魔法先生ネギま! ―二つの顔は誰の為?―   作:黒薔薇=神羅

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十六話

 

「ふぅ・・・」

 

フィルをアリアドネーに入学させて逃げるように本国首都まで転移する

 

「さてさて・・・こっちはどうなってるのかな」

 

そんなに時間は過ぎていないはず・・・

 

「とりあえず・・・下に降りますか・・・」

 

そう言って泊っている施設のリビング的なところに下りて行く途中で

 

ドォォォォォォォォン

 

「ん?」

 

なんでしょう・・・地響きが・・・

 

急いで降りるとガトウとラカンが居たので・・・

 

「ガトウ!今の爆発は?」

 

「いや、わからん・・・だがしかし今あっちには姫様とナギが買い物に」

 

その言葉を聞いた瞬間

 

「なんだ・・・だったら平気か・・・」

 

原作通りならナギが敵を潰して証拠を持って帰るハズ・・・

 

「いや、だったら平気って・・・姫様が巻き込まれてるかもしれないのだぞ!」

 

「いや、平気でしょ?バカがついてるし・・・」

 

それに事実遠見の魔法を展開していて二人とも無事なのはもう見てるし・・・

 

今だってナギが敵を潰しに行こうとしたら姫様が止めて一緒に行くと言ってるし

 

「平気平気、じゃぁ私はひと眠りするわ」

 

そう言って手をひらひら振りながら自室へと戻って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その数時間後・・・

 

 

「・・・で」

 

あー詠春が・・・

 

「貴様は一昼夜アリカ王女殿下を連れまわした挙げ句!その敵本拠地とやらを壊滅させてきたのか!」

 

〈本日未明正義の味方を名乗る謎の男が―〉

 

投影型テレビが何か言っているが全員でスルー

 

「敵の下部組織を潰しても意味はない!何のために秘密裏に調査していると!大体万が一王女殿下にお怪我でもあったらどうする気だ!!」

 

詠春が・・・凄い剣幕で怒っています・・・

 

私ですか?ラカンと一緒に椅子に座ってニヤニヤしてますよ

 

「姫さんノリノリだったぜー?楽しかった―とか言って」

 

「嘘をつけっ!」

 

その後も数秒詠春の説教が続いたが・・・

 

「詠春さーん!」

 

二人の子供によって詠春は黙らなければならなかった

 

「あの怖い冷血お姫様が今廊下で僕に向ってニッコリ・・・僕ビックリしちゃって!あ、なんかナギさんにお礼を伝えて、だそうです!確かに笑いましたよね?」

 

「うむ驚いたのじゃ」

 

タカミチとゼクトがナギの裏付けを取りました

 

「な?」

 

詠春は本当の事だとわかって黙ってます・・・しかも後ろでアルが笑ってる・・・

 

「それにな!」

 

懐をゴソゴソやり始めるナギ

 

「ん?」

 

もっとゴソゴソやり始めるナギ

 

「おっ?あれ?」

 

目的の物が無いようですね・・・

 

「ナギ?これですか?」

 

すかさず私は先ほど廊下で拾った巻物を取りだす

 

「あぁ・・・!それだそれ!何処に有った?」

 

「普通に廊下に落ちていましたよ?」

 

私はナギに渡して再びラカンの隣に座る

 

そしてナギを見ていると場を仕切り直す咳をして

 

「ちゃんと証拠も見つけて来たぜ?」

 

巻物を開いて証拠を示す

 

「な・・・それは・・・」

 

そう、それは完全なる世界の確たる証拠・・・そしてこの戦争を止める事の出来るワンピース

 

まぁ・・・止められないんですがね・・・

 

私は冷めてしまった紅茶を飲みつつ・・・さて、いよいよフェイトの出番だなーなんて気軽に考えていました・・・

 

世界の修正力が働き始めているのに気付かずに・・・

 

 

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