「う・・・うぅ・・・?」
意識が覚醒してゆきます・・・
「おっ目覚めたか・・・?」
そして目を開けると目の前には・・・赤毛のバカ・・・元いナギ・・・
「何してるんですか・・・」
ジト目で見てやる
「いや、起きたんだったら下に来いよ?」
そう言ってナギは出て行きました
「むぅ・・・」
そして寝ていたベッドから降りて・・・
「っ!」
裸でした・・・二つの可愛い丘が綺麗です・・・
「ってオイ!」
自分に自分で突っ込みつつさて服をどうしようかと思案しているとー
「あーすまん服―「いやあああああああああああああああああああ」ぐはぁぁぁぁ」
突然入ってきたナギを思いっきりぶん殴ります
「らればぶろぶぼぉぉぉ」
またもやわけのわからぬ声を出しながら、今度は地面ではなく階段を転がって行きました
「はぁ・・・はぁ・・・」
魔力が無い状態だと結構キツイものですね・・・
「アデアット・・・」
カードは使えるかなーと思って言ってみると
普通に使えました
『創造―服―女物』
と言ったのですが・・・脳内でどう変換されたのでしょうか?
ゴスロリが出てきました・・・
『創造―服―ワンピース!』
作り直して黒色のワンピースを作る
「あ・・・下着・・・」
失念してました・・・
『創造―服―下着』
下着は年齢相応の物が出てきましたよ?
決して勝負下着的な物は出てきませんでした、えぇ断じて!
「さて・・・と・・・」
服を着終わった私は部屋を出てみました
「おはようございます、レディ」
「おはようです、変態」
「これは辛口ですね・・・」
「ほらナギいい加減に起きなさい」
部屋から出て階段があったので降りて行くとアルビレオと先ほど殴り落としたナギが居ました
「朝食、食べますか?」
「在るなら食べます」
そう言うとアルビレオが台所的なところに行って食器と食べ物をいくつか持ってきました、もちろんその際に転がっているナギを踏みつけてました
「モグモグ・・・」
「それで、そろそろあなたの名前をお聞きしたいのですが・・・?」
「モグモグ・・・ん・・・」
名前・・・名前・・・
さすがにアルジェは不味いと思う・・・
たしかアルジェってイタリア語で銀だったよな・・・?
「ギン・・・ギン・インゴット・・・・・・」
「ギンさんですか・・・」
「さん要らない・・・」
「そうですか、では私も改めて・・・アルビレオ・イマ、アルと呼んでください」
「ん・・・」
「おぉイテテテテ・・・・」
「やっと起きましたかナギ・・・」
「んあぁアル、嬢ちゃん―ぐはぁ!」
イラっと来たので傍にあったつまようじを投げてみました
「ナギ失礼ですよ、お嬢さん―アテ」
またもやイラっと来たので以下略
「ギン・インゴットが私の名前・・・」
ナギの頭を踏みつけて言う
「ギン・・・な・・・分かったから・・・足をどけて・・・」
さすがに本気で言っているようなのでどいて朝食を再び食べる
「モグモグ・・・」
「で、食事中に悪いんだが何であんなところに居たんだ?」
「もぐ・・・」
口の中のものを飲み込んでから・・・
「確かに悪いわね・・・で、あんなところに居た理由だっけ?私もわからないわ、気付いたらそこに居たの」
最後のは嘘だ、出る場所は教えてもらっていた
「気付いたらそこに居た・・・ですか・・・」
「転移ってことか?」
「いえ、転移の魔力は感じられませんでした」
なんか二人が話し始めたので私は食事を再開・・・
「じゃぁどうやってあれだけ強くなった?」
と思ったのですが・・・
「・・・必要に迫られたから」
じっとスプーンに乗った食べのもを見てから言う
「必要・・・?子供のあなたにそのような必要が?」
「仕方ない・・・私たちは・・・襲われた・・・人間なのに魔眼を持っていたから・・・」
ちなみにこれも嘘、体よく魔眼を使ってでっち上げてみました
「そっか・・・苦労したんだな・・・」
そう言ったナギは私の頭を撫でる
「触るな!!」
私はその手を叩く
「うおぉ、悪い・・・」
あれーなんか物語ってか悲劇の少女が出来上がってるー?
「苦労したんですねぇ・・・」
アルなんか泣いてるし・・・嘘だろうけど
「というか、あなたに自己紹介してもらって無い・・・」
私はナギの方を見て言う
「あれ?そうだっけ?」
「そう言えばそうですね」
アルにも肯定されたナギは自己紹介を始める
「ナギ・スプリングフィールドだナギでいいぞ」
そう言ってまた私の・・・頭を撫でる
「だから触るなと!」
再び叩く
「悪い悪い、癖でな」
どんな癖だどんな
「で、ギンはどうしたい?」
「どうするって?」
思わずナギを見つめてしまう
「戻る所はあるのか?無いなら俺たちと行かないか?」
戻る所は・・・有るかと聞かれれば無い
「戻る所は・・・無い・・・」
しかしこのまま行くと本当に悲劇の少女が出来上がっちまうな・・・
「じゃぁどうしますか?」
アルが後押しをして来る
「・・・」
「そうすぐには決められないよな、明日には此処を出るからそれまでに決めてくれ」
そう言ったナギとアルは出て行った
「計画通り・・・なのかな・・・」
なぜか自分の考えている通りに進む・・・しかし、どこか違うところで私の思う通りに進んでいない気がする・・・