魔法先生ネギま! ―二つの顔は誰の為?―   作:黒薔薇=神羅

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十二話

 

「何時になったら教えてくれるんだよ、わざわざ本国首都まで来てさ・・・」

 

「あってほしい人がいる・・・協力者だ」

 

「協力者?」

 

「そうだ」

 

突然声がした方を振り向くと

 

「マクギル元老院議員!」

 

「いや、ワシでは無い・・・主賓はあちらのお方だ・・・ウェスペルタティア王国・・・アリカ王女」

 

ちらっとアリカ・・・もとい母さんを見て

 

ちらっとナギ・・・もとい父さんを見ます

 

おや、ナギ・・・ボーっと見つめてどうしました?一目ぼれですかね?

 

まぁいいですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ワハハハハハハ、上手い事やりやがって!こんガキャ!」

 

「あぁ!?何の話だ!?」

 

「とぼけんじゃねーよ、お姫様とイチャイチャキャイキャイおしゃべりしれたろーが!」

 

「してねっつの、なにがイチャイチャだ!バカ!」

 

「なーに言ってんだよ、俺なんか・・・

 

―気安く話しかけるな下衆が!―

 

だぜ~~~~~?・・いや、ありゃ良い女だぜ、一本芯の通ったな」

 

「頭大丈夫かジャック?俺ぁあんなおっかねぇ女見たことねェぞ?」

 

「グハハハハハハハそーゆートコはまだまだカワイイ餓鬼なんだよな!てめーはよ!」

 

「んっだそりゃ!意味わかんねぇ、触るなっつーの!勝負すっか?てめ!」

 

「なかが良いですね・・・」

 

「あぁ・・・なかよさそうだな・・・」

 

私と詠春は呆れてジト目で見てます

 

「しかしよ、ワスペルタティアの王女って事はアレか?例の姫子ちゃんの姉君ってことかよ?」

 

「いや・・・姫子ちゃんの事は・・・なんか話しにくいみたいだった・・・」

 

「へぇ・・・?」

 

「アリカ姫・・・か」

 

アリカ姫・・・ねぇ・・・母さんになるのはいつでしょうか・・・?

 

まぁそんな風に呼べる日は来ないと思いますがね・・・

 

そう思いながら私はその場を離れました・・・

 

私に視線を移していたナギに気付かずに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帝国と連合に板ばさみにされた王国

 

ウェスペルタティア王国

 

その国の王女は戦争を止めるために調停役となり交渉をした・・・

 

しかし―それは叶わず今も戦争は続いている

 

「要するに、戦争をやりたい奴らが

るんだろ?まーた『あいつら』か?」

 

「『完全なる世界』帝国・連合だけでなく、歴史と伝統のオスティア内部まで、新派がいるようだ・・・」

 

「世界全てが彼らに操られているかのようです・・・これは・・・思ったより根が深い・・・」

 

戦争をやると儲かる組織・・・

 

つまり武器商人の組織か―またはマフィアか―と踏んでいたのだが・・・道も違うらしいです

 

それでちょうど休暇中だった私たちは『完全なる世界』の実態を掴むために調査を始めました

 

私は面倒だったのでラカンと一緒にバカンスを楽しみました

 

ナギは・・・アリカ王女―もとい母とデート?というか・・・アリカ王女が一方的に買い物に付き合わせるという形で休日を満喫していました

 

「このまま仲良くやってくれると嬉しいですね・・・」

 

私は遠見の魔法で二人を見ている

 

「ギリギリ・・・かな・・・?」

 

一応アーティーファクトで見つからない様に偽装はしているが・・・

 

 

 

 

 

 

その後もなんとか見つからずに二人を見ている事ができた

 

「しかし、本当にあの二人が結婚するのでしょうか・・・」

 

私は一人部屋で呟く

 

もちろん答える者は居ない

 

「もし、二人が結婚しなかったら・・・私とネギは居ない・・・ということになるのでしょうか?」

 

分からない、私という者が介入した結果未来がどう動くのか・・・

 

願わくば同じであるように―

 

 

 

 

私は町に出ていた

 

「まいどありー!」

 

なんか美味しそうだった肉まん的なものを買ってそれを齧る

 

「・・・美味しい・・・・・・」

 

意外といけたので先ほどの店に戻ってもう一二個買う

 

しかし、さすが首都だ人は多いわなんやらでスリなんかも簡単に仕事が・・・

 

「おっとお嬢さん、スリはダメだよ?」

 

懐に忍び込んできた手を掴み注意する

 

みなりから見て孤児か・・・

 

私が腕を掴んで見下ろしていると怖いのか怯えている

 

「・・・来なさい」

 

そういって郊外まで移動する

 

「さて、貴方学ぶ気はありますか?」

 

私は何をしているのだろう?

 

少女に聞くと彼女はコクリと頷く

 

「わかりました、では貴方をアリアドネーへ送ります」

 

そう言った瞬間私は

 

「『テレポーション』」

 

跳んだ―

 

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