魔法先生ネギま! ―二つの顔は誰の為?―   作:黒薔薇=神羅

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十四話

 

さて、さすがにボロボロの服のまま買い物に行くのはいかんせん不味い

 

ならばどうするか?

 

『創造―服』

 

作ればいいのです!

 

簡単にワンピースで良いですかね・・・

 

色は白、両肩のところに薄いピンク色のリボンの付いたものを出した

 

「これに・・・って、んー・・・」

 

さすがにお風呂とか・・・入って無いよね・・・?

 

此処もオリジナル魔法で行きますか・・・

 

『創造―魔法―浄化』

 

そう言った瞬間フィルの体が光り輝き・・・

 

本来の美しさを取り戻しました!

 

いや、可愛いですね・・・きっちゃない時もかなり可愛かったんですが・・・

 

さらりとした赤毛の髪の毛、くりっとした青の瞳・・・やばい・・・可愛すぎる・・・

 

「じゃぁこれに着替えて?」

 

あれ?なんで疑問形なんだろう・・・まぁいいか

 

私がそう言うとフィルは可愛くコクリと頷くとワンピースに着替える

 

 

そうして、着替え終わったフィルは・・・

 

「可愛いーーーーーーーーー!」

 

何この天使マジ天使!

 

可愛すぎです、このワンピースは正解でした!

 

読者の皆さんには伝わらないかもしれませんが、この可愛さは・・・マジ天使です!

 

 

 

あれ?なんか冷めた目線を感じる・・・

 

・・・仕方が無い程々にしておこうか

 

「じゃぁ行きましょうか」

 

私はそう言いつつフィルの手を握り買い物へと向かった―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガヤガヤガヤガヤ

 

アリアドネーのショッピングモールに来ております

 

ガヤガヤガヤガヤ

 

人がとても多いです

 

今は彼女の私服をもう少し買いこみ、下着も買いその二つの荷物を抱えつつ杖を買いに杖屋に来てます

 

「すいません、この子にあった杖ってわかりますか?」

 

ちょっとお歳の行ったお爺さんがカウンターに居たので声をかける

 

「ふむ・・・少々お待ちなされ」

 

お爺さんはフィルを一瞥すると店の奥に引っ込んだ

 

 

「ん?」

 

なんとなく視線を泳がせていると値札が見えた

 

 

100万ドラクマ

 

 

え・・・

 

 

50万ドラクマ

 

 

え・・・

 

 

150万ドラクマ

 

えぇ・・・

 

た、高い!何これ!高いよ?!

 

まぁ財布は軽くなっては要るが簡単に買える金額がまだある、銀行口座にも結構貯まっている・・・はず・・・

 

さりげなく焦っていると

 

「お待たせしました」

 

お爺さんが大きな長い箱を持ってきましたよ?

 

「こちらはどうでしょう?」

 

そう言いながら開いたその箱の中には・・・

 

「すごい・・・」

 

正直それしか言えません

 

なんて言えばいいんでしょう?

 

ただただ素晴らしい杖としか言い得ません

 

杖の上部は炎のような形になっていて、そこからほんのりと火の精霊を感じる

 

「こちらは火の精霊が宿ると言われた霊樹から作られた杖でございます」

 

そう言いながらお爺さんはフィルに杖を渡す・・・すると・・・

 

 

ッゴ!!!

 

「わぷ!」

 

杖を握ったフィルから急に風が怒り・・・

 

「っちょ、燃えてる!燃えてるよ!髪の毛燃えてるー!」

 

青い炎がフィルの髪を燃やして・・・?

 

ん、まてよ?

 

ちょっと違和感を感じたので魔眼を起動させて見てみると・・・

 

 

精霊が踊っている・・・

 

正確には精霊がフィルの体の周りをグルグルと回っている

 

これは・・・?

 

「やっぱりそうか・・・お嬢ちゃんは火の魔法が得意なんじゃろうな」

 

お爺さんがなっとくという顔をしております

 

「お代は要らぬ持って行きなさい」

 

「いや、ちゃんと「持って行きなさい」」

 

有無を言わさぬ顔です・・・

 

「で「ならば次杖を買う時も此処に来なさい」」

 

言う前に先に言われました・・・

 

「わ、わかりました・・・杖が居る時はこちらに足を運ばせていただきます・・・」

 

まぁたぶんこれからも増えるだろうし・・・

 

「うむ、よろしい」

 

お爺さんはそう言うとフィルの目線になるように膝を曲げて

 

「いいかいお嬢ちゃん、大事に使っておくれ?」

 

頭を撫でながら笑顔で言いました

 

やばい、このお爺さんに惚れそうだ・・・

 

軽くかっこいいんですけど・・・

 

そうして杖を買って?もらえて上機嫌なフィルを連れてさらに私たちの買い物は続く―

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