北陸・金沢駅で起きた「しらさぎ7号」と「白山1号」の殺人はすぐに特捜班に伝えられた。
「何、特急「白山1号」の車内で女性の死体、了解、分かりました早速調査します。」
と、電話を切った。
「おい、石川県警から捜査協力の要請だ。」
「早速、当たって見ます。」
と、早速高山と南は女性の身元を調べることにした。
「すいませんが、この女性を知りませんか。」
「さぁ、知らないわ。」
「そうですか、どうも。」
「どうだった、高山。」
と、南は言う。
「新宿のバーで聞き込みをしたんだが、前前心当たりないって。」
「よし、もう一度調べて見よう。」
「うん。」
高山は、1件のバーに当たって見た。
「すいません、鉄道公安の物ですが、この女性知りませんか?。」
「ああ、この女は先月まで働いていた磯部保奈美だよ、バイトとしてな。」
「本当ですか。」
「ええ、今年の9月で辞めて、金沢で友禅のデザイナーとしてやってるそうだ。」
「本当ですか。」
「はい。」
その後の調べで、特急「白山1号」の乗客は磯部保奈美と判明した。
「そうか、身元が分かったのか。」
「はい、被害者の女性は元新宿のホステスの磯部保奈美とわかりました。」
「そうか、特急「白山1号」の乗客は磯部保奈美か、さっそく石川県警の報告しておくから。」
高杉は、すぐに石川県警の身元が割れたと連絡した。
「おい、小海、時刻表を持ってきてくれ。」
「はい。」
と、小海は時刻表を開いた。
「高山、特急「白山1号」の時刻分かるか。」
「はい、えーと、えーと。」
高山は時刻表を見て見ると、信越本線経由で運転していることがわかった、車両は489系で車体がピンクと白とブルーの帯の三段重ね。雛祭りの菱餅と思わせる渋い配色で、特急白山1号と分かった。調べて見ると。
特急「白山1号」の時刻
上野発 9時30分
途中停車駅は。
戸倉 12時01分
長野 12時16分
黒姫 12時44分
妙高高原 12時53分
荒井 13時10分
終着金沢 15時27分
である。
「恐らく犯行時間は、信越本線辺りで可能でしょうか。」
「うーむ、発見したのは金沢で到着した後に起きたと考えられるな。」
「ええ。」
「逆に、金沢行のしらさぎ7号だったら。」
特急「しらさぎ7号」の時刻
名古屋発 12時10分
尾張一宮 12時22分
岐阜 12時31分
大垣 12時40分
米原着 13時07分
発 13時10分
田村 13時16分
敦賀着 13時41分
発 13時42分
武生 14時04分
福井着発 14時16分
芦原温泉 14時28分
加賀温泉 14時39分
小松 14時49分
終着金沢 15時07分
「すべて米原経由ですね。」
「という事は、新幹線で乗り換えするとしたら米原で「しらさぎ」に乗り換えたって事は考えられますね。」
「うん。」
特急「白山1号」
上野発 9時30分
途中、高崎、長野、直江津と、信越本線経由で、
金沢着 15時27分
磯部の最後の足跡である。
これに対して、緒方辰郎は、
東海道新幹線「ひかり221号」
東京発 10時40分
米原着 13時02分
特急「しらさぎ7号」
米原発 13時10分
金沢着 15時07分
「乗り換えるとしたら、米原は可能ですかね。」
「まだ、推定できないが乗り換えは可能だ。」
「とにかく、この線で捜査してみよう。」
「ええ。」
犯行は可能かどうか、アリバイがあるのだろうか?