華と日の刃を護る五行の刃   作:アマゾンズ

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このお話は番外でオリ主である神威真次と胡蝶しのぶが恋人になっています。

「もしも」の要素が強いので原作の死亡キャラなどが生きています。

主人公グループは次世代の『柱』として書きます。次世代と前世代で分かれます。

※この話の後にアンケートを締め切ります。



※冨岡義勇×胡蝶しのぶ。いわゆる、「ぎゆしの」以外は認めない。

※原作キャラと以外は認めないという方はおすすめしません。


異聞外伝
五色の枝に蝶が乗る


無残を含んだ上弦の鬼を殲滅してから数年、無残の残滓は残っており鬼殺隊は隠鬼殺隊(かくれきさつたい)と名を改め、活動を続けている。

 

その活動の基点となっているのが蝶屋敷だ。誰もが来る訳ではないが負傷した場合などを考えてという意見が採用された為である。

 

その中で、ケガを負い未だに刀を握れない人間が一人。彼の名は神威真次、隠鬼殺隊の中心で次世代の『柱』ある『新柱(しんばしら)』の一人で『五行柱』の称号を持つ。

 

「・・・・」

 

「もしもーし」

 

「・・・」

 

「なんで黙っているんですかー?返事してくださーい」

 

「返事もなにも・・・何で同衾してんだよぉ!?」

 

「良いじゃないですか、減るものじゃありませんし」

 

「良くねぇ!!」

 

そう、彼の最近の困り事はこうして、しのぶが自分の寝床に入ってくる事だった。

 

上弦の弐と戦った際、しのぶが自分を取り込ませる前に真次が間に合い、二人で協力して殲滅したのだ。方法は至って簡単、しのぶの毒を頚に打ち込み抵抗力で効かなくなる前に真次が自身の技で頚を切り落としたのだ。と、ここまでは良かったのだが、この後が良くなかった。

 

「大丈夫ですか?しのぶさん」

 

「はい、なんとか・・・貴方にほとんど助けられてしまいましたね。・・きゃっ!」

 

「手当てをするため、ここから撤退します」

 

「あ、あの!待ってください!この格好は!!」

 

「It's this easy(これくらい簡単だ)良いから黙ってて下さい」

 

そう、真次はしのぶをお姫様抱っこをして撤退したのだ。この時のしのぶは恥ずかしさの余り、顔を赤くし両手で自分の顔を隠していたという。

 

真次も真次でかなり口調などが変わり、体付きも変わっていた。細身に近いが筋肉は鍛え込まれており、鍛錬を欠かさない。更には異国語(英語)を勉強しているようで、時折、その言葉が出てしまうと説明もしているそうだ。

 

「あの頃は礼儀正しかったのに、どうしてこんな風になっちゃったんでしょうね?」

 

「だ~か~ら~、抱きつくなぁ!」

 

「ふふ、可愛い人」

 

あの時以降、しのぶは真次に積極的なアプローチをかけてきたのだ。真次自身もしのぶが嫌いという訳ではない。むしろ、好きだった為に告白もした。すんなりとOKをもらってしまったが、こうして甘えてくるようにもなっているのだ。

 

「もしかして、私に対して欲情しちゃってます?」

 

「っ・・・ああ」

 

顔を赤くしながら視線を逸らし真次は肯定する。そう言われてしまえば正直に白状するしかない。実はこの二人、接吻や同衾まではしているが未だに一線は超えていない。

 

「好きな人に抱きつかれて、欲情しない男はいないだろ」

 

「っ・・・そういう所がズルいんです。貴方は・・・だから、わた・・・んっ!?」

 

「・・・・んぅ」

 

真次はしのぶの言葉を遮るように抱き寄せて接吻をした。舌を入れて絡めてくる真次からの舌技にしのぶは抵抗できずに受け入れてしまう。

 

しばらくして、唇を離すとしのぶの顔は上気しており赤く、息も荒い。

 

「はぁ、はぁ・・・どうして、止めたんです?」

 

