夫。ただの風です、…よ?」
怯えるシャロに対して安心させるように発した雪兎の言葉が尻すぼみに止まると同時に雪兎が立ち止まる。
「え!?なに!?なにっ!?」
雪兎に何かあったのかとシャロは慌てて雪兎の背後に隠れる。
「…リゼさん?」
「えっ!リゼ先輩!?」
雪兎の懐中電灯の光の先には廊下の隅で体育座りをしているリゼの姿があった。
「ろ、蝋燭の火が消えて、動けなくなった…、わけじゃないぞ。…というか、懐中電灯あるなら…、教えて…、ほしかった…」
どうやらリゼはトイレから戻る途中に蝋燭の火が消えて部屋に戻れなくなっていたようだ。
「リゼ先輩も一緒に行きましょう」
「そ、そうだな」
リゼが立ち上がろうとしたところで雷鳴が轟く。
「「ひゃぁー!!」」
リゼとシャロはびっくりして両側から雪兎に思わず抱き着いてしまう。
「むぎゅ…」
「はっ!雪兎!こ、これは違っ!」
「ゆ、雪兎くん!ごめんね!」
「…いえ、気にしてません。気にしてませんから」
二人は慌てて雪兎から離れる。
平静を装っている雪兎だが少し顔が赤くなっている。
柔らかかったとか、いい匂いがしたとか、いろいろ頭に考えてしまうが思考から振り払う。
「…こほん。と、とりあえず、さっさと用を済ませて戻りましょう」
「え、ええ」
「あ、ああ」
―――――――――――――――――
カーテンが開く音と共に部屋の中に朝日が差し込む。
「おはよう、チノちゃん」
「おはようございます」
朝一番に起きたチノがカーテンを開き、続いて起きたのは千夜だった。
「…うーんっ!」
「おはよう…」
千夜が伸びをしていると次に起きてきたのはシャロ。
「シャロちゃん、寝言で今日は特売なんだって…」
「そ、そそそ、そんなこと言っててもここで言うなー!」
千夜が口走りそうになった言葉をシャロは慌てて千夜の口を押えて遮る。
「う、う~ん」
周りが騒がしくなってきたからか、リゼも目を覚ます。
そして、ふと扉の方を見るとまるで土下座のような格好で寝ているココアがいた。
その顔は、それはそれは気持ちよさそうに寝顔をしている。
「…なんで、あんな場所に?」
「匍匐前進の夢でも見ているんでしょう」
「雪兎くんは?」
「まだ寝てます」
全員がベッドの方へ向くと、こちらも安らかな寝息を立てて眠っている雪兎がいた。
「あら、かわいい寝顔ね♪」
「雪兎くんって朝苦手なの?」
「はい。毎朝、私が起こしています」
「話しには聞いていたが、本当に苦手なんだな…」
これだけ騒がしく話をしていても起きる気配のない雪兎。
千夜はケータイを取り出すと雪兎の寝顔を写真に収める。
「ちょ、ちょっと千夜!」
「可愛かったからつい♪」
「いえ、問題ありません。姉権限で雪兎の寝顔を撮ることを許可します」
「姉権限!?」
「雪兎の寝坊助は相当です。ちょっとは直してもらわないと困ります」
「なら、誰が一番可愛く撮れるか勝負しましょ♪」
「なんで勝負になるのよ!?」
そのあとは雪兎の寝顔撮影会となり、何かとこのことをいじられることになる雪兎だった。
お泊り編でした。
男オリ主といえばこの回ですよね~。
チノちゃんに似てちょっとクールなところもある雪兎くんですが、多感な時期なのでついつい意識してしまう感じを目指してみました。
何かと書き直したり付け加えたり削ったりと中々に難産な回でした。