※死亡キャラが生きています。
※今回は四人が結婚しています
(伊アオ、炭カナ ぜんねず、オリジナルで[真しの]となります)
※しのぶさんは身体の毒抜きが終わりかけているという設定です。
※温泉旅行に来ている設定です。飲酒シーンがありますが、飲める年齢になっています。真次は宇髄さんや煉獄さんと付き合える程の酒豪です。
竹筒から流れる程よく冷まされた源泉、そこに男性四人が浸かっている。それぞれが、癒されているようで、ため息を吐く。
「にしても、温泉旅行とはなぁ」
「ホント、宇髄さんには感謝しかないよ」
「けれど、条件が変だろうが!」
「だよなぁ、My daughter-in-law(自分の嫁さん)を連れて来いだものな。最近は鬼の残党の動きはないけどよ」
それぞれ、感謝はしているのが内心は複雑であった。なぜ、このような事になったのかというと数週間前に遡る。
「よう、お前ら」
「宇髄さん!」
「引退したのにどうしたんですか?」
「神威、お前・・・まぁいい。今日は旅行の誘いに来たんだよ」
「旅行?」
「おう、俺の嫁さん達とお前らとな」
いきなりの事に炭治郎と真次は首を傾げる。そこへ善逸と伊之助もやって来た。温泉旅行へ行く旨を告げると善逸は嬉しそうな表情に変わり、伊之助は不思議そうに首を傾げていた。
「旅行!?しかも温泉!?」
「温泉って・・・あの熱くて変な匂いのするお湯か?」
「表現としちゃあ、間違ってないがそうだな」
「へぇ、流石は派手さを司る祭り神!やる事が派手ですね!!」
その言葉に気を良くしたのか、宇髄は笑みを見せて真次の肩に腕を回した。
「の野郎、生意気になりやがって!」
「痛たたた!相変わらず強いですよ!」
「っと、そうだ。連れてくのには条件がある」
「条件ですか?」
「ああ、お前ら全員、嫁さん娶ってんだろ?」
「「「!!!?」」」」
「嫁さんを連れて来い、それが条件だ」
という事になったのだ。カナヲは炭治郎と一緒ならと即断、禰豆子も善逸とならと即決、アオイも伊之助の強引さに渋々承諾したが、その中で真次は苦戦だった。
「しのぶ、頼む!」
「うーん、けれど私まで居なくなったら治療が大変になってしまいますよ?」
「隊員の治療も大切だけど、お前自身の治療も大切だろ?」
「!気付いていたんですか?というよりも、気づかれて当然ですよね」
「一緒に仇を取った後、『なんとなく』な?」
「「「しのぶ様―――!!」」」
そんな会話をしていると寺内きよ、中原すみ、高田なほの三人がやって来た。恐らくは扉越しに盗み聞きしてしまったのだろう。
「しのぶ様達が留守の間は私達に任せてください!」
「アオイ様やしのぶ様、カナヲ様みたいには出来ないかもしれませんが!」
「私達だって蝶屋敷の一員です!!」
「貴女達・・・」
「こう言ってるんだし、Spoil it(甘えろよ)たまには」
「そうですね・・・留守を任せても良いですか?」
「「「はい!お任せ下さい!!」」」
こうして、しのぶの参加も決まったのだ。そんな中、親友四人組とその妻四人組はそれぞれ、男湯と女湯に分かれて温泉を堪能している。
◇
「このお湯、傷に沁みやがるな」
「温泉の効能が傷に効いてんだ。Grown-up Tossing(大人しくしとけ)」
「真担!その訳の分からねえ言葉やめろっての!!」
「真次、異国語に染まってきてるなぁ」
「宇髄さん的に言うなら伊達男って奴を派手にやってるんだよ。これからは異国交流も大切になるだろうしな」
「お前ら、ちょっと静かにしろよ!!」
善逸の言葉で静かに湯に浸かることになり、ゆったりとする。宇髄は熱めの湯が苦手らしく、既に上がっている。三人の妻達もそれを知っているので、早めに入り上がっていた。
そんな中、隣から男性にとっては目に毒ならぬ耳に毒的な会話が展開されていた。
◇
「あの・・・」
「どうしたの?禰豆子ちゃん」
「どうして蝶屋敷の皆さんはそんなに、お胸が大きんですか!?」
禰豆子の質問に女性陣は驚きつつ、苦笑する。どうやら、人間に戻った事で自分以上に魅力のある女性が気になっている様子だ。
「私は別に・・・大きさで言ったら、しのぶ姉さんの方が・・・」
「あらあら」
「そうですね。蝶屋敷の中でなら、しのぶ様が一番大きいです」
「大きさだけですけどね、それに肌の綺麗さなら禰豆子さんが一番ですよ」
