魔法先生ネギま! ―二つの顔は誰の為?―   作:黒薔薇=神羅

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八話

コンコン・・・コンコン・・・

 

扉をノックする音がする

 

「ギン起きましたか?」

 

アルの声がする・・・

 

「ん・・・んん・・・」

 

私は横たわっている体を起こし扉へと向かいます

 

「おはようです、アル」

 

「おはようギン、朝食の用意が出来てますから着替えて降りてきてください」

 

そういうとアルは下に降りて行った

 

私は部屋に戻り

 

「アデアット」

 

イヤリング状態にしてあるアーティーファクトを出します

 

それを耳につけて・・・

 

『創造―服―戦闘用軽装備』

 

光が私の体に集まり始め動きやすく、かつ防御性に優れた服が現れる

 

「・・・胸が・・・苦しい・・・」

 

病気では無いですよ?締め付けられてるだけです

 

『創造―服―部分改善』

 

さらに言うと胸の圧迫感が取れました

 

無意識的に男の服を作っていたようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようギン」

 

「おはようナギ」

 

下に降りるとすでにナギが座っていた

 

そして私がその向いに座ると

 

「さぁさぁ食べましょうか」

 

そう言いながら詠春とアルが料理の入った食器を持ってきました・・・

 

ちなみにアルは魔法で食器を浮かせています

 

『いただきます』

 

全員でハモって・・・

 

「ガツガツガツガツ!!」

 

『モグモグモグ・・・』

 

一人だけかっ込み始めましたよ・・・

 

「はしたない・・・」

 

私は咀嚼を終え飲み込んでからナギに文句を言います・・・あ、なんか汁が飛んだ・・・

 

「そうですね、ちょっと行儀が悪いですね・・・・」

 

アルも賛同してくれます

 

「いふぉいへくふぁふぁいふぉじふぁんふぁないふぉ」

 

もはや何を言っているのかわかりません

 

「物を飲み込んでから話せ!!」

 

おぉ詠春の突っ込み!レアですよ!

 

「ん、モゴモゴモゴモゴ・・・ゴクン」

 

ん、急いで噛んで飲み込みましたね・・・

 

「で、ギン・・・お前はどうする?」

 

「あぁ、そうですね忘れてました」

 

本当に忘れてたんですね・・・アル・・・

 

「決めました、貴方達に付いていきます」

 

そう、私は覚悟を決めました

 

私が介入することによって変わるであろうこの世界の物語

 

私が行うであろうことを元に戻そうとするであろう世界の修正力と戦う事

 

ネギを・・・未来の自分・・・いや、居ないかもしれない・・・でも助けようと思う・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは今宿を出て歩いています

 

別にこの世界には竜とか空飛ぶホニャララとかが有るんだからそれを使えば・・・と思うんですが・・・荷物を持つ竜しかいません

 

アル曰く

 

「移動用のものだと食費が馬鹿にならないんですよ、空飛ぶホニャララだと燃料が同じようにバカにならないんです、だからダメです」

 

笑顔で言われました

 

んー・・・魔法具で何とかしちゃおうかな・・・?

 

そう思いながらイヤリングに触れるんですが・・・

 

「ギン、それ使うなよ?」

 

ナギに見抜かれてます・・・

 

物を作るという力はばれてはいませんが・・・強力な魔法具という事はばれてます・・・

 

「わかりましたよ!歩けばいいのでしょう!歩けば!」

 

もう半分やけです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから二週間ぐらい立ったでしょうか?

 

途中別行動をしていたナギの師匠ことゼクトと合流

 

さらにゼクトに私が極端な魔法しか使えないのが発覚

 

怒られて魔法を道中教えるということになりました

 

・・・ゼクト厳しすぎです・・・

 

そして今夕餉を作って+食べています

 

「んっふっふ~こいつか旧世界は日本のなべ料理ってやつか!」

 

そう言いながらナギは肉を次々と投入して行きます

 

「こら!ナギ!何肉を先に入れてるんだよ!」

 

詠春が騒ぎます、そんなさなかにゼクトがトカゲ肉でもいけるのかと言っていますが全員でスルー

 

「いいじゃねぇか上手いもんから先でよ、ホイホイ」

 

次々と肉が鍋の中に・・・

 

「バッバカ!火の通る時間差というものがな!」

 

「あーうっせーうっせーぞ!えーしゅん!!」

 

あぁなんかカオスです・・・

 

「フフ・・・詠春知っていますよ?日本では貴方のような物を・・・

 

鍋将軍!

