アルビレオsid
帝国と連合が衝突しているそんな中
ちょうど中心あたりに大きな魔力の塊が出現した
「なんだあぁ?」
ナギもそれに気付いたようですね
「まぁこちらの兵器か・・・あちらの兵器か・・・」
「まぁどの道やばかったら俺らにお鉢が回って来るだろ」
そう言いながらのんびりとしているナギ
詠春は軍の司令部に居る
「しっかし姫子ちゃんどうすっか・・・」
姫子ちゃん・・・此処はあの女の子の事を言っているんでしょうね・・・
「おや?」
詠春が戻ってきましたよ?
「ナギ、アル上からの命令が来た突如出現した謎の魔力反応を無効化しろ、だと」
謎・・・ですか・・・
「りょーかい、じゃぁ行きますか!」
そう言い私たちは前線へと向かった
「すごいですねぇ・・・」
はっきり言うと悲惨と言うべきほうが正しいのかもしれない
何か影のような狼の姿をしたものが両軍の兵士を食らっている
「オラオラオラー!」
ナギはいつものようにバカでかい魔力を使ってなぎたおして行く
「まぁ私は楽が出来ていいのですが・・・」
そう言いながらその影が現れ続けている先を見つめる
「どうやら、面白い事になっているようですね・・・」
ナギと詠春にまかせて私は楽ですし
「働いてください!アル!」
おっと詠春に言われてしまいました・・・
私も働きますか・・・
そうして重力球を使って倒して行く
そして後100mぐらいというところで影が全て消え去った
「おや・・・」
驚いて足を止めるとどうやらあの影達の主がこちらを見据えている
「なんだ、あいつは・・・狐の面など被って・・・」
詠春は分かっていないようですが・・・
かなり異質な・・・それでいてかなり純度の高い魔力を持っているようです・・・
するとナギが先行して近づいていきました
「なんだ、なんだこりゃぁ・・・」
ナギが話しかけようとしているのかわからないが・・・話しかけている事にしよう・・・
「なんだ、バカですか・・・」
「ちょ!確かに俺は中退だが!」
「それをバカと言わずして誰が馬鹿になるんです?」
あ、思わず悪口癖が・・・
「なんですか・・・今度は変態ですか・・・?」
むぅ・・・
「それは言えてるな」
詠春が来ると
「むっつりスケベ・・・」
っぷ・・・確かにそうですね
「斬岩剣!!!」
ガァァァァァン
詠春が珍しく怒りましたよ
「いきなり切りかかって来るとか何事ですか」
おやおや、暴言を吐いたのに棚上げですか・・・
「ほらほら詠惷女性に失礼ですよ?出会っていきなり切りかかるとか」
そう言って詠春を注意していると
「で、あんたは敵か?味方か?」
ナギが単刀直入に聞いきました
「敵・・・って言ったらどうします?」
予想外の回答に
「もちろん潰す」
躊躇なく回答しましたよ
「ふむ・・・」
何かを考えるそぶりをした彼女は・・・
「敵では無いですが・・・戦いたいですね・・・あなたと」
そう言った瞬間彼女から殺気と魔力が膨れ上がる
「おぉおぉ、餓鬼のくせにすげぇ殺気だな・・・やるか?」
「では、こちらから」
そう言うと彼女は面を外しました
なんと、幼いながらに美人では無いですか!
「魔眼持ち・・・魔族か?」
「いいえ、人間ですよ?」
しかも魔眼持ち・・・人生の収集してみたいですね、彼女の・・・
そうしてしばらくナギと彼女が戦っているのを眺めていると
「ぬおォォォォォォ!!」
「キャァァァァァァ!!!」
魔法の衝撃で彼女が飛びました・・・いや、飛ばされました
それをナギが受け止めたのですが・・・
「何やってるですか・・・」
「何やってるって・・・助けたんだが?」
「放せ!!!」
バシン!
「ぐはぁ!」
捻りを利かせた平手が難なくナギの顔に入りました
「あるぷろれらぁぁ!!」
なんのわけのわからぬ声を出しながら地面を転がっていく
「ナギダメですよ?女性はもっと丁寧に扱わないと」
そう言いながら私たちは近づいていく
「いてててて・・・だから飛ばされたときに受け止めたんだろうが・・・」
何事もなかった・・・とまでは行かずに頬をさすりながら戻って来るナギ
「何をしたんですかバカ!」
どうやら彼女は混乱しているようです
「あぁ・・・残念だが魔法はしばらく使えないぜ?」
そう言いながらナギが彼女を立たせる
「ちょっと珍しい魔法具が手に入ってな、実験させてもらった」
そう言いながら魔法具を出す
「っく!」
それを見せた瞬間目にもとまらぬ速さで彼女がそれを奪い破壊した
「あぁぁぁ!!!」
「ちょ、それ!!」
「ふん!」
まぁ当然でしょうね・・・
「で、どうするんです?ナギ」
「どーいうこった?アル」
「どーいうことって・・・彼女の事ですよ、魔法をあなたが封じてしまったんですこんな所に放りだしたら・・・よくて戦死、悪くて強姦・・・ですかね・・・」
「でしょうね」
詠春が赤面せずに珍しく会話に入って来ましたよ
「ん・・・?魔法を封じた・・・?」
彼女が首をかしげる・・・どうしたんでしょう?
「ッ!まさか!」
「どうしました?」
なんか急にうろたえ始めた彼女が気になって来ます
「やっ!こっち見るな!!」
彼女は体を隠すためか蹲った
「おやおや、こんな所でストリ「違うわ!!!」じゃぁなぜ?」
「魔力で編んだ服なの!魔力がなかったら維持できないに決まっているでしょう!」
そう彼女が叫ぶと同時に
ガァァァァァァァン
私たちの傍に砲弾が降って来ました
私たちはとっさに障壁を張りましたが・・・彼女は・・・
飛んでます・・・
「よっと・・・」
それをナギがローブに来るんでキャッチしました
「気絶しちまったな・・・」
まぁ当然でしょう
「で、どうするんですこの子」
「どうでしょう?仲間に入れるというのは」
「何を言っているんだアル?」
詠春が聞いてきますが・・・何を考えているって・・・面白そうとしか思って無いですよ、何も考えていません
「確かにちょうどいいかもな、姫子ちゃんの相手をしてもらおうか」
そんな風に私とナギの判断で彼女を仲間にする事が決定しました
フフフこれからが楽しみですね・・・
アルビレオsid END