コミュ障を治す為にも極振りで頑張ります! 作:Negima -{}@{}@{}-
確かにそうですね、完全に忘れていた僕の落ち度です。
修正させていただきます。
また、それに伴い一部スキルの効果を調整します。(1/8)
祠に着いたランはまず、『錆びた剣』を『砥石』で研いで使えるようにしておいた『水面の短刀』を腰(スロットで言うと左手)に装備する。
そして、自身に【恵水】と【泡輪】を使い、転移の魔法陣に乗った。
転移先にはビックリするほど大きなイカとそれを守るように展開されている大量の魚が待ち構えていた。
(カナデの報告と違う…レベルの関係かな。)
初撃が飛んできて、流石に普通には避けられないので【電光石火】を使う。
そして、十分な距離をとったところで【電賢】を使う。
その弾は【貫水】によっていつも通りに進んだ。
そして、魚の合間を縫って当たった弾によって、10秒のスタンがかかる。
10秒と聞くと短いと思うかもしれないが、ランの得物はレールガンだ。
10秒あれば10発当てることが出来る。
「【パワースナイプ】【黒稲妻】」
1発の攻撃力を高める【パワースナイプ】を【黒稲妻】の仕様…つまり、広範囲の貫通攻撃として放つことで瞬間的な爆発力を生み出した。
とはいえ、魚によって三分の一は防がれているし、イカの弱点としてカウントされたのは目と脳天の部分的なところだけ。
それ以外は【精密機械】の影響で【パワースナイプ】を使っても400程しかダメージを与えないランの攻撃は、イカの体力を3割削るに留まった。
ランは予想内だったので、スタンが切れる前に10本の足を7本に減らし、攻撃に備えた。
スタンが切れた瞬間にイカがものすごい速さで足を振るう。
しかし、足が当たる前に【電光石火】を使い避け、再度【電賢】を当てた。
先程と同じことをし、イカの残り体力が4割になったところでランはイカのステータスを大方把握した。
(まずAGI…あと、いくら初期装備だったとは言え、カナデを一撃で倒したなら、STRは確実に振られている。…HPは低め。…VITはそこそこ。…MP、DEX、INTはほぼ0)
この認識はほぼ間違っていない。
ただ、ひとつ違うのはMPはそこそこあるということ。この読み違えが後に影響を及ぼすことをランは知らない。
もう一度同じことをし、【黒稲妻】の回数が切れた。
そして、イカの残り体力が1割を切ったところで、イカの攻撃手段が変わった。
【水刃】とも言うべき魔法の刃が飛んでくる。
スピードはそれほどでもなく、1発目を体を捻って交わしたが、その数が異常だった。
その数70ほど。
【電光石火】使いながら交わしていたが、その
【電光石火】の残りはあと1回。
【電賢】や【電縛】も試したが、刃は止まらなかった。
しかも、MPの結晶である星は全て消えており、残りMPでは3、4回スキルを使うのがやっと。
ランは焦ったが、一縷の望みを見つけた。
以前にもこんな危ない橋を渡ったことを思い出しながら、覚悟を決めた。
「【凪】【電光石火】【パワースナイプ】」
まず、完全に姿、音を消す。
そして、目に負えないスピードでイカの死角…それも、展開している魚のさらに内側に入り込む。
その間僅か2秒。
そして、作戦通りに行かなかった時の為に少しでも多くのダメージを入れられるようにし、引き金を引いた。
超至近距離からの攻撃はまたしても一割を引き当てた。
【暗殺者】によって体力の残り一割を完全に削り切られたイカはドットとなって海に溶けていった。
イカが消えた後、水がどんどん引いていき、最後には沈んでいた神殿だけになった。
神殿にはメダルが5枚と白い卵。
卵とメダルを持って転移の魔法陣に乗ると、外は夜で、カナデと出会った砂浜に戻ってきた。
だが、3人はいないのでメッセージを確認してみると、サリーとメイプルも別のイカと戦ってメダルを2枚獲得したそうだ。
2人が休んでいるという洞窟に行き、ランは眠りについた。
この時ランはまだ気がついていなかった。
自分が回避盾並の回避力を持ち、これまで〝 ダメージを受けたことがない〟ことに。