魔法先生ネギま! ―二つの顔は誰の為?―   作:黒薔薇=神羅

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十七話

 

姫様に両頬をひっぱたかれたナギをラカンと一緒に笑った後

 

いざ、戦争を止めるために議員のところに行ったのだが・・・

 

「法務官は・・・来られぬ事となった・・・」

 

「・・・・・・ハ・・・?」

 

予想外の言葉に思わずガトウが固まる

 

「・・・あれから少し考えたのだがね・・・せっかくの勝ち戦だ、ここにきて・・・慌てて水を差すのもやはりどうかと思ってねぇ・・・」

 

「は、はぁ・・・」

 

「いや、その・・・」

 

俺達の反応が薄いので戸惑ったのか一瞬目をさ迷わせる

 

「私の意見では無い、そう考える者も多いという事だ・・・時期が悪い、時を待つのだ君たちも無念だろうが手を引いてな・・」

 

んーでもねぇマクギル議員・・・よーく目を見ると・・・完璧に化けきって無いですよ?

 

目がフェイトのまんまです

 

「まちな!」

 

「ん?」

 

「あんた、マクギル議員じゃねぇな?何もんだ!」

 

そう言った瞬間ナギが議員の頭を燃やす

 

「ちょ・・・」

 

ガトウとラカンが固まってます・・・

 

「ちょーーーーーーーーっ!?ナギおまっ!なにやってんだよ!元老院議員の頭いきなりもやして!お前!」

 

「バーカよく見ろよおっさん」

 

「ですねぇ・・・」

 

そう言いながら私も臨戦態勢を取る

 

「よくわかったね、千の呪文の男・・・こんなに簡単に見破られるとは・・・もう少し研究が必要なようだ

 

ちなみに、本物のマクギル元老院議員は残念ながらメガロ湾の底だよ」

 

「てめぇ!」

 

瞬間ナギが瞬動で殴りかかろうとしますが・・・

 

「通しませんよ」

 

「くらえ」

 

火をまとった男と水をまとったとこが間に入り

 

魔法でナギを後退させるか?と思いきや・・・

 

「させないよ!『障壁!』」

 

ナギの両サイドに障壁を張る

 

「ぬ!」

 

「ぐ!」

 

そのまま障壁に当たった魔法は二人の男に反射する

 

「さんきゅ!ギン!」

 

ナギはそのままフェイトに殴りかかろうとしますが―

 

「甘いな・・・最速の魔術師、千の呪文の男」

 

そんな声が聞こえたと思ったらフェイトの目の前にダンディなオッサンが現れて

 

「ふん!」

 

ナギを殴り飛ばす

 

そしてそのまま流れるように腰にある剣を抜くと私に投げて来る

 

「っく!『障壁―曼陀羅』」

 

私はフェイトが張っている障壁と同じように障壁を張りますが・・・

 

ザクッ!

 

「何・・・」

 

その剣は障壁をすりぬけて私の肩に刺さった

 

「こいつらつえぇぞ!」

 

起き上がったナギがガトウとラカンにいい放つ

 

「っは!だが生身の敵だ!政治家だ何だとガチ勝負できない敵に比べれば

 

万倍!!!

 

戦いやすいぜ!!!」

 

「っふ・・・」

 

ラカンが大剣を出すと同時

 

「わ、わしだ!マクギル議員だ!うむ、反逆者だ!あぁ、うむ・・・確かだ!奴らに暗殺されかけた!は・・・早く救援を頼む!

 

赤き翼全員帝国のスパイだった!軍に連絡を!」

 

「げ・・・」

 

「やられましたね・・・」

 

私は剣を引き抜いて立ち上がる

 

『おらあああああああああああ!』

 

ラカンとナギが突撃、私とガトウは後ろから援護をしようとしますが・・・

 

「君たちは少しやりすぎたよ、悪いが退場してもらおう」

 

フェイトが手を上げた瞬間

 

ゴッ!!

 

「ぐっ」

 

予想していたように建物ごと吹き飛ばしてくれたのですが・・・四人目のおっさんがさらに剣を投げてきてそれが私にクリーンヒット

 

左肩にも剣をもらいました

 

「昨日までの英雄呼ばわりが一転!反逆者呼ばわりか・・・ヌッフッフッフいいねぇ人生は波乱万丈でなくっちゃな」

 

ず・・・随分と気軽に言ってくれますね・・・ラカン・・・

 

「タカミチ君たちは脱出できたかなぁ・・・?」

 

やはり歴戦の差というものでしょうか、ガトウとナギも平然としています

 

ん?私はどうしてるのかって?

 

両肩からドクドクと血を流しながらナギに抱えられてます

 

正直に言って重傷ですよ

 

「・・・姫さんがやべぇな」

 

えぇ・・・アリカ姫がやばいですね・・・

 

しかし私もやばいのですが・・・?何時までも水に浸かってたら・・・血が・・・

 

 

 

 

 

 

私の意識は此処で途切れた―

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