ジョセフとシーザー 鞠莉に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第二部 第十三話 二人の王子様

奇跡って、案外、意外なところにあるかもしれない。

例えば、私がシーザーやジョセフと、出会ったことかしら?

 

助けてくれた今でも、感謝しても、しきれないくらいだわ。

 

「どうしたんだい?マリー?」

 

「ううん、シーザー!ノープロブレム!

何もないわ!」

 

「鞠莉、俺も見てくれないか?」

 

二人に出会ってから、私の人生は、大きく変わったの!

だって、こんなに、頼れるイケメンが二人もいるなんて、

シーザーとジョセフは、マリーにとっては、

理想の王子様みたいな人だわ!

 

「二人に出会ってから、マリーはとっても、幸せだわ」

 

「急にどうしたんだい?」

 

「俺とシーザーと出会って、幸せってことか?」

 

「幸せよ!今まで以上にね」

 

なんだか、楽しい気持ちになるのは、どうしてかしら?

二人が、笑っているのを見たら、

思わず、つられて笑っちゃった。

 

「なぁ、マリー 

俺とシーザーどっちが、好きなんだい?」

 

「どっちも好きよ?」

 

「ジョジョよりも、俺の方が、マリーを幸せにできるぜ?」

 

「いや!俺の方が幸せにできるぜ?」

 

「二人ともケンカはやめなさい!怒るわよ?」

 

「す、すまねぇ…マリー

あっ、じゃあ、どっか行く?イタリア旅行とか?」

 

「イタリアは、俺のふるさとであり、

マリーの緑の地でもあるからな」

 

「行きたいわ!三人でデートするわよ!」

 

「いいのか?」

 

「もちろんよ!ジョセフとシーザーも、連れて、

イタリアへ行くわよ!

それで、ハッキリさせたいの…」

 

「何をだ?」

 

「どちらかと、結婚すること…」

 

「マリーの口から、そう言うとは、思わなかったけど、

いいぜ、勝負だ!シーザー!

この際、ハッキリさせようぜ!

俺とシーザーどっちが、マリーに相応しい男か、

決着付けようぜ!」

 

「望むところだ、ジョジョ、手加減はしないぜ?」

 

「二人とも、マリーのエスコートをお願いするわ!」

 

「任せておけ!」

 

「頼ってくれてもいいぜ?」

 

「それじゃあ、三日後に、イタリアへ飛び立つから、

それまでに、準備してね!」

 

 

こうして、ジョセフとシーザーは、

イタリアへ飛び立つ為に、準備をするのだった。

 

 

そして、三日後、三人はイタリアへと飛びだった。

飛行機の中にて、

 

「どうせだったら、果南もダイヤも行けばよかったのに…」

 

「おいおい、それじゃあ、デートにならねーよ」

 

「そうだぜ、マリー、イタリアに行って、

ハッキリさせるんだろ?

俺とジョジョ、どっちが好きか!」

 

 

 

イタリアの空港にて、

鞠莉が足を止めた。

 

「将来の為だから、パパも、

シーザーとジョセフを認めているんだもん」

 

「そうなのか?」

 

「えぇ、二人のうち、どちらかと、結婚しなさいって、

言われているのよ…」

 

「そうだったのか…」

 

「でも、どっちにするかは、選べれない!

だって、ジョセフもシーザーも、マリーが、

認めた男だから…どちらかにするなんて…」

 

「泣かないでマリー」

 

「シーザー」

 

「俺が悲しみを吹き飛ばすくらい、

マリーを幸せにしてやるからな」

 

「ぐぬぬ…シーザーの奴、キザな野郎だぜ!」

 

何がともあれ、イタリア旅行が始まるのだった。

 

 

誰をヒロインにしたいですか?

  • 小原鞠莉
  • 黒澤ダイヤ
  • 黒澤ルビィ
  • 国木田花丸
  • 松浦果南
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