「はぁ・・はぁ・・・あと少しで炭治郎達が任務から帰ってくる・・・それにこの続きは腕が治ってからにしてくれ・・・片腕だけじゃ物足りないんだよ」

 

「!・・・本当にズルいです」

 

しのぶは真次の胸元に頭を乗せ、そのまま顔を隠すように密着していた。引き剥がそうにも出来ず、葛藤している間に炭治郎達が帰ってきてしまった。

 

「しのぶさ~ん、ただ今帰りま・・・・し」

 

「あ・・・」

 

「あっ・・・」

 

「えーと・・・失礼しました!」

 

炭治郎は扉を閉めると他のメンバー達を入れないように奮戦し始めた。部屋の外では、善逸、伊之助、アオイ、カナヲなどがどうして部屋に入れさせないんだと詰め寄っている。

 

「どうすんだ?この状況・・・」

 

「もう開き直って、一緒に寝ちゃいませんか?」

 

「はぁ・・・わかったよ。しのぶ」

 

「真次君から、さん付けじゃないだけでドキドキしますね、このこの」

 

「俺、ホントは敬語で喋らなきゃいけないのに・・・。頬をつつくなって」

 

「敬語に関しては私が許可しましたからね」

 

「確かに、じゃあ寝よっか」

 

「はい」

 

真次は片手だが、しのぶはしっかりと真次に抱きつき二人はそのまま眠りについてしまった。炭治郎の抑えも限界で扉が開かれてしまう。

 

「え・・・」

 

「は?なんだ寝てるだけじゃねえか」

 

「師範・・・?」

 

「しのぶ様?」

 

入れなかった四人が見たのは、真次の腕枕でスヤスヤと穏やかに眠っているしのぶと、少しだらし無さげに眠っている真次の姿だった。

 

こんなに穏やかで無防備な姿を見せられては、怒るに怒れない、そのため全員が部屋から退散していった。

 

 

 

 

 

 

 

その日の午後、真次としのぶは隣り合ってお茶をしていたのだが、全員が二人を見ている。何故なら・・。

 

「どうですか?」

 

「ああ、心地いい・・・」

 

「眠ってしまっても良いんですよ?」

 

「眠りすぎたから眠くないんだよ。けど・・・こうして目を閉じているだけで落ち着く」

 

「ふふっ・・・・」

 

今現在の二人の状態は、しのぶが真次を膝枕している状態だ。そう、膝枕である。更には真次は髪をしのぶに優しく撫でられており、しのぶの笑みも貼り付けたような笑みではなく、愛しいものを見るような微笑みを見せている。そこは誰も入れない聖域のように見えていた。

 

「どおおおいううう事!?あれはああああ!!なんで、アイツ女の子に膝枕されてんのおおお!?」

 

「真次としのぶさん・・・仲が良いなぁ」

 

「騒ぐことじゃねえだろ、別に」

 

「ふざけんなああああ!ぉ女の子の膝枕だぞおお!?羨ましい限りこの上ないだろぉがああ!」

 

善逸、炭治郎、伊之助はそれぞれ反応が違う。その中でも女好きな善逸だけが暴走していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方の女性側というと。

 

「し、師範と真次が・・・・」

 

「私も知らなかったわ・・・」

 

カナヲとアオイが少し顔を赤くしながら雑談していた。だが、心境的には複雑であった。しのぶは蝶屋敷の長であり、自分達にとっては姉も同然の存在である。その姉が見知った相手とはいえ男を相手に膝枕しているなど前代未聞だ。

 

「真次なら・・・納得かな・・・」

 

「わ、私は認めてませんからね!」

 

「けど・・真次さん、頑張ってます」

 

「前の時、しのぶ様を助けたのは真次さんでした」

 

「それに私、しのぶ様が真次さんと会えない時に寂しそうにしてたのを見ました」

 

「ええっ!?」

 

やはり女子会モードになってしまい、しのぶが恋していたことが話題になって盛り上がっていってしまった。

 

 

 

 

 

 