「ええっ!?そんな事・・・」
「それだけじゃありません。カナヲは腰が細く、お尻も締まっていますしアオイだって身体の柔らかさが私以上です」
「ね、姉さん!」
「し、しのぶ様!私は全然そんな事!」
女性陣としては大した会話ではないのだが、男性陣からすればかなり耳に毒な会話だ。隣で聞いているが、全員黙っている。
「(しのぶ、お前ワザとか!?ワザとやってんのか!?)」
「(ヤバイヤバイ、禰豆子ちゃんがそんな会話してるだけで興奮がああああ!!)」
「(カナヲ・・・頼むからもう話さないでくれ・・・!)」
「(胸?アオイのは確かに柔らかいよな)」
その中で炭治郎が湯の中に沈みそうになっていたのを真次が助け出し、手頃な岩に座らせ足湯をしているような状態にさせた。
「そこにしばらく座って冷ませ、これ以上の興奮はお前にとってdanger(危険)だからな」
「うん、ありがとう・・・真次」
なんとか、炭治郎を救出したのも束の間、ますます危ない声が聞こえてくる。水がバシャバシャと聞こえるため、身体を動かしているのだろう。
「キャッ!?ね、姉さん!?何を・・あっ!んっ・・・」
「カナヲも大きくなっていませんか?」
「そ、それは・・・」
「し、しのぶ様・・!何をやって・・!きゃあんっ!?」
「アオイも少し大きくなって柔らかくなってますね」
「んんっ!しのぶ様・・・ダメ・・です」
なんと、しのぶがカナヲとアオイの胸の成長を確かめているのだ。だが、長くは続けずに確認するような形で終わらせている。
「あの・・えっと・・ひゃん!?」
「禰豆子さんも大きめですね。三人とも好いた相手に愛されているからでしょうか?」
「「「そ、それは・・・!!」」」
三人は顔を真っ赤にし、夫との情事を思い出して俯いてしまった。そう、アオイは伊之助から獣のように激しく求められつつ、自分からも求め合うことが多く。カナヲは炭治郎が望む形で求められるのを叶えている。禰豆子はお互いに気を遣うが、夫の普段とのギャップのせいで求め合うと止まらなくなってしまうのだ。
「そういう姉さんは・・どうなの?」
「え?」
「隙有りです!」
「!あんっ!?」
カナヲが気を引き、アオイがしのぶの胸を先程、しのぶからされたように確かめた。しかも揉む時間が長い。
「あ、アオイ・・もう、ダメ・・です・・から、ああんっ!」
「しのぶ様、大きいのに柔らかくなってる・・・これはもしかして?」
「姉さんも愛されてたんだ・・・私達の知らないところで」
「しのぶさん、同じ女性なのに声でドキドキします」
向かい側では男性陣、特に善逸と炭治郎が鼻血を出しており、真次は善逸を炭治郎の隣に座らせ、救出しているが自身も想い人の色っぽい声を聞かされ、興奮している。
「も、もう・・・ダメかも・・・」
「(ブフッ!!)ね、禰豆子ちゃぁん・・あんなに可愛くて色っぽい声を・・・」
「おいおい、二人共・・大丈夫か?(俺もしのぶの声で興奮はしてるけど)」
「アオイ!揉んでんのか!?しのぶのを!!」
「バッ!伊之助!!声がでけぇっての!!」
「あらあら~?盗み聞きですか―!?」
伊之助を咎めるがしのぶからの返答が来てしまった、それ以前に親友二人がのぼせかけている。その様子を見て真次は善逸に肩を貸した。
「伊之助出よう、炭治郎を頼む」
「おう、分かった」
これ以上は危険と判断し、伊之助は炭治郎に真次は善逸に肩を貸して風呂場から出て行った。浴衣を着てのぼせかけた二人に真次は冷水の入った湯呑を持ってきて、二人へ渡した。
「あれ以上入ってたらヤバかったな?二人共、本気で大丈夫か?」
「あ、ありが・・・とう・・・本当に」
「今回ばかりは・・・本気で助かった・・・」
「だらしねえな、たかが女の声で」
「伊之助、俺も人の事を言えないが・・・前が膨らんでるからな?」
「なっ・・言うんじゃねえ!!」
のぼせかけた二人はそうでもないが、真次と伊之助は想い人の色っぽい声を聞いた為に、自分の分身が元気になってしまっている。それが収まるまで水を飲んだりして収まるのを待っているのだ。
「この後は飯食って、宇髄さんと男同士の宴会だったな」
「お?酒が飲めるのか!?」
「ほどほどにな?お前ら、酒にあまり強くないんだから」
「お前が・・・強すぎるんだって・・・」
「善逸の・・言う通りだよ・・・真次」