 

と呼びならわすそうですね」

 

『ナベ・ショーグン!?』

 

ゼクトとナギがショック?というか驚いています

 

「わかったよ・・・俺の負けだ・・・今日からお前は鍋将軍だ」

 

「うむ、好きにするがよい全てお前に任せる」

 

そんな風に平和に食事が・・・・

 

 

 

ズガァァァァァァァァァン

 

 

「鍋がああああああああああああああ!!!」

 

鍋があったところに大剣が飛んできました

 

ちなみにすでにゆであがっている肉はアル、ゼクト、ナギの三名に全て捕食されました

 

「食事中失礼~~~~っ!俺は放浪の傭兵剣士ジャック・ラカン!!

 

いっちょやろうぜ!」

 

「なんじゃあのバカは・・・」

 

「帝国のって訳じゃなさそうだな・・・」

 

に・・・肉・・・鍋・・・

 

「えいしゅ・・・むぉぉぉ?!」

 

私の視線の先にはひっくり返った鍋を被った詠春さん・・・

 

「フフ・・・フフフフフフ・・・フ・・・・・・・・食べ物を粗末にするものは・・・」

 

「私の・・・肉・・・鍋・・・」

 

 

「どーしたー来ねーのかぁーーーー?来ねーならこっちから・・・」

 

ザンッ

 

「斬る」

 

「死ね・・・」

 

私と詠春さんは一瞬でラカンに接近

 

ラカンが持っていた剣は詠春さんがぶった切りました

 

「ちょ・・・ちょったんま!マジで強いな!ちょいまたね?』

 

「ふざけるな!やる気なら本気を出せ!!」

 

「どーでもいいです、私の食事を邪魔するなら死になさい!」

 

「っへ・・・そーすか・・・じゃぁこっちも・・・裏ワザを・・・」

 

そう言った瞬間ラカンが薬のカプセル的な物を投げてきました

 

ボンボボン

 

そして煙が出たと思ったら・・・

 

「っぶ!!」

 

あー詠春さんの弱点お色気ですか・・・

 

あっ、頭にタヌキの置物落とされて潰れた・・・

 

「関係ないです・・・!!」

 

私はアーティーファクトで作りだした刀を二本振りまわしながらラカンを追い詰めていく

 

「っちょ、あんた誰だ!!」

 

当然ですね、つい最近仲間になったばかりです、知らなくて当然です

 

「誰でしょう・・・ねっ!!」

 

体の回転を利用して剣を横に薙ぐ

 

 

ゴッ・・・バガァァァァァァン

 

せり出していた岩が斬れました

 

「オイオイオイ、でたらめじゃねーか!!」

 

「知りませんよ!えぇい!食べ物の怨み!!!」

 

『創造―奥義―桜』

 

私がそう言うと体を桜の花びらが多い始める

 

「なんだなんだなんだぁ?!」

 

ついに私の体は桜で遮られて見えなくなる

 

そうして桜の花びらが周囲に散って行く

 

「あぁ?何処だ?」

 

そこには私は居ない

 

「此処ですよ?」

 

そうしてラカンの背後にある桜の花びらが急に私になる

 

「うぉぉぉぉ」

 

「死ねと言っています!!!『奥義―桜花斬!!』」

 

「気合い防御!!」

 

ギャリリリリリリリリ

 

刀が何かにさえぎられてこすれる音がする

 

「本当にでたらめな奴ですね貴方は!!」

 

「なんだなんだ?俺の事を知っているのか?」

 

「知っているようで知りませんよ!!」

 

あらん限りの力で刀を振りぬく

 

ギィィィィン

 

「ん?」

 

嫌な音がしたと思って見てみると

 

「折れてるーーーーーーー!!」

 

はい、折れてました刀

 

「本気で殺す・・・」

 

『創造―システムキー―No.04』

 

そう言った瞬間深紅のピアノ線が私を取り巻く

 

「死ねやぁぁぁっぁ!」

 

そうしてそれを魔力で操りラカンへと振るう

 

「っふん!!」

 

だがしかしラカンの拳の風圧によって起動がずらされる

 

「嬢ちゃん強いな・・・だが、細部が甘いぞ?」

 

「っな!!」

 

ありえないことだらけに驚愕していると懐に入られていました

 

「っはぁぁぁ!!」

 

「っぐ!」

 

下からのアッパー!

 

「オラぁぁぁ!!」

 

障壁を無視して貫通して来るとか―

 

 

バグめ!―

 

 

 

 

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