「なぁ・・・しのぶ」

 

「はい?」

 

「身体から毒は抜けるのか?」

 

「・・・・そうですね。完全に抜くのは難しいでしょうね」

 

「・・・・」

 

真次は一度だけ、酒の勢いでしのぶを抱いてしまいそうになった事があった。その時、唇を切ったしのぶに接吻しようとした時、突き飛ばされたのだ。それにより冷静になって酔いを冷まし、理由を聞くと嫌という訳ではなく、自分の血には藤の花の毒がまだ残っているのだと彼女の口から伝えられた。

 

「・・・しのぶ」

 

「なんです?」

 

「接吻したい」

 

「突然ですね、みんな見てますよ?」

 

「構わない」

 

「っ・・・仕方ない人」

 

二人はゆっくりと接吻する。その雰囲気はまるで大人のドラマのようだ。それを見た善逸、炭治郎、伊之助は驚きを隠せず、女性陣はカナヲとアオイ以外はキャーキャーと騒いでいる。

 

「コロス!ブッコロォォォス!見せつけやがってえええええ!!」

 

「善逸!邪魔しちゃダメだって!」

 

「何やってんだ?しのぶとまかつぐ(真次)は?」

 

「ししし師範!?」

 

「なっ・・なななな!?」

 

「「「キャーキャー!!しのぶ様と真次様がキャ―――ッ!!」」」

 

カナヲは自分の手で目を隠しているが、隙間からバッチリ見ており隠せていない。アオイもアオイで真っ赤になりながら目を離せてはいない。何故なら、いやらしさがないのだ。

 

まるで、芝居などの恋愛シーンの一場面を見ているようで、見ている側は恥ずかしいのだが目が離せない。

 

「んっ・・・はい、おしまいです」

 

「っ・・・名残惜しく感じるな」

 

「この先は貴方の腕が治ってから、ですよ」

 

「そうだった、承知した」

 

「それに・・・」

 

「?」

 

「いいえ、教えません」

 

「なんだ、それ!気になるじゃねえか!」

 

「うふふ・・(言える訳ありませんよ・・・早く貴方に抱かれたいなんて)」

 

しのぶもしのぶでかなり葛藤していた。年齢差は1歳なのでほとんど変わらない。だが、日に日に逞しくなっていき、多少の薬学も学び始めている彼の真剣な表情に自分の鼓動が高鳴っているのを自覚した。

 

初めて彼に好意を持っている事に気づいたのは彼が『新柱』として任命され『柱』であるしのぶと共に厄介な鬼を討伐しに行った時の事だった。

 

 

 

 

 

 

その鬼は二体で別々の山を拠点とし、迷い込んだ人間を襲い喰らっていた。真次と同じ次世代の『新柱』で『獣柱』の称号を持った伊之助が真っ先に名乗りを上げた。彼にとって、この鬼は逆鱗に触れる相手であった。彼は山の中で生活してきた、それだけに山を荒らされる事は自分の故郷を荒らされるのに等しい。しかも一体は別の山に潜伏しているらしく、そちらを任せる事になった。

 

「そっちはお前に任せるからな!!」

 

「ああ、任された!」

 

伊之助が真次の開いた手を拳でパンッと軽く殴った。これは彼らなりの頼むという行為なのだ。真次と伊之助の二人は笑みを浮かべると互いにパートナーとなった『柱』を伴い、担当場所へと向かう。その時にパートナーになったのがしのぶであった。

 

「それにしても、驚きですね」

 

「何が?」

 

「貴方が私の速度に着いて来ている事ですよ」

 

そう、彼ら次世代は『新柱』と呼ばれてはいるが未だに前世代の『柱』の強さに及んでいない。まだまだ経験が足りなく、成長の度合いがあるのだが未熟な面が多いのだ。

 

「追いつきたくて鍛錬し続けてるんだよ」

 

「そうでしたか、感心感心」

 

今現在、呼吸を乱さず走り続けているが、しのぶは前世代の『柱』の中で最も速さがある。それに付いて来ているだけでも『柱』の名を持っているのは納得されるだろう。

 