三人がこういう発言をするのには理由がある。親友である三人で飲んだ時、三人が潰れた中で真次だけが平然と飲み続けていたからだ。『柱』の飲み会の時もあの煉獄杏寿郎と最後まで一緒に飲んでいた程の酒豪なのだ。
その後、食事を済ませ男同士が集まり宴会となった。特に酒のツマミになったのは自分達の嫁の話題であった。三人の嫁を娶っている宇髄から始まり、最後は真次の話題となっている。宇髄と真次はにお互いに御猪口に入った酒をハイペースで飲んでいるが酔っている様子がない。伊之助、炭治郎、善逸は顔が真っ赤で完全に酔っ払っていた。
「で、お前はどうやってアイツを口説いたんだ?」
「はい?」
「恍けるなよぉぉぉ!!お前がこの中で唯一『柱』を嫁にしてるじゃないかあああ!」
「あ―、そういえばそうだったな。Sorry(すまねえ)」
「異国語で誤魔化すなってのおおおお!!!」
「それで、しのぶさんと仲が良いのは匂いでも知ってたけど、俺も詳しく知りたい!!」
「そうだぜ!俺にも聞かせろ!!」
「わかったわかった」
真次はしのぶを口説き娶る事になったいきさつを話し始めた。仇であった鬼にしのぶが殺されそうになって、それを救出してからが始まりだった事。二人で時間を過ごしている中、しのぶの[本当の笑顔]を見たくなった事、『新柱』になってからしのぶが鬼の残党に捕まった事を救出、自分から告白した事などを酒の力を借りて全て話した。
「なるほどな・・・・そりゃあ惚れられるわな。俺と似てやがる」
「真次って、よく無茶するけど・・・しのぶさんの為だったんだ」
「ああああああ!なにその惚気!!ドラマチック過ぎて羨ましいんですけどおおおお!!」
「助けてたのかよ・・・通りでか!!」
また、酒を飲み始め深酒になると今度は三人が嫁自慢を始めてきた。宇髄と真次はその様子を頬杖を付きながら、酒を飲み飲み見ている。
「ねぇぇずこちゃんはぁぁ・・・気立てはいいし・・優しくて・・・俺の為に頑張りましたっていってくれるんだよォォ・・・俺の奥さんですからねぇ」
「カナヲは・・・それはもう可愛いんだ・・慣れない山を登って山菜を取ってきたり、必死になっているところが愛らしいんだ・・・」
「アオイはもう飯が美味え・・!それにな・・・美味しいですか?って聞いてくるからよぉ・・・美味いって答えてやると笑ってくれんだ・・・その顔を見ると・・・すっげえホワホワしてくんだぜ・・・」
「お前ら、潰れてんのか自慢したいのか・・・どっちかにしろよな」
「How much love do you have・・・(どれだけ惚気てんだか)やれやれ・・・」
「あぁ?今、なんつったんだ?異国語で」
「どれだけ惚気てんだか、って言ったんですよ」
真次は御猪口の中身を空にすると手酌で酒を注ぎ、また飲み始める。その飲みっぷりに宇髄は相変わらずかと視線だけで伝えている。
「それで、お前はどうなんだ?胡蝶に関して」
「俺の場合はもう尻に敷かれてますよ。薬学に関しちゃ、しのぶの方が上ですし、俺は残党を斬る事と炊事、洗濯、掃除ぐらいしかできませんからね」
「それだけできりゃあ、充分じゃねえか。だが、お前らは夜に関しちゃまだまだのようだがな」
「「「はぁあ!?」」」
「お前ら、どうしたんだ!?」
いきなり立ち上がってきた三人に真次は驚きを隠せなかった。三人は酔っているが嫁を馬鹿にされたのだと思い、怒りのオーラが見える。
「禰豆子ちゃんはなぁ!夜は可愛らしくてすごいんだからな!!恥じらいつつも必死で満足させようとしてくれるんだかんな!抱いてると肌の暖かさと吐息が色っぽくてたまらんのじゃい!」
「カナヲだって夜を頑張ってくれるんだ!!上手く出来なくても必死になって受け入れてくれて、少し意地悪したくなる位に耐えるけどそこがまた良いんだ!!健気すぎて可愛くって仕方ない!毎晩だって満足してる!」
「アオイはな!!俺が求めると優しくしてくれって言ってくる!けれど一度求めたらアオイからもっともっと、って来るんだからな!俺が喰うはずなのに逆に夜だとアオイに喰われてばっかりだ、けどな!それがアオイのすげえところだ!」
三人が自分の嫁との夜伽に関してギャーギャーと自慢してきているが、真次は宇髄に手に持った御猪口で三回、テーブルを軽く叩いて合図するとその意図に気付いた宇髄は頷く。その後・・・。
「んがっ!」
「あぐっ!」
