彼女の記憶から精神を切った私は少女に話しかける
「貴方の全てを奪った存在が憎いか?」
私が彼女に問いかけると少女の魔力が頷くように動く
やはりそうか
彼女は人、いや魔力の反応が傍に来ると意識が覚醒するのだ
原因?分かりませんよそんなの
「じゃぁ貴方はずっと籠ったまま生きるのか?」
普段するような事じゃないから口調が荒々しくなっている気がする
この問いにも物言わぬ少女の代わりに魔力が動く
「たとえ自分を受け入れる存在がいるとしてもか?」
この問いには動かない
「私は貴方を受け入れよう、もちろんうわべだけの事じゃ無い
貴方を愛し貴方の為に貴方を叱ろう
貴方の死んだ母の代わりとは言わぬが精一杯愛そう
それでもダメか?」
少女は迷っているようだ・・・
「では先ほど老人が亡くなった、それは貴方を助けるために死んだのだ
その老人の願いをむげにするつもりか?
貴方を助けるようにと私に頼んだ老人の最後の願いを」
そう言うと少女から若干の反応が返る
「そうだ、貴方を愛した人は母だけでは無いお前を此処に連れてきた老人も愛してくれていた、そして私も貴方を愛そう」
そう言いながら少女の額に触れる
すると彼女の意志が流れ込んで来る
―愛されたい、愛してほしい
「だったら魔力を抑えなさい」
―出来ない、分からない、どうすればいい
一言一言絞り出すような意志が手を伝わって私に伝わる
「自分の体から出る魔力を認識しなさい、それは貴方の物です
今は勝手に暴れているだけ、貴方がその魔力に命令すればすぐに収まりますよ
?」
私は基本的な事を教える
―分かった
一言了承の意志が流れ込むと同時
放出されていた魔力がだんだんと収まっていく
「そうそう、その調子」
どんどんと魔力が抑えられて行く
「もうちょっと、頑張りなさい」
少女の額から両手に手を移して励ます
今まで放出されていた魔力がほぼすべて抑えられた時
「ありがとう」
一瞬誰がしゃべったのかわかりませんでした
でも彼女を見てみると泣きそうな顔でこちらを見ていました
「どういたしまして」
私は満面の笑顔で返しました
さて、彼女の魔力も抑えられたので・・・
そう!晴れてこの城は私の物!
思わず叫びそうになりましたが自重・・・
ちなみに少女の名前はクーミル・アミルだそうです
可愛いですね
そんなこんなでここ数日家事を教えています
料理はちょっと危険なので洗濯や掃除から、ちなみに掃除の練習場は困りませんでした
だって、城じゅうの部屋が埃だらけ
一体何年放置したんでしょうね?
あ、寝たきりだったから体は大丈夫だったのかって?
えぇ、それが大丈夫だったんです
後でわかった事なのですがどうやらあの部屋には特殊な魔法がかけられている様で、私には魔眼を使っても仕組みは理解出来なかったのですが高度な魔法がかかっているようです。
だから長年食べなくても平気だし成長もしなかったようです。
なんか食べまくっても太らない的な事に使えませんかね・・・?
え?使っちゃダメ?残念
次に投稿するのは、主人公たちのプロフィール的な物
その次は、魔道具や魔法・技に関する解説的な物
を投稿しようと思っております。
続きさっさと出せよ!と言う御意見があれば次話を修正して出しますが、それも今月中・・・は無理なので来月中旬頃・・・かと思います。
プロフィール等は出さないと諸々がやばいんでなるべく今月中に出します。
それと一部矛盾点等を直しました(まだ手をつけていないところアリ)再び読む必要はありませんそれほど変わっておりませんゆえ。
どこか変なところありましたらお教えください<m(__)m>
それでは指摘や矛盾点の指摘、感想お待ちしております。
>myure様
数々の矛盾点や不可思議な点などご指摘有難うございました、今この場で感謝とお礼の言葉を述べさせていただきます。
御手数ですがこれからも何かお気づきの点ありましたらお知らせください。
2012/09/17 問題点修正