「!止まってくれ。ここから先が奴の縄張りみたいだ」

 

山の麓にて足を止めるよう真次は催促する。伊之助ほどではないが、真次の『勘』もかなり鋭い。戦闘中にも発揮できるようある程度まで鍛えてみたのだが『敵意を持った相手が此処にいる』というまでしか分からず完全把握はできない。

 

「なるほど、木の陰が多くて住みやすいみたいですね」

 

「これだと、下手に刀は振るえないな・・・木を傷つけてしまう。ん?しのぶ!」

 

「えっ!?」

 

「ぐっ!」

 

「オンナァ・・・女だぁ・・・・」

 

目の前に目的の相手が現れ、真次は軽く腕を負傷してしまう。だが、この程度の負傷はかすり傷に等しい。

 

「抱かせろォォォ!!」

 

「なるほど、男の欲望の果てに残滓と融合したわけか」

 

真次は呼吸で止血し、刀を鞘から引き抜き鬼の爪を受け返す。だが、この場所では属性に制限が出てしまう。

 

「ずいぶんと女性にご執心なんですね、怖い怖い」

 

「ガアアアア、女ぁあああ!!」

 

鬼はしのぶへ真っ直ぐ向かっていく。しのぶも相手を見極め始めるがこの鬼はかなりの数の人間を喰らってきているようで力が強い。

 

そんな戦闘を見て真次は迷ったが、相手は雑魚とは言えない程に能力が高い。本来ならば親友達の前でしか見せない自分を解放する事にする。今の真次は冷熱、熱血、冷酷、大胆この四つの自分を作り出した。未だに完全に自分を解放できない自分の仮面とするためだった。最も、異国語(英語)を口にしたが為にという理由もある。

 

「滾ってきてるのも事実、OK(良いぜ), Are you Ready?(準備はいいか?)Ya-ha-!

 

「!?」

 

「グゥ!?」

 

「さぁ、楽しいpartyと行こうかぁ!隠鬼殺隊『五行柱』神威真次、推して参る」

 

今の真次は戦いを楽しむ大馬鹿の仮面を被っている。強敵だというのに楽しんでいる姿を見たしのぶも呆れそうになっていた。

 

「グウウウ!オンナァァァ!!」

 

「お前に抱かせられる女はいねぇよ」

 

『五行の呼吸 水の型・二之巻・黒竜爪!(こくりゅうそう)

 

『五行の呼吸 水の型・二之巻・黒竜爪』とは竜が水の中を泳ぐ姿の如く、流水を模した柔の居合抜きである。斬られた方は本来噴き出す筈の血がまるで流れる水のように出て行く状態になる。両腕を斬られ、鬼はその場でのたうち回っている。

 

「ウグアアアア!」

 

「しのぶ!」

 

「はいはい、分かりました」

 

『蟲の呼吸 蝶ノ舞 “戯れ”』

 

「ガ・・ガ・・・オン・・・ナァアア」

 

しのぶはすれ違いざまに三つの刺突を繰り出し、毒を打ち込んだ。鬼はその毒に苦しみ出す。

 

「悪いがこれで終いだ、Rest in peace(安らかに眠りな)

 

言葉とともに真次は容赦なく頚を斬り落とした。作法に法った方法で、刀を鞘に収めると片手で祈る仕草をする。

 

「ガ・・・・ァ」

 

鬼は肉体を消滅させていき、完全に消滅した。任務を終えて帰ろうとする二人だったが。

 

「ん?な・・・雨か!」

 

「おやおや」

 

突然の豪雨に振られてしまう、現代で言う所のスコールであった。山の天気は変わりやすく真次が『勘』で予想しても移り変わりやすいのだ。

 

「マズイな・・・ん?あそこに洞窟がある。入ろう」

 

「そうですね」

 

真次は洞窟の中に入ると燃えそうな物をかき集め、以前誰かが使っていたらしい石竈にくべ、伊之助から教わった摩擦熱を利用した着火方法を使い、火を起こした。この時期は真冬でしかも雨という組み合わせは最悪の一言だ