「ぐえっ!」
宇髄が三人の頭にゲンコツをしたのだ。あんな大声で話すなという意味なのだろうが、三人は酔っているためかまわず話そうとするとまたゲンコツが飛んでくる。宇髄の次に三人へゲンコツしたのは真次であった。
「んぎっ!」
「あつっ!」
「ぐげっ!」
「You're gonna do it!(お前ら、いい加減にしろ!)デカイ声で生々しい事を話すな!!」
二人がゲンコツを三人にくれたタイミングで禰豆子、カナヲ、アオイの三人が顔を真っ赤にして立っていた。それを見た宇髄は三人に声をかける。
「悪ぃ・・・」
「「「いえ・・・」」」
「あらあら?どうしたんです?随分と騒がしかったですけど」
間の悪い事にしのぶまで来てしまったが、三人が酔った勢いで嫁自慢を始めて行き過ぎてしまったので止めたのだと話す。
「そうだったんですか、で・・・真次さんは話しましたか?」
「いや、聞き手に回ってたし・・俺、酒は強いから話してない」
「そうでしたか、それなら」
しのぶは真次が飲んでいた御猪口を手に取るとその中身を口に含み、真次に接吻すると口の中に含んだ酒を飲ませた。
「っ!!!!?????」
「藤の花のお酒です。それじゃ」
「へぇ・・・あの胡蝶が・・・派手なことしやがったなぁ」
「Remember that!(覚えとけよ!)しのぶの奴・・・」
「し、師範・・・大胆」
「し、しのぶ様って・・・あんなに積極的だったの!?」
「す、すごいものを見ちゃったなぁ」
「お、お前ら・・・自分の旦那を部屋に運べって!!」
「「「はっ、はーい!!」」」
しのぶが部屋に戻りカナヲ、アオイ、禰豆子がそれぞれ自分の夫を運んでいき、居なくなると真次は傍にあった酒をがぶ飲みした。だが、酔いに強いため、なかなか酔えない。
「おーおー、どした?惚気のやけ酒か?」
「っ、あんな強い酒・・・始めてだ」
「惚気てんなぁ?どうだ?俺の嫁で解消しと・・・!?」
「俺がしのぶ以外の女に手を出すとでも?・・・・それに宇髄さん・・・仮にも貴方の奥さん達なんですよ?奥さん達を道具にしないであげて下さい・・・」
「わ、悪ィ・・・頼むから、その派手な殺気はやめろ、な?」
真次から物凄い濃厚な殺気を向けられてしまい、宇髄は謝った。意外にも真次が一途で自分の妻を大切にしている愛妻家という一面が見れたのが宇髄にとって嬉しくある収穫だった。
「改めて飲み直すか、お前・・・俺と酒が付き合えるもんな」
「ええ、付き合いますよ」
今度は御猪口ではなく、戦国時代の武将のように杯で飲み始めた。派手に飲むという宇髄からの提案だ。ある程度の酒が入り、饒舌になっていく。
「それで、真面目に
「その時だけ、しのぶは素を見せてくれるんですよ。アイツは自己矛盾の中で生きてた・・・それから解放されてからはものすごいです」
「ものすごい?」
「離さないでくれって・・・すごいんですよ・・・離れる事を許さないんです」
「・・・なるほどなァ、そんな事をされりゃあ・・・他の女は抱けねえわな」
「宇髄さん?」
「今回の旅行は長くなりそうだな、宴会は終わりだ。お前も早く部屋へ戻れ。今夜は俺も久々に嫁をまとめて抱いてくるわ」
「・・・・俺も戻るか」
その夜、それぞれの部屋から熱を帯びた嬌声が響き渡り、それぞれが負けまいとして盛り上がりを見せてしまった。
帰宅時には皆が皆、更に絆を深めた様子であった。
大正コソコソ話
宴会が終わった後はそれぞれのカップルが激しく愛し合っていました。
特に真次さんとしのぶさんの二人はそれはそれはすごいもので。
善逸が「なんだよあの二人、まだヤるっていううのおお!?」と発狂したレベルです。
宇髄さんは「派手にヤッてんなあ、アイツ等」と聞きながら三人の妻を満足させてました。
しのぶさんで見たいネタ
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前世
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ご解任
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子育て(ご都合有り)
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夫婦