 

「濡れた服は早く乾かさないとマズイぞ」

 

「え・・・」

 

「うわ、完全に濡れちまったなぁ・・・・・・あ、っと、後ろ向いてるから」

 

『柱』が纏う羽織も上着も中まで濡れてしまっていた。真次は上半身だけ服を脱ぎ、刀を利用して濡れた服の水分を絞り、乾くようにすると自分は後ろを向いた。

 

「・・・・」

 

服が脱がれていく着擦れの音が、焚き火の音と共に真次の耳の中に入ってくる。瞬間、真次の背中に柔らかいものが当たる。サラシの感触以上に柔らかいものが。

 

「!!し、しのぶ・・!?何を・・?」

 

「真次君も冷えてるじゃないですか、知ってます?寒い時は人間同士が肌を合わせると暖かいんですよ」

 

「理屈は・・分かるが・・その」

 

しのぶは真次の背中に額を当てる。彼の背中、鼓動、血液の流れ、その全てを感じる。こうしているだけで落ち着く自分がいる。なぜだと訪ねても答えは一つしかない、自分はこの男を好いている。

 

「しのぶ?」

 

「真次君・・・いえ、真次」

 

しのぶは決心したように真次を背中から抱きしめた。真次は心臓が激しく動くのを感じている。ずっと秘め続けていた想い、追いつきたくて、支えたくて、愛しくて止まらなかった。

 

「しのぶ・・・・」

 

「私は・・・貴方を」

 

真次は抱きしめられた腕に手を添えると優しく握り、自分から離すと今度は真次からしのぶを正面から抱き締めた。

 

「あ・・・・っ」

 

「その言葉は俺から言わせてくれ・・・しのぶ、好きだ」

 

「!!!本当・・・・・・に?」

 

「嘘ついてどうすんだよ・・・」

 

しのぶは真次の背中に腕を回した。それは女が男からの抱擁を受け入れた事を意味する。涙が自然と出てくる。枯れたと持っていた涙が。

 

「貴方を、信じていいんですか?」

 

「ああ」

 

「なら、その証を私に下さい・・・」

 

「!・・・なら、少しの間・・目を閉じてくれるか?」

 

「?はい・・」

 

しのぶが目を閉じると同時に真次は彼女の後頭部に手を沿え、優しく引き寄せるとその唇を奪った。

 

「んっ!?」

 

目を見開いて引き離そうとするが、真次とて己を鍛えてきた身だ。並みの男以上に腕力は強くなっている。苦しさから目を閉じてしまってはいたが、しばらくして唇を離すとしのぶは顔を真っ赤にしながら胸元を叩いてきた。しかし、力は入っていない。

 

「いきなり何をするんですか、貴方は!」

 

「これしか思い浮かばなかった・・・」

 

「もう・・・!」

 

不満を漏らしながらも、岩壁に背をもたれた真次の胸元に身を寄せるしのぶ。真次は腕を肩に回すだけで押し倒したりはしなかった。

 

「私を抱かないんですか?」

 

「ぶっ!直球すぎるだろ・・・!」

 

「このような状態になったら抱くと思いますけど?」

 

「どれだけ発情してんだよ・・・それに」

 

「それに?」

 

「抱くなら俺は蝶屋敷がいい」

 

その意図を理解したしのぶは再び顔を真っ赤にしてしまった。何故ならば、初めて知り合った場所でお前を染め上げたいという事だからだ。

 

「その・・・その時になったら優しくしてくださいね?」

 

「ああ、善処はするけどかなり求めるかもしれないからな」

 

そうして二人は雨が止むまで、二人きりの時間を過ごしたのだった。




書いてて恥ずかしくなった作者です。

バカップルになってるのかな?これ。

自分としてはかなり甘くしたつもりです。

※この後、また新しいアンケートを立ち上げますのでよろしくお願いします。

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  • 子育て(ご都合有り)
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